こちらの駐車場はスペースに前から突っ込んでいる車が多く、夫もその一人。
数日前、市内の混んだ駐車場内でのこと。
その日は本当に混雑してて、夫が車に乗り込むやいなや、そこに停めたい車がウィンカーを出しながら何台もの後続車を平気で待たせて駐車場の通路真ん中に陣取った。(夫談)
元々夫はバックが得意じゃなく焦ってはいけないのに、
いらいら待っている人たちの(夫のせいじゃないのに)怨念みたいなのを感じて
あ!っとブレーキを踏んだ瞬間
コツン・・。
反対側に停めてあった車のフロントバンパーの塗装が数センチ剥げたそうで。
そちらの車の運転手はちょうど車に乗り込んだところだったらしい。
こっちの車は無傷。
悪いのは100%夫なので、車を降りて平謝りで、車の中にいた運転手と話をしたんだけど
幸い?なことに、どこが夫がつけたか傷だか区別がつかないくらいのオンボロ車。
ニュージーランドではよく見るけれど、塗装があちこち色が揃ってなく、傷つけられた塗装を直しても、他のはげた所がかえって目立つかも・・くらいな状態。
失礼かも知れないけれど、その状態だったら数センチの傷など他の傷に混じって分からないし、運転手も謝っているから、ふつう「大丈夫ですよって言わない?」というのは夫の希望的観測。
車のオンボロ加減はともかく、ぶつけられてニコニコ対応してもらうのは期待してはいけないんだけれど
でもこの運転手は、不機嫌どころか何やらたちが悪そうな相手。
「あーあ!どうするよ、これ?」って。
愛想良くしろとは言わないけれど
連絡先メモるのに、ペンと紙を近くの店から借りてきたんだけれど、「走れよ」って(汗)、夫は走らされたそうな。
この辺微妙なんだけれど、
マオリ対白人
オンボロ車対(みかけ)高そうな車。
という理由もなきにしもあらずかも・・・。
ちなみに、まだニュージーランドでは車の保険は強制ではないので入ってない人も多いのだけれど、
うちは入っていたので修理代もカバーされます。
(保険は日本と違って対物のみ。対人は国からお金が出ます)
でも保険屋と話をしたら、数センチのバンパーの塗装だったら100ドル程度で済むはずで、今後保険料がちょっぴりあがることを考えたら、直接交渉で現金を払ったほうが特かも知れません、とのアドバイス。
で夫はマオリの人に後で電話をかけ、「自分が現金で払うから塗装屋から見積もりをとってきてくれ」と頼んだわけなんですが・・・・
バンパーのその箇所だけ直すのもバカバカしいくらいのオンボロ車。
直すのはぶつけたほうの義務だし腹をたてられてもしょうがないけれど、暗黙に「その傷だけ直しても・・・しょうがない」感は残ったまま。
現金でお詫びとしていくらか払ったほうが、被害者もその方がよかったんじゃないか、とかね。
でも直す方を選んだのだったらそれもしょうがないよね。
とにかく電話を待っていたところ・・・
そうしたら翌日ようやく返事があった。
「修理代260ドル。今から昨日と同じ駐車場に来れるか?」って。
身代金要求じゃないんだから「今から」って(汗)、普通現金持ち歩いている人も少ないんだし。
実は昼間こっちも別の塗装屋で見積もりだしてもらってたんだけど、バンパー全部で120ドルだって。
それが260ドルだって・・・・。いったい何の見積もりってか、って話。
現金だけもらって直さないつもりなの、バレバレなんですけど?
いや、最初から「いいよ、いいよ」と言ってもらってれば、まじでお詫び代は出すつもりだった夫。
それなのに、こっちの弱みを利用してお金をせしめようというのは、金額ではなくプライドが許せない。
で。
保険屋の登場。
状況を説明したらこういうケースもよくあるんだそうで、とりあえず保険料を使うかどうかは保留。
保険屋を通すことをまず被害者に伝えて、指定の塗装屋へ持っていくことになるので被害者から保険屋に連絡をさせるようにとの指示。
それをマオリの人に伝えたら、保険屋使うの!?ってびっくりして「260ドルは間違いで230ドルだった」と途中で急に値下げ(笑)。
それでも「保険屋が連絡を待っている」と言ったら、「見積もりを他で取り直してみるよ、もっと安くなったら現金でいい?」って。急に元気がなくなった。
で、今「取り直した見積もり」の金額を待っているわけなんだけれど・・・
いろいろあります、ひつじ夫婦の日常生活。

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しかし、ぶつけられても面倒くさいことが分かったニュージーランド。
被害者が見積もり取りにいくのかよーってびっくりしたのが正直な話で、これからも駐車場では停める場所をしっかり見極めなくては・・・と思いました。
数日前、市内の混んだ駐車場内でのこと。
その日は本当に混雑してて、夫が車に乗り込むやいなや、そこに停めたい車がウィンカーを出しながら何台もの後続車を平気で待たせて駐車場の通路真ん中に陣取った。(夫談)
元々夫はバックが得意じゃなく焦ってはいけないのに、
いらいら待っている人たちの(夫のせいじゃないのに)怨念みたいなのを感じて
あ!っとブレーキを踏んだ瞬間
コツン・・。
反対側に停めてあった車のフロントバンパーの塗装が数センチ剥げたそうで。
そちらの車の運転手はちょうど車に乗り込んだところだったらしい。
こっちの車は無傷。
悪いのは100%夫なので、車を降りて平謝りで、車の中にいた運転手と話をしたんだけど
幸い?なことに、どこが夫がつけたか傷だか区別がつかないくらいのオンボロ車。
ニュージーランドではよく見るけれど、塗装があちこち色が揃ってなく、傷つけられた塗装を直しても、他のはげた所がかえって目立つかも・・くらいな状態。
失礼かも知れないけれど、その状態だったら数センチの傷など他の傷に混じって分からないし、運転手も謝っているから、ふつう「大丈夫ですよって言わない?」というのは夫の希望的観測。
車のオンボロ加減はともかく、ぶつけられてニコニコ対応してもらうのは期待してはいけないんだけれど
でもこの運転手は、不機嫌どころか何やらたちが悪そうな相手。
「あーあ!どうするよ、これ?」って。
愛想良くしろとは言わないけれど
連絡先メモるのに、ペンと紙を近くの店から借りてきたんだけれど、「走れよ」って(汗)、夫は走らされたそうな。
この辺微妙なんだけれど、
マオリ対白人
オンボロ車対(みかけ)高そうな車。
という理由もなきにしもあらずかも・・・。
ちなみに、まだニュージーランドでは車の保険は強制ではないので入ってない人も多いのだけれど、
うちは入っていたので修理代もカバーされます。
(保険は日本と違って対物のみ。対人は国からお金が出ます)
でも保険屋と話をしたら、数センチのバンパーの塗装だったら100ドル程度で済むはずで、今後保険料がちょっぴりあがることを考えたら、直接交渉で現金を払ったほうが特かも知れません、とのアドバイス。
で夫はマオリの人に後で電話をかけ、「自分が現金で払うから塗装屋から見積もりをとってきてくれ」と頼んだわけなんですが・・・・
バンパーのその箇所だけ直すのもバカバカしいくらいのオンボロ車。
直すのはぶつけたほうの義務だし腹をたてられてもしょうがないけれど、暗黙に「その傷だけ直しても・・・しょうがない」感は残ったまま。
現金でお詫びとしていくらか払ったほうが、被害者もその方がよかったんじゃないか、とかね。
でも直す方を選んだのだったらそれもしょうがないよね。
とにかく電話を待っていたところ・・・
そうしたら翌日ようやく返事があった。
「修理代260ドル。今から昨日と同じ駐車場に来れるか?」って。
身代金要求じゃないんだから「今から」って(汗)、普通現金持ち歩いている人も少ないんだし。
実は昼間こっちも別の塗装屋で見積もりだしてもらってたんだけど、バンパー全部で120ドルだって。
それが260ドルだって・・・・。いったい何の見積もりってか、って話。
現金だけもらって直さないつもりなの、バレバレなんですけど?
いや、最初から「いいよ、いいよ」と言ってもらってれば、まじでお詫び代は出すつもりだった夫。
それなのに、こっちの弱みを利用してお金をせしめようというのは、金額ではなくプライドが許せない。
で。
保険屋の登場。
状況を説明したらこういうケースもよくあるんだそうで、とりあえず保険料を使うかどうかは保留。
保険屋を通すことをまず被害者に伝えて、指定の塗装屋へ持っていくことになるので被害者から保険屋に連絡をさせるようにとの指示。
それをマオリの人に伝えたら、保険屋使うの!?ってびっくりして「260ドルは間違いで230ドルだった」と途中で急に値下げ(笑)。
それでも「保険屋が連絡を待っている」と言ったら、「見積もりを他で取り直してみるよ、もっと安くなったら現金でいい?」って。急に元気がなくなった。
で、今「取り直した見積もり」の金額を待っているわけなんだけれど・・・
いろいろあります、ひつじ夫婦の日常生活。

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しかし、ぶつけられても面倒くさいことが分かったニュージーランド。
被害者が見積もり取りにいくのかよーってびっくりしたのが正直な話で、これからも駐車場では停める場所をしっかり見極めなくては・・・と思いました。