THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

POSE(CTA)

2019-04-28 13:41:16 | CHICAGO

ポーズ(pose)

 姿勢。特に、絵画・彫刻のモデルなどのとる姿勢。また、彫像・画像に表現された姿勢。「要求されたポーズをとる」

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ファイターズ対ソフトバンクホークス 札幌ドーム第2戦

2019-04-28 13:37:49 | free form space

連休中、本日が一番北海道は快晴なのかも。
この辺に出没した熊がまだうろついているようです。はやく故郷の山に帰って欲しいなあ^_^
昨夜は震度3の地震があったのです。また棚から本が落ちてしまった…!

昨日の試合は千賀君にキリキリ舞いでした。中田君のホームランのみ。
コンちゃん1人で気を吐いてましたね。まあ、そんな日もあるさ…。
今日は有原君だからそういう訳にはいきません。彼はのってるからね。
期待しましょう!

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VOL,163 白石LIVE HOUSE&STUDIO「PIGSTY」PART,3

2019-04-28 00:02:23 | Live Set List

はい、勢いにのってPART,3ライブレポートに突入しますよ!!

はじまり、はじまり!!

6、19:30~20:00

BGM「パラダイス・シティ」(ガンズ&ローゼス)に導かれて現れたのは・・・・「W」

この日一番の男気溢れる貴重なるバンドです。

濃厚なるメッセージが、強烈にこちらへ獰猛に襲ってくるほどの迫力。

このバンドとSTAは小樽などのライブ・イベントでタイバンを組んだ事があります。

一部のメンバーは入れ替わっていますが。

そして一昨年の9月16日(土)に、クラップスホールでご一緒したのが縁で、マサとWのメンバー達とで楽屋にて本格的に意気投合。

結果STA企画ライブにての、ピグスティ連続出演と相成ったわけです。

で、このバンド名からピンときた方はかなり鋭い!

そうです、伝説のバンド、ARB1982年発表の5作目傑作アルバム・タイトルから命名されています。

もちろん編成も、ご本家同様に男性4人組みという徹底振り。

内訳はといいますと・・・・ギターにツッチー。使用ギターが以前はユニークなグレコ・ブラック・レスポール・カスタム3ピックアップ。もちろんピーター・フランプトン・モデル!驚愕のデタッチャブル・ネック・ジョイント方式。しかもホロウ・ボディ仕様でしたが、今回は白のストラトキャスター(ローズ指板)にチェンジ。

以前は黒サングラスに白いグレッチTシャツを着込んでいましたが、今回はさりげなく白のTシャツと白縁のサングラス姿で白統一。

彼の足元から発せられるワウペダル奏法が、もろにジミ・ヘンドリクスを彷彿とさせてゾクゾクしてきます。

会場に設置されているギターアンプはローランドJC120とマーシャルJCM。さてさて、そのどちらをセレクトするのかなあ?・・・と思っていたら、なんと持ち込みアンプでした!

ブランド名は「BUGERA」

一種独特で個性的なウネリを演出していましたよ。ここいらヘンへのこだわりが、このバンドサウンドの渋い肝でもあります。

前回はレッド・ホット・チリ・ペッパーズの白Tシャツと首に白いタオルを巻いていたドラマーはマサとよくスタジオで遭遇する眼鏡がよくお似合いのケイちゃん。今回は黒のTシャツをラフに着込んでいます。

ガッシリした体格のゲッチュー君は見るからにメガトンヴォイスだろうなあ・・・と思わせちゃうボーカリスト(右手には赤いリストバンド装着)。

ベースはジョニー・ワジマくん。

彼の愛器はトレードマークとも言える、毎度お馴染み日本製のブランド不明な3トーン・サンバースト・プレシジョン・ベース(ローズ・ネック)

これがいかにも見るからに、良い音を発しそうなフォルムなんだよね。

わざわざ見せてくれたヘッド部分のブランドロゴはノッペラボウでした。ボディもほどよく塗装が剥げているんだけど、それは製作段階から年季を出す為そのようにわざと仕込んだのだそうです。

オープニングから脳天直撃のハード・チューン「イカレちまったぜ!」。

専属のカメラマンが会場のあちこちを駆け回りながらも、ベスト・ショットを狙い続けています。

上半身を黒いTシャツ・ファッションで統一したゲッチュー、無骨なまでのストロング・スクリーム。

個性派キース直伝のケイ君ドラミングも歯切れがよくて痺れてきます。そしてジョニーも迫力満点のコーラスで吠えまくる。

ゲッチューはドリンクを一飲みしてからMC「え~こんばんは!!改めましてWといいます。ちょっとの間お付き合いください。

よろしくお願いします・・・今年はこれが初ライブ。

まあ、さっきもお話しましたが、久し振りに何をやろうかと話し合ったりね。新鮮で緊張感いっぱいです。・・・・・・かなり出番前にですね、飲んでしまいました~酔っ払ってます(笑)このピグスティはWとして3回目になるんですが、お誘いくださったムラカミさんに感謝です(拍手喝采)。平成最後のWです!じゃあ次の曲、いくよ~・・・・・YEAH!OK!OK!!(バッド・ニュースに収録)」

ドッシリとした完璧なるリズムで、纏め上げられた燻し銀ナンバー。

まさにライブでの熱狂を想定して制作されたのであろう、したたかさほとばしる意図が汲み取れるような楽曲。

ゲッチューくんはカリスマ石橋凌の独特なる節回しや息使いまで心憎いほどにそっくり。ワイルドなる声質で迫ってきます。

コール&レスポンスのダイナミズム。まるでゲッチューに凌が乗り移ったかのような錯覚に陥ってしまいそう。

ジョニーは両手を挙げて手拍子を要求。

ライブを終えたヂョーが最前列で猛烈なるエールを送り続けています。

美しきバンド仲間の友情にもカンパイだね。

目の前で猛り狂っているヂョーに向って、まずはジョニーがドスの効いた歌声で「風呂入って~!!」、ゲッチューも「ヨコズナ~!!」(これは万事屋お得意レパートリーの一節)

このタイミングピッタリなやりとりにヂョーも応戦だ。

「ありがとうございました。次の曲、もしよろしければ皆さんも盛大にOH,YEAH!なんて言っていただければ嬉しいです。・・・・・エデンで1・2~1・2・3・4!!」

ここでもほとばしる疾走エナジーは俄然に健在。

メンバー達は不敵な面構えで、すでに全身ビッショリ汗まみれ。

あのクセモノバンドの空気感までをも、忠実に再現しています。

全員が一体となっての最強なるコンビネーションは、速射砲のごときで快感だ。

テクニカルで繊細なるリズムが絶妙で、癖のある、それでいて病みつきになりそうなくらいに不思議な「1・2・3・4~HEY!」

ケイ君のスティック捌きに絡み付いてくるギター・ソロも特筆すべき点。

取り付かれたように体を揺らし続けるオーディエンスの大合唱。

ARBはピグスティーのオキノくんの大好物だから、照明を操作する手つきもいつも以上に鮮やか。

ゲッチュー汗拭きつつ「あ~そうだ!メンバー紹介します」

丁寧に一人一人の愛称を呼ぶと、ケイ君がビシバシとドラムにて演出(和気藹々の中で最後はバンマスのジョニーがゲッチューくんを名指しで猛アピール!阿吽の呼吸やりとりが絶妙)。

ゲッチューくんは再び水分の補給。

「僕もさっきから歌詞を間違えてるんだけど(大爆笑)まあ、誰もわからないでしょう!という事でARBの古い曲を聞いてください・・・・」

代表作「魂こがして」では、骨太ジャパニーズロックの決定打をこれでもかというほどにぶちかましてくれました。

この場面ではそれまでのヒートアップした状況をひとまず落ちつかせる意味も含めて、序盤をじっくりと聞かせてくれます。

でも鬼気迫るテンションは、延々と張り詰めたままですよ。

魂の咆哮とはまさにこのこと。切なきトーンが咽び泣いています。

「魂・・・」の一節では、ゲッチューおもわずその逞しき胸板を叩く。

そうらきた!激烈なるバックビートに導かれて爆発したサウンドはマジで火傷しそうだ。

なんまらかっこいいアレンジだよね。

ギタリストのツッチーは巧みなストロークでクールにこなしていますね。さすがです。

女性ミュージシャンには到底再現不可能であろう、これこそ華麗なるARBワールド。

「短くて早い曲が多いのでもう1曲やろうか、と言ったら却下されました!(笑)それでは2曲続けて。中々50を超えるときつくなってきます(笑)聞いてください・・・・・・・・」

ツッチーによるノイジーなるギターを導入部分にすえて、遂に飛び出したのは「トーキョー・シティは風だらけ」。

エネルギー全開で突入だあ!

メンバー一丸となっての猛進。

天下無敵のもろパンク・ムーブメント真っ只中へ雪崩れ込み。

へヴィーで荒々しいこいつも、ライブ栄えのする魅力的な曲。更にはドラムソロまで挿入するという徹底振り。

余力を振り絞ってのアクション。極めつけは壮絶無比なるワウペダルによるギターソロ。

後半の歌詞では「札幌シティは風だらけ!!」と心憎い技を加味してくる。

ヂョーは相変わらずのかぶりつき!

テンション・マックス!アドレナリン噴出!!

「ありがとうございます。え~、まるで千本ノックのようなライブです(笑)

やっとリラックスしてきたかなあ・・・と思ったら、あっという間に最後。もう少しで終わります。また機会あれば皆とお会いしたいです。

去年は1回しかライブをやれなかったので、今年は続けてやっていこうと思います。

・・・WAR IS OVER!! 」

ここでも頑固一徹タイトで濃厚なるギター・ワウワウ奏法

入魂の反戦歌メッセージが鋭く突き刺さってきます。

のっけからいきなり全力疾走で一丸となっての大合唱。

ベースのジョニー、あおりにあおりまくって最前方にまで身を乗り出す。

長髪をワイルドに振り乱して過激なまでのベース・ランニング。

もちろんピックを手にしてピッキング。ベースギターを仰け反りながらも高々と持ち上げた!

ケイくん、フィナーレのドラム連打では、立ち上がって千手観音さながらでのスティックワーク。

がっぷり四つに組んで何から何までふんだんに見せ付けてくれた、これこそライブの醍醐味ってもの!

すっかり病み付きだ。

だからこれはやめられない。またすぐにでもWが見たいよ~!!

BGMはレッド・ツエッペリンの「ブラック・ドッグ」

7,20:10~20:40

 「POLAR STAR」

それでは4人目の女性シンガーが登場します。

バンドからのメッセージ「八神純子のカバーです。結成してから1年半ほどなので今回はみんなが知っているシリーズですが、今後マニアックな曲まで幅広くやります!」とのこと。

このライブイベントでは男女ミュージシャンのスポット比率にそれほど差がなく、目一杯に色々なジャンルを聞けてラッキーの連続だ。

ここ数年前から密かに八神純子再ブレークの兆しがありますよね。特に80年代に青春を送った世代にメチャクチャ受けまくっているそうですよ。八神フリークの女性シンガーが次々に誕生もしています。

このバンドはリハーサルなしのぶっつけ本番です。よほどの自信と実力がなければ、そんな無謀な行為は行わないはず。

結果はといいますと・・・・・余裕のライブを繰り広げてくれて観衆を最初から最後まで魅了してくれましたよ。

それではどうぞ!

6人編成の内訳です・・・・主役の歌姫VO&KBマリちゃん(YAMAHA S90XS&KORG-PS60)、TOTO大好きナガクボくんはギター(ミュージックマンのスティーブ・ルカサー・モデル。以前はメタリック・レッドだったけど、今回はなんと購入したばかりのメタリック・ブルーです。美しいフォルムが一際目を引いていました)、チャーリーくん(G&Lのジャズベース。ナチュラルボディ。メイプル指板)、テクゾウちゃん(DR)、シノブちゃん(CHO&ホイッスル)、そしてスペシャル参加のSTAからはサワケンだ(PER)。

女性シンガー達と男性陣のバンドという図式。

そうなのです!去年の春先に江別市民会館でライブイベントを開催して、STAもお世話になった際の主催者マリちゃん&ナガクボくんのバンド。

その時にはほぼぶっつけ本番で、1曲だけマリちゃんピアノとSTAとのコラボレーションが実現。

あれはとても貴重で有意義なるヒトトキでしたなあ。

マリちゃんは数多くのバンドを掛け持ちしているモテモテ・ミュージシャン。実はマサはマリちゃんがキョンキョン&タッキーとアラベスクを歌って踊っていた数年前の夏、小樽ライブでタイバンしていて、その艶姿を目撃していたのでした。

あまりにも鮮烈だったので、しっかりと憶えていたもんね。才色兼備とは彼女のことです。

ゆえに暇なく音楽活動に奔走していて、この日もそれが原因なのか(!?)サスティーン・ペダルを会場に忘れていったのさ(笑)。

他にもちょっとしたトラブルもあり。それは後述にて・・・・・。

「マリちゃ~ん!!!」

開演前からすでに、熱狂的ファンのアベさんからの声援が飛び交っています。

(アベさんの訪れるライブ会場にはステージ最前列中央「アベVIPシート」を設けるべきだ!と私は真剣に提案したいと思います。もちろんダンス・フロア付きでね)

「こんにちは!私達も頑張って演奏していきます。」

1曲目はこのバンド名の由来でもある定番「ポーラースター」

もうこの瞬間から一気に、マリちゃんワールドへとあなたを誘います。

一聴しただけで八神節だとわかる、流れるようなメロディが光を放つ快適な名曲。

やはりオープニングはこれに尽きるでしょう・・・・・

これをやらなければ許されない。ステージは始まらないよ。

イントロからサワケンが、トライアングルで優しい音色で装飾。

伸びやかで張りのあるヴォーカルを、惜しげもなく聞かせてくれるマリ嬢。

男性陣も難攻不落なこのバッキングでは、巧みなトリッキー・テクニックを駆使。貫禄たっぷりに繰り広げてマリ嬢を盛り立てつつもガッシリと支えます。

的確なドラミングが絡みつく中、アーミング&チョーキングを交えたギター・ソロとスラップ・ベースも気持ちいい。

一際照明が煌びやかだ。

マリ嬢再びMC

「ありがとうございます。八神純子のカバーをやっているポーラースターと申します。今、混乱しています・・・・・近くでスタジオを経営しているのですが、実はキーボード用アダプターを忘れちゃってなんと3往復してしまいましたあ!!(よくあることだ。しかし場所が近かったのは不幸中の幸いだね)・・・・それでは次の曲を聞いてください。女性の歌です・・・・・・思い出は美しすぎて」

皆さんもよく知っている八神純子のデビュー曲・・・・・

常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。

ここでも、マリちゃんのチャーミングなクリスタル・ヴォイスを、目一杯に散りばめてくれました。

ああ、タイトルどおり、いきなり何から何まで美しさで網羅されています。

こんな素敵なバンドが、後半に登場してくれたおかげで華やかさがより増してきたよ。

ご多分に漏れずひっきりなし「マリちゃ~ん!」とラブコールが飛び交っています。

次々と矢継ぎ早やに繰り出される、琴線振るわすツボを心得た旋律。

この練りに練り上げられた選曲はナイス!和風テイスト満載。こういうのも、なかなかにいいものだ。

嬉しい限り。

皆、我を忘れてウットリとしています。

その奥行きの深さと音造りに感服。

マリ嬢の力量を思い知らされてしまいました。

シノブ嬢の発するホイッスルに導かれて、奏でられるギター・フレーズも絶品だ。ポーカーフェイスのナイスガイ・ナガクボくんによる、ちょっとサンタナっぽいエモーショナルなギターは熟練の技。

ギターの滑らかなるフィンガリングに雪崩れ込み。

根っからのバンド好き男なんだね。そのフレンドリーな人柄からは想像もつかないくらい、ギターを手にしたらキリリと引き締まった表情で職人的腕前を発揮。一見の価値アリ!。

マリ嬢が、エンディングで綺麗なハイトーンによる圧倒的存在感を演出。

豊かな声量はここにきても全然衰え知らず。恐るべし。益々艶を増しているではないか。「まだまだここで歌っていたいわ!もっともっと私の歌を聞いて!」と言いたげ。

もはや独壇場と化して感動的ですらありますよ。下手な説明文では到底表現できないくらいだ。そんなものいくつ並べたって無意味さ。

再び観客席から「マリさん、素敵~!!」

安定感抜群のベーシスト・チャーリーくんと、ドラムス・テクゾウくんによるリズム・セクション。

シノブちゃんのコーラスも官能的な響きで好サポート。気合の入り方が半端ではないですね。

「これも大好きでとっても素敵な曲なんですよ!お願いします!

・・・・・・アイム・ア・ウーマン!」

3曲目もテンポ・アップした極上のJポップ・ナンバー。

ちょっと力強い女性を気取って見せる曲調に痺れちゃいますね。

ドラムのカウントにはじまって、スネアからたたき出される風格タップリの切れっ切れボトム・サウンド炸裂!

ベースのチャーリーくんはさすがの堂々たる2フィンガーも交え、そのままステージ・フロントにゆっくりと躍り出て重厚なるグルーヴを見せつけてくれました。

ギターからキーボードへと目まぐるしく駆け回る、コンビネーションの応酬も神々しくて凄まじい。

エフェクター効果もセンス抜群で、小技の連発には観客の視線も釘付け。目が離せません。

エキサイトする観客。全員がノビノビとプレイに専念。

極めつけは流麗なるギターから紡ぎだされるクリアトーンの音像に、妖艶なるヴォイスで応じるかっこいいマリ嬢。思わず唸りつつも、聞き惚れてしまいます。

ここへきてグッとお洒落に気取った大人のムードに浸るのも一興。ドップリとウットリ酔いしれ癒されてください。

これだけ歌えたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ。微笑ましくも、羨ましい限り。

しかし、サワケンはSTAでは絶対に見せない穏やかでシアワセそうな顔をして気持ち良さそうだ。

まだもう1ステージ残っているのに、スタミナ配分は大丈夫なのかいな?(笑)

「ありがとうございます。よく子供の頃に今は亡き父親に私の弾き語りを聞いてもらったのですが、お前の歌声は息苦しくなる!と言われました(笑)。さっきの曲、懐かしいという方、けっこういらっしゃいますか?キーボードとヴォーカルは久し振りなので、次に何を喋ればいいかなあ・・・なんて考えながら演奏していると歌詞が飛びそうになります(笑)。八神純子がキッカケでピアノと歌をはじめました。このバンドを末永くよろしくお願いします。ここまで激しい曲ばかり続いたので汗が流れてキューピーのようになってしまった(笑)。あまりメジャーではないけど私が一番大好きで歌いたいと思っている曲、今回やらせていただきます・・・・・その中でメンバー紹介などもしてみたいと思います!」

ピアノの厳粛なる旋律がそのまま本編へと繋がる心憎いこだわりの演出。

 4曲目もポップ・フレィヴァーに満ち溢れたしっとり系のバラードで「夜間飛行」。

グッと場面転換。

マリ嬢は切々と丁寧に語りかけるように、伸びやかに歌い紡いでゆきます。

イントロは叙情的なエレクトリック・ピアノがメインだけあって、どこからともなく溜息が漏れてきそう・・・・。

延々と抑え気味な情感漲るボーカルとバッキング。魅惑的で心にしみじみと染み入りますね。

会場内は水を打ったような静寂・・・・誰もが、感傷に浸ってじっくりしんみりと聞き入っています。照明も淡く愁いを含んだ光で包み込んでくれます。

おっと、油断していると何故だか鋼の涙腺が緩んじゃいそうだ・・・・ウルウル・・・・。

壮大なるオーケストラ・シンセとツボを心得た装飾サウンド。

効果絶大なるコンガとリムショットによるアクセント。やや抑え目なベースがシンクロして追随。

ドラマティックな空気の展開で迫ります。

「え~それでは私の大好きな仲間達を紹介します!!」

ここでリスペクト目一杯こめて、一人一人を丁寧にアピール。

優しい人柄が垣間見えるマリ嬢

緊張感に満ちた各パートとスキャットでしっかりと主張していますよ。手拍子と共に、ネオン・スティックを左右に振る観客。

「皆さん、楽しんでもらえてますか?あと1曲、歌わせていただきます。・・・・・・みずいろの雨」

遂にこの名曲を持ってきましたか!出し惜しみなく、気前のいいことだ。

軽快なるハイハットの刻みに導かれて、アベさんが早速立ち上がり、一心不乱に踊っているよ。

ここでも巧みなバッキングが奏でられる中、センターフロントにてプレイするマリちゃんの繊細なるタッチのピアノとキュートでセクシーなボーカルを前面にフューチャー。

贅沢なる至福の世界を堪能させていただきました。

永遠のニューミュージック・スタンダードを立て続けにプレイ。

本業がピアノ講師というマリちゃんにとっては、十八番ともいえるヒット曲。

遠慮無しに、喉を震わせて決めまくり。しかし改めて言わせてもらいます「いい声しているなあ・・・・」

咽び泣く素晴らしきギターも、極限までのサスティーンを轟かせてキーボードとハーモニー。

一緒になって歌っている人や、ウチワ片手に観戦しているお客さんも見受けられます。

そして、シノブちゃんのホイッスルはじめ、バックのメンバー達も、持ちうる限りの高度なインタープレイをエンディングで火花散るほどにつぎ込んでくれました。

うるさ型の輩も認めたよ「上手い!!」

ここでマサが奮い立ってきた。実は自他共に認める八神フリークなのでした。

マリちゃんのおかげで最近は八神純子を再認識。音源を相当にコレクションしているんだよ。

チラッとマリ嬢が奏でた鍵盤音だけで、逐一解説ができるのです(笑)

乞うご期待!・・・

 「どうもありがとうございました!ポーラ・スターでした。またどこかで会いましょう!」好感のもてるステージングには、とっても大満足さ。

キーボード&リード・ボーカル&MCという責任重大なる大役を、ものの見事に余裕で果たしてくれました。

大成功だね!

今度はできることならば、ゴージャスに「パープル・タウン」もまた聞いてみたいなあ!

ちなみにマリちゃんとナガクボくんは小学校の同級生なんだってさあ。

その頃の2人に、今こうして一緒にバンド活動していることを教えてやったら、さぞかしビックリすることでしょうね。

司会のマサ「はい、ありがとうございました。もう一度、大きな拍手をお願いします。」

このバンドは結成1年半ぐらい。6月にもマサ企画STA「リブレーション」にて、癒しの歌声を聞かせてくれますよ。マリさんはこのような派手なライブハウスでのステージ、しかもセンターで演奏できて恐縮の御様子。

 

****白熱のライブレポートまだまだ続きますよ。PART4でも楽しんでね!それではまた!!!****

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