あやし小児科医院 第2ホームページ

あやし小児科医院第1ホームページに載せきれなかった情報、横道にそれた話題をランダムに掲載します。

9月27日(火)から、インフルエンザワクチンの予約を始めます

2011-09-26 23:19:51 | Weblog

インフルエンザワクチンの予約について 

 

1回目の接種は10月1日(土)から11月12日(土)までです。

 

電話または窓口で、空いている希望の日を予約して下さい。

1日10~20名限定。計500名で終了となります。

 

受付電話番号は 022-392-1881

電話受付時間は 9:00~12:00、14:00~17:00(休診日を除く)

  12:00~14:00 は休憩時間ですので、緊急以外のお電話はご遠慮下さい。

 

【対象】

生後6カ月~成人の方です。

卵アレルギーの方は受けられません。

 

【接種回数・料金】

6カ月~小学生 ・・・2回接種、1回につき3000円

中学生以上   ・・・1回のみ接種、3000円

 

予約した日(1回目)、及び2回目(2~3週後)に連絡なく来院なさらない場合はキャンセル扱いとなります。

必ず母子手帳を持参して下さい。中高生であっても保護者の同伴が必要です。

 

【ワクチン株】

 

今季のインフルエンザワクチンには次の3種類の抗原が含まれます。

 

(1)新型ブタインフル A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm09株

(2)季節性A香港型 A/ビクトリア/210/2009(H3N2)株

(3)季節性B型 B/ブリスベン/60/2008株

 

1つのワクチンで新型インフルエンザと季節性インフルエンザ(A型、B型)に効果があります

 

なお、インフルエンザワクチンは発病を阻止するものではなく、重症化を防ぎ、死亡率を下げるためのものです。従って接種しても罹患することはあります。

 

以上のことをご理解の上、予約をお願いします。

     

                 あやし小児科医院

 


新しい子宮頚がん予防ワクチン「ガーダシル」が使えるようになります

2011-09-14 23:36:31 | Weblog

9月15日から、新しい子宮頚がん予防ワクチン「ガーダシル」が公費で使えるようになりました。

これまでの子宮頚がん予防ワクチンは「サーバリックス」だけでした。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)には100種類以上の型があります。

16型と18型は主に子宮頚がんの原因となり、6型、11型は良性のイボ(尖圭コンジローマ)の原因となります。

 

「サーバリックス」、「ガーダシル」はどちらも16型と18型に有効です。

このどちらかを接種すれば、子宮頚がんの70%を防ぐことができます。

さらに「ガーダシル」は6型、11型にも有効ですので、尖圭コンジローマを予防する効果もあります。

 

「サーバリックス」は注射部位の疼痛、腫脹、だるさが強いとされますが、抗体価は「ガーダシル」より高くなり、「サーバリックス」の方ががん予防効果は長く続く可能性があります。

 

被験者の追跡から、効果の持続は両者とも8年までは十分持続することが分かっています(それ以後は追跡中です)。

 

「サーバリックス」も「ガーダシル」も、どちらも半年の間に3回接種します。途中でワクチンの種類を変更することはできません。

公費で接種出来るのは中1~高2の女子です。ただし高2女子は9月中に1回目を受け、かつ平成24年3月31日までに3回目を終了した場合にのみ無料となります。

それ以外の方は有料になります。費用は1回15,900円(3回で47,700円)です。

妊娠中は接種できません。

最近メルク社がHPVの9つの型に有効な新ワクチンの治験を申請しましたが、使えるようになるのは5年以上先となります。

 

当院では9月15日以降、新たに接種を始める方には「ガーダシル」をお勧めします。

 

予約は不要ですが、必ず母子手帳と保護者の同伴が必要です。

接種した後は運動はできません。

接種後30分間は様子を見ていただきますので、遅くても16時半までには来院して下さい。