あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

Eclipse Europa(WTP)試用。

2007-11-07 15:10:22 | tech
iPod TouchのSafariが思いのほか(無線LAN到達エリアでは)実用っぽいので、ローカルでドキュメント参照する系の何かをちょっと書こうとしてみた。
久しくHTMLスクラッチで書いてないのでツールを探してみる。

PCにはインストール済みのIBM HPB10が。
ちょっと触ってみたけど、使い方いまいち忘れてる。
CSSエディタとかページエディタとしては使えそうだけど、サイト管理の機能がうっとうしい感じなので保留。

ほこりかぶってたローカルのApacheとか、自動パッチのせいか、たくさん入ってるJREとか、JDKとか、どれが何やら見ても思い出せないのでごっそり削除。PerlやらPHPやらもいくつか入ってるみたいなので削除。MySQLも久しく使ってないしデータも何入れたか忘れたので削除。
Cygwin…はきれいな削除の仕方がよくわからなかったので保留。荒れ気味の環境変数の怪しいのは削除したり、ついでにNECプリインストールでC:にがしゃがしゃ入れてあるよくわからないソフトを削除したり退避したり。
ちょっと恐る恐る再起動してもフツウに動くみたいなので、然る後、めぼしいソフトをかき集めて再構築してみる。


その過程で、ものすごく久しぶりにEclipseのサイトを見に行く。

Calistoを一回ダウンロードしたきり(覚えてないけどこのとき)だったけど、サイトデザインがまた結構様変わりしてて道に迷いつつ、ダウンロードページに到着。用があるのはたぶん「WTP」なので一番それっぽい「Eclipse IDE for Java EE Developers」を落としてくる。概ね正解だったらしい。Calistoではバンドル版はなかった気がするから、フツウの人にオススメできるレベルになってきたということに違いない。

サイトのそこここに「Europa」って書いてあったので、ヨーロッパ言語版?とかよくわからないことを10秒ほど考えたけど、前使ってた版が「Calisto」だからたぶんこれは「エウロパ」と読むに違いない。次はイオかガニメデが来るぞきっと。あるいは一気にタイタンとか。

日本語パッチあるかとか調べるのもメンドウだったので(調べるならたぶんEclipse Wikiのこのへんから)、英語のまま。JDKのJavaDocは日本語版が欲しいけど、当面Java書かないし。


概ね昔の感覚(たぶん3.0あたりの記憶)で使えるみたい。

WTPは、朧な記憶と比較すると洗練されてる印象。
大きなHTMLとか読ませるとマークアップに1分とか待たされたり、置換処理でハングアップしたりもするみたいだけど、表示だけなら死ぬことはなさそうなので、秀丸併用とかで大きな問題なし。スクロールさせると微妙なスキップを見せてくれたりでそれなりに快適。


とりあえずHTML書いてみる。
DOCTYPE宣言自動生成とか、まぁそれなり。コード補完は結構賢い。というかぼくより賢い。attributeの値の候補とかもきっちり補完してくれる。
HTML選択中に「実行ボタン」で、内蔵のサーバが立ち上がって、そのページをプリビュー。デフォルトではIEコンポーネントで表示するらしいけど、設定替えるとOperaで表示したりもできる。


ただ、肝心のiPod Touchで読めない。

わけがわからず、Eclipse内の設定片っ端から調べたり、Tomcatのservers.xmlのドキュメント漁ったり、ルータ設定で何かハネてないかとか調べてみたり。
EclipseWTPに限らず、ソフトのバンドル、便利だけど、一度つまずくと、踏み固めた基礎技術がない場合、結構膨大なドキュメントを泳ぎ回る必要がある。あるいは、それでも「バンドルじゃなく手でかき集めた場合」よりは調査時間短くて済んでるのか?

数時間後?ようやくローカルマシンのウィルス対策ソフトのファイアウォールが塞がってることが判明。即座に穴1個開けて一件落着…。
そう言えば去年、ウィルス対策ソフト替えたんだったらしい。

やっぱネット絡みの開発はネット的に離れたマシン2台(LinuxでLynxとか、なければtelnetでもいいから)ないと問題判別がつらい。特に環境作る時は。VM上のLinuxとかでもいいけど問題判別に利用することに関して言えば、上級者向け、というかそれだけのための専門知識過ぎる。
「Windowsしか触れません!コマンドプロンプトしか出ないから何もできません!」とか言う開発者って、それで問題判別問題解決できてるなら、すごい才能だなぁとか本気で思ったりもする。それはともかく。

ようやく、コード書いて、EclipseのWorkspace中のHTMLがiPod Touchに表示できるようになったところで力尽きた。普段の訓練が足りないらしい。

ぼちぼちいじってみよう。


・HTMLやCSSのコード補完がかなり便利。JavaDocみたいにドキュメント参照はできないらしいけどまぁ、要素数もそんなに多くないだろうから何とかなるか。
・namespace拡張絡みはどうなってるのかまだ不明。少なくとも期待したようにはなってない印象。
・WTP全体に軽くなってる印象。
・大きくてエラーの多いHTML食わせたら止まった。それ以外は安定してる印象。
・内蔵Webサーバが洗練されててカスタマイズできる要素が減ってる気がするけど要調査。とはいえ、必要もないので調査保留。驚異的に安定してる印象。
・HTML中の英語のspell checkerとかもあるみたいでびっくり。techとかフツウのスラングも引っかかるのは、ちょっとうっとうしい。
・Web開発にものすごく「普通に使える」レベルになってると思う。
・ほんとはJ2EEの名に恥じない膨大な範囲(HTML/JavaScriptから、JSP/Servletはもちろん、JNDIだのEJBだの?)を扱ってる気がするけど、そっち系エンジンが現在支配下に(Eclipse開発環境内だけ)しかないから、当面使わないので調査保留。

KimI


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