Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2011年4月30日 徳島・阿南の石門公園でプチ・クライミング。N尾クンの結婚式に呼応。

2011年05月07日 | クライミングの記録
当ブログにもしばしば登場していたN尾クン、最近、姿を見ることが減っていたのには
わけがある。カノジョができたのである。
そして今般ついに、長年のシングル生活にピリオドを打ち、年貢を納めることになった。

お相手はN尾クンの郷里・徳島のOLさん。
5月1日の結婚式に、山岳部メンバーからはMr.Dash、ともちゃん、イエティ、
T橋クン、ちゅうべぇが招待された。

N尾クンの出身地は阿南市ということで、この街のことをちょっと調べたら、
なんと手ごろなクライミングが楽しめそうな岩場があることが判明。
石門(せきもん)公園の岩場は、地元の山岳会も練習しているらしい。
仕事に命をかけるちゅうべぇを除く4人は、前日から徳島入りし、一路、石門公園を
目指した。

石門と呼ぶだけあって、川を隔てて両側に高さ30mほどの岩塊が聳え立つ、
なかなかの奇景。実際に登攀する部分は15~20m程度。



まずは左に回りこんだ側面にある易しそうなフェースで身体慣らし。
岩の性質や、支点の具合を確認するためにも、最初はこうした簡単な岩で
様子を見ることにしている。
情報がないときは、Mr.Dashがまずトライしてみる。
結果は上々。岩質は安定しているうえ、ガバも多く、Mr.Dash向け。

一瞬、雨がパラついてきてヒヤッとしたが、皆、心からの願いが天に通じたか、
すぐに青空が戻ってきた。
そういえばN尾クンは、山岳部随一の「晴れ男」である。
式の前日、準備でたいへんな彼だが、天気の操作は忘れずにおいてくれた。



岩の表側に回りこみ、いよいよ本チャンである。
ルートは4~5本あるらしいが、とりあえず3本はすぐに見つかった。
テラスが広く、ビレイしやすいということで一番手前のルートからかじり付く。

今度はイエティがリード。
知らないフェースなので、いったいどこまで登ったらトップの支点があるのか
分からないのが楽しみでもある。もっとも、上まで15mあるかないかだ。



イエティは最初のところで「おっ、意外に立ってる」とコメントしたが、
あとはリズミカルに、あっという間に上まで行ってしまった。
立派な支点もある。
上からは眺めもよく、周りの水を張ったばかりの田んぼが輝いてみえる。



時間の関係で3本目はイエティがリードするだけで終了。
17:00になったので撤収。明日は結婚式だからねぇ。
途中、小松島の日帰り温泉「御寶言泉(おたからげんせん)」に寄り、
徳島市内のホテルに投宿したのだった。

ホテルでは、T橋クンが式の余興の練習をまさに「一夜漬け」。
深夜まで、本気で何度も練習を繰り返すのだった。
Mr.Dashは酔っ払ってすぐに寝てしまったよ。
不器用だが、男気があり、何事にも一生懸命なT橋クン、
彼の良さに惚れ込む可愛い娘が現れることを願う。

N尾クンの結婚式は、じつに華やかで、阿波踊りの披露もあり、
祝う以上に、出席している我々も楽しめた。
N尾クンのご両親も、山歩きを楽しんでおられる模様で、初めてお会いしたが、
N尾クンの実直さが納得できる、じつに感じのいいご夫婦。
もし近畿地方の山に来られるときがあれば、ご案内しますよとご挨拶した。
山を介した人のつながりは、濃密なのもいいが、じつは頻度ではなく、
広ければ広いほうがよい。

結婚と転勤が重なり、関東地方に移ることになるN尾クンだが、
山は、どうか続けてほしい。

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