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このみ嬢のお気に入りサックス・プレイヤーが今月来札。
元JB’S、アメリカン・ファンク界の大御所も1943年生まれということですから来月で70歳。
達人メイシオの数あるソロアルバム中、もっとも油の乗っていた時期の3枚目がこの「US」です。
唯一ジェームス・ブラウンがプロデュースに力を貸し、もちろんヴォーカルも披露。
バックのメンバー達はJB'sそのものですから悪いわけがない。
1973~74年にかけての録音集。
全体を覆うファンキー&ソウルフルナンバー全7曲。
実は、何故私がこのCDを買ったかというと5曲目に収められているのがシカゴ「君と二人で」のカヴァーだったからなのですよ。
ジミー・パンコウのペンによる「Ⅵ」からの第2弾シングルとして大ヒット、現在もライブ・セットリストに組み込まれています。
2012年の来日公演でもジミーはこの曲紹介時にカンニングペーパーを見ながら「ツギハ、ワタシノキョクデス!」、大受けでした。
初日の東京では「キュウケイデス」と聞こえて会場中がどよめきましたが、その後は発音も直して「キョクデス」とはっきり聞き取れたようです。
「シカゴⅥ」の2曲目に収録されているこの曲のソロはウォルター・パラゼイダーのソプラノサックスが輝いていましたが、メイシオのバージョンはフュージョン風の仕上げながらもさりげなくバックの女性ヴォーカル陣がメロディアス・ゴスペル調で華を添えています。
タイトルは「I CAN PLAY FOR(JUST YOU&ME)」と記載。
計測タイム3:36
まさにワン&オンリーの個性がうねりまくりの傑作です。
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