ショーケンのライブを観たのは1980年の夏!
場所はなんと西武ライオンズ球場だった!
80'S jam over japanというビッグイベントの大トリがショーケン率いるdonjuan band。
他のバンドよりもちろん持ち時間が長いのだ!
関東一円にライブ放映はされなかったけれど、ステージセッティング中の光景が告知も兼ねてテレビで映っていた。ショーケンのインタビューもね。
背後には私に翌年ベースを教えてくれることになる先輩も映ってた。
とにかく出演バンドが凄い!
ライドオンタイムでブレイク直前の山下達郎がオープニングアクトという贅沢さ。
あの大都会のクリスタルキングも大受け。
モンローウォークで注目を集めていた南佳孝。
吹奏楽団の演奏する宿無しから始まったツイスト。
めちゃくちゃに派手なダンス演出でテクニカルなスペクトラム。
日本一のロックンロールライブバンドのハウンドドッグ。
まだラッツ&スター前のシャネルズは華麗なステップと鮮やかなスーツ姿で登場。でもこの後に例の逮捕劇でリーダーが記者会見をすることに…。
そしてショーケンバンド。
機材トラブルで中々ライブがスタートしない。既に登場しているショーケンはその間ウォーミングアップも兼ねてシャドーボクシングを延々と続けている。ステージ上を隅々まで歩きながらね。
バックスクリーンには新譜「donjuan(ドンファン)」のジャケットが映し出される。
遂にライブスタート。歓喜の渦。
ショーケンはこの時新婚ホヤホヤ。新妻いしだあゆみさんのお母さんからプレゼントされたストールを巻いている。
バックのメンバー達も凄腕揃い。
個人的にはサッポロ出身のスーパーギタリスト石間秀樹さんが見れたのが感激だった。
元フラワートラベリンバンド、トランザムの人。
イベントの最後には出演バンド再登場。
内田裕也さんも駆けつけてくれてましたよ!
翌年、先述のベース先輩の後輩として私は職について、ショーケンバンドのスタジオリハに、また別の先輩と機材搬入に行きました。残念ながらショーケンさんには会えなかったけれど、石間秀樹さんと先輩は仲良しらしくて、私の横で「久しぶり!元気?最近はどうしてるの?」なあんて親しげに会話しているのを見て夢心地でした。