段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

RX-01spcR考

2016年07月18日 | 3XC(R1-Z)

オドが23.000キロを超え、起こしてから5000キロを過ぎようとしているトコで

ちょいとタイヤの話なぞ…

比較対象が無い状況なので、こいつだけの感想になるが、まぁ思ったコトをつらつらとw

起こしにいろいろと¥が飛んでいったので、安くてそこそこ…が選択のポイントではあったが

前評判に「ウェットコントロールがしやすい」という一文を見つけて購入決定。

ポチった翌日、倉庫の端の方で半年~1年くらい寝ていたようなモノが届いたw

バイク屋で触った新品のRX01は手がぺたぺたと吸い付いたが、届いたタイヤにはそれが無いw

作られてから、少し時間が経った感じがしたが、爪で押して見るとくっきりと跡が残ったので、

ま、使う分には問題無さそうとリムに組込んだ。

まずはフロント…トレッド中央がバリ山のとおり、詰めたブレーキングはしていない。

…していない→スピードが乗ってない→タイヤが溶けるほど負荷をかけてない…なので

ツーに出かけて行った先の峠でちょっと遊んで…みたいな使い方、かなり一般的な使用法かと。

単に転がるだけの5000キロだったが、グリップの良さを考えると耐磨耗性は良いのではないか?

もちろん車重と速度が強く影響してる(重いほど、速いほどブレーキング時の負荷が増える)わけだが

出して80、高速でも120なら普通の使い方かと思う…それを考えると、1万近く走れてしまいそうな予感

サイドにいくほど磨耗が目立つが、ツーリングメインの人なら峠で遊ぶことは少ないだろうし

それを考えるともっと、山は残っていたと思う。

んで、リア…

こっちはさすがにセンター部分の減りが目立つ。

クルマと同じように加速していれば、もうちょい残っていたかと思うが

やはりパーン!と開けるのが楽しくて、減ってしまったw

でも、5000を走ってこれだけ残ってるなら1万は無理でも8000くらいはいけそうな?

ただ、リアは高速道で消しゴムのカスがトレッドに付いていたので、やはり高負荷が続くと溶けるらしい。

 

前後ともグリップに不安は無いし、いままで滑ったことはない。

走り出しは当然硬くでもちょっと走ればすぐ温まるので、一般的な使い方をする限り

耐摩耗性を含めて良いコンパウンドだと思う。

ハンドリングも切れ込みとか重いと思ったこともなく、ごく普通の動き…

変に出しゃばってこないので好感が持てる。

特に雨!ウェット時に自分の中で一番安心なのはSRにTT100なのだが、R1-ZにRX-01もかなりイイ!

ドライに比べれば滑ることを予測して、当然にペースは落ちるのだが、不安を感じないので「落ち」が少ない。

出先で雨の、ちょい雨宿りで走り出して結局、一日雨の峠を抜けてきたが

つま先が水溜まりをスーッと撫でるバンクが出来たのはSRぶりw

サーキットユースなど、次元の違う世界ならまた、話も変わってくることもあろうが

ツーリング、シティユースがメインならとてもいいタイヤだと思う。

2セットめもこれにしようかと思った次第。

っつか、チェーンアジャスターのアームエンドから水が垂れてくる…どこから入ってるんだろ?

下手すりゃ、アームが内側から錆びるじゃん…どーしよ?これw

 

H28.7.30追記

フロントのショルダーが総じて4分山、部分的にスリップサインに届きそうな減り具合で

リアはセンターのスリップサインまで0.3ミリ、ショルダーは7分山くらい…

あと2Kくらいは走れてしまいそうだが、旬は終わった模様。

トレッドが薄くなると、サイドウォールの剛性が目立つ。

あまり乗り心地は良くはないし、コーナー中にダダン!とハンドルがぶれることも。

また、トレッドの「変形」に寄与できる「厚さ」が足りないせいか、路面を掴むことが出来ずに

道路を横切る水流の上ではヌルっとなる…ウェット路面はもうダメかもしれない。

オドが24Kを超えたのでここまで約6K走ったが、フロントのセンターは全然減ってない。

普通に使えば8~10Kくらいは使えそう…地味にいいタイヤ。