段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

オイルポンプ②

2017年11月20日 | 1KT(TZR250)

さて、ポンプ本体はというと…

ブレーキクリーナで油分を飛ばし、デリバリパイプのワンウェイを吹いて

サラッと洗ってこのダスト…

正直、ポンプ内部のゴミの量としては、かなり多いのではないか…

左から右シリンダへの吐出し、タンクからの流入、左シリンダへの吐出しのニップル。

流入はバルブが無いのでクリーナーはすぐに貫通、ただここのゴミが一番多かった。

写真奥の左シリンダへのニップルも同様、吹いてすぐ貫通が認められたが

写真左の右シリンダへのニップルはどう吹いても貫けない。

錆なのか酸化して固まったオイルなのか…しつこく吹いたらやっと貫通w

バルブは生きてるのかと、逆から吹いたらシューっと出てきたwww

バルブが終わってるようなので、ちょいと確認…

ニップルは圧入なので、あまり脱着はしたくないのだが、まぁ見てみないことにはw

冷間時よりは温間の方が、カシメの緩いかと温めてみる

触って、っちっ!という頃プライヤーでグリグリw

真っ茶色ですね、はぃ終了~さて、別ポンプを開けるかw

ポンプボディ側にはOリングが入ってるようだが、こんな錆たチェックボールで

気密は保てるのか?あやしい…

ちな、メーカーのページで見たら吐出ニップルは部品として取れるが

真鍮のここはポンプと一体扱い…単体では取れない。

ポンププランジャーとか、他の部品は割りと健康そうなのでもったいないが

こいつは部品取りにした方がいい…直して使えないことはないが

なんかリスクがありそう…そう言えばシムが1.7ミリ付いてたなぁw

半分の0.8でも煙はモクモクなのに、更に倍の厚み…

現役当時から何かトラブルはあったようだ。

 

 

 

 


オイルポンプ分解

2017年11月20日 | 1KT(TZR250)

DTでの抱き付き10数連発以降、虎馬になってるオイルポンプ。

「とにかく開けてみるか」で、作業開始…

外した順に並べて記念写真w

忘れた時の参考になるので、結構大事だったりする。

とりま、上半分を外してパチリ。

外した半分を更に開けてパチリ。

まぁ、オイルポンプを完全に理解していれば、組み上げ後に「部品が余る」なんてことはないのだが

いまいち、よくわかってない自分は、「やってしまいそう」で怖いw

時間に余裕もあるので、この際いじり倒してみようと思う。

ポンプに入ったオイルが最初に滞留する部分…ポンプの底部になるわけだが

ここは内側から「押すと外れる」ので、開けるのは割りと簡単なのだが

見ない人も多いらしい…というか、ポンプをバラす人自体がいないかw

ま、「開けてよかったε-(´∀`*)」という安堵の反面、「使えんのか?コレ(゚Д゚)」という新たな不安w

結構、まとまった量だがどこから来たのか…タンクはポリだしポンプのここまで来る間に

スチール製のパーツって無いよなぁ…と、しばし考えてみた。

どう考えても、ゴムとアルミと黄銅…あ、ワンウェイバルブはスチールの玉とスプリング…

でも、これだけの量の錆を出すのかと思えば、それも疑問。

じっくり見てみると、キャップをコーティングしてるゴムの端がめくれてる…あら?裏まで回ってるのかぇ…

ブレーキクリーナを吹きながら、一旦洗ってみた。

この面積でこれだけの錆が出るのか不思議な気もするが、まぁそうなんだからそうなのか…w

とりま、錆落とし…にりんかんの在庫処分で買ったはいいが、そのまま放置のじいさん…出番だぜw

刷毛で塗って布でふき取るらしいが、すりきりまで満たして放置…その後テッシュでゴシゴシ…

微妙に残ってはいるが、まぁいいんじゃね?…ただ、ここに水分が来たらまた錆びるので

何かでコーティングしないとだな…耐油で耐熱ってなんだろ?

オイルポンプはクランクケースから動力を拾う関係で、ケースカバーに密着してるので

ケースの熱がストレートに伝導してくるので、エンジン稼動中は結構熱い…そのあたりも考えないと…

耐熱…シリコン!?あ、バスコークがあったな…2stのお友達w

薄く塗って、ちょいと様子を見るか…