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これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

紬の単衣が完成 

2025-05-31 | 着物




10日ほど前から仕立て始めた単の着物

昨日までに衿も袖も付いていましたが、今日身八つ止まり、袖口止まりのカンヌキ止めをして、アイロンかけて完成

この紬は義兄姉のお母様が途中まで仕立てていた袷の着物でした

身頃の裏・表の素縫いが終わり、中綴じまでしてありました

解いて仕立て直しに入ってから、表に印があることに気が付き、慌てました

解く気にもなれず、背縫いと脇縫いがしてある状態で手洗い

そのあと、スチームアイロンかけ

どの程度縮んだか計らずに、そのまま縫い進めました

衿肩開きの切り込みが標準より1㎝ほど広かったり、褄下寸法が短かったりと、難題のある仕立て




衽下がり部分の衿付け線は片方の線を決めてから、反対側に切り躾で写して

衽の印つけは、前の印を残したまま、新たな印を入れて


黄色のまち針の位置が解く前の印で、赤いまち針が自分寸法の印

腰のおはしょりした時に、衿先がおはしょりからはみ出るのは見苦しいものです

そんな理由から、裄(肩幅➕袖幅)寸法の違いより、褄下寸法の違いは自分寸法に直すようにしています

衿は広衿にするかばち衿にするか悩んだものの、ばち衿に決定(衿裏地をケチって)

広衿の方が胸元がふっくらとした着付けが出来るのですが、暑い季節にはばち衿の方が断然涼しいし、着やすいし

着物もいかに快適に着るかは、大事なこととです

今回の仕立て直しで一番悩んだのが、衿ぐり

いつもなら、コートの寸法です

衿ぐりを小さく修正するには、背縫いを広めに取るのが手っ取り早い

が、そうなると肩幅を取った後の縫い代が少なくなるという別の問題が発生します

そこで、年齢的にもゆったりした首周りの着付けもおかしくないので、そのままの寸法で仕立てました

6月は単衣の季節なので、早速着てみて、着心地を確かめたいところ

今回の仕立て直しは、自分の技量を試されるような感じでした

好きだからやれるけど、いつまで出来るのだろうかと思っています

この単衣の仕立て直しに関しては、関連記事があります


紬を手洗いしてみた・・・・仕立て途中で(泣) - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

一昨日の事、やれやれと今月の課題の書を速達で出して浸る開放感そうだ、雨だし着物縫おう❗️と思い立つ今回は、義兄姉から回ってきた仕立て途中の着物彼女の...

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義母の着物を全部渡された / 夕食一週間

2025-05-28 | 着物



今日は、ベス🐕‍🦺の散歩が終わってから鹿児島市へ

まずは悉皆屋へ

夏物の大島紬のカビ取り相談

これは一度着ただけなのに、カビがつきお手入れ出し

それでも取れず、2回目も出したのに、やはりダメだった

いわゆる着物の丸洗いというドライクリーニングをしてもらったのが、全く無駄だった

今回は、洗い張りして、しっかりカビ取りしてもらう事に

洗い張りして反物に戻した物を、再度仕立てる時間が自分にあるのかわからないけど

その後、トトさんの実家へ

隣の義兄宅に昨日ちぎった梅と、最初に作った割り梅のカリカリ漬けと梅シロップを渡す



私はトトさんの母様の着物を10枚ほど持たされた

義兄姉は、着る事もないから一枚もいらないと

トトさんの母様の所には、ここ数年 かつての仕事仲間がやってきて、着物を欲しがっていたという

退屈な毎日だろうし、訪ねてくる人には嬉しくていい顔がしたかったのだろうと

そして不思議な事に、帯が何にもなくなっていて、帯締めや帯揚げもない

着物周りの小道具もない、と

という事で、残っていた着物、道中着1枚、唯一残っていた夏用の絽の袋帯1本を渡された

イヤイヤ、私も着ないだろうと思う着物もあるけど、まずは持ち帰ってからにしようと考えて

姪っ子も夜勤明けで仮眠取っていたのに起きてきて、3人で久しぶりにおしゃべり

おねだりというか、リクエストなど滅多にしない姪っ子だが、私の作ったシフォンケーキが食べたいと

どこで買ったシフォンケーキよりも私の作ったシフォンケーキがお好みだと

では次回来る時は、シフォンケーキ焼いて持ってくるね、と約束

帰宅は、4時

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

○ 夕食は、義兄宅で持たされた食材で

冷凍の海老餃子


お供えのお下がりのメロンで生ハムメロンなど



生ハムは昨日デパートの北海道物産展で買ったという、北海道産

生ハムとメロンには思い出がある

フィレンツェのバルだっかトラットリアだったかで注文した生ハムとメロン

日本のリストランテで出される10倍ほどのボリュームの生ハムとメロンの大きさにびっくりした昔の話をしながらの夕食

海老餃子は、焼いた方が美味しいと言われても、焼き餃子

プリプリの海老の食感と風味たっぷり

ワインも渡された物、フランス産のメルロー

白と赤では、白は甘めだったので、赤を選んだので、献立と関係ない組み合わせ(笑)

美味しい楽しい夕食になった

○ 昨日(火曜日)は久しぶりのトンカツをフィレで


相変わらず続いている豆ご飯、グリンピース入りのポテトサラダ、大名竹のきんぴら、大名竹の若竹汁


○ 月曜日は、お好み焼きをリクエストされた

トトさん作のキャベツをたっぷり使って

写真撮り忘れ

○ 日曜日は、回鍋肉、豚肉と茄子の炒め物、麻婆豆腐など


無限キャベツといっていいほどたっぷり使って回鍋肉

富士型の器を使ったら、麻婆豆腐より少なく見えるけど

私としては毎日食べたいほど好きな回鍋肉

○ 土曜日は、そら豆の天ぷら、グリーンコープの冷凍海鮮シュウマイ、豆ご飯、味噌汁など


そら豆の天ぷらはいつもは海老と合わせるが、冷蔵庫にある物で賄った夕食だったから、そら豆だけで

やはり味に物足りなさ

○ 金曜日は、ノルウェー産の塩サバ焼いて、グリンピース入りポテトサラダ、ほうれん草のベーコンソテー、そら豆の塩茹での一皿盛り


豆尽くし(笑)・・・・リクエストだけど

○ 木曜日は、夕方ベス🐕‍🦺の散歩

帰りに立ち寄ったエーコープで半額のカツオのたたきゲット

店員さんに徒歩で2kmほど歩いて帰るから、氷が欲しいと頼むと、袋一杯の氷

これで押さえるようにして持ち帰り

初めて、柵でないカツオのタタキを買ったが美味しかった

豆腐は揚げ出し豆腐にして


グリーンコープで取った冷凍牡蠣をレンチン蒸し牡蠣にして、焼きそら豆添えて

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紬を手洗いしてみた・・・・仕立て途中で(泣)

2025-05-23 | 着物



一昨日の事、やれやれと今月の課題の書を速達で出して浸る開放感

そうだ、雨だし着物縫おう❗️と思い立つ

今回は、義兄姉から回ってきた仕立て途中の着物

彼女の母上は、自宅で仕立ての仕事をしていた

かなり前に亡くなり、義兄姉用に仕立て途中の着物などが残って、私に使うように渡された

身ごろは表と裏がそれぞれ縫って中綴じ状態

袖は裁断もしてなくて、衿など印もなし

袷はいらないので、単で仕立てることにして、全部解いていた(ひと月ほど前に)

それを自分寸法で仕立てることにした一昨日

身頃の印付けをし直す時、衿肩開きの切り込みが直線でないと気づく


たまに出くわすこの仕立て方は、私が習った和裁仕で指導の師範免許を持っていた本間先生が一番嫌うハサミの入れ方

伝統的な昔ながらな仕立てにこだわる先生だった

理由は、

着物は解いて洗うと、傷んだところなどを動かして前後左右、裏表を入れ替えて仕立てることができる

だけど、こんなカーブで衿肩開きを入れると、それが出来ないでしょ

後々を考えない裁断や仕立てはするものじゃない!


今時、解いて仕立て直す着物なんて100枚に1枚ないだろうから、そこまで考えて仕立てる必要はないのかもしれない

なぜ直線の衿肩開きカーブの衿肩開きに変えるかというと、衿付けの難度が下がるから

着物で唯一カーブがあるのが首の両側の衿付け周り

ここのカーブを綺麗に縫うのにはなかなかのコツがいる

綺麗に早く仕立てられる工夫として、カーブした衿肩開きがあるのだろう

芸者や舞妓などの着物は、衿を大きくくって着るから、このように大きなカーブで切り込みを入れるらしいが、例外だと、我が師匠は言っていた

これまでもこのような切り込みのある着物を仕立て直したことがある

こちらの着物がそう




結婚するときに、お祝いとしていただいた着物

袖を通すことなく30年以上経過し、2009年に自分寸法に解いて仕立て直した時、衿肩開きの違いに気がついた

この着物は接着芯を貼って、切り込みを入れ直している

今回は、このカーブをそのまま使って仕立てに挑戦する事にした

前後の繰り越し寸法が変わってくるけど、どうにかなるだろうと、軽く考えて

そして身頃に肩幅、身幅、袖付け線の切りびつけをした(他の印は、追っかけ印で)

早速、後身頃の揚げを縫い、次に背縫いを背伏せ付きで縫い始める

揚げ分は前の仕立ての折山が残っていた(この揚げのつまみで表が決まる)から同じようにして縫った

背縫いが一昨日の針仕事

昨日は脇縫いを左右

脇は身幅印を縫って、その後2分縫い代側をもう一回縫う

だから脇で4本縫う事になる

ここから、袖付け前後線を折っていて、なんと赤い印(袖付け用の印)が表側にちょこちょこと付いている事に気がついた

私の肩幅は標準より広いから、前の印が見えてしまう

全部で6本も長々と縫ったし、内揚げは2本、押さえ一目落としも2本した後に、解く気力は無く

そのまま断捨離用の袋に投げ入れたくなった

半日そのままにしていたが、洗ってみたら? と思いつく

洗面所で石鹸を爪ブラシにつけてゴシゴシと数ヶ所軽くこすり、水ですすいて放置

1時間ほどしたら、乾いて印は消えていた

が、水染み(輪染み)が付いた(泣)

夕方全部水に浸けて押し洗いし、脱水1分

その後吊るしておいた

水染みも赤い印も消えている

代わりに皺

スチームアイロンで、スチーム量を最大にしてアイロン掛け

ほぼ皺は取れた


身頃分しか洗ってないので、アイロン掛けの後、残りの袖と衿と衽を水洗いして吊り干し

水に浸けて、断ち切り身丈寸法が変わったか、まだ計っていない

悉皆屋が怒りそうな事をしてしまったけど、これでまたひとつ逞しくなった

今月中に仕立て上げよう


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今日も土砂降り‥‥散歩出来ないベス🐕‍🦺と針仕事が捗った私

2024-06-29 | 着物



朝5時に起きると、外が薄暗い

雨雲が厚い朝

ベス🐕‍🦺は公園まで車で往復を朝夕の2回

ほんとに用済ませるだけしか出来ない

傘さした中を歩かせて、それでも夕方はびしょ濡れ

いつもは雨の中や水の溜まった路面を嫌がるベス🐕‍🦺なのにこうも散歩出来ないと、覚悟決めたように濡れながら歩く

帰ったらお風呂だなと決めて、歩かせる

こんなに降りしきる雨の中、散歩仲間の犬が何組も公園にやってくる

飼い主は皆同じ行動です(笑)

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

朝の散歩だけで1回2時間近く要するのに、散歩が出来ないと、時間が生まれて

これはこれでラッキーな事

怪我した左手も、抗生剤がよく効いて腫れもどんどん引いてきました

曲がらなかった指の関節も動くようになると、中断していた和裁をやる気になり、5日ぶりに再開

単の着物を感性させました



多分昭和の半ば辺りに織られたような紬で気に入ってリサイクルで手に入れた洗い張り状態の着物(15年ほど前)

正絹と言われたけど、まるで麻のようにかたい

洗い張りで糊が強くかけられたのかなと思い、再度洗い張りに出して糊を落としてもらいました

それでもまるで麻のような張り

手をかけたんだから、形にして着なきゃと一大決心したのは、先週の木曜日

縦糸は柄無し、節のある横糸で柄付けがしてあり、細い糸と交互に織り込んであります



とても手がこんだ紬です

今ではこのような反物見かけなくなりました

背縫いは背伏せ布でくるんで始末

縫い代は全て折って折りくけ

袷の着物と違う部分で神経を使ったり、手間がかかります

衿はばち衿

ベス🐕‍🦺が体調悪くなったり、私が怪我しなけば、週前半に完成していたはずを

雨ばかりなので、お籠もり家仕事

午前中は8時前から始め、夕方4時前に完成



来月早速着ましょう





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長襦袢の裾切れのお直し・・・ 自力で直す人の参考になれば

2024-06-12 | 着物






長襦袢の裾切れした部分(表から見て)が2カ所

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

袷の着物なら裾回しのフキ部分、長襦袢も同じ場所は、歩くたびに足首や足袋に当たって擦れるので、擦り切れます

着物の裾を守るために、長襦袢も長めにして着るので、なおさら

解いて、擦り切れた部分を縫い込むことにしました

と言えば、とても簡単そうなのですが

裾を表側から見ると、こんな感じです↓



1 たて衿部分を裾から20cmほど、裏からくけてある部分を解きます

黒い矢印部分


2 解いたあと、たて衿を中表になるように返すと、衿先布の縫い代部分が折り返してあり、さらに余分な部分が折って、しつけでとじてあります

このしつけを取ります


ここまでして、やっと前身頃とたて衿を縫い合わせてある部分を解けるようになります

3 縫い糸を取ると、やっとたて衿と前身頃裾が別れました(裾から20㎝ほど)



4 身頃の裾の折り返し部分のくけを解いて、裏返します



5 最初の縫い目より2cmほど深い部分を、縫い直し(前身頃〜後身頃〜背中心を過ぎて、後身頃〜前身頃)

縫い目に軽くアイロンを当て、キセをかけて折り、表に返します

6 キセ分を裾上げ分から出して、幅を整えて、表側からしつけで押さえます

7 裏側の裾の揚げ部分をくけます

ここまでして、やっとたて衿と身頃分を縫い合わせ

8 片方は裾側から、もう片方は解いた方から縫ったいきます


9 裾から縫ってきたら、解いた部分を通り越して、4㎝ほど重ね縫い



10 衿先止めをして



11 止めた後の糸は撚り合わせて2cmほどにカット


12 衿先より少し上のたて衿の縫い代を幅一杯縫います


13 たて衿の裏部分に重なるように折り返して、衿幅を整えて


14 折り込んだ部分をしつけで止めます


15 表に返して、衿先を整えてから、本くけ


16 裾からくけていった時は、解いた糸と結んで



17 糸を撚り合わせて、たて衿の中に引き込みます



18 片方の出来上がり


19 反対側は、解いた部分から縫い合わせていきますが、最初の4㎝ほどは重ね縫いでスタート



あとは同じようにして、表に返して、本くけして、やっと出来上がり

20 裾のお直しの完成です

表側から


中(裏)は


この長襦袢は二部式です

過去のブログを探していたら、5年ほど前にも裾のやり直しをしていました

着物  対丈コート 長襦袢 ・・・裾の擦り切れやほつれが - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

着物 対丈コート 長襦袢 ・・・裾の擦り切れやほつれが - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

着物を着る時は、家着以外は長く着るのが好みである長襦袢もくるぶし辺り着物は、腰紐を締める前の長さは、床につくかつかないか腰紐の位置も骨盤辺りなので、締めても2セン...

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今回で2回目の裾切れのお直しだったようです

洋服も和服もメンテナンスが出来ると、工夫して長い間着ることが出来ます

もし手におえなくて、お直しを頼むとしたら

裾を直すのに、何段階も工程があり手間のかかる針仕事だと思ってください

お直しの料金は高めですが、和裁師さんからしたら割りの合わない面倒な仕立てだと思います

お茶の稽古の社中の方で、長襦袢の背縫いが引けたから直したい、どうしたらいいか?と聞かれました

一言では説明出来ないので、半日お付き合いしました

でも半日かけても、2割りほども進まない

とても素晴らしい生地でしたが、仕立てはミシン仕立てと併用

ミシン仕立てだと糸が布に勝って、布が引けるのです

薄い接着芯で補強しながら背縫いのやり直し

それ以上は先に進めずに時間切れ

ご本人もこんなに大変だとは思わなかったと

もうひとりの方は、長襦袢の丈が長いので短くしたい

と、和裁教室に通い始めたものの、簡単ではなくて諦めたと

見よう見まねで出来る人もいれば、手取り足取りしても出来ない人も

針仕事は向き不向きがありますが、やらざるをえない‼️と頑張る価値はあるはず

今回は画像をたくさん使って工程を追っていきました

参考になればいいですが

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日から2日続けて針仕事

ベス🐕‍🦺は私が針仕事していると、出かけないとわかっているらしい


安心して同じ部屋で過ごします

今日も寝たり、外を眺めたり

窓の下からトトさんが声をかけると、いつもだと降りて行きたがるのに、昨日も今日もスルー

(笑) 

可愛いベス🐕‍🦺です













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大島紬袷から単の対丈コートを仕上げる

2024-03-23 | 着物



2月に洗い張してあった染め大島紬から単の対丈コートを縫っていました

5カ所に紐を付ければ出来上がりだったのに、なかなか針仕事出来ず

今日は朝から雨

紐を作って、付けてやっと完成

対丈の単コートは、2009年、2010年、2011年と3年続けて、袷の着物の洗い張りからリメイクして仕立てていました

どれも10年以上着ているので、裾の傷みが出てきて、お直しも数回

そろそろ新しいコートが必要

そこで、取り敢えずの一枚は、染め大島紬を洗い張りしてあった反物から仕立てることに

染め大島なので、裏は染めてありません



この赤の差し色がどうも好きでないんだけど

継母からお下がりでもらった着物で数回着た後、解き洗いに出しました

早々に着て着て、着て、着倒すつもり🤣

仕立ては、歩きながら上前裾から裏が翻ったりした時、表との差が大きくならないように工夫

といっても、裾の返しをたっぷり取っただけですが

単の対丈コートは、塵よけとして利用しています

でもそこそこ防寒の役目もあり、出番が多いコートです

出来たら新反でもう一枚縫いたいところ

ヤフオクで好みの柄でいいものないか、狙うつもりです(笑)

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日から2回目の薬を飲んだベス🐕‍🦺、激しい甘噛みはしていない様子

薬が効いてきたようです

今夜も早々と、トトさんにお布団出してとせっついて







私の掛け布団の上でいつものように丸まっているので、少しちょっかい出して

2年前は甘噛みして抜けた毛が布団カバーに付きまくって大変でしたが、今回はそこまで悪くないようです

カバー類にもベス🐕‍🦺の毛は、たまに見つける程度

この状態からどんどん良くなってくれるかなぁ

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今日は夫婦で大好きなツナと筍のパスタ


たっぷりのみじん切りしたニンニクをオリーブオイルで炒めて、ツナと筍を炒めて、醤油を回し入れた後 焦がすほどに炒めて

最後に茹で上がった麺と茹で汁お玉一杯入れて絡めて完成



麺はグリーンコープで注文した玄米パスタ

デュラムセモリナと変わらぬ美味しいパスタでした

他はサラダと、切り昆布の炒め煮(筍たっぷり入れて)

食後は、妹がお供えに送ってくれた宇都宮とらやさんのお手盛り最中


最中の中に袋の餡を詰めて、パリパリの最中皮が香ばしい美味しい最中でした



お抹茶も二服
二服目は同じくとらやさんの黒糖サブレ



フフフ
甘いものたっぷりで至福の時間(笑)



幸せも体重も右肩上がり😅
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ガス警報器の交換 / 着物の裾フキの応急処置

2024-02-12 | 着物
今回の上京の目的はマンション管理

五年に一度、ガス警報器は新しく交換する事が法律で決まっているのだとか

でも不思議なことに、過去に交換してもらった記憶はなく

今回は昨年7月から順次交換

不在のために、3枚も協力お願いの手紙がポストに入っていました

こちらの都合に合わせて訪問、交換してくれるというので、1月末に予約してありました

ところが、鎌倉巴会が始まると聞いて、この日に変更してもらったのです

鎌倉から帰ってきて、予定の3時までに1時間の待ち時間

ここで、着物の裾の擦り切れたフキにテープを軽く縫い付ける針仕事

1cm幅ほどのレースを付けました(ガロンテープが売っていなかったので)


着物無しで選んだ色だったのに、全く同じ色でした

表から見ると

こんな感じ


ほとんどわかりません

これで応急処置が終わりました

タイミングよく、警報器交換の方もいらして、無事終了

説明を聞き終わっても20分ぐらいの所用時間でした

この後、名古屋帯を博多半幅帯に変え、割り角出しに結び直して、宇都宮へ

妹が宇都宮に住んでいて、2年ぶりかな?の再会です

でもこれが、私は日頃のサザエさんぶりを発揮してしまい、なかなか大変な道中になってしまったのでした
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着物のお直し・・・単の対丈着物コートの裾切れとガロンテープもどき貼り

2024-01-29 | 着物



今朝の冷え込みでバケツには氷🪣



厚さ1cm近くありました

毎年は見られない現象・・・寒ッ

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日の雨、今日の冷え込みでお籠もり

着物用対丈コートの裾が擦り切れていたので、お直し



裾上げを解いてみると、4カ所擦り切れて糸が無くなっているほど



裏に白い紙を挟むと、擦り切れの酷さがよくわかります

その上は、最初に擦り切れて一度お直しした跡

布が弱っているので、接着芯を貼って補強し、1cmちょっと下を縫い直し

折り返しが短くなるので、折り込んである縫い代も少し出しました

褄下と裾の角は額縁仕立てです

ここがややこしい部分

左右の褄下の額縁仕立ててをどうにかやり遂げ

裏側から見た状態です


折り返し部分をくけて、お直し終了

この対丈コートは2009年に仕立てていました



母の色大島紬を洗い張りして、コートに仕立て直しました

もう15年も前の仕立て物

チリよけと軽い防寒用なので、よく着ました

こちらに住むようになってからは移動は車中心ですが、川崎では徒歩、階段、電車の繰り返し

よく歩くから、裾の傷みも激しく、裾切れして直したのは今回が2回目

元々母の着物の仕立て直しなので、もう十分着たことになるのですが、思い入れがあり捨てられません

こうして手を入れて、もう一度気持ちよく使えるようになりましたが、また同じように裾切れは起こります

そこで、裾の傷みを防ぐための、ガロンテープを縫い付けることに

ところが手持ちのガロンテープでは、色が合いません

専用のガロンテープに拘る必要もないやと、代用品を手持ちの材料から選んだのは、チロリアンテープ

着物の裾裏にテープが0.5mmほど出るように軽くとじつけました





たたむと、表からはほとんどわからないけど


ズームすると


裾が細いのは畳んで2つに折るとよくわかります


今年から大河ドラマは平安時代の貴族文化

このコートの肩裏は、そんな時代の手描き染め


着ていると全く人目につかない裏地

でもこんな柄だと、気分が上がります😊



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嫁入りした着物(道中着)

2024-01-25 | 着物
今日はお茶の稽古


木曜日社中場今4人です

3人は60代、お一人だけ40代半ばの方が数年前から一緒にお稽古始めました

お子様はまだ小学生と中学生

身長が私より5〜6cm高い方です

冬物のコートは持っていらっしゃらず、今日のような気温の低い日も、ショールを羽織るだけ

先月お会いした時に、着物の裄などをお尋ねしたら、私とあまり変わらず

道中着の残り切れで作った小物入れをお見せして、この柄の道中着があるので使われないかお聞きしました

すると、可愛い😍とお好みに合ったようです

私にはもう若い柄なので良かったら使って欲しいと言うと、最初は遠慮されながらも使いたいと

今日持って行きました

たとう紙もそのままで


私は着物や帯やコートは、たとう紙にカードを挟んでいます

メモぐらいではすぐに見つけられないので、写真とサイズと仕立てた年を記したカードをラミネート加工

これから着物を増していかれる時に、参考になるようにそのままカードも付けてお渡ししました



母の姉に当たる伯母が、私の結婚の時に帯と着物とお祝いにと仕立ててくれた着物でした

結局一度も袖を通すことなく、解いて道中着へ仕立て直し

2010年の2月に完成と記してあります

一年に一度も袖を通さない年もあったので、着用は数えるほど

ここ数年は箪笥の中で眠っていました

一応中を改めましたが、特にシミとか傷みも見当たらないので大丈夫と判断

新しい持ち主のところで、もう一度働いてくれればこの道中着も冥利に尽きるってことで

もし失礼に当たらなければ、帯やもう着そうにない着物も少しずつ整理していこうと考えています







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大島紬のお直し完成 / 迷い込んで閉じ込められた猫

2024-01-24 | 着物
昨日から霰が舞う北風

今日も雪は降らないけど、霰が地面を覆うほど降っていて、お籠もりでした

こんな日はチクチク針仕事

もう2年前のことですが、トトさんの伯母が亡くなり、昨年暮れに叔母(妹)経由で伯母の着物を貰いました

私の寸法に直してすぐに着ようと思い立ち、針仕事


着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

今日は3人ベス🐕‍🦺とトトさんとで暮れのご挨拶行き先は鹿児島市内に住むトトさんの母様の妹2人私は着物でした暮れの挨拶だけは、紬の着物を着て行くように...

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衿を外し、袖を外し、袖付けのヘラ跡や袖幅のヘラ跡を直してからの仕立て直し

今日の午後どうにか完成


袖幅は5分ほど広くして、肩幅も出しました



袖のヘラ跡がうっすら残っていますが、洗い張りしてもこの程度は残るので、上々の出来

他に袖丈を詰めて、褄下寸法も出し、身八つ口も下げて、衽下がりも下げて・・・ちょこちょことお直しした場所は8ヶ所以上

衿付けの段階で、付け込み寸法も変更


上の糸印が最初の付け込み(衿付けの位置)で、下の糸印が今回の付け込みです

5分から8分に変更

後ろ衿が着物を肩にかけた時に、自然に後ろに抜けるように、付け込み寸法は8分に統一しています

この着物、解いてみてわかるのですが、1人の人の針仕事ではありませんでした

袖作りは多分和裁ビギナーか和裁学校の生徒さん

見頃は和裁職人が仕立てるような見事な針仕事

袖を外して裏返した時に、あまりにもひどい縫い目で、全部解きたい衝動に

手間をかけたくなくて、袖口と袖口下だけはそのまま使いましたが

ところが身ごろの方の仕立ては、解くのが惜しいほど綺麗でした

中綴じのしつけ糸の運びや止めでさえ、唸るほど美しい

久しぶりに、部分的ですが着物を解いて勉強になりました

今月中に早速袖を通すつもりです

伯母の着物を着れば、伯母の供養になると思って

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今日針仕事していて、昼前と午後に猫の鳴き声を聞きました

私のアトリエ(趣味の部屋)は、母屋続きの小屋の2階をリノベーションして作ってあります

部屋の後ろから聞こえたようで、寒くて軒下にでもいるのかなと一度は確認

見当たらず

午後、ガサゴソ音がして、トトさんが燃えないゴミの分別を小屋の下でしているのかもと、その時は思ったのです

もう一度鳴き声がしました

4時半まで2階にいましたが、猫の鳴き声はそれ以後なし

5時過ぎにベス🐕‍🦺の短い散歩から帰ってきたトトさんは離れの戸締りなどして、私にもう外の用はないでしょ?と

生ゴミをコンポストに入れてとお願いのついでに、猫が2回ほど鳴いていたんだけど、小屋の中にいないわよね? と確認を頼みました

トトさんがシャッターを開けると、階段の裏にいた猫が走って軽トラに移り、二段になっている棚の上に飛び乗ったそうです

棚の上だと危なっかそうで、竹のバラ(大きなザル)を取り去ろうとしたら、またまた動いて階段裏へ

近づくと足元を走っていったけど、小屋の中にいるのか、外に出たのかわからないと

灯も全部つけて探すけど見当たらず

プラごみのポリ袋が噛みちぎられて、中を引っ掻き出しています

他に爪でも研いだのか発砲スチロールの箱や蓋が削られてあちこちに散乱

別の棚の釘の箱が落ちていて、釘も床に散乱

今日はこの時までシャッターを開けていません

どうやら昨日の夕方シャッター閉めた時に閉じ込めたらしい

今日2回も階段の登り降りしたのに全く猫の気配を感じなかったのは、隠れていた?

猫は我が家の庭によく遊びに来る茶トラだったとトトさん

もう一度シャッターを下ろす時に、念のために水を置いておく?と言ってみましたが、逃げただろうとトトさん

昨日は風が強く霰模様で寒かったので、小屋の中に入り込んだのでしょう

私が2階に上がって針仕事しなければ今日も気づかずに、猫は二晩目を過ごすことになったかも

閉じ込めたのが一日だけで良かったと胸を撫で下ろしました

猫の死骸など例え小屋の中でもごめんですから








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