ちょうど今回のスタジオ・リハーサル日がパーカッション・ケンの誕生日。
おめでとう!シカゴ風に言えば「シカゴXⅣ」収録の「バースディ・ボーイ」ですな。
さあ、一年ぶり、4度目の参加でもある「小樽雪明りの路ライブ」音あわせです。
しかもそのイベント当日はキーボード・シンの誕生日です。おめでたい日とSTAが同日レンチャン。
ライブには9人で挑みます。
ホーンセクションはまた4人ですがペットの一人は久しぶりのシゲ、サックスはコノミ嬢初参加。
セットリストも前回クラップスホール発展型を踏襲。
毎回、STAの演奏音源は第3者的感覚のもと、冷静に聞き込むのですがクラップス音源をヤスに聞かせてもらった時には思わず「かっこいい!」と鳥肌が立っている自分に気づきました。
素晴らしい会場スタッフの音響作業も手伝ってとてもやりやすかったというのもありますが流れも、想像以上にスムースに進行。
ただ新たに導入したシカゴソングはちょっと期待外れっぽかったので(他の曲に比べてね)もっと念入りに噛み砕く必要性大。
あまりにも安易に導入しちゃった感ありで反省。
さて、6人でのスタジオ入り。
管楽器はタツ一人で頑張りました。
ある面、トランペットがクローズアップされるので聞き応えもあります。
いつもにもまして今回はリズムセクションに意見集中。
ヤスも積極的に発言。
以前から2転3転していたトロンボーンソロの入り口はスタジオバージョンに切り替え。
ヤスとケンとの打楽器バランスも調整。
タツはトロンボーンソロの部分もトランペットですかさずクールにアドリブを入れる。
タツの音色は表現力が豊かで美しい。
抑揚、強弱、音量と感情の起伏・・・スコアの裏側に見え隠れする演出力が立派。
よほど聞き込んで曲の内容を噛み砕き理解してこその技。
そのトランペットソロの入り口ブレイクがずっと鬼門でしたが(小節数、タメ具合、スピードダウンの度合い)ここはノブをはじめ、メンバー総出でああでもないこうでもないと盛り上がりました。
おかげ様でまたまた前進したでしょう、この曲。
キーボードはその弾き方によって音量に差があることにも気づきました。
ケンは試験的にヘッドセット・ローランドではなくシュアーSM-58マイクで歌ってみたところ
やっぱり文句なしにシュアーに軍配が上がりましたね。
初代ヘッドセットのシュアーは現在ボンゴにセットされています。
ケンはクラップス・ライブからは素手ではなく手袋着用にてプレイ。
このほうが音色が心地よいとか。
と、この1曲でスタジオ時間の3分の2が経過。
白熱しましたね・・・ヤスのリクエストで2回プレイ。
次の曲ではマサがコーラスワークで打ち合わせ。
すかさずシンが「3度のラインだよ」とハーモニーを引き出してくれます。
小樽ライブでは会場リハーサルがなくぶっつけ本番、よって多少の変更もあります。
STAにはストイックなほどの練習の虫、練習の鬼が数人在籍しています。
彼等の中にはフレーズをコピーするのは当たり前の話で、更にもっと踏み込んで、その曲を演奏しているご本家プロ・ミュージシャンがスタジオでヘッドフォーンをしている姿までをも想像して、「このラインをプレイしている時、彼は一体何を考え、どのような表情をしていたのか・・・・?」までに食い込みます、これって異常かなあ・・・・?
シンがリズムセクションに程よいグルーブをブレンドしてくれてヤスを刺激します。
ノブも激しいコードの流れを特訓お末に克服。
マサもきわどいランニングべースに絡むコーラスワークが当面の課題。
というわけで、いつもとは違う角度でセットリストを見つめなおしてみた有意義な練習風景でしたね。
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