De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

ミモザが開花

2006-02-28 23:18:26 | 生活情報
           

庭のミモザの花が開きだしました。
わが庭のシンボルツリーと語っているミモザの花がこの寒さの中、待ちきれなくて開き始めました。枝を切って花瓶に指すと、部屋の暖かさで一気に全開になりました。今度晴れれば庭の花も見ごろになるでしょう。

CBお助けマスターズ

2006-02-24 11:14:41 | 教育談義
若者の起業にシニアがお助け隊を派遣
 というグループを立ち上げようとしています。
 最近、新しい事業を起そうとしている若者に出合うことがあります。でも、はっきりとした勝算を持ってはじめるわけでなく、最近の社会現象であるフリーターの延長である感じは否めません。彼らはひ弱で、藁をもすがる思いで異業種交流会やコミュニティビジネス研修会に顔を出します。しかしその後の踏ん張りが聞かず、2、3回顔を出して成果が無いと消えてしまいます。おそらく再び引きこもり状態に入ってしまったのではないでしょうか。
 気力のない起業にはいくら支援しても成果はありませんが、産業社会で実践的な経験を積んだシニアの支援・指導があれば若者のバイタリティを引き出すことも可能かもしれません。
 この事業は若者の起業に限ったことでなく、主婦やコミュニティビジネスを目指す団体にも役立つ筈です。そこで私の所属するシニアのパソコン愛好会メンバーに、老い先そう長くない我々で出来ることを社会に還元しようと呼びかけはじめています。たまたまこのブログを見ておられる方でご関心のある方はコメントで接触してください。次のようなテーマで呼びかけて行きます。ビジネスOBなら誰でも得意とする分野です。


 ○ビジネスのIT化を進めたいと思っていませんか。
 ○LANの構築に苦労はしていませんか。
 ○マネジメントシステムを構築してみませんか。顧客からQMSのマニュアル提示を求められていませんか。
 ○法人化を進めてみませんか。
 ○工業所有権や法務上の問題を抱えていませんか。取引先との契約の取り交わしで不利になっていませんか。
 ○マーケットの知識はありますか。広報宣伝の工夫は充分ですか。
 ○新しいビジネスの展開、海外展開を考えていますか。
 ○そもそも何をやったらよいかビジネスの具体的計画はありますか。


 現在、各大学内にも学生起業のクラブが出来ております。実践経験のない評論家先生では現実的な力はつけられません。出来ることならこういうクラブにもシニアが派遣できたらいいなと思っています。

メタンハイドレート

2006-02-19 22:38:50 | 教育談義
日本近海に100年分の埋蔵量があり、石油代替エネルギーとして期待される「メタンハイドレート」の実用化に向け、経済産業省が本腰を入れ始めた。1月には初めて生産コストの試算をまとめ、今年末にはカナダで抽出実験に乗り出し、採掘技術を確立したうえで、10年後の実用化を目指す。生産コストが高いことがネックだったが、原油価格の急騰で採算ラインに乗る可能性が出てきたとしている。

という新聞記事(朝日)がありました。もう化石燃料に頼りたくないですね。こんな時代をいつ呼び寄せるかは人類の決断ひとつなんですが・・。化石燃料自動車使用禁止にして、文明が退化するでしょうか。お金持ちの分布が大きく変わることで、米国や中東が反対するでしょうがそんな身勝手を許しているゆとりはないのです。

そういえば20年ほど前、大卒技術者の採用面接で、こんなことを問うたことがある。「21世紀のある日、マイカーの燃料口から水道の水を入れている情景があった。車のエンジンはどんな構造になっているのだろうか。そうなるまでに人類はどんな課題を解決しなければならないか」
どんな回答を得たかは記憶にない。楽しい答えが返ってくることが想定できる優秀な人材たちだった。


科学する心

2006-02-18 22:01:02 | 教育談義
日常を科学しよう
 ラジオを聴くのは車に乗っているときぐらいだが、最近気に入った番組をやっている。日常の出来事を科学的に観察して、こどもの「何故」にもきちんと応えてあげようという目的らしい。 私が現役時代、多くの採用面接を経験しているが、科学する心や、知らないことでもその場で考察分析する心を試すことがあった。変な質問のため、当時のリクルート社の雑誌であの会社の面接員の質問の意図が分からない、あれで何を評価しようとしているのかと批判を受けたこともある。
 ま、たとえばいきなり窓の外の雲が流れていくのを見て、あの雲はどこから来てどこへ行くのか、といった具合である。そこから私も知らない疑問が展開していく。

 
 ところで、とんでもない仮説を持っているのですが私は変人でしょうか。いずれ何故そんなことを本気にするのか書くときもあるでしょう。
1)アインシュタインは神の存在を立証したかった。
2)進化論は誤りである。いきとし生けるものはすべて神の創造物である。
因みに私は宗教の信心はありません。
3)縄文人はペルーに移住した。
4)マンモス象はシベリヤには生息していなかった。
5)デジタル文化はいきなり破綻するときが来る。

書斎、この混乱ぶり

2006-02-17 13:10:29 | 生活情報

どうも落ち着かない、整理整頓が出来ない、部屋が散らかって汚い・・・。この書斎では書類の行方不明をいつも気にしなければならず精神的にもよくないことに気がつきました。若いころは机の書類の位置を覚えていて、他人が触れなければすぐ見つかった。最近は書類探しに時間がとられるだけでなく本当に見つからなくなる。うっかり捨てたかもしれないという不安にも駆られる。そういえばコンピューターの中のマイドキュメントの整理も悪い。これは私の体質なのか。ともかくこのレイアウトはゼロから更新しようと思う。他人と共同作業やミーティングすることもあるかもしれないという考えもあっての今のレイアウトだがそんなことはほとんどなかったし、捨てても未練のない家具ばかりだから・・。

教育談義3:技術・科学立国日本は消滅する

2006-02-10 13:01:24 | 教育談義
<物理嫌い>教職目指す大学生の6割、高校で未履修
毎日新聞2月7日 教育系学部に在籍し、教職を目指す大学生の6割が高校で物理を学ばず、「物理が好き」な学生も2割に満たないことが経済産業省の調査で分かった。物理は理科学習の基礎分野で、同省は「子どもの理科離れを防ぐには、先生の卵の物理嫌いを改善する必要がある」と提言している。経産省は「理科離れ防止には小中学校での理科教育が重要だが、教師の卵の多くは物理が苦手で、中学卒業以降は学んでいない」とした。



こんな見出しの記事がありました。私もこのことは前から強く感じていました。私は教育関係者ではなく教育からはしばらく距離があった人間ですが、テレビ情報で受ける印象や学校・PTA、教育関係者に触れるたびに理科教育は消滅したという危機感を募らせています。日本は技術立国・産業立国だったことは誰も否定しないでしょう。理科数学の嫌いな先生が、嫌いなだけならともかく理科教育そのものを否定してきてしまいました。スポーツや音楽、芸能などに特異な才能を持っている子供はそれが認められるようになりましたが、理科や数学・算数については教師はその才能を認めようとしません。教師の手に負えなくとも芽を伸ばしてくれる機関や人にせめて相談してくださいよ。音楽などに特異な才能を持っているのと同じように数学や理科などの論理的思考に特異的な才能を持っている子供もいるのです。親も、子供がとても優秀で学校成績が良かったら進路はどうアドバイスしますか。理科系に進んで技術者になるコースは選んで欲しくないと思うでしょう。出来れば法科や医学に進んで官僚や医者になって欲しいと考えるでしょう。それは自分達や親の世代があこがれた理系の世界があだ花で、終わってみたら文系に比べて生涯所得は大幅に低かったという印象を持っているからではないでしょうか。技術立国でありながら技術者の処遇が必ずしも良くなかったという事実も理科系離れに拍車をかけていると思います。テレビのニュースやインタビューなどでキャスターの科学知識の低さにあきれる人も居るでしょう。もはや日本は科学立国とはいえそうもありません。一方では科学研究の国家的インフラが非常によく整ってきました。科学の研究をするのに日本ほど環境がよい国はそうありません。学校の先生方はそのことも知らないでしょうね。今に無用の長物を作った、税金の無駄遣いだと騒ぐのが落ちでしょう。外国から優秀な技術者が集まって、日本のお金で研究してノーベル賞をもらう人が生まれてくるでしょう。技術立国足り得ない日本はいずれ破綻し消え去るのみです。

UK製品(dyson)に脱帽

2006-02-07 21:01:41 | 生活情報


今まで使用していた掃除機が重たくて使いにくくて・・・と女房に散々言われており、それならと、欲しがっていたdysonを買いに行きました。ホールセールショップのコストコ(コスコ)に42000円ほどであることを確認していたので買いに行きました。ところがよくよく見るとどうも日本の家電量販店にあるのとは違うし、値段もだいぶ差があるので心配になりヤマダにいってみました。やはり日本仕様と英国(?)仕様とは別物であり、ヤマダで買ってしまいました。家に帰って組み立ててみて、ちょっとおどろきました。男がほれ込むメカニック。合理的な構造にびっくりしました。日本メーカーとは設計思想が異なり、映画で見る機関銃の組立みたいに格好よくガチャがチャッと組み立てました。マニュアルも絵解きですがきわめて合理的。日本製品のマニュアルのように、どこに今知りたいことが書いてあるんだといらつくことはありません。家電製品はmade in Japanに限ると信じていた私には驚き。ともかくこれで掃除のたびに使いにくい~という女房の悲鳴は聞かずに済むようになる。

ところで今まで使っていたのは掃除機の原点のような単純構造の業務用。まだそれほど使い込んでないし、吸引力は抜群だし、故障するようなデリケートな品物ではない。どなたか里親を引き継いでくださる方はないもんでしょうか。商店・事務所向きであることは確かですが格好を気にしなければ強い味方です。ちょっと重たいですが。

教育談義2

2006-02-06 11:26:24 | 教育談義
社会人先送りの進学に疑問
教育談義の第2弾です。論議が呼べれば幸いです。
 高校全入、少子化で大学完全入学・・・など教育の門戸は青空天井になりました。それはそれでよいとして、これは結果的に社会へ出ることの先送り現象そのものになっています。
 学校が真の教育・学問の場であればそれは望ましいことなのですが、もともと人間、個体差があります。学校教育より社会での実務教育で頭角を現す人材だってたくさんいます。何が何でも高等教育・・・というのは親の欲目と、学問することが体質に合わない子達の社会人先送り手段にしかなっていません。
 
 企業も、若い年齢を採りたくとも大学を出た年齢以上しかいなくなってしまっています。しかも中身は昔の中卒程度の知識とあってはどうにもなりません。少しでも早く「教育」の虜から解放してやり、社会人としての実質的教育を受けるほうが長い人生で得になるに決まっています。学歴社会がそうさせざるを得なくしていると親達は申しますが、本当に日本に学歴偏重社会があるのですか。それは官僚や一部の特権的階級社会においてはあるでしょう。でも大半を対象にした社会でそんな実態はありますか??決してありません。
 今、リタイヤした人たちを見てください。大学を出なかったから差別的な人生を送ったという人がいますか?学校問題児を採用したが1年で立派な社員に生まれ変わったという話を聞くことも多くなっています。学校が子供の人生を台無しにしているといったら言いすぎですか?
 ひとつの対策案を提起します。公的機関で「高卒以上」または「高卒程度」の採用枠があります。その人数を増やして、その中には決して大卒の人間を採用しないというルールを作ることです。高卒程度の採用枠の中に大卒が受験してくると、「経験・経歴」を加味した給与があたえられます。その待遇もはずし、高校新卒者と同じ待遇処遇からはじめることにすべきです。そして向学心のあるものには組織内で教育の機会を作ってやるようにすることです。

教育談義1

2006-02-05 12:51:13 | 教育談義
今朝の新聞記事から
採用基準「明確でない」61%、学生の不満を企業知らず
2006年02月05日06時40分

就職活動で、大学生の多くが企業の採用基準が明確でないと感じているのに、企業側は求める人材像が伝わっていると考えている――。経済産業省の調査で、採用を巡る両者の認識に大きな隔たりがあることがわかった。有効求人倍率は13年ぶりに1倍台を回復したが、同省は「従来型の採用は限界に来ている」として、5月にまとめる新経済成長戦略の柱に、産学一体の人材育成策を盛り込む方針だ。

 最近、市のある教育関係職員に雑談で話したことと関係があります。
 ニートやフリーターを多出している背景は企業に責任があるという意見もありますが、産業界企業と学校とは人材の需要と供給の関係にあります。とっくの昔から両者のミスマッチは大きなものでした。高度成長時代、企業は育成の余裕がありましたから学校成績が悪くとも素質があるかどうかで採用し、社内で鍛えなおして立派な企業人に仕上げました。その後、国内のコスト高騰で人材を海外に求めるようになりました。バブル崩壊後は企業内で再教育する余裕はなくなり、すぐ使えない人材は採用しなくなりました。ミスマッチの度合いはますます進み、景気が回復しつつある今、学校から出荷される人材という製品のスペックは企業が期待するものとの間に差があり、少なくなった本物の奪い合いが激しくなっていくでしょう。ここも格差拡大の典型的な場です。学校や親が、もう少し産業社会の求めるものを真剣に研究し、社会ニーズにあった教育をしていかなければ市場原理の中でこの問題はますます大きなものになります。人材商品は実は世界中にあるのです。求める人材像が分からないなどというのはとんだ甘えです。分からなければ調べたらどうでしょう。私学にはマーケッティングリサーチに相当する活動をしているところがあります。そもそも親が社会人です。日常必要としている人材像のことを知っている人がすぐそばにいるのです。
 私の教育観は言葉足らずに話すとたちまちPTAの餌食にされてしまいますが、日本の教育はすでに百年の計を誤り、すぐに改善されたとしても回復までには何十年もかかると思っています。人を商品にたとえただけでもはや聞く耳はなくなっていきます。