これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

父と温泉へ … お父さん 靴が違うわよ

2010-12-30 | 父の事 母の事
16日から20日までは 年末恒例の帰省でした。

一泊はトトの実家へ。 私の実家に三泊。

四泊した中で 三か所の温泉に入ることが出来ました。

最初は みどり温泉。 一人350円。

最近リニューアルした地域密着型の温泉です。 薬湯やスチームサウナや露天でリフレッシュ出来ました。


二日目は 川辺にある川辺温泉。

造園家が経営する こじんまりとした温泉です。

泉質はアルカリのミョウバン湯で すべすべしたお湯で 源泉かけ流し。

この二つは トトと行きました。


三日目は 着入(きいれ)の温泉へ。 ここは依然着入町の町営でしたが、今では合併で鹿児島市営? 

鹿児島市の住民で高齢者は無料です。

母が雑用で外出していたので、父と二人で行きました。

父に持たせたのは 黄色いタオルと石けん箱とバスタオル。 数年前から 温泉で人さまのタオルと間違って持ち帰るので、人があまり持たない黄色いタオルを持たせると聞いていたからです。

しかし、出かける前のこと。 

『着入温泉はタダで入れるから 証明書(保険証とか免許証など)を持っていく』と 張り切ったものの、自分の財布がどこにあるのか、見つけることも出来ないのです。

元々 自分の身の回りの管理に無頓着だった上に 近頃進んだ痴呆で、数か月前から 銀行でお金をおろす方法さへ忘れてしまったとか。

大した額でもないんだから、お金を払えばいいわよと言って 出かけたのでした。

券売機で入浴券2枚を購入する私に、『いくら払ったのか? 後で返すからね』と気を遣う父。 お金が必要とまだわかっているくらいだから、一人で入っても大丈夫だろうと 思い、それぞれ男湯と女湯へ。

1時間半後に出てくると、待ちあい室のソファに座っていました。

最近では 服を脱いだり 着たりすることにも 随分時間がかかるようなりました。

1時間半後でも 私の方が先に出てくるだろうと思っていたのですが、 ほぼ同じぐらいだったそうです。

私を待たせたらいけないと気を遣ったのでしょう。

サービスのお茶をついで飲ませてあげて 『さぁ、帰りましょう』と温泉を出ようと歩き出して ふと父の足元を見ると 靴が違っています。

『お父さん、靴を間違えているわよ』 と 言うと、

『そうか? どれを履いてきたか さっぱり覚えていない』 と言うのです。

父はその時 割と新しい柔らかそうな皮の靴を履いていたのですが、家を出る時はグレイがかった白い紐なしのスニーカータイプの靴でした。

受付まで戻り、理由を言って 二人で男湯の下足入れの所へ入って行きました。

靴箱には4足の靴しか入っていません。 

2足は黒い紐が使ってあるスニーカーで、後一足は茶色のズックでした。 そして一足白い紐なしのスニーカーがあったので、『これかしらね? ほかの靴は全然違うから』と言って 白いスニーカーを履かせたのです。

父は 自分の靴がどれだったか、さっぱりわからないというのです。 そして こんなことをしては迷惑かけるから、靴に名前を入れようと 知恵を出してくれました。

自分の靴がどれだったか忘れても 間違わないようにするための対策を考えられる状態のようです。

こういうのを世間ではまだらぼけというのでしょう。

家に戻る車の中でも しきりに『靴を間違えるなんて もうろく爺さんだ』と自分のことを言っていました。

夕方日が暮れたころに母が帰ってきました。

靴のことを話すと 玄関に脱いだ靴を確かめてから、父の持ち物ではないと言うではないですか。

でも 温泉の靴箱に入っていた残りの靴の説明をしても やはり全部父の靴ではないのです。

どうやら、父より先に 靴を間違えて出て行った人がいたようです。

母が間違えて履いてきた靴を手にとってみると 小さく赤いマジックで 10.12.5と数字が記入してあり、どうやら靴を買った日か 下ろした日付のようです。

母は日付でなく名前を書いてあればよかったのに とさかんに嘆いていました。

さらにその夜、父が左の腕が下着の袖に締めつけられて痒いといので、袖をまくってみると 二の腕になんと温泉のロッカーキーのバンドがはめてあったそうです。

温泉に連れていくことさえ 満足にしてあげることが出来ませんでした。

日頃の母の苦労が目に見えるようです。


半年前に比べ かなり 痴呆が進んでしまったようです。 三か月前は まだこれほどではなかったように思います。

なるべく頻繁に帰ってきて欲しいと言うので 『お父さんが帰ってきてほしいって 電話してよ。 私の都合と付きあわせて 帰ってくるわよ』 と 話しすと、2月のはじめぐらいに帰ってきてというので 『では 2月のはじめにね』と言い、 父母と別れたのが21日のお昼前でした。


ここまでは 先週のうち(クリスマスイブ)に書いていました。

四日前 父に電話すると 楽しそうに庭仕事をしたり 墓に掃除に行ったことを話してくれました。

そして 『今度は 2月のはじめだったね』と、私との会話を覚えていまいした。

これが 父との最後の会話になってしまったのかもしれません。

朝、母より電話で 父の様子がおかしいので 救急車を呼んだとありました。

これから 妹と合流し(妹に東名のサービスエリアでピックアップしてもらい) 鹿児島です。

北九州あたりは 雪模様。 無事に着きたいと 願っています。

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暮れの処分品 … いつのまにか増えている筆記用具の数々

2010-12-29 | 日々の雑感
今日は 私なりの暮れの掃除と片づけ

で、処分したものの一つが 筆記用具です。

例年、いつの間にかたまってしまいます。

捨てる前には 書けなくなったものと まだ書けるものの振り分けなどをしてしまいます。

いっそ ぜーんぶチェック無しで捨てられたら 手間もかからず どれだけいいことかと思いながらも 出来ません。

写真の筆記道具が 処分となりました。

明日が年内最後のゴミ出し日なので、ベランダも片づけです。

久々に窓をピカピカにし、サッシの溝まで拭いて 我が家もようやく正月を迎える準備が少々出来ました。
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虫さんのギャランティー付き … 友が作った野菜で今夜の一品

2010-12-28 | 
都区内に住んで 庭の一部で野菜作りに精を出す友人のところへ暮れの野菜もらいに行ってきました。

カブ・ミズナ・不断躁・青梗菜などなどです。

今夜はその野菜で一品。

いただきものの黒豚焼き豚と青梗菜を炒めて 中華風の味付けにしました。

この時期のギフトの加工肉はグレードも高いはずですが、自分で作る焼き豚とはちょっと味が違う… 微妙な味です。 収穫したての青梗菜にすっかり負けていました。

 野菜自体の美味しさをたっぷり味わえました

しかし スーパーや八百屋さんでこのようにたっぷり虫に食べられた跡のある野菜を買うなんて まず出来ないのですが、 自分で育てたり 友人が育てたものなら、外見なんてちっとも気にならない。

安心を食べている気になり 美味しさも格別です。

不思議なものです。


もう一品は ほうれん草を焼のりで巻いて、トッピングに これもいただきものの辛子明太子の和えものをちょっとのせました。

ほうれん草の磯辺巻き イカめんたいこのせ

醤油なども必要なしで食べました。

プラスチックのケースに入っていて、和えてあるものは イカのほかに 数の子やタコもあります。

数日前に タコの和えものをケースごと食卓に出したら、二日で空にしてしまいました。

食べたのは ほぼトト一人 

惜しくはないけど、そうそう体にいいものではないので、ちょっと工夫してみました。

 (こちらの画像はメーカーさんのものをお借りしています)
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冬休み 孫ちゃん1の寝る前の儀式 … サンタのプレゼントと一緒に本日お泊りです。

2010-12-27 | 日々の雑感
23日の祝日は 息子一家が我が家にやってきて一緒に夕食でした。

その時 孫ちゃん1がお泊りしたがっていたのですが、翌日は雑用が色々あり、延期させていました。

今日の夕方 じぃじが迎えに行き、やってきました。

サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれたと 嬉しそうに持ってきました。

お話する犬です。 大きさは幼児が抱けるし、持ち運びできるキャリー付きです。

『ほんとは 違う色が欲しかったけど、サンタさん準備できなかったんだって』と、話してくれるのですが、どうやら四タイプぐらいはいるそうです。

鹿児島のトトの兄夫婦が飼っているミニチュアダックスフンドに似ているので、名前も一緒で、チョコちゃんとつけていました。

『私のチョコちゃん』だそうです。

『ほんとはね、本物の犬を飼いたいんだけど、ママが駄目っていうので ラッキーにしたの』と なかなかきき分けの出来ている孫ちゃんです。 

ラッキーとか キャラメルとか言って説明してくれるのですが、どうやら ダッキーというのが正しい名前? のよう。

私に見せるために連れてきたのには もう一つ理由がありました。

『ばぁば、チョコちゃんはお洋服持っていないから、チョコちゃんにお洋服作ってあげて』 と おねだりです。

ばぁばとしては、孫ちゃん自身に洋服や帽子などを作ってあげたいのですが、それよりも新しいお友達のチョコちゃんに洋服をたくさん作ってほしいのだそうです。

年内はとうてい無理なので 年明けの最初の仕事になりそうです。

今夜は台所で片付けをしているうちに 一人で布団に入ってくれました。

家でも歳の離れた赤ちゃん妹がいて なかなか甘えることが出来ない孫ちゃん1なので、少々不憫に思え、片付けの手を休めて 同じ布団に滑り込み 背中をさすってやると、

『もっと、上』 『もっと、左』 『爪で掻いて』と眠そうな声で 次々に言ってきます。
最後は 『足の裏を爪が当たらないように指圧して』と 場所も指圧の強さも使う指まで大変細かく私にリクエストして 足裏マッサージをしてやっていたら 寝入ってくれました。(お泊りの度に毎度の儀式です … やれやれ)

こういうところは 息子にそっくりです。 そして その息子は私にそっくり。

私の82歳の父は ウトウトしながら、母に 膝を揉んでとか、頭をさすってとか 似たような事をいいます。

妹に話すと 『四代続いている 』と びっくりしています。

妹や亡き母は 体をいつまでも触られるのが苦手。

私は祖母の所に行くと 今の孫ちゃん1のように いつまでも背中をさすってもらっていましたし、息子もおばあちゃんに背中をさすってもらうのが大好きでした。

一方、プーサンはこのようなことはありませんでした。

プーサンはトトの血筋が濃いのでしょう。

妙なところが似るものです。


妹は十日ほど前に待望のばぁばになりました。

肌色と髪の色はパパ似だそうですが、顔の造詣は娘(私の姪っ子)にそっくりのようです。

団子鼻は優性遺伝だと さかんに嘆いています。

私たちの祖母から母へ、そして私たち姉妹、その子供たち、生まれてきた孫と五代続いて同じ鼻の形だからです。

妹もやれやれと思っているようです(笑)


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知人の訃報 … クリスマスの夜のお通夜

2010-12-25 | 日々の雑感
今年も残すところ十日を切った一昨日の夜、訃報が入りました。

15年ほど前、勤め先で知った 職場仲間のような 友人のような ちょっと年上の男性でした。

3月にMの仕事先に出向いた時 ひょっこりと顔を見せて 近況を聞かせてくれました。

『暇なんだ、遊んでよ』と 声をかけられたものの、ちょっとごめんなさいの気分でそっけなく『色々と忙しくって』と断ったのが最後になってしまいました。

思いだして 後味の悪い思いをしています。

恵まれた家庭 代々引き継いだ資産 元気な両親 理解ある職場と 傍目には何の心配も抱えていないような環境に身を置いていただけに 信じられない訃報でした。

クリスマス寒波が襲った本日の寒い夕方 友人のMと一緒にお通夜に出かけてきました。

現役世代のお通夜だけに 駆け付けた人の表情も皆 重く 口数も少なく ほんとに辛いものでした。

ご冥福を祈るのみです。


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久々のスマイル … 人見知りも卒業間近のようです

2010-12-24 | 日々の雑感
よそ様より一日早く23日午後 息子一家を迎えて クリスマスの食事会でした。

6日に我が家にやってきた孫ちゃん2は、夕方じぃじが帰ってきて声をかけると、泣きながらバイバイと手を振って相変わらずの人見知りでした。

私も後ろ向きにしか抱っこ出来ないし、ママが目の前にいる時だけの抱っこでした。

10日夜、孫ちゃん2がノロ?で嘔吐はじめたと電話があり 駆け付けると、思ったより元気で、何より にこにこと私に抱っこされてびっくりしたり嬉しかったりでした。

少しは顔を覚えていてくれたのかな。

翌日トトに孫ちゃん2が私に抱っこされておりこうだったと話すと、いたく羨ましがったものです。

そして昨日 約2週間ぶりに我が家にやってきて 最初は緊張していたものの 私にもトトにも抱かれました。

この日を息子夫婦も私たち夫婦も どのぐらい待っていたことか。 孫ちゃん1は ほとんど人見知りをしなかったので、よく預かったものです。

子供が二人に増えて たまには夫婦で外出させてあげたいと思っていても ママの顔がちょっとでも見えなくなると大泣きするので、どうしてあげることもできませんでした。

小さくスライスしたリンゴを手に持って 前歯で噛みながら食べたり、焼き芋を欲しがったり。

二人目となるとママもぐっと大らかな子育てになり、ローストチキンも リクエストで焼いたグラタンのソースも私たちが食べさせることにゴーサインを出してくれました。

どちらもよく食べたのですが、『やっぱり塩味がすると食も進むよねぇ 美味しいのねぇ』と 離乳食があまり好きでない日頃と比べながら わが子に話しかけていました。

人見知りは成長過程の一つとは言うものの 個人差があるので はらはらドキドキでした。

私の妹は 絶対に母親以外はダメで赤ちゃんから幼児期を過ごしたし、トトも同じようだったそうです。

みんなで そんな大おばさんやじぃじに似たらどうしようといつも言っていました。

最後は二人の孫を柚子風呂に入れることもでき、じぃじもばぁばも大満足。

私たちにとって 最高のクリスマスプレゼントでした。
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江戸小紋の仕立て … 仕立て上がりの覚え書き

2010-12-16 | 着物
だらだらと仕立てていた江戸小紋は 11月の上旬には仕立て上がっていました。

続いて縫い始めた小千谷紬に夢中で 最後の写真さえ撮ってなかったので 撮影。

錐彫りの柄はこんな感じです。



衣紋掛けが折りたたみ式なので、棒のでこぼこが格子に歪みを見せていますが、一応肩山と袖山では横の線が水平に仕立ててあります。

この格子の染め柄に悩まされました。 

例えば肩線を揃えれば 身八つ下での身頃の丈の縫い込みでずれが生じたり 裾線が狂ったり、幅も同じような狂いがちょこちょこ現れました。

見た目優先にしたので 地直ししながら仕立てましたが 着ていくうちに狂いが生じないか不安です。

もう二度とこのようような柄の小紋は選ばないと肝に命じたほどです。


いつも寸法は変えずに仕立てていますが、この小紋だけは 衿の繰り越し寸法をいつもの5分から8分に変えてみました。

柔らか物はちょっと改まって着るかな?と思って 幾分衿が多めに抜けるように配慮したつもりです。

図にしてみました。

肩が左に 上が後ろ身頃の図

いつもより衿肩開きを3分だけ後ろに移動させました。

衿肩周りの拡大図


しかし 着ることあるのかな? 

呉服屋さんで久しぶりに体に当ててみて選んだ 本物(作家もの)なのに、縫っていてちっとも楽しくなかった 悲しい小紋です。

針の通りが悪い反物だったこと(染料のせい?)地の目を通そうとすると、格子が水平にならないことが最大の理由でした。

染めの段階では地の目を通して染めてあるのかもしれません。

その後の湯のしで地の目がずれてしまったのかもしれません。

和裁経験の少ない身にとって 己の技術のレベル以上のものだったようです。
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小沢征爾 カーネギーでのカムバック … テレビの映像で気になったもの

2010-12-15 | 日々の雑感
病気になりながらも いつも不死鳥のように蘇る小沢征爾さん

夏あたりに腰痛を訴えている映像も何回か目にしていましたが、今度は本格復帰のようで 喜ばしいことです。

今日 何回か流れたニュースで、練習中の小沢さんの首にかかった赤い首輪に目が行きました。

『あれって もしかして ファイテンのrakuwaじゃないかしら?』

それ以外のものが思いつきません。

一頃ブームになり、私も数個持っていて 体調不良を感じた時は 思い出したように首につけます。

一定期間身につけていて 症状がなくなってしばらくすると その時々の理由で外してしまうのですが、私にとってはお守りみたいなものです。

世界のマエストロが身につけているのを目にして 『やっぱりお守り以上の効果があるのよね』と勝手に喜んでしまいました。

そしてカーネギーで指揮しながら時々腰かけていた椅子の上の波打つ形のクッションも気になりました。

西川の無圧ふとんのような形に見えましたが、何をお使いなのか。

私が選ぶとしたらテンピュールのクッションにしますが、違ったようです。


雑念だらけで見ていた今日のニュースですが、 同じ「小沢」でも 随分すがすがしく 嬉しい内容でした。
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紫花豆の含め煮 … ふっくらと簡単に美味しく

2010-12-14 | 食 手作りデザート おやつ
通年豆を買い足しては煮ている豆好きですが、本年度産の新豆を炊く前に、去年のひね豆をせっせと消費しています。

これは9月に冨澤商店の横浜店舗で買った21年度北軽井沢産です。

とても大きな粒で 大きいから難しいということもなく 失敗なく煮ることが出来ます。

冨澤商店の北軽井沢産(A)というものです。

大きさが格別です。

鶴の子大豆(大豆でも比較的大粒のタイプ)の乾燥豆を一緒に並べてみました。

 一粒が4cm以上あります。

こういう豆を早く煮たい時の 私流のレシピがあります。 炊飯器と圧力なべを使う方法です。

豆を炊く時の圧力鍋の大きさは6リットルタイプ。 炊飯器は5合炊きタイプで、豆は250gです。

 乾燥豆をさっと洗って炊飯器に入れ、たっぷりの水を注いで、保温のスイッチを押します。

 夜寝る前にか、(朝 一通りの台所の仕事が終わった時が) そのタイミングです。

 一晩保温状態にして戻した豆を、付け汁ごと圧力なべに移します。

 豆の量に対して水は 圧力なべで許される水位一杯まで水を足し、重曹を小さじ1/2ほど入れます。

 蓋をして火にかけ、ひね豆で加圧が6~7分(新豆の場合は2~3分短めで) 火を止めて自然冷却させます。

 圧力なべで豆を炊く場合は 火を止めて圧力が抜けた後 すぐに蓋を取らないことです。

 鍋の豆の温度が室温程度に下がったら 砂糖の三分の一量を入れて 鍋を軽 くゆすり そのまま蓋をして放置。 あるいは軽く火を入れて沸騰直前で火を止めます。

 豆に砂糖液が浸透した頃に火を入れて煮汁が1cmほど少なくなったら 砂糖 の残りの半量を入れてまた弱火にかけてさらに1cmほど煮汁が減ったら最後の砂糖を入れます。

 火の強さは豆が踊らない程度の中火の弱火ぐらい。

 最後の砂糖を入れて煮汁を1cmほど煮詰めたら ほぼ出来上がりです。 塩少々をふりいれます。

前の晩に水に浸けた豆は次の夜には含め煮になっていますが、さらに蜜を含ませる場合は 三日目の朝にもう一度火を入れます。


花豆の中でも 冨澤商店で扱っているこの特別大きい紫花豆は北海道産の倍近い大きさです。
一般の大きさの粒の場合は 加圧時間を短縮して豆が煮え過ぎて皮が破れないようにします。

黒豆の場合は最初から砂糖を入れて加圧するのですが、紫花豆はひと手間かけて柔らかくなってから砂糖を三回に分けて入れる方が美味しく仕上がります。

私の煮豆は黒豆も花豆もお醤油を使わず 最後にブランデーを大さじ1程度入れます。

ブランデーを入れなくても十分美味しいのですが、最後のブランデーで 煮豆が極上のデザートに変わっているとは 食した人からいただいた言葉です。



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いよいよ ノロ? … 最初は孫一

2010-12-13 | 日々の雑感
先月退院以来 約一ケ月 外出時はマスクをしていたのに 先週末やめました。

先週月曜日 お嫁ちゃんが孫連れて遊びに来てくれた時は 全員元気。

しかし 翌日孫ちゃん1が嘔吐を数回し、小児科でノロと言われたそうです。

翌日 プーサンも発熱。

金曜日の夜9時過ぎに孫ちゃん2が嘔吐し始めたと電話があり、ヘルプで息子の家に行き、孫ちゃん2をあやし、孫ちゃん1と添い寝。

土曜日朝帰りした愚息が嘔吐を繰り返すので、孫ちゃん1を連れて戻ることに。

しかし日曜日 元気だった私はプーサンとゴッホ展に行き、帰りは品川のオイスターバーで1ダースの生ガキを堪能しても変化なしでした。

ところが、今日 昼過ぎから 胸がむかつき始め 平熱より1度ほど体温も上がってしまいまいした。

もしかして ノロ?

ノロなら 感染したウィルスが対外へ出るのを待つしかないということで、薬もないし、いいのか悪いのか、風邪だった時の為に、葛根湯を1回服用です。

ノロウィルスの潜伏期間は24時間から48時間ということなので、乃木坂の国立新美術館の人ゴミも悪かったはず。

やっぱりマスクはこの時期外せないようです。
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