De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

地域デビュー9年目

2011-06-29 22:05:35 | パートナーシップ協働・行政

企業リタイヤして地域に仲間入りして10年までに達成すべきことはリタイヤ前におぼろげに決めていた。

あと1年というところに来て、当初の思いは挫折したと認めざるを得ない。
しかし、世の中は私の思い以上に当時のニーズが高まっているし、環境は整っているように思える。
思いだけでも引き継いでくれる人がいれば思い切り話し合ってみたいもの。


今日の議会である議員の一般質問テーマに核心のところが垣間見られた。しかし、直接そのことを問い合わせてみると、ご本人は「専門的なことまでわかって質問しているわけでなく、自分は勉強が足りていない」と謙遜。
議員がこの問題に真剣に切り込むなら、一緒に勉強しながら進めていける新たなチャンス。

質問の趣旨は、
市は市民協働をどこまで本気で進めようとしているか、
NPO法改正をどう受け止め、どう展開していくつもりか
これを具現化する立場の市民活動サポートセンターをどう機能強化して行くつもりか
といった質問。
市長の回答は通り一遍で何一つ新しいことは出てこないが、質問者にもそれ以上の追及が出てこない。

しかし、待ちに待った「議員」がこの問題を取り上げようとする機運。
市民協働を政策に取り入れようとして隣町の議員が傍聴していた。
隣町議員と市役所食堂で昼食しながらじっくり考えを聞く。
まだ具体的な政策まで考えが及んでいないが、勉強して行くという段階。
小さい自治体だけに、これを政策の中心に据えたら、先進的な街になるに違いない。

時期尚早などという段階は通りすぎている。隣町にもあまり遠回りはしてほしくない。
あと1年、第2のリタイヤまでにどちらを選んで力を注ぐべきか。

第2のリタイヤをした後のことは、あれもこれもと欲をかかずに晴耕雨読を中心にのんびりと・・・。

老いの才覚

2011-06-28 10:02:40 | 話題・問題・ひとこと
曽野綾子


本屋さんで表題と中身をぱらぱらと見たとき、高齢者の才覚発掘で、人に迷惑をかけずに役立つヒントが得られるだろうと、かみさんと話しながら買いました。
言われることはごもっとも、同感・・・と思いながら上から目線の下々の不作法批判が鼻に付き始めました。
そうか、キリスト教はヒト性悪説に立っているんですね。

高齢者が、実は迷惑な存在であることは重々承知で私も年を重ねている。
もしかしてヒトの役に立つかもしれないと勝手に思い込んで一生懸命やっていることもはた迷惑なことが多いに違いない。

「あんたに言われたくない」という気持ちを抑えれば、参考になる書物です。
でも、ヒト性善説に立って見てみることも生き方を見直すきっかけになるかも。


めんま

2011-06-20 15:56:21 | 生活情報
真竹、タケノコ料理;メンマ
タケノコの代表的調理法はメンマ。ネット上でレシピを探し、挑戦。
メンマ用として、やや太めの、ちょっと育ったタケノコを採取してきた。それを湯がいて、調理。


これは完成品。


味付けには必須のウエイパー。


やや太めのタケノコ、下の方の固いところを活用。


中華鍋でいためて・・・。

ちょっとウエイパーが多かったかな。でもまさにメンマ。いままで捨てていた部分がおいしく活用。

先送りできない日本

2011-06-18 20:50:34 | 震災と復興
先送りできない日本

池上彰


ご存じ池上彰である。本の表題で大体中身がわかってしまう。
海外からも言われることだが、日本は政治のレベルは低いが、国力を支えているのは国民であり、民間である。しかし、政治が足かせになってしまっては前には進めない。
これ以上先送りのできない状態になっていることはだれの目からも明らかである。

菅さんが退陣するなら、その前にやってしまってほしかったものの一つが、彼が言いだしたTTP参加である。これがまた先送りされれば、大震災後の日本は極めて中途半端な経済体制のまま中国韓国などから引き離されて脱落して行くことは明らかである。
TPPで日本の農業が壊滅するなどとんでもない勘違いである。
そのことをわかりやすく解説している。

いままでの延長線でなく、戦後復興とそれに伴う改革を受け入れたと同じように、日本人は変化を受け入れなければならない。

守旧的な自公政権では改革に踏み出すことはできない。しかし頼りにした民主党はこのことについてまとまりもなく、何しろ無知そのものだ。戦後、占領政策によって初めて国を変えることができたという見方もあるが、まさか今の政治家には任せておけないということは、もう一度米国に日本の行く末を決めてもらはなければだめということではないでしょうね。

安全な原発はありえないのか

2011-06-14 22:08:00 | 震災と復興
原発安全宣言
古川和夫著


 原発を安心・安全と国民を騙して電力会社の利益を支えてきた政府の誤りは責任重大と思う。

 しかしながら、極めて困難で悩ましい事態に国民、いや世界中がさらされている。脱原発は人類が解決しなければならない課題だと思うが、あまりにも重い課題である。原発止めろというのは簡単だし、代替エネルギー開発を叫ぶのも正しい。しかし、まだ膨張し続ける世界人口、富の再配分という叫び、開発途上国の急速な発展・・・などを考えた時、『原子力』という魅力を切り離せないという現実を感じる。
 
 私は、原子力は安全を絶対優先して追及しなければならないが、絶対安全ということはありえず、地域の住民の事故対策としての自衛処置・逃避訓練を重ねる必要性を感じていた。リスクを受け入れての国民の選択と考えていた。
 しかし福島原発事故の巨大さを目の当たりにして、どんなに不便な思いをしても原発は廃止すべきという考えに変わった。
 しかしまた、いくら日本がドイツやイタリーのように原発廃止を決めても、世界の中では原発は無くなるどころか増えていくのが必然と悟らざるを得ない。

 本当に安全な核技術はないのか。わたしの拙い知識の中でも、原子力エネルギーとは、核分裂を伴うもので、そこには必ず放射線の管理という問題が付きまとうことはわかる。安全な核応用技術とは、これを理論的に完全に閉じ込め、用が済んだら確実に放射性物質が消えて行くものでなければならない。

 安全な原発とは、電力を使う場所の近くに建設して、送電コストを下げ、廃熱もそのまま都市で使えるようなものでなければならない。そのような手段はあるに違いないと考えていた。たまたま本屋に積んであった新書に目がとまった。それがこの本である。

 易しく解説したと著者は言うが、本当のところ難しくて良くわからない。しかし、3,40年まえに開発されていながら何らかの理由で採用されなかったこの技術は、原子力をもう一度見直させる価値のあるものと思う。すなわち、『トリウム溶融塩核エネルギー協働システム』である。ある程度私を納得させる安全原発技術である。原子力の安全・安心という言葉にはもう騙されないぞという気持ちから、まだこれを頭から信じているわけではないが、本当に希望のあるものなら技術者の評価に上がってくるはずである。

 宇宙には巨大なエネルギーが充満している。しかしそれはすべて核反応による世界である。いずれ人間がそれを、大気と磁場のバリアで守られた地球の内側に取り込む、いやすでに取り込んでしまったのは必然であったろう。100億人の人間がこの地球の上に平等に存在して行くことを認める限り、人間の知恵で安全な核の技術を手に入れなければならないものと思う。

フロントランナー

2011-06-13 10:23:33 | 話題・問題・ひとこと
朝日新聞6月11日Beフロントランナー
に前高知県梼原町長・中越武義さんの紹介。


人口4000人足らずの名前の知られていない小さな自治体が、一人の町長の知恵と努力で模範的な街づくりを進めた。
風力発電風車2基で300戸分の電力を四国電力に売り、それから得られる基金をもとに森林づくり基本条例を作って「森との共生」に乗り出し、森がよみがえり雇用が生まれた。
間伐木材は木質ペレットにしてバイオ燃料とし活用。森林整備で『森林セラピーコース』を作り東京から観光客が来た。四万十川の源流を使って小水力発電所を作りその電力で町立中学に、夜は町の街路灯電力に。

次々と関連事業をリンクさせ積み重ね、町財政は健全化した。
国が地方を切り捨てる時代を逆手にとって、自主独立の街を作り上げた。
そこには町民主体の自治がなされ、皆が町のために働く。
それが自分たちの生活を明るくする。
コミュニティが確立し、何かあった時はみんなが支え合い、助け合うことができるだろう。

市町村合併で、小さな自治体が自治を投げ出して大きな自治体に依存する。
それによってその地域の主体性は無くなり、何かを起こそうとしても遠くの本庁舎にお伺いを立てなければならないし、そこにはたいてい行政の壁が立ちふさがる。

わが街も、そうやって自治の権利を投げ出した町村を抱えて巨大な面積の『都市』となった。
小さな自治体だからこそできる創意と工夫も生まれてこない。都市には都市としての力があるが、現実は進んだ都市形態を持った地域と、広大な自然の広がった地域を共存させることは、口ではにぎやかだが決してやさしいものではない。

わが街の隣には、吸収合併をまぬがれた町がある。おそらくこれからは苦しい財政のもとでやっていかなければならないだろうが、住民と一体となって創意と工夫で町を発展させていくことができる大きなチャンスを握っている。
ここもフロントランナーになってほしい。
自信を持って進んでもらいたい。

タケノコ狩りイベント終了

2011-06-12 09:47:58 | 中津川
今年の日本の竹ファンクラブタケノコ狩り行事は無事終了。
タケノコも十分土産に持っていただける量がとれました。
町の方にも協力いただき、ご近所の竹林も利用させていただきました。

我家でもまだあまり口にしていませんが、これからが本格的収穫の時期かと思います。

一般開放しますので、声をかけてください。

足元には気をつけてください。手袋と長そでは必須と思います。刃物はのこぎり鎌が最適ですが、古くなった出刃包丁などで十分。

薄暗い生活に慣れて

2011-06-08 22:54:56 | 震災と復興
電灯に関しては大半が省エネ型電球に代えているのでそれほど電力を使っているわけではないが、どうやら薄暗い生活にも目が慣れてきました。眩しいくらい明るくないと気に入らなかったかみさんでしたが、原発事故以来節電には積極的です。



11日は、竹林整備隊による間伐とタケノコ狩りとBBQの日ですが、今年は筍の生育に異常が出ています。11日、全然足りない状況です。7,80本はどうにかあるとは思いますが、それでは一人2本いきわたるのがせいぜい。200本はほしいところ。
そこで、ご近所の竹林にもお願いして追加することにしましたが、間伐整備の行き届いていない竹林では収穫があまり望めません。
この際雨で中止になってほしい気持ち。

自転車時代

2011-06-05 20:51:04 | 生活情報
世界中自転車時代に入ろうとしている。日本は自転車は浸透しているがモラルは浸透していない。というより、ルールが浸透していない。その中で、ロードバイクやクロスバイクを走らせるときにはよほどの慎重さが必要となる。
クロスバイクに乗る時は、車両に乗るという自覚をはっきり持って乗ることが大事。歩行者と同じ甘えを持ったり、自覚のない自転車乗りと遭遇するときは歩道を走っていてはいけない。下車するか、車道に出ることが原則。

一番怖いのが右側通行してくる自転車と遭遇するとき。相手が歩道に逃げてくれない限り、双方が極めて危険な状態になる。
クロスバイクなどは車道でスピードが出ているので右側走行車とは瞬時に接近する。右走行自転車を守るためにバイクの乗り手は命を危険にさらすことになる。右側走行だけは絶対やらないようにお願いしたい。



今年のタケノコ

2011-06-03 14:24:16 | 生活情報


本日、タケノコの採取に行ってきましたが、さっぱりありません。
竹ファンクラブの表示が出ていて、6月4日から11日まではタケノコ養生のために山に入らないで・・とのこと。
今年は2週間遅れています。11日の竹ファンクラブのタケノコ狩り行事が終わってからの方がたくさん採れるでしょう。

12日以降、状況をお知らせします。


今日はこれしかとれませんでした。