あやし小児科医院 第2ホームページ

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SARS発祥の地 中国トイレ事情~トイレを語らずして中国を語るべからず~

2004-06-25 00:05:10 | Weblog
 
中国へ旅行に行った人(特に女性)の中で、「トイレが汚い、入りにくい。」等の理由でもう二度と行きたくないという人がいると聞きます。私は結構平気ですが、皆さんはいかがでしょうか。経験者の声を集めたサイトから一部を抜粋しました。

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“町中のトイレは有料トイレが多い"
北京の王府井や西単などの繁華街のトイレ(大通りから少し外れた路地に多い)は基本的に有料で、今は、町中や観光地どこも有料トイレだ。1~3角('92)を入り口にいる人に払うとピンクの“手紙"(トイレットペーパー)がもらえる。すずめの涙ほどしかもらえず、「これだけで、大丈夫なのか」と心配しつつ中に入る。予想に反して仕切り有りの比較的清潔なトイレだった。(有料トイレは人が常駐しているので掃除が行き届いている?)男子トイレ(小)は昔、国鉄の駅によくあったトイレ(便器なし、コンクリート造り)で、「こんなトイレもう日本にはほとんどないなあ。」と思いつつ用を足し外へ出た。


“どういうトイレが一般的か"
まず、9割方ドアはない。街のトイレなら仕切りがあるが田舎にいくと無い所(床に穴があいているだけ)がある。そういうトイレは異臭がただよい、汚い。管理人(おばちゃんが多い)がいる所は比較的掃除が行き届いている(?)。日本みたいに奥に向かって座るのではなく、手前を向いて用を足している。
かなりの数のトイレが手洗い用の水道がない。またはあったとしても使えない状態で、蛇口のひねる所がなかったり、あったとしても元栓が止められていたりするので手を洗うことができないので、覚悟しておくこと。


“田舎のトイレはうわさ通りのトイレ!!"
さすがに田舎へ行くと有料トイレは少ない。「無料だ。ラッキー。」というのはまだ早い。その代わりに大きな試練が待ち構えているのだ。勇気のある人は入るとよい。仕切りなどなく、悪臭が漂い、昔懐かしいボットン便を思い出す。これでは女性が敬遠することが理解できる。とはいえ、平気で入る女性もいるそうだからたいしたものだ。


“中国のトイレはなぜ水洗式でないのか"
日本でも以前はそうであったが、中国では、屎尿を汲み取り、有機肥料として農家へ売却されている。最近は化学肥料も普及しているが、農村部では以前として有機肥料を使っているので需要は減りつつあるが存続はしている。また、下水処理施設は普及度が低く、有機肥料の需要もまだあるので依然として旧来のままである。都市部では徐々に水洗式が普及しつつある。


“女性はどこのトイレに行けばよいか?"
ホテルのトイレに行く。(無料でしかも清潔)
友諠商店やデパートのトイレに行く(無料が多い。比較的清潔)
繁華街のトイレに行く(有料。比較的清潔)
住宅街の公共トイレに行く(無料。掃除をしてないせいか汚い)
我慢する
注)日本のようにトイレットペーパーは備え付けられていないので必ず、トイレットペーパー(2種類-白とピンクがあり、ピンクは紙の質が悪く、拭くと痛くなり、流れないので便器の脇にあるくずかごに捨てる。白は日本と同じ)を携帯してください。


"番外編-火車(汽車)のトイレ-“
水洗式だが、タンクがなく、垂れ流しなので、駅に到着する10分くらい前にはトイレのドアの鍵を閉められますので注意してください。また、トイレットペーパーは備え付けられていないので、持参してください。
最近の新しい列車はきれいなトイレが登場してきた。古い直快のトイレは流れる水の量が少なく、トイレに入ると、汚いものがまだ残っている場合がある。


トイレ体験談

溝トイレは、大いなる疑問でした。 以前、聞いた話では、定期的に水が流れてきて、溜まっている汚物を押し流すのだという事でした。それまでは、溜り放題。うーん、合理的というのかなぁ。 まだまだ、田舎に行けば、こえだめスタイルのトイレは健在です。土楼見学ツアーに参加したとき、やっぱりこえだめトイレでした。直径2-3メートルの穴に板2枚を渡しただけの。板の下は全部アレ。一応、屋根と囲いはあるんだけど、覚悟して入りました。最高にスリルのあったトイレです。


中国に3回ほど行きましたが、未だに分からないのが溝のトイレに大便をした場合、どうやって流すのかと言う事です。私は昆明のあるデパートで大きい方をした後、表に水が溜めてあってその上に張り紙があって何となく理解できたのはどうやらここで大をしては駄目なのか、ということでした。でももうした後だったのでどうする事も出来ず、そのまま流す事もなく出てきてしまいました。それでよかったのでしょうか。ちなみにそこはドアがありました。(無料)


寧夏回族自治区の銀川駅のトイレはすごい。通路の突き当たりにトイレの入り口があって、トイレに入ってすぐの正面が大便用の便所になっています。しかも、ドアやのれん等がないので、通路からウンコしているところが丸見えです。これは男子便所ですが、女子便所が通路の途中にあるので、便所に行く女性は嫌でもウンコしている男の方に向かって歩く事になります。女子便所もけっこう見えます。そこでしている人がいるところが恐い。<>



「ありがた迷惑?有料トイレ」
 あれは、どこの都市だっただろうか?忘れてしまったがとある街で親切な有料トイレがあった。看板にはこう書かれている。
『大便3角』
 そう、小便はただなのである。正確には、紙代だけの請求だ。これから、おっきいのしようとする人と女性だけが、お金を請求される。便壷の関係だろう。 その時、私は、小さい方に用事があったので、お金は払わなかった。
しかし、私は、直感的に感じていた。
『このシステムなら小の方で大する奴いるだろう』
小便溝に汚物があるぐらいは、許してやろう。私は、そう思い中に入った。しかし、中国はいつも私の期待の遥か上を行ってくれる。


『リアルタイムで存在するな。しかも、2人。』
小便する人間の並ぶ中、約二人ほど座っている奴がいる。小便で座る男を私はしらない。汚物の量も私が想像していたより遥かに大量に存在している。一体何人の人間が、無賃潜伏していたのだろう。
 ふとJRのキセル問題が頭をよぎった。


 ここで紹介するトイレ事情は甘い。有料だからといって安心できないのが中国だ。ホテルや友誼商店を除いて、大概がドアなしのオープントイレが普通だ。コンクリートの溝があり、これにまたがってする。初めてこのタイプのトイレに入ったとき、先客がまさに大便をしていて、目があってしまった。そのまま回れ右して帰ろうと思ったが、それも失礼かなと小便して出た。北京市内でも有料トイレといえばこのタイプだ。北京郊外の武術道場を訪問したとき、そこの門弟がトイレに案内してくれたのだが、荷物を持つという。まさか持って逃げるはずはないとは思ったが、何故そんなことをするのか不思議だった。トイレに入って事情がつかめた。荷物を置く場所がないほど汚いのだ。しかも先の門弟は私がするのを見ている。
落ち着いてするならホテルのトイレしかあるまい。でも北京飯店のトイレを借りたときには、立派な紳士風の係りが手洗いの蛇口をひねり、しかもタオルまで出してくれたんだ。小心な私はあわててしまいました。まあ、あれやこれやと経験するうちになれます。トイレには異文化を感じますが、なにはともあれ食事や文化遺跡はすばらしいから、是非出かけましょう。 


1 コメント

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大陸 (BouzeTono-he)
2004-06-25 20:40:59
中国は何度いっても思うけど、大陸だね!

素晴らしい。真理を突いているよ。男も女も大人も子供も食って寝て糞して生きている。その普遍の対して素直だね。凄い!!!