De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

mixiでの教育談義

2006-11-27 23:43:44 | 教育談義
あるサイトで教育談義をやりました。

 教育基本法の改定をはじめ、学校現場でも大混乱の時期です。教育方針さえしっかりつかめないのが今の日本国の現状です。
 私はあるサイトで、教育談義に紛れ込んだことがありました。そこで論じられたのは教員免許資格として3年以上の実社会経験を義務付けるという問題でした。学校の教師という人たちからは猛烈な抵抗がありました。企業がそんな無駄なことをするわけがない、会社に迷惑をかける、統一した教育基準がないと意味が無い、教師が実社会を知らないというのは偏見・・・・などという意見だったと思います。

 企業だって学校教育には本来大変な期待を持っています。だから教師が社会勉強することには大いに協力するはずです。会社が教師を育てて、社会に必要な教育が何か理解していってくれたら、企業にとってどれほどの利益になるか分かりません。教師のインターンシップなど企業に義務付けることも可能だと思います。

 現実は社会はさほど新卒の能力品質に期待を持っていません。素質を見抜くことが人事部門の腕で、そこから先は会社が必要な知識能力を身につけさせるという考え方です。そんな企業の『人材育成』の現場を見ることはとても役に立ちます。
 教員免許更新制度が始まるかもしれません。そのときには3年間のインターンシップを更新の条件にすべきです。国も、企業に対して教員のインターンシップ中の給与の一部を補助するなど両者が満足できる体制を整えて欲しいものです。