あやし小児科医院 第2ホームページ

あやし小児科医院第1ホームページに載せきれなかった情報、横道にそれた話題をランダムに掲載します。

親の禁煙、子のぜんそくに予防効果

2014-12-27 18:11:03 | Weblog

 「親の禁煙、子のぜんそくに予防効果」 大阪の医師ら発表

朝日新聞デジタル 2015年1月6日21時57分
 
 親が禁煙すれば子どものぜんそくが重症化するのを防げることを、大阪府立成人病センターの田淵貴大医師らの研究グループが明らかにした。

4歳半~8歳の間にぜんそくで入院する子を少なくとも2割近く減らせるという。

児ぜんそくと親の喫煙の関係は指摘されていたが、禁煙の予防効果を具体的に示したのは初めて。

 厚生労働省の大規模追跡調査に参加した2001年生まれの子ども4万3千人を対象に、生後半年時点の親の喫煙状況と、8歳までのぜんそく入院の経験を、三つの年齢層で調べた。

両親が室内で吸っていた3399人中52人が4歳半~8歳でぜんそくで入院していたが、両親とも吸わない1万4117人では入院したのは112人だった。

 喫煙以外の要因を除いた上で、両親が室内で吸う子がぜんそくで入院する確率は、両親がたばこを吸わない子に比べて、①生後半年~2歳半で1・54倍②2歳半~4歳半で1・43倍③4歳半~8歳で1・72倍になった。

 調査結果を日本全体に当てはめると、両親とも禁煙すれば、少なくとも①の年齢層で8・3%(4970人)②で9・3%(4950人)③で18・2%(1万940人)の入院を減らせるという。

田淵さんは「子どものぜんそくの8~18%は親の喫煙が原因といえる」と話す。研究成果は米医学誌電子版に掲載された。


RSウイルス感染者拡大 ここ10年で過去最多

2014-12-09 22:53:41 | Weblog

TBS(JNN) 12月9日(火)19時24分配信


乳幼児に肺炎や気管支炎などを引き起こす恐れのある「RSウイルス」の感染が、子どもたちの間で広がっている。

患者の数はこの10年で最も多くなっていて、有効なワクチンがないことから、国立感染症研究所は手洗いやうがいの徹底を呼びかけている。

「RSウイルス」は、感染すると発熱などかぜに似た症状があらわれる病気。

 

国立感染症研究所によりますと、先月24日から30日までの1週間に全国でRSウイルスの感染が確認された患者は、調査を始めた2003年11月以来、過去最多の5495人に上った。

感染者が5000人を超えたのは2週連続で、全国的に急速に感染が広がりつつある。

RSウイルスは主に乳幼児で流行し、特に6か月未満の乳児が感染すると肺炎や気管支炎などを引き起こし、重症化することがある。

都道府県別に患者の数をみますと、北海道が376人、埼玉県が341人、東京都が340人、大阪府が317人などとなっている。

 RSウイルスの流行は、例年12月から1月にかけてピークを迎えていて、今後、しばらく流行が続くおそれがある。

「(流行は)1月とかあと数週間ぐらいという感じです。ワクチンがないので(対策は)原始的な方法しかない。

手洗いをするとかマスクをしてうつさない、そういうことしかない」(国立感染症研究所 木村博一室長)

 国立感染症研究所は、手洗いやうがいなど対策の徹底を呼びかけている。


 


インフルエンザ第1号!

2014-12-02 12:11:59 | Weblog

本日、当院で今季第1号のインフルエンザ患者が出ました。

患者さんは小学校4年生で、インフルエンザA型です。今年ワクチンは接種していませんでした。

その子のクラスは38人中18年が欠席していて(うち4名がインフルエンザ)、学級閉鎖中とのことです。

 

東北地方は今日から急に寒くなってきましたので、大流行の条件は整いました。

学校が冬休みになるまで、マスク着用、うがい、手洗い、人込みに行かない、など気をつけましょう。

もちろんワクチンは済んでますよね。