気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

 ●続き <英語のNonFiction>

2009-11-27 23:36:31 | weblog
いやああ、面白いです。この小説。Tracy KidderさんのStrength in What remains. いま現在、ハードカバーのP68まで来ました。1994年のBurundhiというフツ族とツチ族の問題からニューヨークに商業ビザで入国した話とその後の生活について。1994年、自分は何をしていただろうかと思い返しています。ニューヨークに初めて長期滞在したのは1992年の秋です。その2年後のストーリーです。海外との交流を全くあきらめてしまっていた時期でした。自分としては。テレビではよくアフリカの混乱のニュースを聞いていた気がします。92年にアメリカに行ったあと、海外に行ったのは96年の暮れの香港でした。

自分の仕事、転職先になんとかなじめだしたころでした。次に転職したのは96年だったので、この先どうなるか、そうするかなんて全く考えていませんでした。94年は。世界ではいろいろなことが、いつもと同じように怒っていたということでした。クリントン政権時代。89年のベルリンの壁の崩壊。91年のソ連崩壊。冷戦のあとのグローバル・オーダーがどうなるか試行錯誤していたころです。NATOも今後何のためにあるのか存在、いや、貢献のための根本理念がとわれているところです。

このStrength in What remainsは日本語の翻訳がでるとどんなタイトルに翻訳されるのでしょうか? 英語の勉強のためにも、気になった文章を単語帳に記してみました。記します。Random house版2009年8月発行、ハードカバー

P63 下から3行目~P64 上から5行目
引用
The job was harder now than before, not just because he had to beg to get it back, or because Goss gave hime more to do around the store, still poking him with his long stick, unnecessarily because his English vocabrualy by now encompassed the functions of a grocery. He had known more difficult toil in the mountains of Burundhi and worse humiliations in grade school, but always then he could believe that enduring those would lead to something better. You mastered one set of skills, in order to master bigger ones.
引用終了

主人公のブルンディの元医学生はニューヨークでこのあとSOHOのとあるインテリ夫婦のもとで生活できることになりました。セントラルパークで寝泊まりしていたことは内緒にしていましたが、その夫婦は知っていたし、知っていたということをルワンダの青年には言いませんでした。このあとどんな展開になるのでしょうか。
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 ●図書券とアマゾン

2009-11-23 13:55:22 | weblog
英語で外交論文の講読クラスをとっていることがきっかけで、世界の政治・外交に興味が深まっています。ニューヨーク滞在中もグローバル・アフェア関連のクラスをとりたくなったのですが、当初予定していたわけでないので興味が出てきたときにはすでに夏季講座が終了に近づき受講することはできませんでした。イギリスやアメリカの専門誌はインターネットのホームページででも論文を公開しています。環境問題、NATO問題、核兵器問題、資源問題、途上国問題、中国建国60周年問題、ソマリア問題などなど。タイトルを読むだけでも楽しいです。

そんなこともあり英書にふれてみたくなり最近アマゾンキンドルを買ってみました。買ったはいいものの本を買って読まなければいけません。最初に申し込んだのが、Foreign Affairsという英語雑誌でした。14日間のお試し期間は無料です。気が進まなければキャンセルできます。購入しても4ドルかからない価格です。

アマゾンキンドルのホームページにはいろいろな本が紹介されています。そこで目に留まったのが、Tracy Kidderさんという作家の「Strength in What remains」という書籍です。この作家さんはアメリカではかなり有名な人のようです。アマゾンで立ち読みしてみるとすごく面白い内容でした。ルワンダのフツ族とツチ族の憎しみと大殺戮の問題は90年代前半に有名でしたが、そのツチ族の青年の物語です。現地でも医学部で勉強していたように書かれていたと思ったのですが、その彼は故郷を去り、ニューヨークに行きます。途中での出会いとニューヨークに着いてからどんな人生を送るのか、という感じでした。

数日後アマゾンキンドルで申し込もうとするとアジア太平洋地区ではキンドル書籍にならないとの案内でした。とりあえずあきらめ別の本、「Fireflies in December」という書籍を2ドルで購入してみました。こちらは1900年頃のアメリカ南部の物語で、黒人の少女を友達として家族と一緒にかくまう白人少女の物語です。

最初の小説ですが、どうしても読んでみたいと思い、日本のアマゾンで値段を調べました。アマゾン1000円券を持っていたのでそちらを利用しようか迷いました。いっぽうで自宅に2000円の図書券カードがあったので一般の大きな書店で洋書の在庫があれば購入してみてはとも思いました。新宿の大きな本屋さんに行ったのですが見事、在庫があり購入することにしてしまいました。値段はアマゾンよりも高かったのですが自分が出す現金は少なく済むので。ただあとから考えたのですが、こちらの本はアマゾンで買い、図書券は違う本や雑誌を買う時に使えばよかったと少し後悔しているところです。

「Strength in What Remains」早速読み始めているのですが、面白いです。
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 ●スーツの力

2009-11-14 20:06:39 | weblog
週末のテストもこれで三回目。TOEFLテストにチャレンジしてきました。16年前(たぶん)に受けて以来です。初めて受けた時だったか二回目の時だたか静岡県まで受けに行った記憶があります。今は試験会場に行くものの、パソコンでインターネットテストとなっています。9時半までに入室することになっていたので9時頃に到着するように家を出ました。しっかり朝ごはんも食べて出かけました。4時間テストということで、入室後テスト開始は10時で終了は2時過ぎと予想していました。ところが試験会場に到着すると、部屋の準備ができ次第、受付した人から順番に勝手にテストを始めていいというのです。そして終了する時間も各人まちまちです、、、、

結果は二週間くらいかかるとのことです。


失業中につきスーツを着ることはほとんどありません。人材会社に行くときもジャケット(ブレザー)はきますがスーツはきません。とにかく楽な格好が一番です。現在通っている英語クラスですが、ここでもカジュアルな服装でいくことがほとんどです。ジーンズにトレーナー、パーカーかカジュアルジャケットという感じです。ほとんどの人が会社帰りに受講しているコースなので私服姿の男性はほとんどいません。

ですが先日、英語に行く前に人材会社に寄ることがあり、久々にスーツで出かけることにしたのでした。人材会社の人に、僕がきちんとした人であるという印象を与えるためにでした。そして英語クラスにほんの少しですが遅れて入室しました。

ピンクのワイシャツ、パープルのネクタイ、チャコールグレイのストライプ地のスーツといった姿です。帰りはいつも最寄駅まで同じ方向の方と一緒に歩くのですが、この日は2人の女性が一緒になりました。お二人とも普段と違う服装の僕について、スーツ姿に好印象を持ってくれたみたいなのです。ワイシャツの色もほめられました。スーツって女性を惹き付ける力があるんだなと改めて知らされました。雑誌のアンケートなどで女性が男性のスーツ姿が好きといった回答があるのを見たことがありますが、世の中スーツ姿だらけだし、なんとなく読み流していました。ところがニコニコしながら女性が話してくれたことで、スーツ姿は力があることがよくわかりました。

次のクラスのときで同じ席になった女性からも帰り際に、前回のスーツ姿のことを持ちだされ、次はいつスーツ着てくるのですかと、まるでスーツ姿を催促されているような感じでとても嬉しかったです。

女性にとっての男性のスーツ姿って、男性にとっての女性のノースリーブ姿やタイトなスカート姿や上半身タイトなシャツみたいなものなのでしょうか???
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 ●会うということ

2009-11-06 19:31:10 | weblog
気に行った仕事の求人がないので、紹介された会社には全然応募もせず、帰国してから3カ月が経とうとしています。二週間に一回、週末に英語のテストを受けることで目先の励みを作っています。もう一度、どこか外国に旅行したいと思いながら時間が経ってしまっています。

本日は筑前煮、カボチャ、サバ焼きといった夕食の献立でした。食後には富有柿を1個皮をむいて食べました。筑前煮に生姜を入れるのを忘れたのですが、初めて作ったにしては上々の出来前で美味しかったです。明日も朝8時前には家を出るのでお弁当には今夜の残りを上手に詰めたいと思っています。


週末から文化の日にかけて実家に帰りました。母に携帯メールをしても返事が返ってこない理由がわかりました。夏に弟と喧嘩してから、実家に僕が帰ると何かバランスのようなものが崩れるのを危惧して、僕にあまり帰ってきてほしくないんだろうなと思っていました。それでメールの返信もないのだと。

実は携帯電話に僕のアドレスが表示されないのでした。送信するときも、受信したときも、登録してある僕のアドレスおよび僕の名前が表示されないのです。送信するときもです。しかし僕への送信自体はできるのです。

母曰く、姪っこが携帯電話を触ってからおかしくなったみたいと。まあ、とりあえず誤解も晴れ、気持ちよく会話もできた週末でした。弟夫婦はマンション暮らしなので、夕食は父と母と僕の3人になります。実は手先が器用な父なのですが、家事のことは一切しません。その代わり、珍しく柿を僕と母にむいてくれました。それがなんと上手なのです。全く皮を切り離すことなく一本の皮のまま最後までむき終えました。

やはり会うということは大切です。声をかわすということは大切です。会話はほんとに大切です。そんなことを思う先週末でした。
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