今日は着物相談室みやびの中北先生のお手伝いで京阪ユニバーサルホテルのブライダルの参列者の着付9名です。
環状線が事故で延滞、朝11時半入にやっと間に合いました。(ハラハラでした)
今日はジューンブライドで大安、ブライダルが多いようです。
電車の中も華やかな姿の方が多かったです。
訪問着3名、留袖6名を12時から1時45分までに中北先生と二人で頑張りました。
終わってから二人で食事をして家に帰ったのは5時過ぎでした。
主人は剣道のインターハイの予選を見にいって、そのまま食事に行くと言うメールが入っていました。(ラッキー)
夜は先週木曜日お休みだったYさんの補習をしました。
ご親戚の葬儀が列席されるという事で単衣の時期の喪服の装いについて相談されました。
最近は衣替えの時期が本当に様々です。
でも、喪服の場合は皆さん袷と夏物はお持ちですが、単衣の喪服まではなかなか揃えておられません。ですから、単衣の時は従来だと6月15日までは袷、15日過ぎたら夏物をお召しになったようです。
私の場合は仕事から単衣の喪服も揃えています。ですから15日までは袷の帯をし、15日を過ぎると夏帯を締めます。
夏帯を締めるときは小物(絽塩瀬の半襟、絽の帯揚げ、夏用帯締め)もすべて夏物にします。
喪服の着付を練習しました。
喪服の場合は、着方で悲しみを表現するように控えめにします。
衣紋も控えめ(指3本~4本ぐらい))にし、少し深い目にあわせ半襟も控えめ(1~1.5㎝)にだします。(左右の紋の高さに気をつけます)
着丈も床すれすれにし、動きやすいように裾つぼまりは強調しません。
帯は薄めの枕を使って、何時もより低い目にし、少し小さめにつくります。
帯締めの房は、下向きにします。(悲しみを表す、垂れる様)
お通夜の場合は、正式には喪服ですが、地域によっては色喪服を着ます。
私が住んでいる堺市美原区の地元の方はほとんどが通やの時は色喪服です。富田林市の方も色喪服ですが、前に一度だけ通やで喪服を着られたときがありました。
Yさんの場合も喪服か?色喪服か? どちらなのかをご親戚の方で一番詳しい方にご相談した方が良いというアドバイスをさせて頂きました。
最近は喪主の方でもお着物を着る方が少なくなったので、喪主の方を超えないような配慮が必要ですね。