なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

飯塚病院 仲間です。

2010-06-19 14:16:25 | Weblog
一年ぶりの登場です。
皆さんお元気でしょうか?飯塚病院 消化器内科、現在5年目の仲間です。
報告が遅れましたが、私も今年から消化器内科のスタッフとなりました。

現在の私は基本的には週1回の外来と透視日以外は内視鏡三昧(昨年は約1700例(上部1000例、下部700例)症例数は昨年度は内視鏡室トップでした!!)という日々で、内視鏡おたくの私としては幸せいっぱいの日々を送っております。

扱う疾患としては消化管癌(胃癌・大腸癌)・IBD・腸閉そく・GIST・胃悪性リンパ腫・すい臓癌・・・・などなど。
うちの消化器内科は大きくERCPチームと静脈瘤治療チームに分かれていて、私は静脈瘤治療チームに所属しており、しかも現在は静脈瘤チームで私の上はボス一人という、たいへんおいしいポジションで静脈瘤治療の勉強もしています。

現在やっていることとしては通常内視鏡検査・静脈瘤治療(EVL・EIS、詳しくはまたそのうち)、EUS(超音波内視鏡)、EUS-FNA(超音波内視鏡下に粘膜下腫瘍やすい臓を穿刺)、EMR、イレウスチューブ、透視、ダブルバルーン内視鏡・・・・・そしてなんといってもESD(内視鏡的粘膜下層剥離術、早期癌に対する内視鏡治療、最近術者になることも多くなってきました)などなどと、国永先生・奥村先生・轟先生などとはちょっと路線が違いますが、マニアックに頑張っております。

とここまでは前置きです。報告が二つあります。
まず一つ目は先週日曜日の6月13日に
「第一回 若飯会(わかめし会)」
を開催しました。
これは内科の若手医師(僕の飲み仲間です(笑))6人で「あなたの科にはこんなことが聞きたい」というのをお互い出し合って、フリースタイルに教えあう勉強会です。全医師(若手としてのハートをもっていればだれでも参加可)によびかけ、今回は日曜午後にもかかわらず32人(全医師約250人中)の参加を頂き、1講座30分、全6講座(消化器・循環器・肝臓内科・腎臓内科・呼吸器・糖尿病)を行いました。
演題も「ある日の採血でCreが2になってた・・・どうする?」とか「結核・・・・そして疑え!!!」など・・ちなみに私は「使いこなしてる???院内の胃薬!!」などという感じです。おもしろそうでしょう?!

もっとも大きな目的は内科・外科問わずすべての科の医師と顔見知りになり、とかく各科のハードルが高くなりがちな大病院でコミュニケーションを良好にし、お互いの仕事をやりやすくして、そのことでよりよい医療をしていきたい!!!というものです。したがって会の本当の本番は勉強会ごの飲み会だったりして(笑)

ちなみに参加してくれた方はもちろん参加できなかった人からの反響よくて、今後も2回・3回と開催し、できれば全職員参加型にしていくこととなりました。こういうやり方は中徳時代にコミュニケーションの大事さをDrはもちろんコメディカルのみなさんから学んだことで実行に移せたとおもいますす。

みなさーん、僕もがんばってますよーーー!!!

ちなみに来月にとても楽しみなことが待っています・・・・。
なんと現在中徳の総合診療科で頑張っているDrHが飯塚病院消化器内科に研修に来てくれるとのこと・・・。
めちゃくちゃうれしいです。まってるからねH先生。
でも同時にあの激務の中徳から人を預かるということ・・・とても緊張します。1か月というとても短い時間だけれど・・・なにかをもって帰ってもらわなければ・・・。
私としては上部内視鏡の独り立ち、緊急内視鏡(上部止血・異物除去)の独り立ち、そして中徳に帰る頃には下部内視鏡のトレーニングを始められるような状態にする・・・。それが目標です。

中徳の初期研修をクリアーした逸材なのだからどんなに鍛え上げても音を上げることはないでしょう(^^)
いろいろと楽しい研修計画を考えているから楽しみにしていてね・・・H先生。とりあえず来た日の夜からはじめるよ!!

あー、一年分書いた気がするので、今回はこれで・・。


飯塚病院消化器内科 仲間 直崇

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1 コメント

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Unknown (今西)
2010-06-20 22:25:46
仲間先生、こんにちは
内視鏡数トップってすごいですね!!
全力投球している姿が目に浮かびます。
先日、小児T&Aで飯塚の先生方がおいでになりましたが、仲間先生のことを相談しやすいいい先生と絶賛しておられました。
8月のビーチパーティはぜひ来てくださいね。
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