18切符で伊勢市をたずねてきました。
片道5時間。
そして今は伊勢神宮の外宮をお参りし、
そのあとバスで内宮へ行き
そちらも無事におまいりを
すませたところです。
この世の中には何も信じられるものはない
という人でも、ここでは頭を下げるかなあ。
伊勢神宮ってそんなところです。
五十鈴川をわたって内宮を出ると、
右手にお土産や食料品店が
ずっと並んでいます。
「おかげ横丁」と言われる商店街。
いきなり「赤福」が目立ちますね。
でもまあおっさん二人は赤福を食べ、
お茶を飲んでいるタイプではないので、
おかげ横丁をえらい人やなあ
とか言いながら進んでいきます。
このまま伊勢市まで歩いていくかあ、
何てのはちょっと無理ですね。
お土産屋さんなんかものぞきますが、
なにか買っていくのも、
この後カバンを持って
電車にのるので面倒ですから、
何も買わずにわいわい
変なこと言うだけです。
でもねえ、おっちゃんが、
あそこでソフトクリーム
売ってるから買うかといって
近づいていくと、フルーツソフトとかで
大変高額です。
あきらめて、おかげ横丁の先っぽの方から
バスに乗って伊勢市に向かいました。
まあバス代470円を高いなあ
と言ってる二人ですから、
フルーツソフトは向いてませんね。
それでも伊勢市に着き、
さあ売店でビールとおつまみを
買おうとしていると、
な、なんとおっちゃんは
ソフトクリームを買っているではないですか。
そうかあ、前に名古屋に行った時も
舞鶴行った時も
帰りにソフトクリームを買ってたことを
思い出しました。
あんなおっさんの格好して、
世間には大声では言えないけど
ソフトクリームフェチだったんですね。
そしてもう一つ、おっちゃんは
軽くひざを痛めているので、
こうして18切符で旅する時でも、
エレベーターを探して乗ります。
この階段上がったら移動通路に
出れるよというときでも、
延々と歩いてエレベーターに向かいます。
これ登った方が楽やでと
言ったりするのですが、
信念は曲げません。
でもねえ、膝が悪いといっても
この日はもう1万歩は歩いているんですよ。
なかなか高齢者の意思の硬さは
果てしないものがありますね。
さあでは伊勢市から、
ふたたび快速みえに乗って
津へと向かいましょう。
まだ天気は悪くないですよ。
遠くの鈴鹿山系の山も
よく見えていますしね。
ただ学校帰りの高校生たちも
多く乗っています。
にぎやかですねえ。
彼らにしてみれば、
なんと我々は教師よりも
年上のおっさんですねえ。
すごく年取ったなあと、
とても実感します。
津で乗り換えて亀山に向かいます。
ここでまた乗り換えの時間待ちが
40分ほどありますので、
駅前の図書館に行ってみました。
ここの図書館はなかなかいいところでしたよ。
並べてある本が見やすいしね。
漫画や特集なんかも充実していて
静かな時間を過ごすことができました。
そしてまた時間が来たら
電車に乗ってゆきます。
ビールも飲みながら田舎道を
ごとごと走ってゆきます。
そして加茂からの電車に乗っていると、
遠くの方にごつい雲が見え、
雷が鳴っているようでしたね。
まあもうここまで来たら
少々の雨でも大丈夫ですがね。
そんな晩夏の奈良盆地を、
疲れたねとか言いながら帰ってゆきます。
最後に和泉府中について、
伊勢旅の無事終了を駅前の居酒屋で
乾杯してヨロこんだ我々。
次は冬の18切符やなあと言いながら、
おっさん二人の旅は
元気に終わってゆくのでありましたとさ。
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