![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/4a/0e5925609045c89f4d2448cfc647cd1b.jpg)
■メイン写真
周囲をガスに包まれた蓼科山の山頂
■今回のコース
8/3 七合目登山口(一ノ鳥居)→天狗の露地→将軍平(蓼科山荘)→蓼科山→蓼科山頂ヒュッテ[泊]
8/4 蓼科山頂ヒュッテ→(往路を戻る)→七合目登山口(一ノ鳥居)⇒御泉水自然園入口→
蓼仙ノ滝→御泉水自然園入口⇒すずらんの湯⇒おとなしリゾート
関西の低山の暑さから逃げて蓼科山へ。秀麗な富士山形の山で、諏訪富士の別名がある。
一ノ鳥居の七合目から最短ルートで登ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a4/43401eadb6cccaf563de3ca6fc494f43.jpg)
登山口の標高がすでに1,900m。近畿だったら最高峰の八経ヶ岳の山頂だ。
登山スタート時の気温は22度。避暑狙いとしては大正解だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f6/848899aa88667c83e5fe2b9298735b73.jpg)
針葉樹に地衣類のサルオガセが寄生している。北八ツにやってきた実感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bf/08756f570458697b2afcb669a3e18ee1.jpg)
ザンゲ坂の一本道は迷いようがないが、中盤以降はなかなかの急坂が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/a8/192652fb88f69318e114f8303950aac5.jpg)
ギンリョウソウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e9/a0cae46adc1e4389de900680506a3665.jpg)
自衛隊の装甲車ぐらいなら走れそうな、幅広の登山道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6b/5e75c743188e85882ee67ad47ca99ca6.jpg)
イチヤクソウは道中、あちこちで見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e7/54298fd67b42115109d541d79f55ef44.jpg)
天狗の露地を通過。だいたい標高2,160mくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b8/b9121b7a07dfb2a347d7c619cce8e6ec.jpg)
もふもふのスギゴケ群落が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ea/e69c47f449b2eeb2f5a65759601ae044.jpg)
将軍平にある蓼科山荘に到着。尾根には涼しい風が流れていて気持ちよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/4e/81c3b6a3fadf44f49d70da9e2cb5562b.jpg)
小屋の前はちょっとした広場になっている。そこにあったノウゴウイチゴ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c2/3e7469aa4ec5598729b8eeda63094196.jpg)
ハクサンフウロもちらほら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d6/39319179dff3b5dce39f91e003c9964c.jpg)
山頂へは、黒々とした火山岩がごろごろと累積した急坂が続く。
危険ではないのだが、それなりに歩きにくいのは仕方ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/83/8686d1eca174370445ff926a48e95460.jpg)
ホツツジの花に、ハナアブが集まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/15dc4ad435a0eb7d5a5342b2f7c67ad0.jpg)
ゴゼンタチバナの可憐な花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/a7/f9dc8477f3e1cc895f98909a07befa10.jpg)
登山道の切れ目から北東方向が開ける。ちょうど浅間山が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/39/eac8a2e3fbb7698f1dba567cce0ccec9.jpg)
手前には前掛山のゆるやかな山体。縞枯れ現象が印象的だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e9/377fa003dd91f2783687a7d43d385d2c.jpg)
山頂まで15分のペンキ印。だいたい2,460mくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3d/4756155757ba41b60ef526971d5cbbed.jpg)
よくわからなかったが、上州の荒船山のようだ。いつか行きたいな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c1/27c5a8badf29ad595ce7edcedc50b75e.jpg)
蓼科山頂ヒュッテに到着。こぢんまりとした、素敵な小屋だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f0/26c6976bbfce21285906765064f20acd.jpg)
ヒュッテの周りに咲いていたヤマハハコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c6/a822fbf64e318ae4f2b30655985495d8.jpg)
それから、ミヤマアキノキリンソウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/95/673048d7916c92ae3a8b8825ca539e4a.jpg)
荷物をデポして、すぐそこの蓼科山の山頂へ(メイン写真)。一等三角点の山だ。
残念ながらガスが出て、展望は得られなかった。
広い山頂部には蓼科神社の奥宮があり、小さな鳥居と石でできた祠がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/cc/80449a0384a82bab3378e5df08eceb2a.jpg)
ヒュッテの名物は、ご主人のピアノ演奏。夕食の間、贅沢な調べが奏でられた。
また、超大型のスピーカー、真空管アンプのオーディオシステムが置かれていて、
至高の音楽を楽しめる。スピーカーの搬入に際しては、ヘリコプターで上げてきて、
入口の扉を外して屋内に入れたという。
ピアノの横にギターが置かれていて、ちょっと弾きたくなったが、他のお客さんの
耳を汚すだけなので自重した。
この日の宿泊者は全部で20人弱。みんな、山に慣れた人のようで、静かで快適な夜を
過ごせた。
翌朝、今にも雨が降り出しそうな天気の中を下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c9/9bd5062292299cbc60f2a44b87d417ac.jpg)
昨日、歩いてきた道を忠実に下る。蓼科山荘を過ぎ、ザンゲ坂の途中から女神湖を
見下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fe/83b3d0114879227b93ef136f4f9a9f99.jpg)
登山口に戻る。車道沿いのほうが花が多いような気がした。
ツリガネニンジン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5b/da72c52a9c51e9afa033d627c458fbd5.jpg)
ワレモコウ。漢字で「我亦紅」。「私もまた、赤いのです」という意味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/51/c266a3f82a914ff4112ab84fe9d60fc6.jpg)
ウツボグサ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/5f/c08547c6082823e90d63386b273db7ef.jpg)
歩き足りない分は、御泉水自然園(入園料600円、駐車料金1,000円)の散策で補う。
カラマツ主体の、癒される樹林帯だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fd/764fa7779a1328e1b4711c08a340408c.jpg)
巨大なハナビラタケにいくつも遭遇した。
βグルカンを豊富に含み、免疫力を高めるといわれる。また、癌にも効くとか。
ここでは当然、一切の採取はご法度。
他にもいろいろなキノコがみられ楽しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c8/60005008d262a3d2523da66260acd287.jpg)
御泉水自然園を歩いた最大の目的は、この蓼仙(りょうせん)ノ滝を観るため。
穏やかな山の中に突如現れる巨岩。その脇を走る10mほどの段瀑だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/34/3ad3cf48131d0f1aa0add62675f0a5f1.jpg)
駐車場に戻る途中、キバナヤマオダマキが1輪だけ咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/65/41a7378113026bbfe780d29b0cff0c6d.jpg)
シロバナニガナも、これひとつだけ。あとのニガナはすべて通常の黄色だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/7d/77a9cec9e2d3fa56743b4359211b4ae1.jpg)
帰りにすずらんの湯で入浴したあとは、「おとなしリゾート」のレストラン
「FARMER'S TABLE」でランチ。
ここで作られる「蓼科加茂七」のとうふを使った麻婆豆腐がたいへん美味だった。
蕎麦、プリン、ケーキなど、それぞれお好みの品を頼んで満足、満足。
ここには「音無の湯」という日帰り温泉もあるので、次回はここに入浴しよう。
周囲をガスに包まれた蓼科山の山頂
■今回のコース
8/3 七合目登山口(一ノ鳥居)→天狗の露地→将軍平(蓼科山荘)→蓼科山→蓼科山頂ヒュッテ[泊]
8/4 蓼科山頂ヒュッテ→(往路を戻る)→七合目登山口(一ノ鳥居)⇒御泉水自然園入口→
蓼仙ノ滝→御泉水自然園入口⇒すずらんの湯⇒おとなしリゾート
関西の低山の暑さから逃げて蓼科山へ。秀麗な富士山形の山で、諏訪富士の別名がある。
一ノ鳥居の七合目から最短ルートで登ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a4/43401eadb6cccaf563de3ca6fc494f43.jpg)
登山口の標高がすでに1,900m。近畿だったら最高峰の八経ヶ岳の山頂だ。
登山スタート時の気温は22度。避暑狙いとしては大正解だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f6/848899aa88667c83e5fe2b9298735b73.jpg)
針葉樹に地衣類のサルオガセが寄生している。北八ツにやってきた実感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bf/08756f570458697b2afcb669a3e18ee1.jpg)
ザンゲ坂の一本道は迷いようがないが、中盤以降はなかなかの急坂が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/a8/192652fb88f69318e114f8303950aac5.jpg)
ギンリョウソウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e9/a0cae46adc1e4389de900680506a3665.jpg)
自衛隊の装甲車ぐらいなら走れそうな、幅広の登山道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6b/5e75c743188e85882ee67ad47ca99ca6.jpg)
イチヤクソウは道中、あちこちで見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e7/54298fd67b42115109d541d79f55ef44.jpg)
天狗の露地を通過。だいたい標高2,160mくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b8/b9121b7a07dfb2a347d7c619cce8e6ec.jpg)
もふもふのスギゴケ群落が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ea/e69c47f449b2eeb2f5a65759601ae044.jpg)
将軍平にある蓼科山荘に到着。尾根には涼しい風が流れていて気持ちよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/4e/81c3b6a3fadf44f49d70da9e2cb5562b.jpg)
小屋の前はちょっとした広場になっている。そこにあったノウゴウイチゴ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c2/3e7469aa4ec5598729b8eeda63094196.jpg)
ハクサンフウロもちらほら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d6/39319179dff3b5dce39f91e003c9964c.jpg)
山頂へは、黒々とした火山岩がごろごろと累積した急坂が続く。
危険ではないのだが、それなりに歩きにくいのは仕方ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/83/8686d1eca174370445ff926a48e95460.jpg)
ホツツジの花に、ハナアブが集まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/15dc4ad435a0eb7d5a5342b2f7c67ad0.jpg)
ゴゼンタチバナの可憐な花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/a7/f9dc8477f3e1cc895f98909a07befa10.jpg)
登山道の切れ目から北東方向が開ける。ちょうど浅間山が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/39/eac8a2e3fbb7698f1dba567cce0ccec9.jpg)
手前には前掛山のゆるやかな山体。縞枯れ現象が印象的だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e9/377fa003dd91f2783687a7d43d385d2c.jpg)
山頂まで15分のペンキ印。だいたい2,460mくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3d/4756155757ba41b60ef526971d5cbbed.jpg)
よくわからなかったが、上州の荒船山のようだ。いつか行きたいな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c1/27c5a8badf29ad595ce7edcedc50b75e.jpg)
蓼科山頂ヒュッテに到着。こぢんまりとした、素敵な小屋だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f0/26c6976bbfce21285906765064f20acd.jpg)
ヒュッテの周りに咲いていたヤマハハコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c6/a822fbf64e318ae4f2b30655985495d8.jpg)
それから、ミヤマアキノキリンソウ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/95/673048d7916c92ae3a8b8825ca539e4a.jpg)
荷物をデポして、すぐそこの蓼科山の山頂へ(メイン写真)。一等三角点の山だ。
残念ながらガスが出て、展望は得られなかった。
広い山頂部には蓼科神社の奥宮があり、小さな鳥居と石でできた祠がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/cc/80449a0384a82bab3378e5df08eceb2a.jpg)
ヒュッテの名物は、ご主人のピアノ演奏。夕食の間、贅沢な調べが奏でられた。
また、超大型のスピーカー、真空管アンプのオーディオシステムが置かれていて、
至高の音楽を楽しめる。スピーカーの搬入に際しては、ヘリコプターで上げてきて、
入口の扉を外して屋内に入れたという。
ピアノの横にギターが置かれていて、ちょっと弾きたくなったが、他のお客さんの
耳を汚すだけなので自重した。
この日の宿泊者は全部で20人弱。みんな、山に慣れた人のようで、静かで快適な夜を
過ごせた。
翌朝、今にも雨が降り出しそうな天気の中を下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c9/9bd5062292299cbc60f2a44b87d417ac.jpg)
昨日、歩いてきた道を忠実に下る。蓼科山荘を過ぎ、ザンゲ坂の途中から女神湖を
見下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fe/83b3d0114879227b93ef136f4f9a9f99.jpg)
登山口に戻る。車道沿いのほうが花が多いような気がした。
ツリガネニンジン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5b/da72c52a9c51e9afa033d627c458fbd5.jpg)
ワレモコウ。漢字で「我亦紅」。「私もまた、赤いのです」という意味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/51/c266a3f82a914ff4112ab84fe9d60fc6.jpg)
ウツボグサ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/5f/c08547c6082823e90d63386b273db7ef.jpg)
歩き足りない分は、御泉水自然園(入園料600円、駐車料金1,000円)の散策で補う。
カラマツ主体の、癒される樹林帯だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fd/764fa7779a1328e1b4711c08a340408c.jpg)
巨大なハナビラタケにいくつも遭遇した。
βグルカンを豊富に含み、免疫力を高めるといわれる。また、癌にも効くとか。
ここでは当然、一切の採取はご法度。
他にもいろいろなキノコがみられ楽しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c8/60005008d262a3d2523da66260acd287.jpg)
御泉水自然園を歩いた最大の目的は、この蓼仙(りょうせん)ノ滝を観るため。
穏やかな山の中に突如現れる巨岩。その脇を走る10mほどの段瀑だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/34/3ad3cf48131d0f1aa0add62675f0a5f1.jpg)
駐車場に戻る途中、キバナヤマオダマキが1輪だけ咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/65/41a7378113026bbfe780d29b0cff0c6d.jpg)
シロバナニガナも、これひとつだけ。あとのニガナはすべて通常の黄色だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/7d/77a9cec9e2d3fa56743b4359211b4ae1.jpg)
帰りにすずらんの湯で入浴したあとは、「おとなしリゾート」のレストラン
「FARMER'S TABLE」でランチ。
ここで作られる「蓼科加茂七」のとうふを使った麻婆豆腐がたいへん美味だった。
蕎麦、プリン、ケーキなど、それぞれお好みの品を頼んで満足、満足。
ここには「音無の湯」という日帰り温泉もあるので、次回はここに入浴しよう。