De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

初めてのスイカ栽培

2011-07-31 10:46:05 | ガーデニング


梅雨の前にグリーンセンターでスイカの苗(小玉スイカ?)2本を買い、中津川フィールドの畑に植えました。採り時がわからず、数日前に試しに1個収穫したものの、まだ種が白く勇み足でした。でも甘かった。

一昨日見廻りに行きましたら、1個爆裂して真っ赤な中身が出ているのを見ましたので、今が採り時と2個収穫。これがまた早すぎて赤みが薄く種が白い。

スイカの収穫時の見分け方がわかりません。


私が子供のころ、スイカの栽培はベテラン農家でなくてはできず、素人百姓の父には無理な作物でした。だからスイカはとても貴重。戦後初めてスイカを口にしたのははたして何時頃だったのだろう。東京から訪ねてきた父の俳句のお弟子さんのお土産が小学校3年生ごろか。

検査体制の強化はできる

2011-07-30 11:37:59 | 震災と復興
またぞろやらせが発覚しました。
原発に限らず、あらゆるパブコメやその類に「やらせ」はつきものです。

これは7月27日衆議院厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)
での一人の学者の証言です。
深刻になりすぎるのも問題でしょうが、政府でできることがまだやられていないという私の
疑問と同じです。

チェルノブイリ周辺の家庭の放射線対策のTV映像を見ましたが、技術立国を自認する日本で
検査体制がまったく未熟で、不安を掻き立てている現状に疑問を持っています。
できるのです。食品などの検査体制をもっと素早くもっと徹底して行うことが・・・。
怖いのは、検査によってあれもこれも出荷停止になる事態です。
将来大きな健康被害発覚の問題になったとしてもいまはやり過ごしたいという考え
ではないでしょうか。B型肝炎訴訟の結果を思い出してください。何十年後に発覚する
その他の医療事故の結末を思い出してください。
今回の場合も、先送りしたほうが得策であることは確かなのです。

今やることは、原発をすぐ止めることよりも(とは言いきれなくとも)食品の検査体制、
残留放射線の検査体制と除染体制を徹底することと隠すことなく公表することです。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)


広島の原爆の何十倍もの放射能がばらまかれている、チェルノブイリに匹敵する事故であることを主張されています。広島の黒い雨はありませんでした。しかし、何日か後に降った白い雨は広島の何十倍の放射能を広範囲に降り注いだし、もしかしてその毒性(?)はそれ以上の危険なものです。
安心させるための計測・・・と言っていますが計測すればするほど不安を掻き立てることは明らかです。それでもそれを知って、逃げる方法、対策を考えた方が良いはずです。

ただし、こういう私はより安全地帯に居ます。しかも、健康被害はより受けにくい体質にあります。拡散を許すべきではありませんが、この際、健康影響指数のようなものを明らかにして、住むところや仕事を年齢別個体別に色分けすることも必要かもしれません。働けというなら中汚染地帯の農場に行って草刈りをしてそれを汚染地帯に運搬する仕事をさせてもらってもかまいません。1年間働いて100ミリシーベルト被曝して10年の余命に変化があるわけではありません。
なるべくやり過ごそうとする政府の姿勢があるとすれば、みんなで声を上げなければならないと思いました。

我が家のフェンスが露出

2011-07-27 21:36:57 | 生活情報
隣の建物が消えた後

我が家のフェンスが初めて人前に露出されました。自分の家からも、隣家からも目立たなかったのででたらめのままでしたが、こんな風に人前にさらされると何とかしなければと思います。
新しく立つ建物は賃貸マンションで、ベランダ側から正面にこの景色があるわけですから、このままというわけにはいかないでしょうね。建設会社に尋ねたところ、マンション側にフェンスや植え込みの予定はないとのこと。

高校生vs放射能

2011-07-26 16:16:19 | 震災と復興
今日の夕刊


福島の高校生科学部員、放射能除去方法独自に研究

頼もしい記事が載っている。もちろんたやすいことではないが、彼らの科学研究で役に立ちたいという姿勢がうれしい。
校庭の砂から放射性物質を洗浄したり吸着したりする方法を独自に研究している。その中で砂に付着するセシウムの特性を見出している。

放射能が身近にある生活を我々は受け入れなければならない。しかし、少しでもそれを遠ざける研究と成果が得られることが望まれる。それを彼らは良く理解している。

大発見の道のりは長そうだ・・、と新聞。それはそうだが、放射性物質を吸着させ濃縮させるひとつでも新しい方法が分かれば、日本の幸せは取り戻せる。

幸いにしてここは福島からは遠い。校庭も除染の効果が見えるほどの汚染はされていない。しかし、別の方法で放射能を遠ざける環境研究テーマがないだろうか。

ホットスポット

2011-07-25 20:38:47 | 震災と復興


おそらく我が家で一番残留放射線量の多いところが雨水浸透マンホール(浸透ます)。開けてみるとヘドロがたまっています。全部で4か所ある浸透ますのヘドロを回収して土嚢袋に詰め、隔離します。
放射能の全量は長い半減期の間中は減るわけではないので、せめてできる限り隔離するか、薄めて拡散させるしかないでしょう。そうして日本はこれから長い間この放射能と付き合っていかなければなりません。この辺は風や雨で運び込まれた可能性は低いと言っても、いろんな形で流通し、どこかで濃縮されます。我が家の庭は水素爆発以後0.11マイクロシーベルトでしたが、屋根の埃が全部洗われて濃縮されたヘドロは100倍レベルだと考えるのが妥当でしょう。ただ、思いのほかこのますの中に溜まっている泥はわずかでした。

問題は全国に溜まっていく汚染物質ですが、この集積場として福島第一原発周辺に巨大な城壁を築いてそこに積み上げるのが最善と思います。

いずれ原発は廃炉になるとしても、その周辺の土地が二度と人が住めるところになるわけではありません。例えば、第一原発の半径2kmに巨大な城壁を築く。その素材は放射能を帯びたコンクリートや浄化槽のヘドロで作ったコンクリートブロックを積み上げる。その中に全国から集めた汚染物質を詰め込んでいく。

高濃度で汚染された地域は風力発電用地とし、中濃度の地域はセシウムを吸収する植物を栽培しては、それを城壁内に隔離することを続けていく。バイオ燃料用穀物生産地になるかもしれない。

放射線と付き合っていきながら、安全度を高めていくためには、根気よく濃縮を繰り返し、それを1箇所に集積して行くことしかありません。



我が家のゴーヤグリーンカーテンです。そろそろ食べごろがいくつかあります。

隣地の変化

2011-07-24 15:19:57 | 生活情報


隣の解体工事も終盤です。
このでかい建機が動くたびに振動が伝わってきましたが、25日で撤収の予定。
その後、この敷地にはマンションが建ち、またこの窓から見る景色は圧迫される。
しばらくは風通しの良い状況が続く。


今朝の朝日新聞折り込みに、販売店が発行している「あさのポケット」というミニコミ紙が折り込んであります。
そこに名前の変換ミスではありますが我が家の取材記事が載っていました。名前の変換ミスに気がついて編集長が平謝りで、修正したものを印刷するので知り合い関係にはそれを渡して・・・という話。
私はどうでもよいのだけど・・。かみさんも写真の写りが悪いから、読まれない方が幸せだって。

原発推進広報マニュアル

2011-07-21 14:23:34 | 震災と復興
http://chikyutomo.greenwebs.net/?p=2588
こういうマニュアルが20年前日本原子力文化振興財団によって作られ、今日現在も活用されてることがわかりました。
このページは封鎖されるかもしれません。

20年前、すでに事故が起こることも予測し、事故も宣伝にうまく利用するチャンスと書いてあるという。
九電も、結局このマニュアルに従ってやらせをやったのだろう。

私も、考え抜た上で原子力技術は温存し、進歩させなければならないと言う考えに到達したが、この策謀に踊らされたと思われたくない。

私は、ヨーロッパ、日本はともかく、世界のあらゆる国で原子力活用は今後とも進むだろうという前提。IAEAの権限が強大なものになるならともかく、身勝手な国が不安定な原発をどんどん作って、それをさらに輸出して拡散することは防ぎようがない。
その中で、日本ができることは本当に安全な原子力利用技術を開発し海外に提供して行く努力をすべきであり、そのために必要な技術は残すべきだという考えである。


増水で骨折り損か

2011-07-19 22:07:07 | 中津川


先日、仲間と一緒にユンボを使って中津川仙台下河原に遊歩道を作った。
http://yaplog.jp/sigerusato/

昨日はそこを4輪駆動のハイラックスサーフを走らせて、生還できることを確認した。

アフリカかどこかの草原を走っている感じ。このまま行って本当に戻ってこれるだろうかと心配になる。しかしさすが日本のオフロードカー。全行程を走って安全に戻ってこれた。

しかし、台風が来る気配。増水すればどうなるか。最近は宮が瀬ダムのおかげで、頼んでも洪水になることはない。うんと増水してくれればそれなりに川原らしさも再現できるというもの。

誰のために何のためにこの不毛な努力を繰り返しているのか疑問になることもあるが、それでも夜寝るときに考えるのはあの道をこうしよう、あそこに水路を引き込もう、川原撫子の群生地帯を作るにはどうするか・・・などと空想をめぐらしている。あそこに行けばjapan撫子がみられる・・という評判を上げなければならない。

暑くて暑くて

2011-07-17 21:10:46 | 生活情報
まだ節電努力はしています。
でも、常に電力使用率を見て、使用量が減る夕方から夜にはエアコンつけさせてもらっています。
しかし、昼間はタダボケっと息を殺しているだけです。
節電競争に意地を張っていても仕様がない。
いつかは暑さに負けるでしょう。
でも、何にも役に立つことをしていない昼間の私にそれだけの電力を使う権利はなさそう。

2階の書斎から見下ろす隣の工事現場。音と埃を防ぐために窓は閉め切り。
最近の家屋解体は以前の数倍も時間がかかっている。バリバリと壊すわけではない。木材と、金属などを丁寧につかみ分けてトラックに積み分ける。
100%リサイクルされるという話。
2,30年で壊す家を建てることは罪ですね。


仙台下クラブという愛川町地域グループに参加して中津川の開発をしている。
先日大型ユンボで道を切り開いた後、4駆を走らせてその成果を実感したいが、この暑さで出かける気にならない。
http://yaplog.jp/sigerusato/
整備しても使ってくれる人がいなければ話は始まらない。
それには町外の人のニーズを聞くことが大事。
町外からお客さんが来るようになることが、ボランティア作業者の励み。
地元の人は川原で遊ぶことになんとなく罪悪感を感じているのかもしれない。

未来は不透明か

2011-07-12 10:21:26 | 震災と復興


「われわれは未来を語る前に現実を知らなければならない。なぜなら、すべてのことは現実からスタートしなければならないからである。」ドラッカー

齢、未来を語るほど先にゆとりを残していない。原発事故の終息は10年単位の先の話である。

まず、現実がほとんど何も分かっていないから未来を語るのも難しい。しかし、文明世界が折り返し点に来ていることはだれの目からも明らかである。

これから先はゆっくり下っていく坂道か、須走りのように一気に下っていく道なのか。

経営者が知らなければならない『現実』とはこの日本で経営を続けていくことの損得であろう。現実を直視したら、産業は国外に移転しなければならない、と考えるだろうか。日本に残して繁栄する手段・産業は何かと前向きに考えるか。

経営者が、甘い考えでなく後者の判断をしてくれることを望む。海外に逃げようのない普通の人や企業は、現実を見抜いた上で発想を転換し未来を創造してほしい。

現実を見ないまま将来の夢を語って政策を組み立てることが、あとになって『嘘』だったといわれる罪はもう犯してほしくない。原子力がそうだった。リニア新幹線は大丈夫だろうか。いまの子どもたちに残すべき大事なインフラなのだろうか。

現実をしっかり見据えれば未来は見える。明るい未来とな何か、価値観は変わっていくかもしれない。海外から尊敬される、範を示す日本になることはさほど難しいことではないように思える。