換気扇2

2010-10-16 06:50:49 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

昨日、ひとりで家にいるとき料理をして換気扇のスイッチをオフにするためヒモを引っ張ったら、

換気扇の本体がガラガラと落ちてきて、どえらくびっくりしまして。

比較的新しい換気扇なのだけど、結構取り付けに苦労したんですよね・・・・

その時の記事


なんだかつけるときに頼りないなとは感じていたんだけれど。


なにせこれ、外壁につけたプラスチックのカバーと内側の本体が、お互いに長い金具で引っ張り合ってるだけなのです。



でね、昨日ヒモを引っ張ったら、赤の部分が全部落ちてきた(笑)。



かろうじて太い電気の線で繋がっているから完全落下はなくて、しかも手元スイッチで元の電源はシャットアウトできるから怪我はもちろんしなかったんだけど。


風呂場のシャワーのガラスが割れたときもそうなんだけれど、ニュージーで買うものってイマイチ作りに難があることがが多いのですよ・・・・・

換気扇だって、ドラが帰宅してからよく調べたら、外側の(図でいうと紫の部分)カバーが毎回の使用の引っ張る力に負けて、金具を留めていた大きなネジが吹っ飛んだことが分かって。


で、ドラ、輸入元に連絡して外カバーを一応注文したんだけれど、夕飯食べながらも、テレビをみながらも、ずっと考えていたらしい。

でね。

もう私がそろそろ寝ようかなっていう頃、10時半もすぎていきなり、「思いついた!!!」って。

どうもね。ずっと上の空だと思ったら。換気扇のことを考えていたんだなって分かったんだけど(笑)

知っている人も多いと思うけど、ドラは思いたったらとにかく始めないと気がすまないタチで、もう近所中静まっているというのに、

梯子をガタガタ出してきて、ドリルとかね、私も内側から抑える役目とかさせられて、1時間くらいかかってようやく完成。






「新しい外側のカバーをつけたって、どうせまた同じ現象が起こるかも知れないから」って。

内側の本体をささえている二本の金具を、筒の中で外壁のレンガに直接ボルトで固定したんです。

私はこういうの考えつかないから、どうせ何かしっかり直してくれるだろうと思ってたら、今度はもう落ちる心配もいらない上に、

外のカバーを好きなときに取り外して、カバーと、壁の中の筒の部分の油掃除が可能になったのです!


・・・・・てかさ、この設計をした人は外カバーを洗うための工夫ってしなかったわけで(汗)


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想像のとおり1年ちょっとですごい汚れてました・・・・洗えてすっきり。







外壁の修理

2010-10-01 08:38:03 | DIY・改装
先日のこと。

うちの夫ドラが仕事から帰るなりいきなり

「困ったな~、なんか大工さんに頼む仕事探さなきゃ」というのです。

聞いてみれば、ドラの仕事場に客としてやってきた人と話をしているうちに、その人がマスタービルダーという大工さんの中でも上位の資格を持った人であること、工事現場の事故で頭部に怪我を負って以来大きな仕事ができない上、この不況でなかなか仕事がない、などなど事情が分かってつい、「じゃ、簡単な修理でよければ是非お願いしようかな」って。


大工さん、予定してなかったのに頼んじゃったって(汗)


マスタービルダーというと不況でなければ雇うのも高いしスケジュールが空いているかも分からない偉い人(笑)というイメージがあるので、簡単な修理っていっても一箇所とかじゃ悪いよねぇ・・・・なんて


でもって、頼んだら時給100ドルくらいかかったりして・・・・とか不安になったり。(50-60ドルが相場)

二人で家の周りぐるぐるまわって、でも普段からドラが気づくと直してしまっているので、結局一箇所外壁のちょっと木の部分が腐りかけたところしかなくて。

こんなんで失礼じゃないかな、一箇所だとすぐ終わっちゃうよね~なんて焦っているうちに、その方が下見にきちゃった。

で結局事故以来高いところなどに上れないので、外壁の低いところの修理ならパーフェクトだって、やってくれることになったんですけれど・・・


この窓の下のモスグリーンの外壁の板なんですが、もともとは建てられた当時の建材で、溝の幅が同じものがどうやら今では売ってないらしい。



でね、下見のあと、実際に修理に来るまで1週間くらいかかって、忘れられちゃったのかなぁ、、、なんて言っていたら、いきない翌週電話がかかってきて。

なんと時間がかかったのは、うちのに合わせて板の溝を自分で作り直してくれていたから、なんですって。



で、結局時給も安くしてくれて一時間35ドルで。でも材料費とかなんとかかかって、結局400ドル(も)かかったんだけれど

すげーーーーーよく見ない限り


取り替えた板だって分からん。さすがマスタービルダー。

ドラでもたぶん修理できただろうけれど、やっぱプロは違うよな~

てね。


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わかったこと。不況の今が腕のいい職人さんを雇うよいチャンスのようです。

庭の排水

2010-08-10 07:18:55 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

さて・・・

今週の日曜日、小雨が時々ぱらつく中ひつじ夫婦は庭で黙々と溝を掘っておりました。

ええ。溝。

ただの溝ではなく、18メートルという長ーーーーーい溝なもので3時間以上かかっちゃった。

ドラが芝生を長方形に切りながら剥がし、大きなシャベルで土を掘り起こしたところを、私が小さいシャベルで土をすくいだすという作業。

延々に続けたもので二日後の今日になって背中と首が痛いっす・・・・筋肉痛の発生するこの時差が悲しいな(笑)


で、なんのための溝か。



このブログを読んでくれている人にはお馴染みかも知れません。
そうなんです。

あの、洪水問題にとうとうドラが取り組むことにしたんです。

思えば長い月日がたちました(笑)

最初日本にいたときにハミルトン市から隣人からの苦情が郵便で届いたのからはじまって この記事 戻るボタンで戻ってきてくださいね

引っ越したあとも
最初はやさしいと思った隣人が、いきなり口をきかなくなって、何かと思えばこっそり市役所に苦情を出していたとか  この記事

このおばあさん、年々苦情も過激になって、あくまでもうちとは口を利かないくせに最初は市役所の苦情係りのところに直接出していたものが、

なかなかうちが動かないのにしびれを切らして、市長事務所へ怒鳴り込み(本当か)、議員事務所へ苦情攻撃(本当)というのを何度も何度も繰り返すものだから、

そのたびに結局こういう排水とか洪水関係の苦情に対応する市の係員ピーターさんがうちに来ることに。

市長から、議員から「なんとかしろ」というプレッシャーがかかるピーターさんが一番の被害者かも。

水道の専門の人何人かに来てもらったんだけれど、誰もがこの洪水の原因はうちのせいだけじゃないと証言。

見ても分かるんだけれど、結局隣のおばあさんの家がちょっと高めに建てられたせいではじまったこと。

ドラがいままで何もしなかったのは、おばあさんがそれを認めずにうちにばかり文句を言っていたから。

悔しいじゃないですか。ドラも。うちだけが原因じゃないじゃないのに。
それを全く認めようとしないで文句ばかり裏でこそこそ。

例えばおばあさんが普段からうちと仲良くて、洪水の問題をなんとかしたいんだけれどと相談してきたとしたら、すぐ工事しましたよ。

だからずっと分かっていたけれど、意地もあっておばあさんが認めるまでは工事をしないってね。



ところが事態は急に解決に向かったのです。

それは私が撮ったビデオ。

実は最近となりのおばあさんの家の方で、うちから水が来ないように塀の下の隙間にレンガと板をはりめぐらして、簡易の堤防のようなものを作ったのです。


それがおばあさんの言い分のあだになった。


水が前のように自由に行き来できなくなって、大雨でまた水が溜まった時にドラがうちの側だけ水をかきだして(人力で。つまりバケツリレーです)様子を見てみたら、

なんとおばあさんの側だけ水がまだ溜まったまま!

それって、おばあさんの家で自ら溜まった雨水ってことじゃない!?



それをね、私がビデオと写真に撮った。

塀のこっちとあっちの水のたまり具合を何度か比較するように撮影したんだけれど写真よりもビデオが一番分かりやすい。


それを、市のピーターさんに提出したところ、ピーターさんもうちの言い分が正しいという「証拠」ができて、正式におばあさんの苦情をこれ以上受付しないということを会議(会議が開かれたそうですよ(汗))で決定することができたそうです。

議員事務所もピーターさんがそのビデオを見せにいって、対応していた秘書の人がかんかんに。

なにしろおばあさんは、「うちは全く悪くない。その証拠に板とレンガを建ててからはまったく洪水が起きていない」と言ったそう。
うそばっかり。

ビデオはうそを暴露した。

議員事務所でもこれからはいっさいおばあさんからの苦情は受け付けず、「うそ」を言ったことに対して叱責の手紙(かメール)を送るって。

これで晴れてうちの言い分が通ったもので、ドラは嬉々と早速洪水問題を解決すべくDIYショップへ。

まず地面を紐と杭で測量したあと(そういうことが出来る人だとは知らなかった)

溝を掘り、


長い管を

掘った溝へ埋めて

ガレージの雨水を処理するタンクへつなげて

庭の一番低いところへ排水溝を設置


排水溝のほうが、雨水処理タンクの入り口の高さより数センチ高いことが幸いしました。


水道水(は無料)でテストしたら、みごとに水はけ成功。



この5年、さんざん大雨のたびに悩まされていた洪水がたったの半日の工事で解決
(しかも180ドルで済んだよ(汗))



私も嬉しかったけれど、ドラがやっと動いて一番喜んだのは市役所のピーターさん。


排水溝を作ったと報告したら「ありがとう、ありがとう」って何度も言われたって。


あとは本当に大雨が降ったとき、雨水処理タンクがいっぱいにならないといいんだけれど・・・


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バーティカルブラインド

2010-05-06 21:11:08 | DIY・改装
こちらニュージーランド、ハミルトンからお届けしているひつじのブログです。

みなさん、こんばんは。

さて・・・・

今日仕事にいったら、いきなり3時半にくる約束だったある業者から呼び出しされて帰宅し、ズルズルとそのまま休んでしまった・・・・ひつじです。

上司に「業者がくるので今から帰宅します」と電話をしたら、あ、そう?みたいな。

そんな反応だったから、業者が私の終了時間の2時間前に帰っていったあと、なんかシティまで運転して戻るのが面倒になちゃって(笑)。

なんやかんや言っても、この緩い所がありがたい、というか好きだな~ニュージーランド。



その業者。

オークランドにあるカーテン屋さんなんですけれど。

うちが注文したバーティカルブラインドというのも取り扱ってます。

ブラインドの一種で、縦に垂れているんです。
日本だとよくオフィスで見かけるかな~。

で。居間からキッチンの窓、カーテンだったところを全部ブラインドに模様替えしました。

カーテンのとき

ブラインドをとりつけた後

キッチンの横にあるダイニングの角も

同じブラインドが前ついていたのを、新調する形で取替え。

ドラが昨夜古いブラインドを取り外しているところ





冬湿気が多いニュージーランドは、ともすると窓にすごい結露がつくんですが、それもあってカーテンの裏って結構カビがすぐ生えたりするんですよ。

ブラインドだと風通しもある程度いいし、キッチンハイターのような塩素剤を薄めてふき取りすれば早期のカビならすぐ落ちるし。



しかし最近改装関連の記事をにドラの出番がまったくないな~。ファンのみなさん(?)すみません(いるのか分からないけど(笑))

やっぱり自転車の神様の降臨でDIYの神様、すっかり息を潜めてしまいました(笑)



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ドラが「せっかく1位だったのに」と大騒ぎするもんで。よければポチしてやってください。



棚づくり

2010-04-06 13:50:03 | DIY・改装
こちらニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

さて・・・4連休も終わり私も今日からまた出勤です。

休み中はあまり出かけることもなくのんびり過ごしました。

この時期プチ民族大移動が起きるため渋滞もそこ、ここで発生。

そういうのに用もないのに巻き込まれたって時間のムダですからね~。
(ちょっと負け惜しみ感でてる?)


ということで、普段あまりやらないことを家でボチボチとやりましたよ~。


たとえば何ヶ月かぶりに車をきちんと洗ってワックスをかけたり・・・

相変わらずのおばかなペア車でございます・・・。

結構きれいになるんですね~研磨剤っていうの?
それにワックスをかけて、右腕が疲れたけれど、なんかピカピカになってうれしい~。


それから25歳になる甥っ子の誕生日パーティーに行ったり

棚を作ったりもしました。


棚、そうなんです。ガレージに。

前から欲しかったんだけど、なかなかそこまで手が回らなくて。

四連休のうち2日間(金、日)は法律で一部を除きスーパーや小売店の営業が認められていないため出かける先があまりありません(動物園とかは別として)。

だからテレビで連続で映画を流したり特別番組をやっていたのでそれを見たり、うちのように車を洗ったり芝刈りをしているご近所さんも多かったようです。

いつもは昼間みんな働いて人がいないんだな~というのはこういうときにわかりますね。
普段より音があちこちでしてたから・・・。

でね、最終日の月曜日はそういう「出かけるのを我慢していた」人たちがいっせいに出かけたためかどこもかしこも車だらけだったし、ホームセンターなども大賑わい。

私たちもその一人なんだけど(笑)。

で、板と直角の部品(笑)(名前が出てこない!棚とか支えるやつ)・・・を買ってきて、私は支えるだけ手伝って1時間ほどでちゃちゃちゃ!とできあがり~。


靴の下にビールを収納?とかすごく私は嫌なんだけど、ドラがね・・・。我慢、我慢。
それに自転車がETのように宙を飛んでるというのも突っ込みなしで

それから窓に映っているのは怪しいものではなくドラです・・・(右の方)。
ガレージの写真を外から撮ったのでうっかり写ってました(笑)。


それで靴。
そうなんですよ。靴の収納がこちらではとても不便なんです。


そもそも下駄箱というものが存在しないからねぇ・・・・

というか玄関のたたきみたいな場所も存在しないし。

現地の人は靴も洋服と一緒の戸棚に収納。(床が多いかな)

つまり外からそのまま家の中に入り、履いてた靴はベッドルームで脱ぐ、みたいな流れ(笑)なんだけど

でも日本人としては靴は玄関で脱ぎたいじゃないですか。

そして脱いだ靴、外のばい菌がついているようなものを家の中に持って入る?いうことにいまいち抵抗を感じるじゃないですか。

だから、普段使っていない季節はずれの靴やサンダルは他に入れるところもないので底をきれいに消毒?してクローゼットの床に専用の靴たてを置いて収納してあるけれど

ドラの運動靴類とかガレージで十分、十分。

組み立て式の木製ロッカーにしようかとも思ったのだけど(120ドル前後から)重さも50キロ以上ある上持って帰るのにトレーラーが必要で。

でも板を二枚、直角の部品を6つだったらセダン車にも入るししかも安い(38ドルだった(笑))。

ということでガレージ、相変わらず車を入れることを念頭になくドラは着々と改造中。


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世間はまだ学校ホリデー中。
休みを伸ばしてまだ休暇中の人もいます。

ガレージの改装

2010-03-25 08:35:18 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンから相変わらずお届けするひつじ一家のブログです。

昨日いきなり夫ドラが私にお金を要求してきました(笑)。

ニュージーではEFTPOSというシステムでたいがいの店で銀行のキャッシュカードかクレジットカードがあれば買い物ができるので、ドラはいつもお金を持ち歩きません。

反対に私は「何かのときに」と思って小額だけれど現金を持ち歩きます。

だっていつかどこかで例えばすごく水が飲みたくて、でも店が一軒しかみつからないのにEFTPOSが落ちている(電話線を利用するので)可能性だってあるわけだし(笑)。

なので現金が必要なときは私に聞いてくるわけなんですが、何を買ってくるのかと思いきや

これ。


床です、床を見てください(笑)。

ここはガレージの奥にある自称「男の城」。

こちらでは「デン」といいますが

夏でも冬でもドラの友達関係が来るとうるさいのでここに追い払い行ってもらいます。

ここに新品のカーペットを敷きました。


そのカーペットを買うお金がドラは欲しかったんだけれど、なんと20ドルでゲットしてきましたよ。ラッキーだな~


こういうどうでもいい(?)場所に使うためのものを、うちではよくゴミ捨て場に行って買ってきます。


そうなんです、ハミルトン市で管理しているゴミ捨て場の横に実はリサイクルショップがあって

以前の記事


大きさが中途半端で普通の部屋に敷くには足りなくて、でも使えるものだからリサイクルされたんでしょうが、なんとデンの大きさにぴったり。

使えるものが見つかるときも・・・・ある、と。

ま・・・90%本当にジャンクなんで、当たり外れはありますな。



冬はここにヒーターを持ち込んで、男同士でわいわいとやるんです。

飲みすぎて時々ヒーターを消し忘れたりすることもあるんで結局手がかかるんだけど

ここがきれいになると、今度は車を入れる方の床の汚れが気になってしまったようで、

こっちの床にはペンキを塗りました。

左側の蓋は、実はこの下に「ピット」と呼ばれる穴があります。

ここにもぐれば車の下の修理ができる仕組み。

今は使っていないので土で埋めてあります。

蓋はしてあるけど落とし穴のようだったので(笑)。特に酔っ払いは要注意。

必要ならば再度掘り起こせばいいわけです。


ま、改装なんておおげさなものじゃないんだけどね。

来週は組み立て式戸棚を買ってきて、靴なんかを収納できるようにしてもらう予定。



これをやるためにガレージの中身を一旦外に出したり、不用品を捨てたりしたわけなんですが、いままでずっとそこにおいてあったものを移動させると、すごーーーーーーく嫌がるのがこのヒト。



とくに物の位置の変化には敏感で、新しいものは目ざとく体をこすりつけて自分の匂いをつける。

ついてくる

ついてくる

置いていかれると思ったのかしらん。







ポチよろしく・・・


過去記事を検索していたら、こんな恥ずかしい出来事もあったのだと思い出した



注:足の間

洗濯機

2009-12-08 10:52:27 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。
みなさん、こんにちは。

さて・・・・

うちの洗濯機は購入してからかれこれ3年半。
中古で個人売買で買ったので、トータルだと5年くらいはたっていると思うんですけれど、買った当時から実は「温水」を使ったことがないんです。

こちらの家は水道からデフォルトでお湯と水が出ます。

お湯と水の蛇口は別々だったり、ひとつの蛇口から出る「ミキサー」といわれるものもあります。
ミキサー
(ちなみに生クリームをあわ立てるのは「ハンド・ミキサー」、ジュースを作るのは「ブレンダー」、ハンバーグをこねるのは「プロセッサー」)

洗濯機も当然お湯と水と別々に繋ぐようになっていて、ボタンでお湯、ぬるま湯、水と3種類のお湯加減が選べるんです。


でもなぜかうちのは全然熱いお湯がでない。

洗濯機のどこかが壊れているに違いない、まあ中古だし。。。。。

と諦めてずっと使ってなかったの。

どうせ直すのもお金かかるんだろうし、ドラは電気関係ダメだろうし。
(出張費60ドルとか、1分ごとに何十ドルって取られる世界なので)

でもね、今朝何気なく言ってみたんですよ。

「熱いお湯でシーツとか洗うとダニとか死ぬらしいよ。でも使ったことない、出ないから」と。



世の中ダメでもいいから言ってみるもんだね。


ドラ、洗濯機の上の部分をパカ!とあけて、しばらくゴチャゴチャいじって直しちゃいました。


なんだ直せるのか。
それなら最初に言えばよかった(笑)。3年半も水だけだったなんて。


原因はこの部品。


右が水、左がお湯のパイプに繋がるバルブ。

スイッチを入れると電気でバルブがあがる仕組みになっていて、お湯の方のバルブが中で固まってたらしい。

部品をはずしてシャカシャカ振ってつけなおしたら、バルブ復活~。

次回からお湯でシーツを洗えます。



まずは自分で直してみる。

直せなかったら友達関係に聞いてみる。

ダメだったら修理屋を呼ぶ。

買い換えるのは最後の最後・・・・

ニュージーランドは常識です(笑)。


クリック今日もありがとう

台所の換気扇

2009-09-08 10:40:20 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

みなさんこんにちは。

今日のハミルトン、霧が立ちこめ大変寒い朝。

そんな天気なのに我が家では朝からバタバタと(ドラが)忙しい。


実はうちの台所の換気扇。

旧式でしかも取り外せないために掃除ができず、みすぼらしさと汚さがそこだけ浮くように目だってまして。

このメーカーの換気扇を未だに使っている家は他にまだあるのだろうか・・・と思うくらい、今の換気扇はみんなレンジフッド式で

こんなのとか、


こんなのとかに


うちだって簡単に変えられると私は勝手に思っていたんですがね・・・。


先日バスルームの改装で電気屋と大工が来たじゃないですか。

しめしめ・・・(笑)とついでに見てもらったんです。

そうしたら予想外に二人とも渋い顔をしてなんか逃げ腰。

「できないことは無いけど、、、、難しいかなぁー」みたいな感じでやりたがらない。


理由を聞けば、なんと調理台の後ろの壁の中央に家の構造上大切な大きな柱が立っているんだそうな。

その柱にダクトを通すことはできないから、大きなレンジフッドは柱を動かすか、調理台を動かすかしないことには取り付けできない・・・・と。

つまり換気扇を現代風のにしたければ

a. 家の一部を取り壊して柱を動かすか

b. 台所を取っ払って新しいキッチンユニットにするか

って、換気扇だけのためにすごいことになってしまうんだそうな。

そんなバナナ・・・・・



泣いている私のために(うそ)ドラが最も簡単な案を持ち出してきました。

それは。


同じメーカーの換気扇に取り替えるだけ。

というもの。

確かに。

こんな古い製品がまだ発売されているのかと思いきや

なんの、なんの。

古い家をあちこち修理しながら住み続けるニュージーランドでは、

古いタイプの製品を取り替える際の代用品、という製品が結構みつかるんですね。


ガスストーブもそうでした。







で・・・・素敵なレンジフッドの夢は諦めて、せめて掃除のできる換気扇をつけられればいいかと気を取り直し、

同じメーカーの代替品を電気屋さんに買ってきてもらったんですが


説明書が不親切で電気屋とドラがあれやこれやさんざん考えてとうとう昨日は

とりつけ方がどうしても分からなかった(笑)・・・・ので電気屋さんにはまた出直していただくことに。


こちらでは専門の人でも知らないことがたくさんあるので、(日本のように換気扇専門の人が電気配線もできる、という職種がないのです)、頼むほうも勉強しなくてはなりません。

ネットとか色々調べて、やっとドラが夜遅く外と中のふたつの部品を接続する方法を発見。









もともとの換気扇の方が大きく、穴をふさぐためのプレートも付属してきたんですけれど、うちの穴はそれよりも大きくて、ネジがはまるべきところに壁が無いという課題があったんですけれど

プレートを直接ダクトに固定するということで(朝からドリルとか金ノコとか・・・)解決。

それを考え付いたのが真夜中の3時・・・だったそうな。


今朝はだからその作業で起きてから朝食もたべず奮闘してました・・・ドラ。

気になると放っておけない性格なもので・・(笑)。




これにはほど遠いけれど


前のに比べたら・・・・ましだよね。うん。

と二人で無理やり納得。



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結構燃え尽きた感いっぱいのDIYの神様、次回はいつ降りていらっしゃるのでしょうか・・・

ちなみに今回の電気屋さんはバスルームとは違う人。ドラの自転車トレーニング仲間なのですごく来てもらいやすいです。







そして完成・・・・

2009-09-05 07:51:19 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

みなさん、こんにちは。

昨日やっと風呂場が完成しました。


まったく、ことの始まりはドラのせっかちな性格・・・・

それまでの経緯は下のリンクでどうぞ
こちら

壁を勝手に剥がして後戻りできなくなったためにいきなりはじまった作業、

要はプロに任せたものの、時間短縮(費用節約)のためにドラが黒子のように作業を手伝う、手伝う。

すべてのものが定位置に設置された後も、ドラはペンキを念入りに3重塗りをし、途中(記事にはありませんが)水漏れを発見したり、もうさすがにDIYの神様もお疲れ気味・・・・

(取り付かれたようにいきなりドラが作業をはじめる(笑)ので我が家ではDIYの神様が降りてきたという表現をしてます)

あとは床だけだ、という段階でいきなり神様が「ひつじがこれくらいは手配して」と言い出しました。


へ・・・・?

いきなり私っすか?みたいな。


今までだって業者の手配ぐらいはできただろうけれど、何が理由が私が口を出さなかったって、それははっきり言って神様がうるさいからです(笑)。

こっちの業者(日本もそうかなー)って目を離すと何をするか油断がならない、つまり職業倫理みたいなものが薄いのかとにかく手を抜く傾向があるために、黒子でいながら実は神様みんなを見張っていたんですね(神は見ている)。


そして今日やっと手配していた「床」屋さんがきました。

カーペットとかリノリウムとか敷いてくれる業者さんです。

蚤の巣窟だった(長年貸していたせいで)古いカーペットを3年前に総取替えしてもらった会社なんですが

値段も他のところより100ドル以上安かったし、フレンドリーで時間が遅れることを連絡してきました(興味ある人はメールをください)。


事前に店からサンプルを何枚か借りてきて、友達や家族に投票?してもらった決めた色なんですが、その結果浴室だけが異次元と化してしまいました(笑)(色が他の部屋と全く違うんで)。

出勤前の神様。

「ああ言え、こう言え」と業者がきたら私が言うべき注意事項をたっぷり私に残していきましたよ。

そんなに心配だったら自分で手配すればよかったのに。

3時間の作業後、スコットランド訛りで言ってることがよく分からなかったのを除けばきれいな仕上がりで無事終わりまして。

しかしまあ床がコンクリートというのがやっぱり改装のネック。

扱いが大変で、シャワーのパイプの位置を移動させるために工事のあの「ダ・ダ・ダ・ダ」とものすごい音がするドリルが登場したり、

今回もサンダー(床の表面を平らにする機械)が物凄い音を立てて、近所中びっくりしたんじゃないかと(汗)。

私は大きな音がきらいです(笑)。










私は黒とグレーに見えていたんだけど、みんなが焦げ茶って言うんですよね。
でも写真で見たら焦げ茶だった(笑)。目の錯覚か~

古いリノリウムは本当はバーナーで温めて剥がすようなんですが、テレビで業者がバーナーで周りの壁まで焦がしていたのを見て、ドラがドライヤーの熱で全部はがしてしまいました。


私的にヒットだったのが風呂場のコンセント。

この部品だけで200ドル以上(なんてこった)


これがついたおかげで、ドライヤーを普通に使えるようになったのが非常にうれしい。今までは廊下のコンセントから延長コードで引っ張ってきてたから(毎回)。


鏡も大きくなって、上半身全体が見えるようになった!(今までは顔だけだった(笑))。




昨日早速お披露目パーティーと称して義姉とその彼が飲みに来てました。
何でもいいんだな、理由は(笑)。

ということで。

お待たせしました。これで皆に来てもらえるようになったよー。

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ぶっちゃけリノベーションの費用

2009-08-26 08:01:33 | DIY・改装
ニュージーランド、ハミルトンからお届けするひつじのブログです。

さて・・・・

今回バスルームを改装しているわけですが、費用気になりますよね。

結構行きますよ(笑)

リノベーションの度合いにもよりますが、狭いバスルームを天井以外全部取り替えるとこうなります・・・・と参考になれば幸いです。


必要な順番どおりに並べてあります。


電気屋 (風呂場専用の特殊コンセントと、ヒートタオルレールの取り付け準備) 100ドル。

タオルレール 300ドル

防水ジブボード 1枚50ドルx8 で400ドル (大工さんが必要な枚数を教えてくれる)

天井と床のつなぎ目に打ちつける木材 約40ドル

浴室用ペンキ 合計 170ドル(下塗り用も含む)

洗面台と陶器のトップ 400ドル(バーゲンでの値段)

ミキサー(蛇口)70ドル

その他洗面台に必要な部品 20ドル

シャワーユニット (シャワーのホースとミキサー(蛇口)は含まない) 1500ドル

シャワーのホースとミキサー(予想)300ドル (水道屋さんが卸価格で買ってきてくれた)

大工 730ドル(消費税含む)

水道 (予想)1000ドル

プラスタラー340ドル

ライト 30ドル

鏡   70ドル

風呂場専用特殊コンセント 卸価格で200ドル(電気屋が手配)

電気屋作業費200ドル

電気屋備品費 20ドル

電気配線の安全証明書発行代 40ドル
(これがないと後で家を売るときに問題になるかも?ですよ)
 
床のリノリウムと作業代(予想)700ドル

合計約6630ドル

バスタブがなくてこれですから(汗)予想はしてたけれど結構かかりました。

義姉は5000ドルでできるって豪語してたけど、やっぱり細々と買わなくてはいけなかったり。

これに給水方式をガスにかえたり、タンクを高圧式のものにかえていたら、3000ドルはプラスだそうです。


完成写真は床が入ったらアップします。


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ちなみにドラが欲しがっていた車はバスルームX4の値段(諦めてくれてありがとう)