Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2012年3月24日(土)奈良・高取山と、土佐の町なみ「町家のひなめぐり」

2012年04月01日 | 山登りの記録
人生のベテランさんたちと、奈良・高取山に出かけた。

近鉄壺阪山駅から高取山へ向かう土佐街道は、古い街並みで知られるが、
3月に、それぞれの家にある「ひな飾り」を一斉に展示する、
土佐の町なみ「町家のひなめぐり」が催される。
今年は、もう第6回目を数える。
いろいろな出店も並び、華やかである。
今日は、帰りにこの催しをゆっくり眺めていこうという趣向だ。

まず街道沿いに歩く。古い街並みを眺めながら緩い坂道を登っていく。
植村家家老屋敷の長屋門は、ユニークな壁面のデザインが目を引く。



水車小屋を見送る。心休まる、ニッポンの正しい田舎風景である。



すぐに砂防公園と公衆トイレに着く。遅れ気味の梅がきれいに咲いていた。

山道に入ると早々に、一人の歩みが遅れたので、最後尾でサポートする。
やがて前を歩く人の背中が見えなくなったので、先頭を歩くともちゃんに
トランシーバーで連絡を試みたが反応ナシ。携帯電話もつながらない。

岩屋不動の分岐を過ぎ、やっとトランシーバーが通じた。
聞き取りにくかったが、「二の丸で待っている」とのこと。
なかなかのハイペースで登ったようだ。



こちらはゆっくりと無理をせず、猿石の分岐へ。
ここで別パーティで、やはり遅れたという2人に、先頭パーティのことを
尋ねたが、抜かれていないし、会ってもいないという。
アレ?おかしいな。この2人も拾って、地道に登り続ける。

やがて国見櫓の分岐に着いた。メンバーに休憩してもらている間に、
ひょっとして先頭は国見櫓に寄っていないかと、国見櫓までひとっ走り偵察。
やはりいない。「二の丸で待っている」の連絡を頼りに、先を急ぐ。



美しい高取城跡の石垣の間を縫うように進み、「二の丸」に着いたが、
我がパーティの姿はない。
あれ以降、トランシーバーは全然通じないが、高取城跡のような開けた場所であれば
通話できないはずがない。
時間的に20分以上のタイムラグが生じていたので、待ちくたびれて山頂に
行ったのかな?



しかし、山頂にもパーティの姿はなかった。一体、先頭集団はどこへ消えたのか。
やれやれと思っていたら、トランシーバーが反応。
はるか後方を歩いているという。
あとで分かったが、先頭集団は途中の岩屋不動に寄り道していたという。
その間に我々はがんばって、先に山頂に着いてしまったのだ。

ほっと胸をなでおろして昼食にする。風をよけて本丸直下の北側に回り込んだら、
そこにフキノトウが生えていた。



下山は、五百羅漢に立ち寄る。相変わらず、おどろおどろしい。
岩(安山岩?)の風化が激しく、一部は剥離してひっくり返ったりしている。
思いがけない光景に、初めて見るメンバーは驚きを隠せない様子。



磨崖仏もたくさんある。



壺坂寺を経て、谷筋の山道をたどり、やがて舗装道に出て土佐街道に戻る。







時間に余裕があったので、ゆっくりと、各戸の雛飾りを見ることができた。

物産販売コーナーと喫茶店がある「街の駅・城跡」が、催しのメイン会場たる
「雛の里親館」となっている。
巨大な雛段に、おびただしい数の雛人形。何組の合同結婚式?!(メイン写真)



会場には吊り雛も飾られていて、にぎやかであった。



帰路、酒屋(「金剛力」がある)や、いろんな出店に立ち寄ってはお買い物。
なかなか、前に進まない。見ると両手にお買い物袋と、とびっきりの笑顔。
大阪のおばちゃんパワー炸裂の春の一日だった。

前回の高取山の記録はこちら↓

9月11日(日)美しい石垣の城跡・高取山と、壺阪寺ハイキング




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