高校生の頃に走った道を４

ここにはこんな慰霊の碑もあります。

「岸和田地車物故者慰霊の碑」です。



だんじりに関しては事故は多いものです。
まあ普段走り回らない人が
走り回ったりするから大変ですね。
doironも目の前で後ろ梃から外れて、
後頭部を思いっきり地面に打つ人を
見たことがあります。
その人は寝たきりで何年後かに
亡くなったと聞いています。

楽しい祭りでくやしい事故だなんて、
もう全くやるせないですねえ。
しっかりここで眠って、
祭りを見守ってやってください。
静かに祈っておきます。

ここ流木の墓は丘の上に
ズラ～と並んでいます。
何号墓と場所をいろいろ
区分しているようです。

そんな静かな丘の上の道を進んでいきますと、
ああネコが居ますよ。



お墓の添え物とかをエサに
しているのかなあ。



こんな立て看板も立ててあるくらいですから、
ここで繁殖しているのかもしれません。
そういえば昔、猫の餌やりについて
記事にしたことがありますが、
その記事を見ていろいろと
おしかりをいただいたことがあります。



本当にネコを好きな方は、
もうまるで真剣にそんな問題と
取り組んでおられるようで、
大変恐縮したこともありましたねえ。

そんなことを考えながら、
水間線の方に向かって行くのに、
ここの墓地の南西側の出口へと向かいます。

気温も高く、アスファルトが
沸き上がりそうです。
ああ～早く帰って冷たい場所で
ビールを飲んでゆっくりしたあい。



ここに出てきました。

道はこのまままっすぐ向かい、
岸和田と貝塚の合間の山を
こえていくことになります。

工務店の資材置き場や
廃材置き場なんかも見ながら、



エッチラおっちらと山を越えてゆきます。

途中で山の方に入ってゆく道も
あるので、歩くコースが
とれるかもしれませんね。
またどこかでチャレンジしてみましょう。



登り切ったところからは
今度は貝塚の町が前方に見えてきます。
抜け道のようにこの山道には
くるまがいっぱい通りますねえ。



そしてやっと岸和田牛滝山貝塚線の
「名越北」の交差点に出てきます。
もうここまで来たら、水間線もすぐですね。
じゃあとコンビニによって、
アイスコーヒーをいただきましょう。

もうこうして歩きまわると、
コンビニって本当にありがたいですねえ。
トイレもあるし、電車だったら
ここでビールも飲んだりできます。

コンビニで使えるカードとかを
持っていれば、コンビニ伝いに
日本中歩き回ることも
できたりするんでしょうねえ。

さあでは今回の歩きもほぼ終わりです。
水間鉄道の名越の駅に向かいましょう。



駅に着き１５分くらい待ちますと



電車がやってきました。
二両編成の電車で田舎の町を
とことこ進んでいきます。



途中の駅でも乗り降りがあり、
１０人くらいは乗車していますねえ。
貝塚の駅に着き、ここで南海本線に乗り換えです。



蛸地蔵までひと駅だけ移動し、



ここで降りたらまた高校の方に
戻ってゆきましょう。

あの流木の墓から昔は走って帰ってきて
最後のこの住宅街がラストスパートでしたねえ。
あの時は思わなかったけど、
あんな若い頃がとても大切でしたねえ。
なんか目の前の楽しいことしか
していなかったし、目標もなかったなあ。

今の心のままであの年にかえれたら、
自分は何をしてたかなあ。
そんな若い頃の高校生の自分と
それとなく触れ合った歩き旅。

これにて終了です。