ニュージーランドでは皆何をたべてるの?
旦那の国籍を知った人によく聞かれるんですけど、ニュージーランド人は本当にバーベキューが好きです。
その証拠にバーベキューを庭でできるように、こんなのをたいがい持ってます。
さてハミルトンの家で旦那が自慢にしてるのが、これ。
いまどきの家では珍しいんだそうです。(なにせ古い家ですから・・・
)
写っている薪は庭の木です(笑)。
もちろん、暖炉用に売っている薪を買うこともできます。
火をつけるのにはコツがいって、最初は新聞紙などを燃やして種火にします。
薪に一回火がつけば、あとは消えないように棒で薪の位置を調節したり、薪を足したりするだけ。
調子に乗ってたくさん燃えやすいものをくべるとゴーゴーと火が燃え上がり、頭上高く燃え始めますので気をつけなくてはいけません。
さて・・・・
ある日、このバーベキューに、兄、姉、妹とその家族、子供たちを招待することになりました。
この家には、道具は何もありません。何せ空き家ですから。
私たちは、ガランと何もないカーペットの上に、妹から借りたエアーベッドを敷いて寝泊りしているんですが、食事は鍋もないので作れません。
なぜかクリスマスに向こうのお父様からまな板と包丁をもらったので(なぜ??)、切ることはできます。
それから、いらなくなったお皿も何枚か妹にもらいました。それだけ。
それなのに!旦那が皆を招待しちゃったんです。
しょうがないので、旦那が庭作業の間に、ヨロヨロ運転でスーパーに行き、ソーセージと牛肉のステーキ30ドル分
にんじんとセロリ
瓶づめのディップ
ポテトチップ
チーズ
クラッカー
を買ってきました。
冷蔵庫もないので、肉類は酒屋で買ってきたカチ割り氷と一緒にシンクで冷やしました。
にんじんとセロリをスティックにして、ディップにつけて食べられるようにしました。
うーん・・・鍋がないので生のものしか出来ないんですね
とにかくそんな準備をしていざバーベキュー。
火が燃え始めて、肉が焼けてきて、結構豪勢に煙が出始めました。
するといきなり、隣人が塀の壊れたところから顔を出し、私たちに怒鳴りはじめたんです!
髪を振り乱した、こう言っては悪いんですが、「鬼婆」のような方でした
いけない4文字言葉を連発して
要約するとこんな感じ
*煙がうちにくるからやめろ
*庭でゴミを燃やすのは違法だ
*洗濯物が全部臭くなる
*続けるなら市役所へ連絡して担当者に来てもらうぞ
問題はここから。
夫の兄弟姉妹って、みんな喧嘩っぱやいんです。
私がオロオロしてる頭上で鬼婆さんと応酬をはじめちゃったんですね。
そして、さらに怒った鬼婆さんに、スプリンクラーで水をかけられてしまった>私
ベンチに乗って隣の庭を覗いたら、洗濯物は干してありませんでした。
でも確かに、煙は隣人の方へ流れているようです。
翌日市役所で問い合わせて見ましたら、きちんとバーベキューの設備で調理する分には、何の違法性もないそうです。
でも・・・今までの借家人がここでゴミを燃やしていたとしたら。
言い方はまずいけれど、隣人のいうことも理にかなってますね。