これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

書道展へお出かけ … ブームの書道を垣間見てきました。

2010-05-17 | 日々の雑感
友人に女流書道家がいます。

その友人が属する横浜書人会展が 昨日の日曜日まで 神奈川県民ホールで開催されていて 選定委員の彼女も作品を出しているので 行ってきました。

最初は 単衣の着物日和だよなぁ なんて思ったものの、書道展をみた後、もうひとつ野暮用があり、そちらは 着物はちょっとまずいので 諦めました。

彼女の今回の作品は 細かい字が一枚の紙幅に十五行



それだけで びっくりです。

どしろうとの私の 最初の一言は

「鉛筆で線を引いて書くの?」  ほんとうに ごめんなさい です。

大変失礼なもの言い 相手は 精進を続ける芸術家なのに。

「なんにも ないわよ」 と 彼女。

「どうやったら まっすぐ書けるの?」 と 私。 だって 自分の名前さえ斜めにずれていくほどの下手さです。

「根性がまっすぐだから 曲らずに まっすぐ 書けるのよ」 と はぐらかされてしまいました。


一般の会員の部では 3才の幼児の作品もありました。

なかなか 筆遣いもよろしく 字に勢いがあって 関心してしまうほどのうまさです。

一通り すべての作品をみたのですが、 どうも 私の感性と 選考委員の感性は ずれがあるようで いいなぁ と 思った作品が 評価を受けていなかったりして 何を基準に選んであるのかなぁ なんて 思ったりすることでした。

見応えのあるものは やはり選考委員の方々の作品です。

いろんな書体 使われている紙質 表装 その調和もさすがです。

しかし そんな中にも なかなか理解しがたいものがあったりして それがまぁ 芸術と呼ばれるところなのでしょう。

それでも 墨をすり 心静かにしたあと 一心に 字のおけいこをするのも いいなぁ と憧れてしまった書道展でした。 


外に出ると 思ったより気温が上がり 暑い一日に。



目の前に広がる山下公園と その向こうに海が きらきらまぶしく輝いていて さわやかな初夏の風情です。

海岸沿いにそぞろ歩きをしたいと思ったものの 次の用に急かされて 立ち去ったのでした。

 

コメント
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