Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

[大阪の山レビュー]2012年5月5日(土)箕面・明ケ田尾山から鉢伏山

2012年05月27日 | 山登りの記録
天候に恵まれなかったゴールデンウイークだったが、やっと晴れた。
昨日に続いてのコースチェックは、今日もダブルヘッダー。
箕面の明ケ田尾山から鉢伏山を単独でたどる。
ともちゃんとY井氏は、別行動で、やはり箕面の六個山を散策している。



高山のバス停まで、クルマで送ってもらい、身支度を整え、歩き始める。



まず、高札場跡の前を通る。キリスト教の布教を禁じるお触書が掲げられた
場所だという。



続く分岐は左折し、高山右近生誕の地の石碑を見る。
この小山の上は、小さな神社の複合体となっていて面白い。



この先に明ケ田尾山への登山口があるのだが、真新しいコンクリート舗装が
白く輝いている。そこを曲がってもいいが、これまでどおり、すぐ向こうの
標識のある分岐を右折した。

山道に入って、植林の、やや荒れ気味の道をたどる。
まだ歩き始めたばかりで元気なので、15分ほどで、標識のある稜線鞍部に突き上げた。
新緑がじつに美しい。



右に折れ、まずは明ケ田尾山の山頂へ。(メイン写真)
いやー、キレイな雑木林だ。展望に恵まれなくても、こういう趣の山は好きだ。
山頂の東側に一直線に伐採された跡も、だいぶ緑が伸びてきて、今は目立たない。
あまりに心地よくって、15分ほどぼーっと山の空気を味わい、小鳥のさえずりに
耳を澄ませていた。

もとの鞍部に戻り、尾根を直進。稜線を忠実にたどるようにはなっておらず、
一旦、ルートは南側に下りて行く。
明らかな二輪車の轍が痛々しい。斜面の土がV字にえぐられている。



左側は植林、右側は明るい雑木林の中を進むと、右の尾根に再び登り返す。
短いが、傾斜は結構、急である。



登り切るとほどなく、鉢伏山への四つ辻である。送電線が上空を横切っている。
ここは以前、深い笹薮だったが、見事に刈り取られ、鉢伏山へのアプローチの
目印だった1本のイヌツゲは枯れ木になっていた。



道標も完備され、ヤブコギいらずで、雑木林の中の鉢伏山に、たやすく行ける。
山頂は雑木の中。よって、鉄塔直下からの眺めのほうが遥かにいい。
それでも、眺めると、すぐ向かいの小山が砕石現場になっていて、なんとも「・・・」。

耳を澄ませば、樹林帯からバイク音。あー、今日も来ているのか。
山道にバイクというのは、音も、排気ガスも、登山道を道を削ってしまうのも、
やはり、あまりいい気持ちはしない。
来るなとはいえないが、どうしても山道に来たかったら、エンジンを切って、
バイクを背中に背負って、ぜひ、歩いて登って頂きたいものだ。
そのほうが、路傍の野草にもキノコにも気がつくし、季節のおいしい空気を
いっぱい吸えるはずだ。



エキスポ90みのお記念の森へ向かう。
家族連れが遊ぶ公園を抜け、ケモノ除けの柵を通ると、ここの名物、
木製の展望塔だ。小さな子ども達が、がんばって一番上まで登っていた。



今日は午後にも別のコースを歩くので、ゆっくりしていられないが、
それでも展望塔には登り、四方の景色を堪能する。



ここからしばらくは車道歩き。時折、花が咲いているが、
クルマやバイクも来るので気をつけねば。



30分ほど歩き、霊園を右に過ごし、ようらく台園地の分岐にて登山道に
再び入る。すぐにあるあずまやでは、単独行のおじさんが休憩していた。
11時過ぎ。こちらも小腹が減ったので、早めのおにぎりをパクつく。
ツツジがキレイに咲いていた。



大ケヤキを見ながら、ちょっぴり退屈な登山道を下っていく。
ハイカーがちらほら登ってくる。
「上まで、あとどれくらいですか?」などと聞かれるが、
「上って、どこまでのことですか?車道まで出られますか?」と
聞き返したら、「分からない」との返事。
うーむ、一体、どこに行きたがっておられるのか。。。。



落合谷を下り続け、トンネルを抜けて、箕面公園の遊歩道に出た。
さすがゴールデンウイーク。観光客でごった返していた。

箕面駅で、六個山を歩いてきた2人と合流。
クルマを回収し、午後の部、短い山行へのハシゴをするのだった。

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