後期研修医スキルアップセミナーが開かれました。
写真はKJ法を利用したグループ作業の様子です。
このセミナーは当院國永先生の発案で始まったものです。後期研修医は診療を通して、自らの研鑽だけでなく、後輩指導においても重要なポジションです。ちょっとした指導スキルをマスターすることで指導内容は格段に良くなります。
学ぶ、教えるをテーマに、指導医講習会の内容をベースにして、後期研修医の日常に即したカリキュラムを組んでみました。ワークショップ形式を多用することで、参加型のセミナーとなっています。人気のある外部講師もお招きしました。
今回は全国の徳洲会から12名の参加がありました。離島研修などで顔見知りの研修医も多く、和気あいあいとした雰囲気でした。「WS4 研修指導医のあり方とは?」においては、コンサルトにやってきた研修医と指導医のやり取りを、デモビデオを見た後に、「良い指導医」「悪い指導医」の設定でロールプレイを行っていただきました。自分を見つめなおすいい機会だったと好評でした。
年に2度開催していく予定で、沖縄や札幌での開催も計画しています。
今回は以下のようなカリキュラムで行いました。
趣旨説明 松元(岸和田)
WSの進め方、アイスブレーキング 今西(沖縄中部)
WS1 EBMカンファレンス 名郷直樹(地域医療振興協会)
WS2 臨床研究デザイン 尾藤誠司(国立病院機構)
WS3 研修研修指導の充実に向けて 佐土原(福岡)
レクチャーの改善 佐土原
WS4 研修指導医のあり方とは? 松元
効果的なフィードバックの技法 佐土原
臨床現場でのプレゼンテーション 佐土原
WS5 対応に困った指導医への対応 今西
ベッドサイドでの教育 佐土原
WS:ワークショップ形式
ディレクター: 松元陽一 岸和田徳洲会病院総合診療部部長
タスクフォース:佐土原道人 福岡徳洲会病院救急診療科医長
今西康次 沖縄中部徳洲会病院小児科
今西康次
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます