Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2007年9月29日~30日、雨天のため、田立ノ滝の散策で終わる

2007年10月02日 | 山登りの記録
メイン写真は、「田立ノ滝」群最大の天河滝

当初、大峰・弥山川から狼平への山行を予定していたが、
天候がよくない。天気図を見ると北へ行けば行くほど、雨から
逃れられるようだ。

ということで、急遽、南木曽岳に行き先を変更した。
しかし、現地に着いたら運悪く雨。山頂付近の避難小屋で泊まる
予定を切り替え、泉質のよい木曽路館でゆっくり温まったあと、
登山口のキャンプ場で泊まることになった。

時間が余ったので、買出しを兼ねて国道を中津川方面に少し戻ったら、
「日本の滝100選」の田立ノ滝へいざなう道標がある。
滝を見るだけでも面白いかも、と思い立ち、国道を外れてみた。

まず、林道の分岐。右に400mで、「うるう滝」があるという。
行ってみた。車で、かなり近くまで寄れた。40m以上はあるか。
途中の大岩までは、その気になれば登れそう。


元の分岐に戻り、左を進む。林道の終点に、駐車スペースがある。
トイレや、大きなあずまや、避難小屋まである。案内板がある。
田立ノ滝は、単独の滝ではなく、幾つかの滝の総称のようで、
「田立ノ滝」という名の単独の滝はない。遊歩道を50分歩けば、
最大の天河滝だという。
小雨が降っていたが、まあいいや。レインコートを着込み、
あるいは傘をさし、散策スタートだ!

サワラ、ヒノキなどの巨木群に絡みつつ、一時は沢筋を離れながら
遊歩道は標高を稼ぐ。やがて右下に沢音を聞くと、螺旋滝の標識。
ここは帰りに見に行くことにして、とりあえず先を急ぐ。

洗心滝の標識がある。下に白い泡だった急流が見える。

濡れた丸木橋を、おっかなびっくり進めば、霧ヶ滝だ。
いろいろネットを見ると、落差20mとも、70mとも書いてある。


Mr.Dashの見立てでは、実質高度差40m、斜面実測すれば
もう少し長くなって50~60mくらいあるのかなと。
とにかく迫力に圧倒される。
どう見ても直登は無理。巻くとすれば右岸のルンゼを詰めて、
そこからトラバースかな、と思ったら、果たして巻き道は、そこと睨んだ
トラバース箇所にあった。

巻いたらすぐに、天河滝だ。ここまで45分。
これは大きな滝だ。ものすごいぞ。高度差50mくらいかと思ったが、
帰りに寄った温泉の写真集では96m。ネットでは95mと書かれていて、
再びぶったまげた。沢登り的視点でみても、到底登攀は無理。
それにしても、霧ヶ滝、天河滝と連チャンの巨瀑で感激した。

帰りに螺旋滝に寄って、ここも登攀は無理やなと嘆息。

しかし、思わぬ大滝の連続に、パーティ一同は大満足。
雨でも、タダでは転ばない。でも、わざわざの長野県。もったいなかったな。


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