これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

今日いち-2024年9月22日

2024-09-22 | お茶の稽古 覚書
和合の茶会2日目
8時半鹿屋串良平和公園内アリーナ到着
生憎の雨で、会場はアリーナ内に変更
来て良かった、来れて良かったと改めて思う今日のスタートです

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和合の茶会初日・・・鵬雲斎大宗匠が提唱され始まった交流茶会

2024-09-21 | お茶の稽古 覚書



鵬雲斎大宗匠筆で、和気生萬福

本日鹿児島の城山ホテルにて、第26回和合の茶会初日でした

4月に101歳になられた大宗匠がお茶を点てられました

お点前は、立礼


皆具は淡々斎お好みの七宝つなぎ

正客は淡交会鹿児島支部名誉会長の島津修久氏

最近体調を崩されて、車椅子で

大宗匠が歩み寄り、低い姿勢でしばらくお話されていました

和合の茶会は奄美支部、沖縄支部、鹿児島支部が担当を回しながら開催

前回は台風で中止、鹿児島での開催は7年ぶりぐらい

前回に比べて、やはりお年を召されたお点前

それでもゆっくりとしっかりとしたお点前でした

今年の参加者は県内が300名ちょっと

県内からと合わせると800名の参加登録だそうです(皆思うことは同じのよう)

和合の茶会のあとは、大宗匠の特別公演

約1時間立ちっぱなしで、ご自身の経験を話されながら、平和の大切さをお話

会場を移して、交流懇親会

お着替えされて出ていらっしゃいました


最後にあと一年ぐらいは頑張りたい、とおっしゃる大宗匠

お点前といい、他人を思いやるお人柄といい、お話の内容といい、やはり特別な存在です

交流会は食事付き

前菜とデザートだけは、写真撮りました

美しい前菜(お味も素晴らしい)


デザートもカラフル


18時30分に終了

明日は場所が鹿屋になります

鹿屋市串良平和公園で、串良平和祈念献茶式

ここで祈念献茶が行われるのは、大宗匠が特攻兵として串良に戦友といたからです

鹿屋は大隅半島なので、陸路だと大回り、フェリーを使うと、乗船時間や待ち時間がかかるものの、楽です

7時10分初の垂水行きフェリーに乗らなければ、間に合いそうもなく

今宵はホテル泊

鹿児島マリンパレスの和室を希望していましたが、シングル洋室しかし無く


狭くはない部屋ですが、ここで着物を着ます😥


明日は5mm/時間ほどの結構な雨の降る1日の予報

濡れてもいいように、シルックの色無地

化繊の着物は好きではないけど、悪天候の時はありがたいアイテムです

明日は4時半起床

忙しい1日になります



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和合の茶会・・・鹿児島支部会員だけ先行茶会

2024-09-15 | お茶の稽古 覚書



濃茶席の床のお軸は、鵬雲斉大宗匠の「安穏是無事」

101歳になられたのに、とても力強い書です

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

和合の茶会とは、裏千家の鹿児島支部、奄美支部、沖縄支部が毎年持ち回りで開催している、平和を願う茶会です

2日間に渡り開催されます

今回が26回目

大宗匠ご自身のお声かけから始まった茶会と聞いています

先の戦争で特攻兵に志願したものの、ご自身は生き残り、たくさんの戦友を失った体験から、この三カ所で平和を願う茶会を開催しようとなったそうです

1日目は21日土曜日仙巌園の秀成荘と城山ホテルにて開催

2日目は大隅半島の鹿屋市串良平和公園にて、平和記念の献茶式

県外から400名ほどの参加者があり、鹿児島支部会員は21日の茶会では対応出来ないから、本日に開催されたのです

さて茶席ですが、濃茶席も薄茶席も椅子

濃茶は各服点てで、銘々に一碗ずつ渡されます

お道具の拝見では、5、6年前までは考えられなかった事ですが、お軸や花、道具をスマホで撮る人が大勢

席主の方も、どうぞと協力的

濃茶席の花は珍しい草が


夏椿と芙蓉と飛行機草

葉の形からつけられた名前だそうです



茶会が終わっても、屋外は34度ほど

台風13号は奄美大島を横断して東シナ海に入っていきました

それでも影響がそこそこあり、気温高く風強く
雨にならずにホッとしましたが、蒸し暑い

仙巌園の中の茶寮で白熊かき氷を頼んで

上から見ると白熊の顔


横から見ると



鹿児島発祥の白熊はもっと高さもあってボリューミィ

今日の白熊は完食出来る量

でも食べ終わると、冷たくて舌がもつれてきちんと喋れない

茶寮の外に出ると、生ぬるく湿気を含んだ空気が嬉しいほど、体を冷やされて

仙巌園から自宅へ寄り道無しで帰宅

ちょうど5時

12時間前に起きて、ベス🐕‍🦺の散歩を半分ほどの時間で済ませて、7時から道路愛護作業

終わって帰宅して、汗を流し、着物に着替えて、忙しい1日でした

夕食は、簡単に



山芋をおろしてオクラの叩きと温泉卵
ダブルねばねばでスタミナ回復願って



冷奴には頂き物の今半の佃煮をのせたら


ミスマッチでした😥

トトさんには梅の花のお惣菜の、豚の角煮まんじゅうをレンチンして



長い一日が終わりました






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またまた雨の日曜日、のんびりクッキーなぞ焼く

2024-04-21 | お茶の稽古 覚書



きな粉のクッキーとお抹茶

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今朝5時半過ぎに起きると、

今なら少し歩ける
でも終日雨☔かも

そう急かされて、ベス🐕‍🦺を連れ出しました

ベス🐕‍🦺は家を出て400mほど歩いて用を足して、Uターン

もう少し歩いても大丈夫だよ、と言っても譲らず

諦めて家に戻ると、アプリは830mの数字

ベス🐕‍🦺との散歩で、私もトトさんもすっかり距離感をつかんでいます

ベス🐕‍🦺の雨予報通り、帰宅すると降り出しました(笑)

トトさんはお寺の集まり(総会)へ出かけて、2時間ほど留守

私は炉の季節も終わるので、茶道の点前のノートのアップデート

私のノートはデジタル版とプリントアウトしたもの

10年ほど前から、手書きのノートを元にパソコンのWordに変えました

プリントアウトしたものももちろんあり、お稽古の後は、自分の記憶間違いや指導いただいた事をメモ書きで訂正したら追加したり

それをデジタル版に、たまにアップデート

今日は裏千家茶道では、奥秘と呼ばれる一番上のお点前をアップデート

とてもややこしく、お点前しながら自分も間違うし、先生も勘違い?を指導されたり

それらを全て記録していくので、自分で読んでもなんとも摩訶不思議なノートです

あまりにも書き込みが増えたので、そろそろもう少し完成度の高いノートにしたいと、これまでの加筆や訂正をすっきりしたものにしていく作業



デジタル版の便利な所は、クラウド上に保存しているので、いつでも呼び出せて、パソコンだけでなく、iPadやスマホでも読めるし、加筆や訂正が出来ること

ノートの整理の合間に、日向夏のマーマレードを作り始めたり、クッキーを焼く準備したり

先日焼いた抹茶のホロホロクッキーが美味しかったとトトさんから、追加のリクエスト

今日は、抹茶の代わりにきな粉を使って

明日新しい冷蔵庫が配達されますが、冷蔵室にきな粉の開けた物2つ発掘😥

きな粉をどのぐらい生地に練り込めるか思案しながら

今日は薄力粉の3割をきな粉に置き換え、黒砂糖を使って

3割が限界だったようです

生地をまとめるのに、かなり苦労しました



ひとつ10gほどにカットし、24個

薄力粉:105g
きな粉:45g
黒砂糖(粉末):50g
サラダ油:60g

オープン温度180度で、16分



粉砂糖を振りかけて完成

バターと卵を使わないので、少しヘルシーなおやつです
太白ごま油を使うか迷って、サラダ油にしましたが、太白ごま油でも良さそう

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

○ 夜は残り物のアレンジ
チリコンカーンに粗挽きソーセージを焼いた物を加えて


粗挽きソーセージとスナップえんどうをソテーして足しました


サラダはレタスだけが自家栽培

○ 土曜日昨日は、Aコープで北海道産牛肉のフィレが半額だったので、迷わずゲット

フィレステーキとスープとサラダ


2枚合わせて300gほどでしたが、大小有り

もちろん私は小さなカット


塩胡椒で下味つけて、醤油を少しかけて和風ステーキ

それなのに、トトさんがサンチュを菜園からとってきたので、サンチュで巻いて(笑)



美味しかったですよ

○ 金曜日は、JA婦人部の県の総会で朝から夕方まで

大隈産鰻をレンチンして、トトさんと半分こして鰻丼


きゅうりの酢の物、カツオのタタキ、筍ときのこのきんぴら

筍とキクラゲとエノキダケを使ったきんぴら

我が家の好きな惣菜です

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

ブログを書く時、いつもタイトルに悩みます

今日は、茶道をテーマにしたい

でも小習いまでしか書籍化されておらず、それ以上は口伝

という事で、当たり障りのない事をタイトルに


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炉の最後の稽古は大円の真

2024-04-18 | お茶の稽古 覚書



今日はお茶の稽古

来月から炉から風炉に変わります

最後の稽古は、奥秘と言われる真台子を使ったお点前

真の行台子と大円の真があります

今日の稽古は4人

先生の指名で一番目の人は真の行台子

次が私で、大円の真のお点前を見てもらいました

どちらもひとつのお点前に小一時間

今はお濃茶の回し飲みをしないし、拝見も省略したりも

それでも4人が終ったのは、3時間半経過した頃

最後は足がつって😰

そんな時の為に、稽古用バッグにはツムラの
芍薬甘草湯を常備しています


自分の稽古が終わってから、水屋で服用

即効性があるので、ひどい状態にならずにすみます

真のお点前では、茶碗も天目茶碗が御物袋に入っていて、長緒の結びも最初の荘りらつけは三輪結び


3つの輪を作る結び方で、真の結びとも

緒の結び方もややこしいし、お点前が始まって緒を解いていく手順もややこしい

一年に二回ほどしか見てもらえないお稽古なので、皆さんなかなか覚えられず

稽古の前に水屋で、扱い方を毎回尋ねられます

私は川崎で習っていた先生に、この点前の茶碗の扱い方だけを特化して指導していただきました

だから体が覚えているのですが、今の先生は細かな指導はされません

で、お点前中にあーでもないこーでもないと手の動きなどを指摘

点前畳に座って、より緊張が高まって😓

そんな空気感も必要な一番上のお点前なのかもしれません

ふー、疲れました

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

帰宅は3時前

朝は小雨が降っていて散歩できなかったので、着替えてベス🐕‍🦺の散歩でした

夕食は、鯖の塩焼き、そら豆が出ていたので買ってみたら、少し未熟


我が家のそら豆の収穫が待ち遠しいことです

他にほうれん草と粗挽きソーセージのソテー、筍ご飯、味噌汁など

国産鯖の一夜干しは、やはり脂ののりがイマイチの特売品

お値段に見合ったお味
煮物にした方がまだ美味しく食べられるのかも






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鎌倉巴会で、薄茶三席回った土曜日・・・至福のじか〜ん

2024-02-11 | お茶の稽古 覚書



鶴岡八幡宮酔心亭前の紅白の梅の前で

川崎でお稽古していた時の先生とご一緒して

数年ぶりに再開された巴会という茶会へ行ってきました

駅で待ち合わせして、車中から話が盛り上がりました

でも流石に80をこえられて、鎌倉駅から鶴岡八幡宮までタクシー

巴会は三席あり、今回は表千家、裏千家、宗徧流

違う流派の茶席を回れるのが楽しい茶会です

どの席も薄茶

まずは裏千家の方が釜を掛けられた常磐席へ

8時半前に着いたので、一席目に入れました

25人ほどが入るので、ぎゅうぎゅう

正客を務められた方は、事前に調整してあったようでした

亭主は初めてだと言われて、とても緊張していらっしゃいました

でもお道具はとても立派なものばかり

自分が稽古しているお裏は安心していられます

終わってから、スマホでお軸や花などすべてを数人が撮っています

私も会記だけをパチリ

会期を後から見て、茶会を思い出すのがまた楽しいのです

二席目は、安房席で表流

こちらは廊下に正座して待つ時間が(安房席の三席目でした)

しかも最後の方の番号

大寄せの茶会の時は、みなさん我れ先に正客から四客目ぐらいまでを避けて場所取り

これは映画「日日是好日」の中でも茶席に入って場所取りの様子が描かれていて、どの流派でもお茶会でもよくある光景なのだと思ったものです

なんと私達が入ると正客から四客までの席しか空いていません

ここでどこかに割り込みたいのに、みなさん絶対に動こうとしないのです

私は一番軽い着物の大島紬に博多帯の吉祥柄というとても普段着に近い着物コーデ(この組み合わせが一番荷物が軽くなるのです)

紬はこの席では私一人

洋服が男女合わせても4人だけ

着物の格からしても、末席に沈み込みたいのに😥

他は紋付きや江戸小紋など正装です

どなたも詰めてくださらないので、私の前の方と目で合図送り合い、入りました

私が三客目の位置

私の先生が正客になってくださいと頼まれますが、流派が違いますから務まりませんと固辞

こういうお茶会でこれまで何回も正客務めていらっしゃるのに

でも表流の方は皆さん知らん顔

先ほどの常盤席で正客をされた方に、私が次客になりますから、もう一度正客お願いします、と先生が頼まれると、不承不承ながら動いてくださいました

やれやれ

でもこの正客の方が私たちに、本来こういう茶会では事前に正客を頼んでおくものなのに、手際が悪いと、不愉快そう

でもその後は和やかに茶会はすすみます

正客のお茶碗は了入作の赤楽茶碗、次客席の私の先生は萩焼

何と、休雪でした

13代三輪休雪は、人間国宝です

亭主からお茶碗の説明があった時、あちこちでほぉ〜‼️と声が

私が拝見したいと正客にご相談すると、亭主に少しだけ茶碗を拝見に回したいと言ってくださいました

五客さんまでという制限付きで、拝見〜

私のお茶碗も唐津でとても素敵なお茶碗でした

正客の方が、私の茶碗の拝見を請われたので、正客、次客、三客(私)のお茶碗を拝見に回して、鑑賞

手に持って、高台や見込みも丁寧に拝見する事ができました

ぐずらず席に入ってラッキーでした(笑)

先生もご機嫌直されて

もちろん、正客の方へ気遣ってアシストされていましたし

美味しいお菓子にお茶、和やかな中で表さんの席も無事終わりました

続いて、建物の外に出て、宗徧流の釜が掛かっている酔心亭へ

私はお茶席で一番好感が持てるのが宗徧流の席です

お道具の呼び方も違うし、お点前も違うし、それを見ているのも楽しい

お道具の説明も、何というか勿体ぶった感が全く感じられない

今回もお棚がとても珍しい末広棚というものでした

横から見ると、鶴が扇子を咥えているようなフォルム

しかも会記が三つ用意されてあり、お点前が進む中、亭主の説明を聞きながらお軸や花入などの説明も会記を見ながら

最後に拝見があり、その時に会記を写真に撮りたいとお願いしてみました

どうぞどうぞ道具もお撮りくださいと、気持ちよく応じてくだいました




朝早かったので、三席をスムーズに回る事ができた茶会でした

おまけは、酔心亭のお手洗いの洗面ボール




立派な有田焼のようです

壁やドアも漆塗り

貴賓室としても使える作りだろうと、こちらを訪れるたびに思います

そうそう酔心亭だけがガラス張りの掃き出し窓で庭園が見えるのも好きです

見事に手入れされています

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

その後は、茶寮風の杜へ入って


景色のいいテーブルで、白い建物は鎌倉文華館

軽いランチでいいねと、鎌倉うどん



後は、ゆっくり歩いて小町通りの店を覗きながら少し買い物もして、駅へ

楽しい楽しい鎌倉巴会でした









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半年ぶりのお茶の稽古

2024-01-18 | お茶の稽古 覚書



今日は朝から雨模様

昨年8月初めに一回あったお茶の稽古は、その後先生の体調不良でお休みが続いていた

その前も休みが2ヶ月ほどあったので、自分の中でお茶の稽古がほとんどなかったような一年だった

年明けも初釜なしでスタート

八十を超えられて、食事制限もあり、体重を落とされた先生だが、京都の家元まで初釜には行かれたとお話もあった

今日は小習いの中から好きな稽古を選んで、それぞれが一服ずつ点てておしまい

私は濃茶で貴人点て

お釜は、塩屋釜という少し変わった釜
鐶付が空洞にになっていて、空洞から湯気が出るので、お茶を点てる時の釜の蓋の扱いが特殊

毎回蓋はきちんと閉じる

慣れとは厄介なもので、この所作をついうっかり忘れてしまう

他はいつもの炉の濃茶の点前

半年ぶりの再開なのに、何とも内容の薄い稽古なのがかなしい

来週からは、水屋仕事も手伝って欲しいと先生

これまで釜には絶対に触らせない先生だったのに、炭をおこしたり釜を掛けたりがしんどいと言われた

木曜日の稽古仲間は4人なので、2人で交代で少し早めに出てきて準備することになった

これはこれで大事なことなので、かえって嬉しい

水屋仕事はずっと続けるにしても、先生の体力が回復されて、以前のお稽古スタイルに戻るのがみんなの願いだ




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茶道具・・・友から託されて手元へ

2023-12-11 | お茶の稽古 覚書



上京のたびに会っている友人から、茶道具が届きました

彼女のお姉さんが高齢者施設に入り、住まいを片付けたのです

ほとんどの家財は処分したそうですが、茶道具は私にいらないか?と

譲り受ける事になりました

届いたのは、茶入れ、茶碗、香炉、花入です

茶碗と茶入れはとても古いもののようです

特に茶入れは、彼女たちのお祖母様がお茶を教えていた頃のもので、100年ほど前の物?

茶碗の良し悪しの決め方は、人それぞれでしょうが、私は手に包み込んだ時の茶碗の温もりや軽さに魅せられます


こちらは備前焼きと友人は聞いたそうですが、志土呂焼きの刻印が高台近くにありました

箱と中身が入れ替わったのかもしれません

とても軽くて薄くて、磁器のよう

美味しい和菓子を準備して一服点ててみたい

見込みも美しい景色の茶碗です

仕覆は必要ないけど、御物袋で仕舞いたいような茶碗です

青山に住んでいた頃に、東京大空襲で焼かれ、当時北九州市で仕事をしていた彼女のお父様が連れてこられてしばらく一緒に生活していたと

その時、この茶入れは青山から北九州市に一緒に疎開し、その後また青山へ

茶道具のいくつかは孫のひとり(友人のお姉様)が受け継いだそうです

そして縁あって再び九州の私の所にやってきました

茶碗の2つと茶入れの箱書きには銘は見当たりません

茶入れには、志土呂焼きの茶碗には友垣なんて銘を付けると、この道具でお茶を点てた時、おしゃべりが楽しそうです

茶道具の銘の付け方に約束事があるとしても、あまり気にせずに気楽に😊


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淡交会研究会・・・仙巌園にて

2023-11-11 | お茶の稽古 覚書



仙巌園は菊まつり・・・今が盛りでした

島津藩別邸の仙巌園は、350年ほどの歴史をもつ大名庭園です

入り口から一番奥まったところに、秀成荘という建物があり、そこが会場

桜島が朝から綺麗に見えて、そんな日は気持ちが盛り上がります

茶友が、弾けたポーズとって❗️というので、年甲斐もなく(笑)


周りにまだ人がいなくてこそ😅

研究会はもちろん真面目に参加

真の炭、真の行台子、台子の薄茶について

百名ほど参加で、終わったのは4時過ぎ

疲れたぁ

夕食は物産館の中の魚屋さんに寄って、魚屋の握り2割り引きで


6時半に帰り着くと、トトさん上機嫌

はい、やはり待てずにかなりお召し上がりになっていました

🍶に🍷⁉️

お互い好きなことして(笑)

明日も研究会です



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今日は淡交会研究会・・・土砂降りの中の遠出

2023-05-13 | お茶の稽古 覚書



朝食に入れた庭の片隅で採れた木苺をヨーグルトに入れました

こんなことが出来ると、田舎暮らしの幸せがジワーッと染み入ってきます

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

天気予報が大当たりして、朝から強い雨

こんな日は家にお籠もりしていたいのに、裏千家茶道の研究会でした

研究会も回数を重ねると、(残念なことに)自分の中でマンネリ化していきます

そんな自分に、参加して良かったなと思ったことがいつくか

その中の一つに、お茶席では正客が一番大事だから 次客以下の心遣いが大事であるという話がありました

それは、お茶をいただいたり、道具を拝見したりする時のことです

正客の作法がちょっと違っていたとしても、次客はその作法と同じやり方をするのが、相手を思いやる心です

もし違った作法を次客以下がしたら、正客は間違ったのかな?と不安になるでしょう

そういう不安を持たせないことが、大事なのです

と、そのような意味合いのお話でした

加えて、イギリスのかつての女王が来客と食事をしていた時のエピソードも話題にされました

これは有名な話なので、ご存知な方も多いことでしょうが

女王に招かれたある貴族が、手で食べる料理の後に出されたフィンガーボールの水を(汚れた手を洗う水だと知らずに)飲んでしまった

それを見た女王はご自分もフィンガーボールの水を飲んだという話です

客人は間違った作法だったと恥をかかずに済んだのは、女王の相手を思いやる心があったから

それは茶道でも同じだということです

川崎に住んでいた頃は、色々な流派のお茶会のお席に入る機会もありました

大寄せの茶会の席では、ひそひそ声で作法が違っているという人がいたり、正客と違う作法で、お茶をいただいたり道具拝見をする人はいるものです

あまりにもよく見られる事でしたから、そういうものだろうと私の中では解釈していました

でも、やはりこれはおかしいってことです

利休七則の最後に、相客に心せよという言葉があります

相手をたてたり 思いやることが、一番の作法だと改めて思うことでした

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

家を11時前に出て、帰宅は5時過ぎ

夕食はグリーンコープ生協の宅配で届いたシーフードミックスを使って皿うどん



今日もそら豆の茹でたものと、ズッキーニのサラダ

夕食後、プーさんからビデオトークが入りました

今日は何したの?と聞くので、茶道の研究会だったと話すと

何が出たの? 美味しかった?

と、まるでトンチンカンなことを言います

お茶の一服も出ません!って、言うと

あら、研修というと、こちらはモーニングやランチやティータイム付きよ! ですって

今回の研修はフォションのケータリングで、とても美味しかった!って写真まで送ってきました




モーニングはマフィンにフルーツにヨーグルトやシリアル、紅茶はフォションのケータリングなのに、マリアージュのようです




ランチはローストビーフがトッピングされたビーンズにじゃがいものメダリオン? パンにチーズ、ピンクの箱の中はエクレアだったそう

さすが美食の国の研修(研修内容は食とは全く関係ないのですが)

こんな画像を送ってきて説明するので、私も冒頭のヨーグルトの写真を送ったら

ママ、こんな自分の家で摘んだ木苺使えるって誰でも出来ない贅沢だよ!って、本気なのか慰めなのか(笑)

ウトウトしていた頃に入ったビデオ通話で、目が覚めました
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