Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年3月20日(金)~21日(土) [小豆島]寒霞渓と星ヶ城山へ、奇岩怪石の絶景を楽しむ(前編)!!

2020年03月22日 | 山登りの記録
■メイン写真
小豆島最高峰・星ヶ城山の烽火台


■今回のコース
紅雲亭駐車場→猪谷(裏八景登山口)→石門洞→ロープウェイ山頂駅→三笠山→星ヶ城山→
三笠山→ロープウェイ山頂駅→鷹取展望台→四望頂展望台(表十二景下山口)→紅雲亭駐車場


おなじみのお客様と、小豆島へプチ遠征。
今回は寒霞渓二十景として知られる奇岩怪石を見にいくのがメインだ。
天気にも恵まれて、すばらしい山旅になった。しばらく反芻してしまいそうだ。



姫路港から福田港へ。船旅はやはり旅情をかき立てる。
小豆島の食堂は17:00くらいに閉まるところが多く、草壁港の近くまで車を回して
食べに行ったが、これがめっちゃ美味だった。
素泊まりのコテージを借り、翌朝は、より長く遊びたいから早朝6:00過ぎに出発。



車をロープウェイの駅がある紅雲亭の駐車場に置き、裏八景登山口の猪谷へ。
寒霞渓二十景のうち、裏八景がここから始まる。
はじめは簡易舗装の道だ。



序盤に名のある岩が連続する。
螺貝岩。まさに法螺貝のカタチ。



大亀岩。亀(左向き)が山肌を登っているように見える、かな??



二見岩。伊勢の二見ヶ浦にある夫婦岩が由来とか。



幟岳。これはすごい迫力。



大師洞に到着。舗装道の終点でもある。
断崖に弘法大師のお堂が埋め込まれるように建つ。
堂内ではご住職が朝のおつとめで読経中だった。



大師洞の左横に、ひときわ存在感を放っているのが巨大な石門。
石畳の遊歩道は石門をくぐっていく。それだけでも、ワクワク感が高まるものだ。



しばらくは雑木林の中を石畳の歩道を進む。
登り坂に汗ばんでくる頃、右に分岐がある。その先にあるのが松茸岩だ。
絶妙なバランス。
ここからの眺めはすばらしい。



続いては鹿岩。鹿に見えるかどうかは想像力による。
これらのように不思議なカタチの岩が多いのは、主に礫岩と凝灰岩で構成される
地質による。柔らかい部分が風化して、堅い部分だけが残るのだ。



ロープウェイの山頂駅に上り詰めた。まだ売店は空いていない時間。



これが評判の「1億円トイレ」。浄化槽込みでの建設費というが、当時としては
珍しかったウオシュレットを装備、床暖房など豪華な仕様になっている。



第2展望所からみた絶景。これを見に来たのだっ!!



よく見かける「寒霞渓」の標石で記念写真。



景色を楽しんだら、いよいよ最高峰、星ヶ城山をめざす。
まずは阿豆枳島神社の三笠山拝殿へ。阿豆枳島は、「あずきしま」と読む。
そう、小豆島は「あずきしま」なのだ。



三角点がある三笠山は、広々とした公園のよう。



三角点で全員、ニッコリ笑顔で記念撮影なのだが、表情がみえなくて残念。



尾根道を1kmくらい東に進んだところにある星ヶ城神社。
南北朝時代に、この地に山城を築いた佐々木信胤を祀る。



城跡の外空濠跡や、これを掘った土を盛り上げた土壇を経て、阿豆枳島神社に着く。
星ヶ城山西峰ピークのすぐ手前にある。
イザナギ、イザナミが、大八州(おおやしま)の次に生んだ六つの島の二番目が
小豆島。ここには島の祖神、大野手比賣(おおぬでひめ)が祀られている。



標高805mの西峰のピークからは大パノラマが広がる。
右側の平たい岩は、上に乗ると微妙に揺れることが判明。



そして最高点の東峰に到着。山頂には一等三角点と、ユニークな形の烽火台がある。
烽火台は薄い石片を巧妙に積み重ねて作られており、その精密さに感動した。



ここも山頂からの眺めは最高。淡路島と四国を結ぶ鳴門海峡大橋が遠望できた。
ちなみに東峰にも阿豆枳島神社があるが、こちらはこの山に連なる四方指に
祀られていた豊受大御神などを移座されている。

しばらく時間を忘れて絶景を眺めたり、烽火台を観察したり。
ぜいたくな時間が流れていた。

(後編に続く)


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