メイン写真は、「田立ノ滝」群最大の天河滝
当初、大峰・弥山川から狼平への山行を予定していたが、
天候がよくない。天気図を見ると北へ行けば行くほど、雨から
逃れられるようだ。
ということで、急遽、南木曽岳に行き先を変更した。
しかし、現地に着いたら運悪く雨。山頂付近の避難小屋で泊まる
予定を切り替え、泉質のよい木曽路館でゆっくり温まったあと、
登山口のキャンプ場で泊まることになった。
時間が余ったので、買出しを兼ねて国道を中津川方面に少し戻ったら、
「日本の滝100選」の田立ノ滝へいざなう道標がある。
滝を見るだけでも面白いかも、と思い立ち、国道を外れてみた。
まず、林道の分岐。右に400mで、「うるう滝」があるという。
行ってみた。車で、かなり近くまで寄れた。40m以上はあるか。
途中の大岩までは、その気になれば登れそう。
元の分岐に戻り、左を進む。林道の終点に、駐車スペースがある。
トイレや、大きなあずまや、避難小屋まである。案内板がある。
田立ノ滝は、単独の滝ではなく、幾つかの滝の総称のようで、
「田立ノ滝」という名の単独の滝はない。遊歩道を50分歩けば、
最大の天河滝だという。
小雨が降っていたが、まあいいや。レインコートを着込み、
あるいは傘をさし、散策スタートだ!
サワラ、ヒノキなどの巨木群に絡みつつ、一時は沢筋を離れながら
遊歩道は標高を稼ぐ。やがて右下に沢音を聞くと、螺旋滝の標識。
ここは帰りに見に行くことにして、とりあえず先を急ぐ。
洗心滝の標識がある。下に白い泡だった急流が見える。
濡れた丸木橋を、おっかなびっくり進めば、霧ヶ滝だ。
いろいろネットを見ると、落差20mとも、70mとも書いてある。
Mr.Dashの見立てでは、実質高度差40m、斜面実測すれば
もう少し長くなって50~60mくらいあるのかなと。
とにかく迫力に圧倒される。
どう見ても直登は無理。巻くとすれば右岸のルンゼを詰めて、
そこからトラバースかな、と思ったら、果たして巻き道は、そこと睨んだ
トラバース箇所にあった。
巻いたらすぐに、天河滝だ。ここまで45分。
これは大きな滝だ。ものすごいぞ。高度差50mくらいかと思ったが、
帰りに寄った温泉の写真集では96m。ネットでは95mと書かれていて、
再びぶったまげた。沢登り的視点でみても、到底登攀は無理。
それにしても、霧ヶ滝、天河滝と連チャンの巨瀑で感激した。
帰りに螺旋滝に寄って、ここも登攀は無理やなと嘆息。
しかし、思わぬ大滝の連続に、パーティ一同は大満足。
雨でも、タダでは転ばない。でも、わざわざの長野県。もったいなかったな。
当初、大峰・弥山川から狼平への山行を予定していたが、
天候がよくない。天気図を見ると北へ行けば行くほど、雨から
逃れられるようだ。
ということで、急遽、南木曽岳に行き先を変更した。
しかし、現地に着いたら運悪く雨。山頂付近の避難小屋で泊まる
予定を切り替え、泉質のよい木曽路館でゆっくり温まったあと、
登山口のキャンプ場で泊まることになった。
時間が余ったので、買出しを兼ねて国道を中津川方面に少し戻ったら、
「日本の滝100選」の田立ノ滝へいざなう道標がある。
滝を見るだけでも面白いかも、と思い立ち、国道を外れてみた。
まず、林道の分岐。右に400mで、「うるう滝」があるという。
行ってみた。車で、かなり近くまで寄れた。40m以上はあるか。
途中の大岩までは、その気になれば登れそう。
元の分岐に戻り、左を進む。林道の終点に、駐車スペースがある。
トイレや、大きなあずまや、避難小屋まである。案内板がある。
田立ノ滝は、単独の滝ではなく、幾つかの滝の総称のようで、
「田立ノ滝」という名の単独の滝はない。遊歩道を50分歩けば、
最大の天河滝だという。
小雨が降っていたが、まあいいや。レインコートを着込み、
あるいは傘をさし、散策スタートだ!
サワラ、ヒノキなどの巨木群に絡みつつ、一時は沢筋を離れながら
遊歩道は標高を稼ぐ。やがて右下に沢音を聞くと、螺旋滝の標識。
ここは帰りに見に行くことにして、とりあえず先を急ぐ。
洗心滝の標識がある。下に白い泡だった急流が見える。
濡れた丸木橋を、おっかなびっくり進めば、霧ヶ滝だ。
いろいろネットを見ると、落差20mとも、70mとも書いてある。
Mr.Dashの見立てでは、実質高度差40m、斜面実測すれば
もう少し長くなって50~60mくらいあるのかなと。
とにかく迫力に圧倒される。
どう見ても直登は無理。巻くとすれば右岸のルンゼを詰めて、
そこからトラバースかな、と思ったら、果たして巻き道は、そこと睨んだ
トラバース箇所にあった。
巻いたらすぐに、天河滝だ。ここまで45分。
これは大きな滝だ。ものすごいぞ。高度差50mくらいかと思ったが、
帰りに寄った温泉の写真集では96m。ネットでは95mと書かれていて、
再びぶったまげた。沢登り的視点でみても、到底登攀は無理。
それにしても、霧ヶ滝、天河滝と連チャンの巨瀑で感激した。
帰りに螺旋滝に寄って、ここも登攀は無理やなと嘆息。
しかし、思わぬ大滝の連続に、パーティ一同は大満足。
雨でも、タダでは転ばない。でも、わざわざの長野県。もったいなかったな。