熱中症はどのようにして起こるのか?
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因としては、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因としては、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
人間の身体は、平常時は体温が上がっても、汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。
熱中症を引き起こす3つの要因
・要因その1 環 境
・要因その2 からだ
・要因その3 行 動
体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、
どんどん身体に熱が溜まってしまいます。
このような状態が熱中症です。
熱中症を予防するにはどうしたらよいの?
・無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう
・室内でも温度を測りましょう
・体調の悪いときは特に注意しましょう。
熱中症予防のドリンク
市販のイオン飲料は高いので自分で作りたい、という場合の簡単な作り方を紹介します。
材料は水と砂糖と塩のみ。
割合は
水1リットルに対して砂糖が25g、塩が2g。
これを混ぜるだけです。
ここにクエン酸を加えるのもいいですね。
レモンなどの柑橘系の果汁を加えるとより効果的です。
熱中症に効果がでる水分補給をするタイミングは?
喉が渇いたと思ってから飲んだのではタイミングとしては遅いです。
理由は、水分補給をしてもすぐに吸収されるわけではないからです。
喉が渇いたと思う前に飲んでおかないと間に合いません。
外で作業をするのなら、その前に水分補給をしておきましょう。
熱中症予防で避けるべき飲み物
熱中症で効果のあるドリンクについて書きましたが、避けるべき飲み物もあります。
それは、
コーヒーなどのカフェイン系
お茶(特に濃いもの)
お酒
です。
お酒がだめなのは、利尿作用があるので、かえって水分がなくなってしまうからですね。
それと同様にカフェインにも利尿作用があるので熱中症対策としては逆効果です。
熱中症の対処方法(応急処置)