De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

夏の総括

2011-08-31 21:55:57 | 生活情報
8月31日夏の終わり



まだ残暑が厳しいので夏の総括は速い。
しかし、6・7・8月はなんとなくぼんやりした時間が長かったようで、いったい何していたか整理してみたくなった。

・節電対策を打った。日本中がその気になったので我が家の我慢も報われた。節電に気を使った夏だった。検針票は前年度比▲30%達成したものもある。日中のクーラーは相当我慢だった。

・娘家族が逃避中だった沖縄のマンスリーマンションにジョイントする予定は台風で飛行機が飛ばずに断念。結局旅行なるものは何もしてない。

・うっとうしがられているのかもしれないのに、市議の活動に口出し。その資料作りなど。でも一つ反応が鈍いなあ。


・隣町の活動にも手を出している。町民公益活動など制度は模範的。原点はここにあることを発見。

・中津川開発の体制はできたが結局活動はほとんど実現していない。これもどこかずれているのかなあ。

・テレビを見たり、パソコンをいじっている時間が長かった。いつもより家にいる時間が長かった。電話や訪問者に、旦那だけ出不精な家と思われたに違いない。

・庭が荒れている。オープンガーデンと言ってもとても見せられたものではない。でも、グリーンカーテンはそこそこ成功した。

・断捨離、進んでいない。

・ブラックベリージャムを作った。種を分離するのが難しく、結局果肉がほとんど入らない濃厚ジュース状態に仕上がる。重量は1/4に減った。



・今年のセミは静かだった。


中国進出

2011-08-27 20:38:50 | 話題・問題・ひとこと
日本人の一つの選択

色々と問題はありますが、いま中国で個人的に活躍している日本人が増えています。そして成果を上げています。
このブログは私の友の一人です。
http://blog.explore.ne.jp/turkeys/

電力不足と円高で日本企業が海外に逃げざるを得ません。
まさしく空前の空洞化が起ころうとしています。
待っていても仕事を分けてくれる人はだんだん減ってきます。
行き場のない若者が増えてしまいます。

それを打開する指針を示せる国の力もありません。

NPOによる公益的事業の普及を夢見てきましたが、良くても焼け石に水以下です。

世界からみると日本は相当魅力的なようです。
日本の文化を知ることは彼らのステータスのようです。
政治的・外交的に小馬鹿にされていますが、別な面では憧れだったり
尊敬されたりしているようです。

日本の伝統的芸術・技術を持って中国に行き、指導と工房で成功する道は
きっとありそうです。

例えば、
・鎌倉彫の指導と生産販売
・和紙の生産と和紙を使った工芸品制作の指導と販売
・伝統織物
・三味線の指導と三味線工房
・・・

工業技術と違って技術の漏えいなどとは別の世界です。
流行ればはやるほど日本の伝統工芸が世界から尊重されるようになると思います。

節電ビジネスモデル

2011-08-25 21:07:01 | 震災と復興
高齢者住宅節電支援



全国的にやったら相当なエネルギー節約になりそうな事業モデル提案です。
どこかのNPOでチャレンジしないかなあ。

まず、ちょっと古い住宅では電力の契約アンペアは結構高いまんまであることがうかがえます。
我が家も8年前に建て替える時は60A契約を40Aに替えました。ちょっと微妙なところはありますが、意識して注意すればブレーカーが飛ぶことはありません。

その契約変更で基本料金はぐっと安くなります。

この事業はその変更手続きサービスを代行します。
それだけでは直接節電にはなりません。

そこで、電灯をLEDにつけ替えるサービスをします。
その費用は電気屋さんと行政と受益者が等分して負担していただきます。
受益者は、電気料金の大幅低減ですぐ元がとれますから、照明の購入費用を負担していただけると良いです。

東京電力に寄付をお願いすることも可能かもしれません。

仮に、1軒当たり1カ月20kwの節電ができたとして100件1年で24,000KWという電力の節減になります。全国規模で考えたら原発の1基や2基分になるかもしれません。

節電と言っても電気を使わない不便な生活を強いるのでなく、特に高齢者住宅に目を向けるだけでも一つの資源が見つかります。

こういう事業は信頼が必要ですから、行政との協働事業にして、戸別訪問は職員や民生員などの同行など、考えれば道は開けそうです。



朝顔の逃亡

2011-08-24 12:47:36 | ガーデニング
ウッドフェンスに侍(はべ)らそうと朝顔を栽培したが、その後さっぱり顔を見せなくなっていた。



気がつくと椿の木のてっぺんで解放されて自由を謳歌していた。



ここではさっぱり目立たず、2階の小窓からのりだすようにしても木陰の間からしか見えない。でも元気に暮らしていてくれたならよしとしよう。

アジア・シルクロード音楽フェスティバル

2011-08-14 11:09:02 | 震災と復興
東日本巨大地震被災地慰問チャリティコンサート


というのが12日、愛川文化会館で開催され、招待を受けたのでfrauとみてきました。

こういう文化活動が愛川町の一市民団体(NPO法人ユーラシアンクラブ・愛川サライ)で実行できるということに「結構やるじゃん」というのがfrauの感想。とても入場券買ってまでは・・・となめていたのですが、結局感動して慰問コンサート実行の募金として切符代相当を置いてきました。

開催団体代表のある思い入れが強すぎて食傷気味なところが大きなブレーキになっているのですが、NPOの活動としてはそれでよいのかもしれません。でも観客を呼び込むためには今後ちょっと工夫が必要です。

演奏の中身はレベルも高くもっときちんと全国規模で普及の努力が求められます。演奏者の中で知られている名前はあるのでしょうか。

河西堅・ギター
木村俊介・篠笛、津軽三味線
橋本岳人山・尺八
パンチャン・ラマ(ネパール)
サラバン・ラマ(ネパール)
アヨーシバトエルデネ(モンゴル)
アブドセミ・アブドラフマン(新疆ウイグル)




難を言えば、地域市民の協力を得るために地域保存文化獅子舞や、笛・尺八の地元愛好会の発表会にオープニングの長い時間を使わざるを得なかったこと。主催者のある思いがナレーションや解説でしつこく出過ぎたことでしょうか。

それと、宣伝が行き届かず、市民に知られなさすぎること、周辺市町村からもお客さんを呼び込む努力をしなかったこと。主催者さん、はっきり言ってしまってごめんなさい。アンケート用紙に書き込みたかったことでもあるので許して。




今後できることがあれば運営がスムースに行くようお手伝いさせていただきます。



団塊世代への期待(再)

2011-08-08 15:38:34 | パートナーシップ協働・行政
菅さんが団塊党結成をもくろんでいたことがわかりました。


菅さんが政権をとる前、団塊世代の仲間に団塊党を作ることを呼び掛けていた事実を見つけました。

■ 趣  旨

 団塊世代のリタイヤが目前に迫っています。「若年世代の社会保障制度への負担感から世代間対立や利害対立が激化する」「行政の税収入は減少し地域の行政サービスが低下する」など、さまざまな社会変化が予測されています。

 これまで日本の経済やくらしを支えてきた団塊世代たちが、現役時代と変わらぬエネルギーをもって地域に帰るのです。新しいくらしのカタチ、地域のカタチ、国のカタチを団塊世代でつくることはできないでしょうか。福祉関係、労働界、生協組織など各分野の団体が団塊世代の退職後を考えて活動を開始しています。いろいろな団体の活動を相互につなぎ、地域ごとの運動になるように広く、知らせる活動が重要です。

  その第一歩として、シンポジウムを企画します。団塊世代、もうひとがんばりが必要です。積極的にご参加下さい。



私がたびたび期待していたことと全く趣旨は同じです。政権をとってしまってそれどころではなくなったのでしょうが、是非早く首相を辞任してこの構想を再び立ち上げてください。

このブログで言っても届かないでしょうから、あとでツイッターなどで声をかけます。

彼の言う団塊世代の対象人物は、単に戦後のベビーブーム時代に生まれていれば良いというわけでなく、たくさんの同世代の仲間と競争し、大学では少なからず政治闘争に没頭し、社会に出たからは何にもなかったかのように前世代が立ち上げた経済体制の中で組織の上に立ち、この新たな時代の変化を逃げ切った定年退職者を指していることは明らかです。

私の期待もそういう人たちです。

経済大国日本をこれまで支えてきて、今の世相を見て何かやり残したような、不完全燃焼感を持っている筈です。
ここで地域に出て『おとしまえ』をつけてから本当のリタイヤをしてください。
(8月4日「世代論再び」)


世代論再び

2011-08-04 16:50:59 | 話題・問題・ひとこと
団塊世代への期待



震災世代の出現について書きました。震災世代が新しい日本を形成していくのではないかという期待もあります。震災世代が苦悩を背負って新しい社会課題を作りだすのかもしれません。少なくとも、震災前までの我々は後世に大きな負担を残し、まだ性懲りなく負担の先送りを作り続けています。

今日は、震災世代ではなく、団塊世代への期待です。
その数とバイタリティと主張性を、現役を退いた後地域で発揮してくれると期待しています。

数年前、団塊世代の集団リタイヤの話が話題になりました。
しかしその期待と恐れは、年金支給の先送りと定年の引き上げによって先送りされたと思います。

日本を動かすのは、新しい世代とともに、地域に帰ってきた団塊世代の人たちではないかと私は考えます。

恒常的な電力不足、底なしの円高、その他の多くの理由で日本企業は外に出ていくしか道はありません。
残された人たちは、いままでの産業経済社会とは違った経済社会を立ち上げなければならないものと感じます。

少し前から、工業生産とは違った文化芸術活動が評価され、新しい資産を形成していますが、地域に無数に残された課題に取り組むことはどうでしょう。

それらは、利益追求する企業活動としては成り立ちません。行政が公益事業として担当すれば、税の無駄遣いになりかねません。年金で何とか余生の家計を確保した人たちで、この社会活動に取り組み社会起業がどんどん起きることを期待します。

そこには新しい雇用も生まれるでしょう。震災世代と手を組むことも可能です。

地域は思いのほか守旧的です。そこに摩擦は起こると思います。

団塊世代はそれを乗り越える力をもっています。

旅行やゴルフを思い切り楽しむ、家庭菜園や読書三昧で引きこもる。そうでなくて、今度は金に縛られず、組織に縛られず直接見える対象に、築いてきた能力を分けていただき、日本を支えてほしいものだと感じます。

ちょっと前の世代の私共は、たいして役に立てず、そろそろ本当の役立たず(tatters)になって去りつつあります。

厚木愛甲写真集

2011-08-02 13:40:07 | 中津川


愛川町から
「ふるさと厚木・愛甲」という新刊写真集をいただきました。
私が知る昔の厚木・愛甲は昭和33年ごろまで。
小田急本厚木駅も当初のものしか思い浮かびません。
駅前のミヤベーカリーが懐かしいのですが、写真集のどこにも見当たりません。


その後厚木はパスポート手続きや土木事務所などピンポイントの用事しかなく
ほとんど通過地点の役だけでした。

愛川町は、構造的にはあまり変わっていません。道路は広くなっても元の場所です。私が知る清川村は全部ダムの下です。

新しい世代の発生

2011-08-01 18:11:47 | 震災と復興


受け売りですが、昔々こんな論を言っている哲学者がいました

オルテガの理論(ホセ・オルテガ・イ・ガセット)
「世代は、社会学上きわめて重要な概念であり、ひとつの世代はある大きな出来事を経験してそれを中心として形成される。
多くの場合それと対抗する形で次の世代が形成され、世代間の抗争、協調により時代の考え方が作られる。」

「大きな出来事が世代特有の価値観を作る。」

納得です。

新しい世代を作る大きな出来事がありました。
震災を経験し、原発事故を経験した若い世代が受難と復興世代として新しい価値観を形成していくのでしょうか。

戦中戦後世代、これは私が含まれます。子供の時に戦争終戦その後の貧困と復興を経験した世代です。
その次に現われるのが団塊の世代。われわれとは違った価値観を持っています。すなわちオルテガの言う世代間の抗争と協調のあった世代です。
その団塊世代が、団塊ジュニア世代という別の価値観を持った世代を産み育てました。
そうしていま子ども・若者たちが震災と原発事故を経験して新しい価値観を今後築いていくのでしょう。
これは私の勝手な分類かもしれませんが、世代論を言う人はほぼ同じ考えでしょう。

だからどうというわけではありませんが、だから新しい世代の価値観と何が共有できるか、何が対向するのか知りたいと思います。(休憩)