去年の暮れは「この冬は雪がふるのだろうか?」というほど降雪が無く
降っても雨という暖冬を思わせる陽気だったが、年が明けてからは10センチほど積もって
街中ではその雪が消えるころにまた降って…という、いつものとおりの冬となった。
夜間は-1~2℃、昼は4~6℃くらいでたまに10℃近くになる日も週に1日あるかないか…なので
雪が消えるのは早いのだが、溶けた雪が夜間にブラックアイスとなって、結構怖い思いをする。
今年は暫定TZRをもうちょいマトモにしてSRの車検、Gアクスワップでたぶん終わるだろうが
まぁ、寒くて軒下パドックは閉鎖してるので室内での作業…となると、キャブとかブレーキOHくらいか…
Gアクも、空いた時にでもと考えていたのだがメインユースのアク90が、その使い勝手からくるトラブルで
Gアクスワップを先に済ませることになった。
アクシス90…とにかくロードクリアランスが小さいのである。90/90-10という小さいタイヤだから
まぁ、仕方が無いのだが気をつけてないと、エンジン付近のエキパイをよくヒットする。
先日、雪が積もったので履き替えたスパイク(4年物)の様子を見に、裏山の林道レベルの道を
ヒャッハー!\(^o^)/と飛ばしていたら、ガツン!とリアがタイヤ1本分、横っ飛び…
やっちまったー!/(^o^)\となったわけだが、どうやら雪で隠れていた岩(?)にヒットしたらしく
エキパイが径の1/3ほど凹んでしまった…
中古で入手の車両…前オーナーもぶつけていたらしく、入手した時点で凹みがあったので
一旦マフラー出口を溶接で埋め、エキパイフランジにゴムの板をネジ留めし、ゴムに取り付けた
エアバルブから8kのエアをかけて、凹みをアセチレンで炙る…真っ赤に焼けた頃にジワっと膨らませて
凹みを修復したのだが焼きなましをしたことになるのか、結構簡単に凹んでしまった気もする。
まぁ、漏れてないし普通に動くし乗るのはコンビニに行く程度…と、そのまま乗っていた数日後、今度は
スーパーのP出口で右に曲がろうと、丁度出口右側から始まるキャッツアイ付きゼブラを
回避しながら右にバンクしたらゴン!…キャッツアイにヒットしたらしい…
まぁ、漏れてないし普通に動くし、ただ…なんか燃費が悪いwww
以前と同じ手法で直そうかとも思ったが部分的に薄くなってる所があるので
エアかけて炙ったら破けそう…新品マフラーは¥2万強。
¥2万あったらGアクが動くな…なら、Gアクスワップを先にするか…となった。
とりまステムBrgを取り寄せ、組み付けは寒いから後回し。
室内でキャブを開けることに…あちこちのページを見たら、キャブの基本構造は
その口径を含めてGアクもアク90も同じらしい。
ま、ジェットの入れ替えで済むということか。
左:Gアク 右:アク90
Gアクが強制開閉のワイヤー2本引きなのに対して、アク90は1本引き…
強制開閉って…貼り付くこともあるのだろうか?ちと興味深々…
フロートチャンバーを開けて中を比較…チャンバー~スロットルボディ間の
取り付けネジが違うくらいで、中身はほぼ同じ。
Gアク
アク90
主要パーツを並べて比較してみる
左:アク90 右Gアク
スロットルバルブのピストンは肉厚が違うものの、外径は同じ…じゃ使えるの?というと
Gアクは強制開閉につき、バルブ本体にアイドル回転調整のスクリューの「受け」が無い。
カッタウェイが1ミリほど違うので、できればGアクを使いたかったが無理なので、
ここはアク90バルブを使用。
ニードルは中速域以降がまったく太さが違う…ただ全開にしてしまうと、どちらも同じくらいか…
排気量で20ccほど差があるのだが、ニードル径は同じで仕上げが違うというのが面白い。
アク90ニードルでは、全開にすれば走れるけど中低速はダメらしいので
ここは黙ってGアクニードルを使用。
メインノズルは明らかにGアクが長い…ただアク90キャブに何の違和感も無く入ってしまうので
あれ?使える!?とメインジェットを付けようとすると、ジェットのネジ山がかなり余るw
ここはアク90ノズルを使用か…先人ページではなんか違う気もしないことはないが、
これでもまぁ、満足できないことはない…と、微妙な判定w
カッタウェイの1ミリ差も影響してるのかもしれない。
メインジェット、スロージェットは形状的には全く同じ、入れ替えるだけで使える。
さて、タイヤ…最終的には12インチのGアクホイールを使う予定だが、
…と、いうか10インチでは家の出入りの時に、いつもエキパイが階段(?)に当たる当たらないの状況なので
12インチ化は決定事項…リアサスを伸ばしてクリアランスを確保すればなんとかなるか?とも思ったが
現場状況的にエキパイをヒットさせない為にはインチアップしかない。
ただこれもGアクのエキパイがリアホイルに対して、どこにあるか…の話なので組んでみたら
やはり当たった…ということも覚悟はしておくべきか、多分大丈夫だろうけどw
フロントの12インチ化はステムも絡んでくる話なので、今回は後回し…
これしかないな…という方法はあるにはあるが、加工せず流用で済むならその方がいい。
時間を見つけて他車パーツを探す予定。
…というわけで、スワップ時に結構使用率の高いBW'Sのリアホイルをゲット
これに120/90というハイトのあるタイヤを組むと、120/70-12相当のタイヤ外径になる。
ケンダという音の響きから韓国製?ラベルを見たら漢字ばかりでシナ製?と
思っていたら台湾製だったw
タイヤ中央に成型鋳型の段差があるのがお茶目。
中韓製ならさっさと捨てるが、台湾製なので許すことにwww
どんなタイヤでも、自分は組み付ける前に
こんなとか…
こんな感じで…
タイヤを潰すつもりで座ってみたり…
…と、とにかく揉んでからリム組みしている。
違い、あるの?と問われれば「ん~感覚の問題だからなぁ」とトボけておきますかw
お勧めはしますがw
と、まぁ普通に組み上げて終了w
ただ、もともと付いていたタイヤが…使わないから、捨てるかと思ったけど
捨てるにはもったいない感じ…ヒゲ付いてるしヒビ割れも起きてない。
降ろしたエンジンの座布団にでも…と思えばしばらく降ろす予定ないし…
なんかこういった部品が多いなぁ、自分w
捨てるにはもったいないけどじゃ、すぐ使うのと聞かれれば、使う予定が無いというw