2012.4.21(土)
テント泊の予定をしていたこの週末、またしても土日の天気予報は下り坂。
GW前に雨に濡れて風邪でも引いたんじゃシャレにならない、とあっさり予定変更して、奥多摩へ。


どこへ行こうか?悩んだ結果、以前sanpoさんのレポで見た「サルギ尾根」を
歩いてみたかったのでここに決定(sanpoさん、いつも勝手にスイマセン)
武蔵五日市駅7:05発上養沢行きのバスに乗り、「大岳鍾乳洞入口」下車。
ここで降りたのは私たち4人のみ。秋川渓谷はちょうど桜が満開のようでキレイでした。


(神社に小さな公衆トイレ有)


まずは高岩山を目指しますが、登り始めがいきなりの急坂。
前日の雨で濡れているので転ばないように進みます。そこを越えるとなだらかに。


おや?あの後姿は??? 春蘭(シュンラン)ちゃんでした。
今年初見、嬉しい~


おや?今度は3姉妹?

まるで”Choo Choo TRAIN


山中は真白く展望も何もないけれど、足元に時折咲いてる花を見つける楽しみがあります。


段々と尾根が細くなり、イワイワしてきました。


第一ベンチ、第二ベンチ?を越え”炭焼き窯跡”を越え、809ピークを過ぎると・・・

みーっけた★

色白岩団扇(イワウチワ)ちゃんと・・・

ほんのり頬をピンクに染めた子・・・よかった、間に合った。
数は少なかったですが、ご対面できました。


ちょこちょこアップダウンしながら「高岩山920m」到着。
そしてその後は今日一番の急登、ふくらはぎが突っ張ります。


ひーこら言いながら登っていくと、モヤの中に人工的な物体が見えて・・・
そこが「上高岩山」展望台でした。なーーにも見えません。


ロックガーデン方面の分岐。ロックガーデンへは悪路?と書かれていました。
サルギ尾根は昔大岳山への登拝路だったのでしょうか、あまり人が歩かなそうでもしっかり石積の階段がありました。


芥場峠まで来ると、今までほとんど人に会わなかったのに急に賑やかに。
こんな天気でもやっぱり人気の「大岳山」
雨は小雨程度だったけど、気温が低くとても寒い。
予定では山頂も行くつもりだったけど何度か行っているのでパス。
体が冷え切ってしまわないうちに簡単に昼食を済ませ、馬頭刈尾根で下山します。
思わず手袋、フリースと着込んでしまうほど寒かったです。


それにしても・・・今日はどこもかしこもモヤモヤ。

モヤの中からいきなり現れた看板。買っちゃう???

富士見台ももちろん何も見えません。確か以前大岳山が見えたような(多分富士も?)
当初は「軍道」まで歩くつもりでしたが、この天気なのであっさりゆるゆるコースに変更して・・・

転ばないように気をつけて・・・


滑りやすい鉄階段を下り、つづら岩を見上げ・・・

滝ルートで千足へ降りることにしました。
こんな天気でもクライマーさんたちが岩に貼り付いていました。


急斜面をぐんぐん降りると「綾滝」サラサラ流れるような滝。


明るい沢沿いの道は夏じゃなくてもみずみずしくて気持ち良い


もののけの森みたいですね。


足元に咲く花たちが生き生き。気持ちのよい沢沿いの道を進んでいくと、

「天狗の滝」に到着。こっちの滝は「綾滝」より落差もあり大きいです>>以前のレポ


滝つぼでイワナが釣れるらしいですよー


コチャルメルソウや・・・

魚のうろこのような・・・何?


姫蓮華(ヒメレンゲ )? 深山黄華鬘(ミヤマキケマン)?
色んな植物に出会え、楽しい道でした。


「林道に新しくトイレを作ったから使ってね」と先ほどの釣のオジサマに言われたとおりトイレ発見。
千足に出るとバスは1時間後だったので「払沢の滝バス停」まで歩きます。
檜原小学校の桜が満開でした。

バス停は登山客でいっぱい。
バスの時間まで「ちとせ屋」でうの花ドーナツを買ったり、厚揚げを買ったり(最高に美味しかった!)
そしてお気に入りの「瀬音の湯」へ。
いつも混んでた温泉、悪天候のせいか?空いていてラッキー

初めて歩いたサルギ尾根、リョウブ(多分)あせび(花は終わってた)雑木、そして岩、と、
変化があって飽きない尾根、天気が良ければまた違うものが見えて楽しそうだなーと思いました。

日帰りでもテント泊でもやっぱり楽しい山歩き、身も心もリフレッシュして帰りました。
おしまい。
【行程】武蔵五日市駅7:05→上養沢神社スタート7:45→高岩山頂9:50→上高岩山10:25→大岳鳥居11:30~12:00→つづら岩分岐13:10→千足バス停14:55→瀬音の湯→武蔵五日市駅
(花撮影、昼食・休憩含む)