1～6歳くらいの子供によくできる、伝染性のいぼです。わきの下など、皮膚がすれ合うやわらかいところによくできますが、かゆみや痛みはありません。
水いぼをつぶすと、白くて小さい粒のようなものが出てきます。これがウイルスのかたまりです。こすれたりしていぼが破れると、ウイルスが飛び散ってほかのところにつき、増えていきます。
プールやおふろなど、肌がふれあう場所で感染しやすいので、治るまでは気をつけてください。アトピー性皮膚炎の子はうつりやすいので、特に注意が必要です。
ウイルスに対する免疫ができてくるので、つぶしたりしなければ6ヶ月から1年で自然に治ります。水いぼは自家感染をを起こし、ほかの部位に広がることもあるので、長くかかるようであれば病院で取ってもらいましょう。ちょっと痛い治療です。
取らなくてもよい、と言う人もいますが、当院では300個まで増えた子を見ました。取らないで治るのを待つ場合はプールには入れません。