ホワイトホース 極北の暮らし(オーロラ出ず)

3日目の夜、B&Bのオーナーさんから、今晩はオーロラが出そうと言われました。
オーナーさんはホワイトホースに40年以上暮らしている方。
これは期待大！と思い、頑張って夜更かししました。

私はベッドで読書したりネットしたり、
主人はソファで、30分毎にアラームをセットして、熟睡しては起きてを繰り返してました。
結局、夜中の2時半まで頑張ったけど、空は真っ暗のまま。えーん
3泊もすれば見られると思ってたのに甘かったかな。

オーロラは、AURORA FORECASTでレベルを毎日確認しました。
3日目の夜のレベルは"7"と、悪くなかったのにな。

オーロラが見られなくても、私はこの極北のホワイトホースが大好きになりました。
山や林の雪景色は美しいし、人も少なく、車も少なく、全てがゆったりしています。

旅行中、行きたい場所の住所が記載されていないことが何度かありました。
行き方を聞いてみると、非常にざっくりな回答が帰ってきます。
xxキロくらい進んだら右折、目印は茶色のポストだよ、とか、
この道沿いの右手にあるよ、きっと分かるから。
全てがこんな感じなので、普段ナビに頼りっぱなしの私達にはちょっと厳しかったです。

極北の暮らしを垣間見ることもできました♪
犬ぞりツアーのご家族が暮らす家は、広い湖を渡ったところにあり、道路も何もありません。



買い物は湖を渡って行き、冬はスノーモービル、夏はボートを使うそうです。
スノーモービルでもボートでも行けない時期があるため、数か月分まとめ買いするのだとか。
その家には、犬ぞりを楽しむ旅行者の方も泊まって一緒に暮らしているそうです。

このご家族は、トロントなんて暑くて住めない！と言ってました(驚)。
日本の夏なんて、もっとずっと無理でしょうね。

車も北国仕様で、どの車もフロントバンパーから電源コードがポロンと出ていました。
ブロックヒーター用とのこと。
寒くなるとエンジンがかからなくなるため、停車中はプラグをコンセントに繋いでエンジンが冷え切らないようにするそうです。
冬はマイナス50℃になることもある地域なので、必需品なのですね。

そしてフロントバンパーをダンボール等でカバーしている車も多かったです。
これは最後まで、何のためか分かりませんでした...?



ちなみに、ユーコン準州の車のナンバープレートは、ゴールドラッシュの砂金採りです。



こちらはダウンタウンでみかけた自転車。
タイヤがとても太いです。



オーロラは残念でしたが、ホワイトホースで過ごした時間はすごく良かったです。
犬ぞりと温泉と近場の散策だけで、十分にリフレッシュできました。
楽しかった～。犬もかわいかったし♪



お天気に恵まれ、トロントよりずっと気温が高かったのもよかったです。
連れて行ってくれた主人に感謝です。


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