Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年12月27日(日) 関西のマッターホルン・高見山へ、北尾根から登る!

2020年12月29日 | 山登りの記録
■メイン写真
曽爾~御杖の山々をバックに、山頂直下の尾根を行く


■今回のコース
桃俣高角神社→天狗山→カヤノ山(サイメ谷山)→高見山→笛吹岩→揺岩→国見岩→
平野分岐→小峠→雲母曲→高見登山口(杉谷)

霧氷の季節になった。
ということで、まずは高見山へ。人ずれしていない北尾根からアプローチする。

桃俣から林道を奥へ。桃俣高角神社下の広場からスタートだ。
雪が多い年は林道の時点で道が凍っていたりするが、この日はまったく雪なし。



高角神社。高見山の山頂にあるのも同名の神社。
「たかすみ」と読むが、これを「たかつの」と読むと、「高い所にある神社」と
とれないか。神武東征伝説の「宇陀の高城」を連想させる。



桃俣の「俣」の字が謎。昔からずっとこのまま。



序盤の急登を終え、防鹿フェンスに沿った尾根道を行く。
植林帯を出て、なおも登っていくと右手が自然林になり、天狗岩の岩峰が
見えてくる。これも葉が散るこの季節ならではの眺めだ。



立派なプナが出現する。このあたりのブナはいずれも枝ぶりが見事だ。



最後の急登を一気にやっつけると、天狗山のピークに着く。
西杉峠からの北方尾根道と合流する。



さらに尾根を詰める。しだいに雪が出てくる。
三峰山から曽爾・美杉方面の山々が近くに見えるのはいつも通りだが、
この日は空気が澄んでおり、木曽御岳山まで見えていた。
見える確率は決して高くないので、大はしゃぎしてしまったが、お客様にはレア度が
十分に伝わらなかったようで、「ふーん」という空気(笑)。



倶留尊山の尖峰と、風力発電の風車が印象的な青山高原。
雪は少ないものの、凍って滑るのでアイゼンを装着する。



カヤノ山(サイメ谷山)で、東西に延びる高見山系の稜線に合する。



崩壊地の手前から高見山を望む。



期待していた積雪。いい感じになってきた。



山頂直下から見た木曽御岳山。



青空を背負って山頂を目指す。うーん、登山しているって感じ!!



ちょっと緊張が強いられる岩場の下降。当ルートのがんばりどころだ。
山頂手前の難所だが、皆さん、なかなかうまく通過。



霧氷はほとんど風で飛ばされていたが、山頂直下に少し残っていた。やったー!



曽爾の山々をバックに。



霧氷の向こうに三峰山を見る。



大普賢岳もクッキリ。
西には金剛山、葛城山、生駒山、六甲山系まで見えていた。



高見山山頂に鎮座する高角神社。
コロナ禍からか、日曜日にもかかわらず登山者の姿は例年よりかなり少なかった。



笛吹岩から迷岳、台高山脈を眺める。
数年前に、所属する山岳部のメンバーで同じカットを撮り、某ガイド本に掲載中だが
次の版ではこれに差し替えようかな。



国見岩。神武天皇が軍議を開いたとされるが…



雪がなくなったのでアイゼンを外し、軽くなった足で快調に下り続ける。



急斜面を下り、小峠に到着。
クマに出くわす日もあるのか。「なんて日だ」!!



登山口にほど近い、山の神。刃物のレプリカが捧げられている。
山の神の祭の日には山に入るな、刃物を持つなという言い伝えがある地方もあるが、
ここのはどうなのだろう。

杉谷の高見登山口に下り、迎えのクルマへ。
帰りに「小さな道の駅 ひよしのさと」に寄って、それぞれお土産を買う。
ここはパンと豆大福が美味い。吉野のこんにゃくなど特産物も置いてある。
100円の熱いコーヒーが美味かった。

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