これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

小さなレシピ … 我が家はレシピの見直しの時期です

2010-05-31 | 
子供二人が 小さいころから成長期にかけて 食べさせたいものや好きなものは どんどんかわって そのたびに色々な料理が増えていきました。

そして 作る量もたっぷり。

ところが 長男が独立し 最近ではプーサンも社会人となって 家で食事する回数がぐっと減ってしまいました。

今では トトと二人での朝・夕の食事が増えました。

こってりしたものや コレステロールが高そうな食材は ついつい敬遠してしまいます。

味付けも少しずつ変わってきます。

ちょこっとアレンジしたり 友人からのお勧めのレシピなどは メモ書き程度で冷蔵庫のドアに適当にマグネットで留めていましたが、 これが トトの不評でした (トトはA型だぁ)

そこで エンヤッと レシピの整理を始めました。

といっても ほんとに冷蔵庫に張りつけていたものや そこから剥がしてクリップしていたものだけですが。

ちょっと前までは 調味料の配合割合など ほとんど覚えられたのに 今では 同じものを2回程度作っても きちんと記憶に残りません

メモ書き程度でも わからなくならないように レシピとして管理せざるをえなくなっています。


まずは 名刺用のカードに記録してみることに。 A4サイズの用紙で 10枚のレシピカードが作れます。

この名刺サイズでは メモれないものは それより一回りおおきな情報整理カードに記録することに。

カードが小さすぎて迷子になりそうです。

そんなに頻繁に出し入れすることもないような気もしましたが、面白半分で パウチしてみました。

パウチしたことで カード本体の厚みよりしっかりとなり 防水も兼ねて 使い勝手がよさそうです。

まぁ それにしても 随分たくさんのメモ書きがあったものです。

  数にして40枚ほどです。

冷蔵庫のドアがきれいになって トトが喜んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川へピクニック … 孫ちゃん1と二人で楽しい日曜日

2010-05-30 | 日々の雑感
昨日から日中の気温が低めで 空も曇り模様。

散歩には ちょっと肌寒いものの 強い紫外線が降り注ぐ心配もなく 昨夜からお泊りの孫ちゃん1を誘って 多摩川まで歩いてきました。

昨夜 なかなか寝付かないので 背中をさすりながら 明日お天気よかったら ばぁばと川へピクニックに行こうと話していたのです。

今朝起きた時 しっかり覚えていました。

ウーロン茶をポットに入れて、おせんべい2枚だけ持って 出かけました。

途中 タンポポのワタ帽子を摘んで フーッと息を吹きかけて飛ばしてみせると すっかり魅せられてしまって、歩きながら タンポポを探しています。

カラーブロックの間からも顔を出して育っているタンポポも 「こうやって 風にのって遠いところから飛んできたのかも」なんて 話すと 自分でも一生懸命フーフー吹いて 遠くへ飛ばしていました。

街路樹で養生中の桜の木にも関心を示します。

私も 樹勢回復中の木など 初めて目にしました。

こういうものを見ると 歩いている地域が 街路樹1本まで大事にして 街を守り育てていることがよくわかります。

「川はどこにあるの?」と しきりに尋ねられ 「ずーっと歩いて行くと 川の土手にぶつかるの その土手を登ると川があるのよ」と 教えれば 「土手を登るって どんなことするの?」 と 初めて聞く言葉にも しっかりとくいついてきます。

多摩川の河川敷では マラソン大会や 少年サッカー 少年野球 バーベキューする人と 賑わっています。

私より一回り以上年配と思われる一団が飛行機を飛ばして遊んでいたり。

久しぶりの多摩川べりは 相変わらず 人々の憩いの場になっていました。

河川敷を川べりまで歩いて行ったのですが、川べりは ブルーシートのお宿が 軒を連ねていて 近づきがたい感じです。

川の流れを見せることは 諦めて モグラの穴を掘ってみたり ちょうちょをおいかけてみたり。

足元のカタバミの葉っぱをさして 「これが三つ葉のクローバー?」と 聞くので 「それは カタバミ。 クローバーは あっちにあるわよ」と 説明しても すぐには違いが飲み込めないようです。

クローバーの花では 「かんむりが作れるわよ」 と 数本摘んで作る真似をしてみせると これもとても興味を示し かんむりのリクエストをされました。

クローバーの花を摘むなんて 小学校以来です。 孫ちゃん1も花摘みを手伝ってくれて あっという間に彼女の頭にのるぐらいのかんむりの出来上がり。



「ばぁばって 魔法使いみたい! 天才ね!」と ほめるのが上手な孫ちゃん1です。

クローバーの花を それからもたくさん摘んで(一般の人のお散歩コースから離れていて ワンちゃんのおしっこの被害もなさそうでした)孫ちゃん1なりに 花輪を作ってみたり 指輪を作ってみたり 嬉しくって 楽しくって いつまでも去りがたい様子。

「もっと面白い公園が あるから」と ちょっと騙すような感じで 多摩川べりを離れました。

 途中 リードで繋がれたうさぎにもあいました。 

なでてあげたいというけど、噛まれることもあるからと諦めさせて 写真を撮らせてもらって さようなら。

孫を遊ばせてあげるはずの散歩が 自分まで子供にかえったように楽しめた一日でした。

次回は お弁当も作って出かけようと約束してしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

単衣用長襦袢 色々… 夏の準備を始めました

2010-05-28 | 着物
6月に着物を着たことがないのですが 今年ぐらいからは 着ようかなと思い 早めの準備を始めました。

まずは 二部式長襦袢の袖無双をはずし 単衣の袖と付けかえです。

和裁を始めたころ(6年ほど前)は このうそつきの袖付けでさえ 億劫で手っ取り早い方法はないかなぁ なんて ずぼらな考えをめぐらしていました。

しかし 慣れとは有難いものです。 いつの間にか 億劫という思いがなくなってしまいました。

襦袢の身頃の衿付け回りの汚れに目がいくと さぁ 洗いましょうという気持ちになります。

衿あしから 肌襦袢が覗くのは ちょっとみっともないような気がして 長襦袢より深く着るようにしています。

すると どうしても 長襦袢の衿付けあたりは 直接肌に触れることになり 汚れやすいものです。

今回も まず 一枚の袷用うそつきの袖を外し 袖用だけ買い求めた端切れで単衣袖を縫い、洗いあげた長襦袢に縫いつけました。

袷用は 裏袖の本くけが ちょっと面倒です。 

先日買い求めた 擬紗の生地 スチームアイロンで地の目を整えたら 見事綺麗に収まりました。

単衣は 袖を縫いつけた後 袖山辺りの縫い代を 耳くけすればいいので 簡単。

  二部式の長襦袢の裾除けは ウォッシャブル正絹絽で作ったものです。



ついでに 麻の長襦袢の着丈を出しました。

母のものだったので 私には丈不足だったもの 我慢してきていました。

しかし 長襦袢の裾があまり短いと薄物には 合わせられません。

せっかくの 麻100%もの。 自分で簡単に洗うことも出来 お手入れも楽なものなので、衿を外し丈を出しました。

半襟は 衿芯に粗とじしておき 着物に合わせて 長襦袢に縫いつけるようにしています。

あとは 着物用ステテコなるものがあれば 準備完了です。

縫ってみましょうか。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読みました ゲゲゲの女房 … 読んでさわやか あったかくなりました

2010-05-27 | 日々の雑感
ゲゲゲの女房
武良布枝
実業之日本社

このアイテムの詳細を見る


私の記憶で一番古い NHKの朝のドラマは 母が見ていた うず潮 だろうと思います。

もちろん母が見ていたうず潮であり、私は見ていた記憶はまったくありません。

つぎは おはなはん これは 樫山文枝の愛くるしい姿を覚えています。

しかし 小学生だったこともあり ドラマをみていたわけではありません。

その後 話題になったおしんは たまーに見ていたような。 びっくりしたのは 中国北京のホテルで 中国語の吹き替えのおしんを見た時。

朝ドラは 母の見るものというふうに捉えていました。

あぐりは トトの母さまが美容師だったこともあり 興味深く見ました。

だいたいの筋を覚えているのは あぐりが初めてかもしれません。

しかし その後も朝ドラが 生活習慣となることはありませんでした。

それでも 着物に興味を持ち始めたころから BS2で再放送されたアンコール放送は たまに見ていました。

古ければなおよし という感じでした。 普段着を着ている着物姿の登場人物がお目当て でした。

好きな作家の自叙伝に近いからと 楽しみに見たのが 芋たこなんきん 

これは ドラマとして十分楽しみました。

そして またまた 久しぶりに 朝の7時半が待ち遠しい朝ドラが始まってしまいました 今放映中の ゲゲゲの女房です。

最初は 見るつもりはなかったものの いつの間にか テレビに気を取られている自分がいました。

自分の幼少期とダブっていたり 記憶と違っていたりするのが なんとなく 気になるのです。

私は 貸し本屋というものの記憶がありません。 しかし 同い年のトトは 貸し本屋の子供と仲が良かったと言うではありませんか。 

紙芝居屋さんも 記憶にありません。 紙芝居は 幼稚園で見たのが初めてのような気がします。

先週 友人Mと会った時 彼女が ゲゲゲの女房を見ていると言ったので びっくりしました。

彼女はフルタイムで働いているので BS2の土曜日一週間分を録画してみているのだそうです。

そして 彼女も 自分の幼少のころと比較したり 夫婦で 話題にしたりしているというではありませんか。

「あら 随分 私たち 似たような事しているのね」 と お互いに言い合い 笑ってしまいました。


そこで 朝ドラの時代をもっと知りたいということもあって 原作を読みたくなったのです。

話題の本のはずなのに 川崎の大型書店で 見つけられず アマゾンで ネット購入です。 翌日には手元に届くのですから ほんとに有難い世の中です。

あっという間に 読み終わりました。

いい本ですね。 水木しげるさんの人となりもよくわかりました。

私は ゲゲゲの鬼太郎は テレビで見ていました。 コミックのことは よく覚えていません。

なんとなく気持ち悪いものの 毎週楽しみにしていたと記憶しています。

お茶の間の人気アニメだったのでしょう。 母も鬼太郎は 知っていましたし、あの歌を口ずさんでいました。

もちろん 私もしっかりと覚えていて 今でも歌うことが出来ます。

実は ゲゲゲの女房と併せて のんのんばあとオレという文庫本も購入しました。

のんのんばあとオレ (ちくま文庫)
水木 しげる
筑摩書房


こちらは 水木しげる著です。 読み合わせてみると 布枝さんがさらっと書いている苦労が じわーっと伝わってきます。

のんのんばあとオレは 水木しげるの幼少期の話なのですが、彼が 境港で育ったから あのような一連の話を作り出すことが出来たし、妖怪博士になったんだということが よくわかるのです。

そして 港町でそだったということは 言葉もぶっきらぼうだろうし そっけないところもあるのでしょう。

それなりに裕福だった地方都市の商家のお嬢さんが 日銭稼ぎに近い貸し本漫画家と一緒になったのです。

随分な苦労があったと思います。 その苦労が 私や友人などの昭和30年半ばの記憶とのずれなのだということが 本を読んでわかりました。

着物や着物生活にはまりだしている私が一番びっくりもし 布枝さんの人柄が偲ばれたエピソードがあります。

それは 水木しげるが紫綬褒章を受賞したときに 彼女が着た着物が 嫁ぐ時に親から持たせられたピンク色の着物だったということです。

なぜ その着物を着たのかは 本の中で布枝さんが書いています。


私も改めて 親が持たせてくれた着物は大事にしなければならないと思うことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新ニンニクの吊るし干し … 新しい保存方法を考えてみました

2010-05-24 | 
生協で注文していた新ニンニク500gが届きました。

一昨年だったか 中国産の毒入り餃子事件をきっかけに 国産のニンニクが随分高くなったような気がします。

昨年もこの時期に香川産の新ニンニクを注文し 冷蔵庫の野菜室で保存していました。

それなのに、カビがきていました 皮が黒っぽくカビのついた色に変っていました。

最盛期にちょっと多めに買うことで 安く求められ 自宅で保存して使っていこうと考えてのことだったのに、無駄に終わってしまったニンニクでした

そんな失敗をした去年だったので 今年は 冷蔵庫での保存は諦めました。

冷蔵庫で保存する場合も ポリ袋などに入れるとニンニク自体の水分から 湿気がこもり カビが生えるそうです。 

しかし いくら野菜室とはいえ 多めのニンニクを裸のまま入れておくのには抵抗があります。

他の野菜に ニンニクの強烈な臭いがつきそうです。


そこで 今年の保存方法は 写真のようにしてみました。

乾燥させれば カビはこないだろうと考え、タコ糸を通して 台所のレンジ台近くの壁に吊るしてみました。

火を使うところなので 温度も高くなるし 乾燥も早く進みそうです。

乾燥させたニンニクは ひと株は素焼きのポットに入れて保存し 残りは 吊るしかごにしまう予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月29日 の週刊現代から … 話題を共有したくて 一冊購入です

2010-05-22 | 日々の雑感
この女性 鮫島 彩 さんという なでしこジャパンの一人です。

今朝 妹と電話で話していて 話題に出ました。 

「なんと 週刊現代カラーグラビアのトップを飾っていると聞いたから 立ち読みでもしようと思っている。

でも 近くのコンビニでは週刊現代を取り扱っていなかったから、本屋に出かける」 とのことでした。

今年の春から 妹の口から何回か話題に出てくる彩ちゃんは 甥っ子の同級生。

だから 妹のご近所で育った子なんだそうです。

ご両親はもちろんですが ご近所の方々も一生懸命彼女と彼女のチームを応援しているのだそうです。

マンモス集合住宅に住む 私にとっては 何とも羨ましいご近所力です。

そして 夕食後 妹から再び電話。 その語り口は大変興奮していました。

 2ページ目の記事

週刊誌の 働く体育会系サラリーマン&ウーマンというタイトルのカラーグラビアのトップを飾っていて しかも2ページを割いて 彼女のことが記事になっているというのです。

「お姉さんも 本屋さんで立ち読みしてきたら」 とのことでした。


それで 行ってきました 駅前の本屋さん。

週刊現代はその存在を知ってはいるし、読んだこともあるけど、買ったことはないような。

毎週 新聞に出る広告は目につくし その見出しはざっと読むかな?

私としては おとこの週刊誌という範疇に入れてあります。

なのに 初めて 週刊現代を 買ってしまいました。

理由は 彼女のお父さんが鹿児島出身ということを 妹が話していたからです。

(鮫島という姓は 確かに鹿児島に多い姓です なるほどと私も思いました)


本屋さんに行く道すがら 父に電話して そのことを話すと 興味を示しました。

私が妹から聞いた もう少し詳しい内容を 噛んで含ませるように 何回か繰り返しながら話しました。

80歳を超えた父は まだらぼけのような症状が出てきています。

いつも母と二人きり。 お隣さんと話すことも毎日ではない様子。

刺激が足りないのです。 好奇心の塊のようだった人なのに 最近では 興味を示すものが 随分と減りました。

その父が 電話で 週刊現代に取り上げられた 妹のご近所さんのお嬢さんの話には 興味を示したのです。 買って 切り取って 送ってあげることにしまた。

届いた封筒をあけて きれいなお嬢さんの写真が出てきたら 父も喜ぶでしょうし 記事も読んでくれるでしょう。

電話での 話題も増えるし、父のボケ進行が 少しでも緩やかなものになればと願っています。



余談ですが、週刊誌 4百円でした。 随分と高くなったなぁと思います。

これでは エアラインから 週刊誌や新聞が消えるのもやむを得ないかな。

週刊現代は 最後にヌードのグラビアが まだ 載っています。

このグラビア目的で購入する男性も多いのでしょう。 

が この手のグラビアが災いして 機内誌から外されたんではなかったかなぁ、違ったかなぁ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浴衣の仕立て … 高校の教材として 仕立ての相談を受けました

2010-05-19 | 着物
友人が 高校で家庭科の教諭をしています。

選択科目で 浴衣を縫うことになったので 相談にのってほしいと言われました。

そして 今日会って 教材としての浴衣をみて 唖然としてしまいました。


学校に持っていく雑巾さえ 売っている 今の日本。

ミシンのない家庭なんて ちっとも珍しくなくなってしまいました。

ボタンが取れた服のボタンつけさえせずに 処分するうちもあるといいます。

このような家庭環境で育った子どもたちは ミシンを使った手作りも四苦八苦。

それでも 興味を持ったり 好きな子は 選択教科として 服飾領域を選んできます。

そんな子供たちには かなり教材を絞り込まなければ 一枚の服を完成させることは大変難しくなってきました。

しかも 男女共修です。

今では エプロンやハーフパンツ パーカーなど 作る教材の型紙を布に直接プリントして売っています。

プリントは 出来上がり線と 縫い代の両方が記されているのです。

縫い代の意味さえ わからない高校生だっています。


いつの間にか ゆかたまで 和柄の広幅生地にプリントして 教材として売られるようになってきたようです。

その 教材を使っての製作だということを 実物を見せながら教えてもらいました。

浴衣は 和服のはずで 和服は 一幅の直線を組み合わせて仕立ててあるのですが、教材は まずそこから違いました。

衽先も斜めにカット 袖の丸みも まあるくカット そして 衿肩周りも 洋服と同じように衿ぐりの形にカットするように プリントしてあるのです。

ちょっと昔と違い それまでの被服製作の絶対量が少なくなってきているので 洋服みたいに 出来上がりの形に縫い代をつけてカットするのもやむを得ないかもしれません。

しかし その後の 仕立て方の説明をみて これはないでしょうと 思ってしまいました。

後ろ身頃は 二幅でプリントしてあり 背縫いは中心で二つに折り 1センチの縫い代でミシンがけする。 とあります。

これは 問題ないでしょう。

しかし その後 その輪の部分を耳くけするとあるのです。

さらに 脇線も衽付け線も すべて鋏でカットしてあり 裁ち目があるのに ロックミシンをかけて 耳ぐけする。 となっています。

耳ぐけのやりかたのイラストまであるのです。

相談は その耳ぐけと 三つ衿芯と衿芯をどうするかの相談でした。

脇や衽付けの縫い代は1センチになっています。

耳でないところに 耳くけはないでしょう。 と 私。

彼女も同意見。

ロックミシンを 普通のミシンでさえあまり使ったことのない生徒に使わせるのも 心配じゃない? 洋服と違って ロック掛ける長さも長いし。 と 私。

彼女も不安は 同じ。(ちょっとでも油断したら 縫い代がなくなることもありそうです)

ロックミシンをやめて ミシンでもう一本縫うのはどうかしら? と 私。 

それで ほつれないかしら? と 彼女。

大丈夫でしょう。 と 私。

三つ衿芯で なぜ必要だった? もう忘れてしまったわ と 彼女。

普通は 反物に衿肩開きの切り込みいれて 衿付けの時に開くと その部分が布がなくなるから 補強の為に必要なんじゃないの? と 私。(ほんとか どうかは わからない)

でも このように 衿付け周りの縫い代が 2センチにカットしてあれば 三つ衿芯20センチちょっとつけても 役不足よね と 私。

それから 色々検討し 掛け衿もあることだし 衽下がりより ちょっと下までは二重になるから 接着芯も必要ないでしょう。 と いうように 落ち着きました。

教材は 色々理由があって このようになっているのは仕方ないとしても 反物の見本と 反物から仕立てた ほんとのゆかたの見本は 必要じゃないかしら? と 私。

私もそう思っているのよ と 彼女。

この教材用のゆかたの作り方を書いた人は たぶん 和裁や着物に関しての知識はない人なのでしょう。

そうでなければ ロックミシンでほつれどめしたところに 耳くけ とか わの部分にも耳くけ とか 繰り越し揚げをわざわざつけて 揚げのわの部分も耳くけする なんて 説明書きなど出来ないはずです。


出来上がったゆかたは 秋の文化祭で 展示されるそうです。

高校で ゆかたを縫っているんだ と 作品を見て 感心されるのでしょうか?

それとも 形はゆかただけど 裏をみて あるいは 裾や妻下や 袖口 振りなどが すべて ミシンがけであることに びっくりされるのでしょうか?

一つの学習教材を見て いろんなことを考えてしまいました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

単衣の長襦袢 … うそつき用の袖を縫いはじめましたが

2010-05-18 | 着物
単衣の着物を着ることは ほとんどなく 持っている着物も数枚です。

それに合わせる襦袢は 麻100%の母のものだったものが一枚と 絽の二部式が一枚と 麻混紡の二部式が一枚だけ。

昨年仕立てた白い単衣の紬を着ようと思い、絽の襦袢を出してみたら 袖丈も袖幅もあっていませんでした。

そこで ネットサイトで探していたら うそつき用にカットされたものを 数多く取り扱っているところを 発見。

擬紗とよばれる織りのものと 絽で 墨絵が手書きされている物の二点を購入しました。

その中の一枚 白の擬紗は 鱗模様が織り出されていて 仕立てはいたって簡単と 縫いはじめたのですが


地直しがかなり必要で なかなか布が落ち着いてくれません。

袖側を出来上がりに折ってみると かなり耳がツレていて 伸ばしても 伸ばしても 耳くけするのにツレそうな感じです。

絽の仕立ては 絽目を必ず通すようにと習ったのですが、擬紗の場合はどうなのでしょう。

地の目のびしっと通った仕立てが 見ていても気持ちいいもです。

もう一度 解いて 本格的にスチームアイロンで湯のしするほうが 早いのかなぁなんて 縫っている途中で思ったりしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書道展へお出かけ … ブームの書道を垣間見てきました。

2010-05-17 | 日々の雑感
友人に女流書道家がいます。

その友人が属する横浜書人会展が 昨日の日曜日まで 神奈川県民ホールで開催されていて 選定委員の彼女も作品を出しているので 行ってきました。

最初は 単衣の着物日和だよなぁ なんて思ったものの、書道展をみた後、もうひとつ野暮用があり、そちらは 着物はちょっとまずいので 諦めました。

彼女の今回の作品は 細かい字が一枚の紙幅に十五行



それだけで びっくりです。

どしろうとの私の 最初の一言は

「鉛筆で線を引いて書くの?」  ほんとうに ごめんなさい です。

大変失礼なもの言い 相手は 精進を続ける芸術家なのに。

「なんにも ないわよ」 と 彼女。

「どうやったら まっすぐ書けるの?」 と 私。 だって 自分の名前さえ斜めにずれていくほどの下手さです。

「根性がまっすぐだから 曲らずに まっすぐ 書けるのよ」 と はぐらかされてしまいました。


一般の会員の部では 3才の幼児の作品もありました。

なかなか 筆遣いもよろしく 字に勢いがあって 関心してしまうほどのうまさです。

一通り すべての作品をみたのですが、 どうも 私の感性と 選考委員の感性は ずれがあるようで いいなぁ と 思った作品が 評価を受けていなかったりして 何を基準に選んであるのかなぁ なんて 思ったりすることでした。

見応えのあるものは やはり選考委員の方々の作品です。

いろんな書体 使われている紙質 表装 その調和もさすがです。

しかし そんな中にも なかなか理解しがたいものがあったりして それがまぁ 芸術と呼ばれるところなのでしょう。

それでも 墨をすり 心静かにしたあと 一心に 字のおけいこをするのも いいなぁ と憧れてしまった書道展でした。 


外に出ると 思ったより気温が上がり 暑い一日に。



目の前に広がる山下公園と その向こうに海が きらきらまぶしく輝いていて さわやかな初夏の風情です。

海岸沿いにそぞろ歩きをしたいと思ったものの 次の用に急かされて 立ち去ったのでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シーリングライト … 我が家の照明器具 迷走記です

2010-05-15 | 日々の雑感
我が家のリビングの照明をLED電球に変えたのは 先月の初旬でした。

一か月ちょっと前のことです。

照明の下にいれば 確かに不必要なほど明るいのです。

しかし ペンダントタイプのシーリングライトなので、部屋の中が ぼぉーっと暗いのです。

色も白熱球と随分違い 馴染めませんでした。

ブツブツ不満を言っていたら、トトも色々と調べ やっと私の言い分に納得して (なんで自分の主観で 決められない )1個8千円ほどのLEDに変えるかと言い出したのですが。

そんな高いLED必要ない というのが 主婦の考えです。 4個も必要なのですから。

すると 照明器具自体を変えようと言い出し、家電量販店から2社のカタログを持ち帰り、私に選びなさいというのです。

カタログだけでは わかりません。 

それで 重い腰を上げ、ゴールデンウィークの終盤、横浜の家電量販店までカタログの商品で気に入ったものを見に行きました。

やはり正解です。

カタログのイメージと 実物とは 随分違ったのです。

照明器具コーナーの店員に色々と質問し 選んだのは 全く違ったメーカーのものでした。

次の日、トトと二人で 川崎の家電ショップへ 前日横浜で見たものを買うために行って選んだのが トップのものです。

しかし すぐには 決めることができませんでした。

私もトトもパナソニックのエコナビと呼ばれる 外の明るさに対応してセルフ調光する製品にも 随分心が惹かれました。

しかし このタイプには LEDは付いていないということが一点。 さらに カバーの外にも蛍光管がはっきりと透けて見えるということが もう一点。

蛍光灯の色が 白熱色のものがないということが 一点。

店員の話と こちらの希望をすり合わせると どうも 我が家の好みでないことがわかりました。

結局 横浜で気に入った日立家電の製品でリビングシアターライティング という商品に決まりました。

早速購入して 持ち帰り 交換です。

ところが つかないのです。

設置が悪いのかなと やり直してみても同じ。 電気店に電話で問い合わせると 引っ掛けシーリングが 老朽化していて 接触が悪いのかもしれないと言われ、 ダイニングテーブルの上につけてみました。

あら 不思議 つくではありませんか。

家の設備の問題か? せっかく買ったのに 今度は天井の引っ掛けシーリングの交換工事?

まったく やれやれです。

購入した店に 工事の依頼を電話で頼むと 出向いて見積もり依頼の手続きが必要とのこと。

面倒で、マンションの管理センターに 出入りの業者を紹介してもらいました。

そこへ電話すると なんと 見積もりに来るだけで 8千円もかかるというではありませんか。

さらに 工事費 部品代と必要になるわけです。 これは ここでちょっと保留です。


なかなか 簡単に交換してすっきりとならない 我が家のリビングの照明です。

購入前に色々と調べればいいものを たかが 照明と いささか 軽く考えていました。

その後 トトが調べて どうもリビングのシーリングライト用の壁面スィッチに付属している調光器が 災いしているようです。

和室の蛍光灯タイプの照明器具を試しにつけてみると やはりつかない。

ダイニングテーブルの上の照明も 我が家は 白熱球です。 だから ついたのか?

今度は スイッチ交換?

そこで やっとメーカーに電話で問い合わせてみました。

スィッチが調光器つきのタイプだと 今はやりのリモコンで調光が出来るタイプのものは使えないということが わかりました。

なんてことでしょう。  せっかく買ったのに 今度は使えないというのです。

仕方がないので ダイニングテーブルの上の照明と交換です。

せっかく 好きな映画をDVDで見る時 いい雰囲気で見ることが出来ると喜んだのに ぬか喜びだ―

しっかし何百戸もあるわがマンション よそのうちはどうなってるの?

そこで 数件の人に聞いてみると 調光器が付いていないタイプがあったり リフォームして外してもらったり、 我が家と同じ白熱球タイプを使っていたり 様々です。

スィッチの交換は 一応アマチュアがやってはいけないらしい し 漏電でもしたら 集合住宅は 大変です。 

余計な出費は嫌だし このまま ダイニングとリビングの照明が逆のママも嫌だし と 考えながら ホームセンターに行ってみました。

いろんな スイッチやカバーが売っています。

そこで 思い切ってサービスカウンターで 尋ねてみました。

調光器付きの壁面スイッチを 普通のスイッチに交換してもらえるかどうか

このホームセンターのクレジットカード会員のみ サービスでやってもらえるとのこと。

しかも 市場価格の半分以下というではありませんか。

去年 このホームセンターのクレジットカード会員になっていました。

ラッキーです。お願いして交換してもらうことになりました。

やはり 見積もりは必要とのことで 二人の工事関係者が訪問。

確認して だいたいの金額を見積もって帰って行きました。

そして 工事は二日後に。

スイッチの交換は 15分ほど。 なんと料金は 部品代も含めて3千円で百円玉数個お釣りが出る安さでした。

 こちらが 交換してもらったスイッチです。

 あるべき場所に収まったシーリングライト

利用したホームセンターは ユニディといいます。


引っ掛けシーリングの交換工事 保留にしておいてよかった。 不必要な工事を頼むところでした。

3月から始まった 我が家の白熱球一掃作戦。 

色々迷走した揚句 結婚以来使っていたシーリングライトは 廃棄処分となりました。





 





 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする