Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

11月26日(土)やはり紅葉は、青空に映える! 北摂・ポンポン山

2011年12月03日 | 山登りの記録
人生のベテランさんたちと、北摂の名山、ポンポン山に出かけた。

中学校時代から飽きるほど登ってきたこの山だが、今回唯一、初めての経験がある。
それは、歩く方向。
なんと意外にも初めて、善峰寺から登り始めるのだ。

阪急東向日駅から、阪急バスで善峰寺へ。臨時便も出ていた。
寺はちょうど紅葉真っ盛り。多くの観光客で混雑していた。



境内に入ってしまうと、結構、時間を食ってしまうので、今日は山門前で写真を
撮っただけで、あとはそのまま登山モードだ。(メイン写真も山門前で撮影)



山道に入っても、しぱらくは美しいカエデの中。イロハカエデが多いようだ。
寺によって植栽されたものだろうか。
谷を隔てて、向こうに善峰寺が見える。



急とはいえ、それほど苦もなく、主稜線に出て、ほどなく釈迦岳に着く。
島本町の最高峰であるが、相変わらずの地味な山頂である。
ただし、山頂部に立派なテーブルができていた。近郊の山はよく変化する。



青空と、日光を透かして黄色や赤に輝く紅葉を見ながら歩くのは
たいへん楽しい。見とれるあまり、うっかりすると転倒してしまいそうになるが、
ここで転倒しないのは、きっちりフラットフッティングができている人。
できていなと、常に足元を見て歩くことになり、それはきわめて「損」である。



ポンポン山には、予想を半時間も早い11:15に到着。
このパーティとしては異例の高速歩行である。
ちょっと早めではあるが、ここ以上の場所はないので、昼食とする。



山頂から愛宕山方面を眺めると、亀岡市内にはまだ雲海が残っていた。
雲海は、冬場の亀岡の風物詩でもあるが、この時間に撮影できてラッキーだ。

時折、ウリハダカエデのオレンジが目を楽しませてくれるものの、
しだいに植林の比率がが増えていく。山道もおだやか。
「眠い~」とOさんがつぶやきながら歩く。確かに眠い。



夫婦杉を見上げる。
そ確かに周囲の杉よりは立派だが、ひときわ大きくはない。
この夫婦はあと200年、300年と寄り添ううちに、本当に巨木に
成長するのだろう。



本山寺に着く。裏手から境内に入るのも珍しい。



護摩壇横の大イチョウも、カエデも、見事に色づいていた。

途中の勘請掛で、由来を記した立て札に、皆、釘付け。
このパーティは、非常に知的好奇心が強いのである。
何にでも好奇心を失わないことが、健康の証だ。



舗装道を絡みながら、神峰山寺に着く。
紅葉のシーズンは、拝観料300円を支払って境内に入る。



適切に配置されたモミジの美しいこと。
イロハカエデは旬を過ぎていたが、オオカエデが見事。
カリンの実は、落下する危険があるらしく、随所に立て札が立っていた。



原の集落に差しかかる頃、工事が進んでいるのに出合った。
新名神高速道路の工事が急ピッチで進んでいるのである。
このあたりの自然も、どう変わるのだろう。

貴重な自然がなくなるのを惜しみつつ、開通したらしたで、
「便利になったなぁ」と高速を疾走する自分がいるのだろう。
なんか、偽善者で、山好きとはいえ、ナチュラリストではない自分に
気づかされる。
そういえばマイカーも燃費重視ではなく、オフロードを力づくで走れる4WDだし。

自分に腹を立てつつ着いたバス停は、原立石(はらたていし)。
ちょうど高槻市営バスがやってきたので、小走りにバスに乗り込んだ。

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