THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

ZEPP SAPPORO 2013,1,30(wed) MACEO PARKER

2013-01-30 23:48:45 | free form space

このみ嬢のお気に入りサックス・プレイヤーが今月来札。

元JB’S、アメリカン・ファンク界の大御所も1943年生まれということですから来月で70歳。

達人メイシオの数あるソロアルバム中、もっとも油の乗っていた時期の3枚目がこの「US」です。

唯一ジェームス・ブラウンがプロデュースに力を貸し、もちろんヴォーカルも披露。

バックのメンバー達はJB'sそのものですから悪いわけがない。

1973~74年にかけての録音集。

全体を覆うファンキー&ソウルフルナンバー全7曲。

実は、何故私がこのCDを買ったかというと5曲目に収められているのがシカゴ「君と二人で」のカヴァーだったからなのですよ。

ジミー・パンコウのペンによる「Ⅵ」からの第2弾シングルとして大ヒット、現在もライブ・セットリストに組み込まれています。

2012年の来日公演でもジミーはこの曲紹介時にカンニングペーパーを見ながら「ツギハ、ワタシノキョクデス!」、大受けでした。

初日の東京では「キュウケイデス」と聞こえて会場中がどよめきましたが、その後は発音も直して「キョクデス」とはっきり聞き取れたようです。

「シカゴⅥ」の2曲目に収録されているこの曲のソロはウォルター・パラゼイダーのソプラノサックスが輝いていましたが、メイシオのバージョンはフュージョン風の仕上げながらもさりげなくバックの女性ヴォーカル陣がメロディアス・ゴスペル調で華を添えています。

タイトルは「I CAN PLAY FOR(JUST YOU&ME)」と記載。

計測タイム3:36

まさにワン&オンリーの個性がうねりまくりの傑作です。

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