私がいうのもナンですけど、旦那は働き者でしかも体が丈夫。
16年間機関車のように働き続けました。
これと言った病気もせず(あ、一回魚にあたって病欠したかな(笑))、家と仕事と、趣味で行ってるジムを回る毎日。
日本なんて私に出会わなかったら来る予定もなかった遠い国なのに、なぜかはじめから馴染んで「ご主人、日本人みたいね~」と褒められる今日このごろ。
ところがその旦那が1年前、40歳の誕生日を迎えて落ち込み始めたんですね。
いわば中年の危機感。
浮気に走ったとか、そういうんじゃなくて
人生このまま日本で働き続けて終るの?
と今の生活に疑問を抱き、考え込んでしまう日々が続きました。
まだ何かACHIEVE(達成)できる何かがあるんじゃないか
このまま何も行動を起こさなかったら、10年後、20年後の自分が人生を振り返って後悔しているんじゃないか
ってね。
私はもともと旦那色に染まってますから、
彼がそんなんだと私も不安になってくるわけです。
ニュージーランドでやり直してみようか、という結論は私たちにとってごく自然のことでした。
そして彼の家族がここ数年「帰っておいで」キャンペーン(?)を展開してまして(笑)。メールや電話のたびに「いつ帰ってくるの?」のプレッシャーを旦那はずっと受け続けていました。
そして去年、旦那が帰国しようかな~を漏らしたとたん地球の反対側では、私たちの帰国が勝手に決定されてました。
でも旦那としては、無理やり妻を向こうに連れてってしまうような乱暴なやり方で結婚生活を危機にさらすようなことは絶対したくありませんでした。
そこで今年1月のnz里帰りで「本当に向こうで
私が馴染めるか」テストすることになりました。
私が
いやだと感じる出来事があれば、里帰り計画は見送ることになっていました。
だから1月に行ったnzでは、私は腫れ物のように(笑)大切に扱われ、住む予定の家は、旦那や彼の妹や姉の手によって見違えるほどきれいな住まいとなっていました。
スターバックス色がいいという希望にそうよう全室ペンキ塗りをしたのもそのためです。ノミ大発生のカーペットは全室新品に張り替えました(5000ドルかかりました)。
そこまでしなくても私は行く気満々だったんですけどね((^^;))
もともとオセアニア好きだし。
でも気がかりなことがひとつ・・・。
自分の父親が75歳なんです。
で、私が一人っ子。
父は再婚してるので一人じゃないんですが、奥さんも68歳。
健康なんですが、日々の暮らしの中で出来ないことも増えているのが心配で。
たとえば
ゴミ当番のカラスネットとか
庭仕事とか
転んじゃって怪我でもしたら・・・とかね。
でも本当はまだまだ車の運転もするし、自分の好きな仕事をしてるから、スーパー75歳ではありますが・・・。
というわけで旦那が用意してくれた解決策。
緊急帰国用の資金を手元に用意して、何かあったときは翌日の便で帰国できる体勢にする
エコノミーがとれなければ、ファーストクラスに乗せてでも帰国させる。
と約束してくれました
あとは私が父に話をして、ずっと行ってしまうわけではないことを納得させるだけでした。
いずれは(ずっと先であって欲しいな~)日本に戻ってきて、介護なりなんなり必要な支えになってあげるつもりですが、とりあえず数年はいなくなるわけですから。
でも実際に話をしてみたら「あれ?」というほどサバサバした展開でした。
本当に分かってるのかな。。。。
あまり会話がない親子なので、父の心中は図りかねるのですが。
とりあえず、ホ・・・
今2月半ばですが、1月12日に里帰りから帰ってきて、すでにビザまで取ろうとしているスピードに半ば驚いています。
今年は変化の年・・・友達が去年そう占ってくれてました。
当たったらしいです。