アイリッシュ・ダンス・カンパニー“トリニティ”を観てきました
アイリッシュ・ダンスを知っていますか?
16世紀アイルランド人はイングランドに支配されるようになり
伝統的文化活動が一切禁止されたとき、アイリッシュダンスが生まれました。
それは、ひそかに家の中でテーブルの下で足を踏み鳴らし上半身は動かさないことにより、
たとえイングランド人が入ってきても分からないようにということです。
詳しいことはトリニティのHPを見てください。こちら→日本公演公式サイト
なかでも、ギャラリー&ムービーの動画は是非見てください。
“空飛ぶ脚”と言われる所以が分かると思います。
さて、札幌市民会館で、行われたコンサートは、
6時半から途中20分の休憩をはさんで8時半までありました。
まず、赤いコスチュームで伝統的なアイリッシュダンスが始まりました。
初めてみるダンスに瞬きが出来ないほど魅了されます。
上半身は動かすことなく、脚だけがぴょンぴょんはね、
タップを踏み、一糸乱れぬ群舞です。
舞台の最前の左にはドラムが、右には笛奏者とギター奏者がいます。
2~3曲踊るとバンド演奏が入ります。
その後、演舞は曲ごとにコスチュームや振り付けがかわり、
爪先立ちで足音を立てずに踊ったり、
東洋的な千手観音のような振りもあったり
数人の中から一人ずつ出てきて個人技を披露したり
太鼓のバチのようなものを持って踊り、最後は床をたたいていました。
これは、以前に佐渡の太鼓集団“鼓童”と共演をした事があるということなので、
その影響かなと感じました。
とにかく脚の動きの素早さ、そのテクニックに驚かされます。
タップダンスともまた違うタップで、一度見たらとりこになります。
言葉では言い尽くせない楽しいダンスです。
彼らのホームページのギャラリー&ムービーは是非見てください。
映画“タイタニック”でディカプリオが船底で踊っていたのもアイリッシュダンスということです。
また、バンドの演奏も素晴らしかった
笛もギターもドラムもすごいよ。
特にすごかったのはドラムでしょうか(*^∇^*)