Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

全くの「無風区」

2009-09-05 07:15:15 | 雑感
本当は、拙ブログでは、選挙の事は書かない…と最初に決めていた。

何故か?…

書いた内容が、公職選挙法に抵触しているかどうかが、私自身で判断できないからである。
(この法律…案外厄介だったりするから…。)

でも、ssayさんが、今回の選挙結果に対してかなり面白い事を書いているので、触発されたのか、勝手に私の指が「動きたい」という意思表示をしたので、書くことにした。


先月30日に投開票された、第45回衆議院議員選挙(総選挙)。

結果はもうご存じだと思うが、民主党が310弱(だったかな?)の議席を獲得する歴史的圧勝、一方の自由民主党は、120弱(だったかな?)の議席しか獲得できなかった…という、結党以来初めての歴史的惨敗を喫して終わった。

まさに、これまでの、自由民主党と公明党の連立政権への不満が爆発した産物と言えよう。

しかし…

自由民主党と公明党の連立政権に対する、凄まじい程の逆風が吹いているにも関わらず、「全く」といっても良いほどの無風区があった。

それは、私の現在の住まいがある、山口県の3つの選挙区である。

それもそうである。だって…

1区:元外務大臣で、高村派の派閥の長である、高村 正彦氏が立候補
3区:現(といっても間もなく「前」になるが)官房長官の、河村 建夫氏が立候補
4区:元首相の、安倍 晋三氏が立候補

だもの。

どう考えても山口県は4つある選挙区のうちの3つは、皆、候補者が「大物」だからね…。
今回の総選挙も、全国的に強い逆風があっても、この3人は圧勝していたよ。
(それでも、河村氏を除いた2人の候補者は、「どぶ板」の選挙運動をしていたが…。)

さすがにこの選挙区では、民主党の候補者が「徹夜」で選挙運動しても、やっと接戦に持ち込めるかどうか…という土地柄ですから。

現に、元首相の安倍氏も含めると、山口県からは初代の首相である伊藤 博文氏に始まって、ノーベル平和賞を受賞した佐藤 栄作氏など、8人の首相を輩出しているのだから、自由民主党が圧倒的に強いのは目に見えている。

だから、鳩山 由紀夫 民主党代表が、山口県に街頭演説にやってきた…なんていう話は、私の耳には入っていない(実際はどうか分からないが…)。

因みに、山口県の残りの1つの選挙区である2区は、元々は佐藤 栄作氏が築いた地盤であったが、その息子である佐藤 信治氏(で正しかったかな?)への不満が爆発して、いつの間にか、自由民主党に「追い風」が吹いても、民主党の候補者とやっと接戦で勝てる…というほどに墜落した選挙区である。
したがって、今回の総選挙では、当然ながら民主党候補者(平岡…(下の名前は知らない。だって私の選挙区ではないから…)氏)が圧勝した。


ssayさんも仰っていたが、今回の総選挙の結果は、バラク・オバマ アメリカ合衆国大統領よろしく、「チェ~ンジ!」を国民が強く望んだものであり、間もなく「与党」となる民主党をはじめ、社民党,国民新党への支持がもたらしたものではないということである。

「マニフェストに書いたことができないなら、責任を取る」と演説した、鳩山民主党代表が、間もなくではあるが、首相の椅子に就いた後が実は肝心であり、「お手並み拝見」といったところであろう。

でもね…

民主、謎の自称・政権移行チーム…戸惑う霞が関(読売新聞) - goo ニュース
「鳩山政権」に難題<1>…小沢氏、どこで起用?(読売新聞) - goo ニュース

上のリンク先の記事の様に、早くも党内の足並みが揃わなそう…という雰囲気が漂っていますよ。
(勝つには勝ったが、党内処遇が面白くないという議員も、相当いるみたいだよ。)

アメリカでも、「日米台頭」を鳩山代表が打ち上げた途端に、反論めいた雰囲気が漂っているし…。
こんなので、健全な外交運営ができるんかいなぁ…本当に見ものだよね。


ssayさんが、記事で結ばれているように、とにかく、頑張っている国民が報われる政治運営をして欲しい…そう願っている。
Comments (8)
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