段ボールの備忘録

'80~'90年代のYAMAHAに乗ってます、メンテ記録のメモ代わりなブログです。

届いたところで…

2016年02月25日 | 3ET(DT200R)

早速、作業開始…ステムベアリングの打ち替えである。

先日、ステムがクリックステアに…と書いたが、その話の続き。

正直、もう純正のボールベアリングを使うつもりは無い。

構造上、絶対ガタが出るということが確信できたからである。

…というわけで、取り寄せたのはPMCで発売しているテーパーベアリング…まぁ、モノはRCエンジニアリングなのだが

RCのHPを見たら、車種別の適合表は作成中の表示で、どれを買っていいのかわからなかったため

PMCから取り寄せになった。

ステップ位置を変更してスタンディングで乗りやすいように…と若干グリップを開いたハンドル・バーも

今シーズンはステップ位置変更を見送り「シッティング」で乗ることにしたので、ステム周りをバラすついでに

デフォのバーに戻そうと思う。

早速バラして、ベアリングを開けてみる…水の浸入も無く状態は良い。

グリスをふき取り、ボールレースの状態を見てみたが、打痕バリバリを予想してたのに

再使用可能なくらいにきれい…なんだ?わからんな…ロワー側が傷んでるのか?と…

ステムを抜いてグリスをふき取ってみた…ん~~~まぁ、確かに打痕は出来つつあるが

あのクリックを生じさせるほどの深さではないような…あ~~~ワカンネ!ベアリング、取り寄せちまったし…

…と、いうわけで作業を続けるw

写真を見てのとおり、ロワー側はテーパーローラーが標準…こいつをステムから抜くのが大変w

抜くと言うより壊して外してるのだが、最初にローラーを連結しているホルダーの一部を切り

端をプライヤーで掴み巻き取るようにホルダーを巻いていく。

ローラーが1/3くらいポロポロと落ちたら、あとはホルダーごと外してしまう。

こうしてベアリングのレースに手が届くようになったが、とにかくこいつが硬い…

グラインダーでステムを傷つけないように気を使いながら、すこしづつ削っていく。

ステムに密着してる面を削っていくと、紙のように薄くなった所から勝手に ひび が入るので

そのひびを誘導するがごとく、じわじわと削っていく。

これくらい削れば…と思いはじめた頃にタガネを使ってハンマーで打ち出すと、ポロっと取れるわけだが

時々、「あ…」みたいなw

刃が当たってるところは直接見えないので、たまに削りすぎてしまうw

上下のレースを打ち替えたあと、錆止めの油まみれのベアリングをガソリンで洗い、

いったんキレイに油分を落としてよく乾かし、手のひらで揉むようにグリスを詰め込んでいく。

極圧剤入りウレアグリス…極圧剤という名前が気になり、硬いけどそうベタベタ使わなければ大丈夫かと

ウレアで組み上げてみた…再度バラしてガソリンで洗浄www

遠慮がちに使っても、硬いものは硬かった!w

重くて仕方ないので、素直にリチウムで組み上げてみた。

手がグリスでベタベタだったので、この間写真無し!w

フロント周りを組み上げ、保管中はスプリングを最弱にセットしていたリアサスのイニシャルをいじったり、

販売終了のブレーキホースのガイドを、他車のそれを流用したり…と、こまごましたことを片付けていたら

いつのまにか、陽が暮れてきたので、試乗は明日以降となったw

おつかれ~w自分。