エネルギー

思い出すのにもエネルギーが入ります。

思い出したら、エネルギーをすごく消費します。

ちょうど同じ頃、２年前の夏。

まだ２年なのか。

不動産屋さん探し

数十通届いた郵便の中から、ある不動産会社を選びました。そして彼女に選んだ理由を話したところ、「私はよくわからないから、でっちゃん話してみてもらえない？」と不安そうな様子。

その不動産屋さんに電話しました。きちんと状況は調べています。物件の土地勘もあります。こういった困った状況に落ちている人を助け、そして設けるプロです。絶好の仕入れ機会でもあります。ベテラン社長の切り盛りする会社でした。

任意売却、相続放棄、リースバック、ローン会社への返済　その物件の売却価格の相場

そんな話を聞きました。

その後、先輩の弁護士さんにも、改めて緊急相談３０分だったか１時間かをお願いしました。弁護士さんの相談料は時給制です。

色々と予備知識を少しですが蓄えた上で、いざ不動産会社を訪れたのでした。

実は、一日一日大きな利息が積み上がっているのです。競売まで待っていたらさらにとんでもない金額に膨れ上がります。

元ワイフ、彼女の兄、私　でベテラン不動産や社長を訪れました。

売却したときの税金の問題も聞きました。



一悶着もありましたが、二週間後には任意売却に向け、全速力で準備をし始め、チラシ広告も作成終え、お盆明けには全力でマーケティングを始めると不動産会社は動き出しました。想定売値を決め、なんとか目処はつきそうで、あとは1日も早く買い手が見つかることを祈るのでした。

不動産屋さん探し

数十通届いた郵便の中から、ある不動産会社を選びました。そして彼女に選んだ理由を話したところ、「私はよくわからないから、でっちゃん話してみてもらえない？」と不安そうな様子。

その不動産屋さんに電話しました。きちんと状況は調べています。物件の土地勘もあります。こういった困った状況に落ちている人を助け、そして設けるプロです。絶好の仕入れ機会でもあります。ベテラン社長の切り盛りする会社でした。

任意売却、相続放棄、リースバック、ローン会社への返済　その物件の売却価格の相場

そんな話を聞きました。

その後、先輩の弁護士さんにも、改めて緊急相談３０分だったか１時間かをお願いしました。弁護士さんの相談料は時給制です。

色々と予備知識を少しですが蓄えた上で、いざ不動産会社を訪れたのでした。

実は、一日一日大きな利息が積み上がっているのです。競売まで待っていたらさらにとんでもない金額に膨れ上がります。

元ワイフ、彼女の兄、私　でベテラン不動産や社長を訪れました。

売却したときの税金の問題も聞きました。



一悶着もありましたが、二週間後には任意売却に向け、全速力で準備をし始め、チラシ広告も作成終え、お盆明けには全力でマーケティングを始めると不動産会社は動き出しました。想定売値を決め、なんとか目処はつきそうで、あとは1日も早く買い手が見つかることを祈るのでした。

追い討ち

その兄はなかなか電話は通じず、話せたとしても、曖昧なことしか話さない。嫁が怖い。彼の家に直接行きました。話をしに。

弁護士さんは、兄の動きは無視して元ワイフは自分で不動産会社を見つけてどんどん進んだほうがいいと言っていました。時間はわずかしないと。半年もない。ほんの数ヶ月で家を売らなければならないのです。

こういった競売、差押は、裁判所の公開情報となるようです。私の家に、大量の不動産会社からのダイレクトメールが彼女宛に届くようになりました。そして飛び込み訪問する不動産会社の人も現れました。ロビーで３０分ほど話を聞いて、名刺をもらいました。

大量の不動産会社はハゲたかが群がるように押し寄せてきているのです。元ワイフは餌食になるのか、怖い思いでした。



そして更なる追い討ちが。

ほんとにこんなことってあるのでしょうか。

彼女はリストラにあったのです。

仕事もひと月半で失います。うちに帰ってくるなり、「ねえ、リストラにあった。今日、突然言われた。いついつまで出社で、最終的にはいつまで社員。」

途方に暮れ、嘆き、怒る

何が起きているのか、よくわからない中で、徐々に怒りがこみ上げてきました。元ワイフは。

埒が明かないアイツ。元ワイフの兄。今までの話はすべて嘘。妻が怖くて妻に本当のことが言えず、借金を繰り返し、さもしっかりと稼いでいるフリをしてとんでもないことになっていた。でも気づかないはずはない。見て見ぬフリをしていた彼の妻側なんだと思う。許せない。この人たち。


弁護士さんは、弁護士事務所に任してもらう事はできるけれど、成功報酬制となり前払金も高くなると教えてくれた。これは一般的な報酬のようです。彼は不動産会社を探して、競売ではなく、任意売却という方法で早く売るしかないとのことでした。


頼りたくないのは山々だけれど、元ワイフは僕にどうしていけばいいか、協力して欲しいと辛そうな様子で日々過ごすのでした

時間は半年弱

法律事務所はたくさんあるし、どの弁護士さんに尋ねればいいか、悩みどころ。

離婚の相談をした弁護士の先輩に、相談するのは少し気が引けてしまいました。たまたまの紹介という縁でたどり着いた若手弁護士さんに相談しました。

元ワイフの実家は、借金の担保になっており、差押えられ、競売にかけられる予定。

競売。

初めて知りました。その仕組み。

元ワイフは実家には帰ることができなくなったのだと思いました。なんとか、実家に住む方法はないのだろうか。


競売にかけられて終了、というわけではないのでした。


元ワイフは連帯保証人として債務を負っていたのです。兄の借金の担保が実家、母親が連帯保証人。亡くなった母親の相続債務として元ワイフは借金を返さなければならないという仕組みを徐々に理解するのでした。

競売で売られた場合、借金は全返済できず、残るのです。

仕事をしていなくて不幸中の幸い

お互い雰囲気は悪いながらも、元ワイフが前に進もうとしていた頃でした。離婚して１年数ヶ月経っています。


元ワイフ宛に届いた封書のことで、元ワイフが僕に相談をしてきました。


ただごとではない、手紙。裁判所からの案内でした。

差押、競売


何が起きているのか、よくわかりませんが、まさかとは思いながらも、ありえると咄嗟に感じました。




弁護士を探して、まずは相談をしないと分かりません。専門家に何が起きていて、どんな対応をしなければいけないのか、尋ねて確認しなければなりません。違う不安な日々がまた始まりました。まだ梅雨は明けていない頃でした。

不死鳥の話のあとです。木枯紋次郎

先に就職活動の話ですが、6月の終わりにまたしても不採用が確定してから、その次、山場を迎えることができたのは11月でした。今回は「決まった」と思いました。仲介会社の人に、「たぶん決まったと思う。契約内容についても聞かれた。経験のない業務だから正社員でなく、例えば１年契約社員で、それからその後の判断をするということもご自身としてはどうか、と尋ねられ、構いません。ぜひ頑張ります」と役員に伝えたことを話したのでした。


ですが、不採用。企業側から音信がなく、それはつまり不採用ということでした。仕事が決まり働き出したのは翌年（去年2020年）4月からなんです。



彼女への連絡はしづらくなっていました。連絡するための大義名分がない。でも連絡したい。

この辺りからだったか、２ヶ月程度あけながら、口実を探した、そしてきちんとした就職活動を伝えるための連絡に、反応がみられなくなり始めました。

こちらの連絡を聞いても、彼女も答え方にも困り出していたのか。
見切りをつけたのか。
それとも違う方向に、前向きに、進み始めていたのでしょうか。




100社くらいは応募しました。面接まで辿り着いたのは1割くらいだったでしょうか。５０代に入ると日本という国の労働市場は極端に冷たいです。有名転職サイトはまったく役に立ちません。宣伝しているサイトはどうしようもないです。スカウトメールなどというものが来たので、応募してみても、書類選考で落ちます。その書類選考というのは企業側で落とされたのではなく、転職活動運営会社内で落としているようなのです。はっきり理由も教えてくれず、電話は通じず、メールだけです。どうも募集企業側まで、僕の履歴書さえも送っていないようでした。憤りを感じました。


これが現実なのです。。。。。まったく同じ業界には戻りたくなく、違う業種をたくさん応募しました。まったく相手にされない。。。。。木枯紋次郎の秋、冬を過ごしました。そしてやっと春を、第一次コロナ真っ盛りの4月に就職となりました。

べったりな日々

ワンコとべったりな日々を過ごしています。すごくべったりです。将来、いつか訪れるペットロスのとき。想像してしまいます。怖いです。

ワンコにいつも話しかけています。

「ずっと元気でいてね」


そう。出社せずに在宅勤務をしています。この二週間。それはそれですごく忙しいです。

おかげで早朝の散歩も、出社する場合よりも長い距離を時間をかけてすることができ、朝ごはん、昼ごはんの食費も最小限に抑えることができています。通勤時間は突発的な仕事に取り掛かることができ、なければ早々に晩ご飯の準備や買い物に行くことができています。

ワンコとずっと一緒の二週間。


その理由。


元ワイフがコロナにかかりました。救急車を呼んで、仕事を急用で午前抜けさせてもらい、隣駅まで僕も急ぎました。自宅療養では苦しくて、なんとかラインで連絡をこちらによこし、僕が救急車を呼びました。入院は一週間。無事退院しました。まだ本調子ではなく、辛いみたいです。

四回目です。彼女が入院をして退院の日に迎えに行くのは。入院中、必要な物も持っていくのも慣れたものです。


女性は年齢と共に身体に異変が起こりやすいです。


早く、元の話の続きに戻りたいと思っています。