カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

春は新潟、花の山

2024-03-29 | ヤマのこと

2024.3.28(木)スプリングエフェメラルと言えば新潟、花の山


3年ぶりにお邪魔しました

わらさんにアテンドしていただき、今回は樋曽山~福井山~角田山と縦走します



ご主人にもご協力頂き角田浜に車を置いて、ニコラスCarで間瀬口まで運んでいただく。
登山口からぐいっと登ればもう花の道、シュンランがお出迎え



東京のより3倍でっかい!カンアオイ



シロキツネノサカズキモドキ



コシノコバイモ カタクリ雪割草添え



オウレン祭り
新潟の花の常連さんたちとの再会は続く



前日までは寒かったけど、この日の最高気温は17℃予報
そのおかげか、カタクリたちが目覚め始めた





キターー



シロバナもキターーー



ミチノクエンゴサク



ちっちゃくてカワイイエンレイソウ





ちっちゃくて控えめな手書き山頂標識



その他、ネコノメソウ、ナガハシスミレ、スミレサイシン、ナニワズなど春の花たくさん見て、



わらさんと初めて会った2016年、雪&アラレ&土砂降り雨の思い出の”五ヶ峠”へ降り、角田山へ

さて、雪割草はと言うと・・・









新潟、春の花パワー炸裂!











手前も奥も雪割草だらけ~
しかも傷んだ花が無くて、みんな咲きたてフレッシュなカワイ子ちゃんばかり



興奮しすぎたのでしばしクールダウン
雲多めになりましたが、佐渡と金北山は良く見えている。
佐渡、近いですね (って去年も行ってるのに)



角田山山頂まで来るのは7年ぶりでした スパッツいらなかったなぁ、またしても大汗かきました

おやつで一休みしたらそろそろ下山の時間



ショウジョウバカマ咲き初め


東京では見れない紫のキクザキイチゲ

灯台コースはまだカタクリが咲いていなさそう、と桜尾根を下山することにしたら



斜面にびっしりカタクリさん うまく撮れてないけど



曇ってしまい陽の光が無いのが残念でしたが、







標高を下げるにつれ、雪割草がえらいことに







うすーいピンク色が写真では出ないんだよねぇ・・・と言いながら頑張る





キバナノアマナ コラボ

一体何回シャッターを切ったことか?
撮っても撮っても・・・この色は撮った?あの株は色が少し違う??なんてきりがない



桜尾根の凄さを再認識しながら



スタートに戻る頃には朝一杯だった車もほとんどいなくなってた

平日だったからゆっくり花を愛でられたけど、この土日晴れたら大変そう・・・
自由にのびのびと咲く春の花たちと、三年ぶりに山友に会えたことが嬉しく楽しい一日
素敵な道を案内していただきありがとうございました♪






【行程】東京6:08ー燕三条7:58  間瀬口9:25⇒樋曽山⇒福井山⇒五ヶ峠12:30(トイレ有)⇒角田山13:50⇒桜尾根コース登山口15:51
    ~てまりの湯~ 燕三条18:02ー東京19:52   

※累積標高差 登り717m 下り813m 距離9.5km


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ミツマタ桃源郷 萩野高取山

2024-03-27 | ヤマのこと

2024.3.24(日)相州アルプスの一部、萩野高取山~経ヶ岳へ


今年は開花しているミツマタに2回連続して会えなかった
ん~~このままではミツマタ欲が満たされない・・・と急遽東丹沢のミツマタ桃源郷を目指すことに。



土曜日は一日雨で、日曜日は夕方まで降らなそう?
天気予報を信じて本厚木駅からバスに乗り、東谷戸入口BSで下車
初めての場所でしたが要所に案内板があったので迷わず行けた。



土手にいっぱいのホトケノザとナズナ
山に行くときあちこちで見かけるけど、我が家の周辺では見ることのない花



今年初見のキブシ



鮮やかカラーの元気なスミレ



などを見ながらゴルフ場の間を抜け、30分ほどで大平登山口へ



ここがミツマタ桃源郷と呼ばれている場所
よかった、ちゃんと咲いてるの見れた



入口を振り返るとこんな感じ



ミツマタの良い香り~



範囲は狭いですが、ミツマタの間を歩けるくらい密集している場所もあり





やっぱりこのくらい咲いてるところを見たいよね♪



ミツマタ欲が満たされたので登山道に戻り、山頂を目指します。
ここは初めて来たけどバス停から近いから良いですね、
規模としてはやはり不動尻のほうが数倍大きいけど・・・



登山道に入ると、噂通りの急登



ふくらはぎのつっぱる急坂を4回ほど繰り返すとようやく尾根へ



案内板の通りに進むと、そこが”発句石(ほっくいし)”でした。 また石に手書きのお地蔵さんが・・・



石のある場所は切り立った崖の先端、右手に大山、すぐ下に採石場が見えます。
切り立った、というか以前はこの先に尾根が続いていたのが採石の為削られてしまったようです。
この西山の採石乱開発を止め、西山の自然と山容を守るために活動しているのが「西山を守る会」
このエリアの登山道整備もしてくれています。



発句石からすぐのところが”萩野高取山”
次のピークまでは緩やかな尾根歩きで



華厳山到着



そしてどこまで降りるの~ってくらい降りて



降りたら登る
またまた急坂でしたが、登山口から”発句石”までの急坂に比べたら滑らないから楽でした



登り返した先が”経ヶ岳”



ここからは展望が良いはずなのですが、この日は曇りのち雨ですから仕方ない
幻想的に浮かび上がる丹沢山周辺はまだ(また?)雪が付いている



経ヶ岳までは前回来ていたので、これで繋がったかな。
下りは前回と同じく田代方面へ
ここからは実線ルートなので急に歩きやすくなる



仏果山を見ながら



一旦林道を横切ると、この辺り伐採がすごい



ぐんぐん降りて、沢の脇を進めば



もうすぐバス停
心配だった雨にも降られず、見たかったミツマタにも会えて来た甲斐がありました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆泉BS近くにある”玉子サンド研究所”のたまごサンド自販機が有名らしいのですが、
発売時間を待って行かないとすぐ売切れになるという人気商品だそうです。
食べてみたいけどそんな時間はとれないなぁ






【行程】本厚木駅7:25ー東谷戸入口BS7:50⇒大平登山口(ミツマタ)8:22~8:35⇒発句石9:20⇒萩野高取山9:33⇒華厳山9:55
    ⇒経ヶ岳10:35~10:52⇒田代登山口11:59⇒半僧坊前BS12:06ー本厚木駅12:45ー新宿   



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初めての都留アルプス

2024-03-24 | ヤマのこと

2024.3.21(木) 山梨県の”都留アルプス”へ


(水道橋ピーヤ)
今回の木曜登山部はまだ歩いたことのなかったご当地アルプス、富士急行線沿線にある都留市へ



このアルプス、通しで歩くと東桂駅から都留市駅らしい(都留市駅⇒東桂駅)のですが、
下山希望時間の関係で東桂からのルートは省略して都留文科大学駅からスタート



平日なので誰も歩いていない道を、GPS頼りに登山口を目指す。
車道歩き30分ほどで文化ホール辺りにある登山口へ
ここは都留市推しの三椏コース、開花が遅れているらしいけどどうかな~?



登山口からほぼ平坦なゆるい道を20分ほど登っていくと前方に見えた、ミツマタ群生地という場所
都留市のHPや誰かの写真のイメージとは・・・実際来てみないと解らないものですね



そして花も情報通り咲いてない
2割ほどしか咲いていなくて先週に引き続きがっかり・・・
この寒さじゃ無理よね、と思いつつもこれを目当てにはるばる来るのはちょっと辛いかな。



小学生の書いた手書き道標の可愛さに癒され先へ



しばらく進むと気持ちの良い尾根歩きになり



都留アルプス山という名前の山頂



(photo by aちゃん)
富士山は隣の山の尾根の方が高いので見えないらしい
でも大菩薩側は開けていて、白谷丸あたりがよく見えた



青空が気持ち良いんだけど、とにかく風が強くて寒い!
陽の光を受けて歩いていても実際のところとても寒くて、登山口で脱いだ服をまた着てしまうほど



立ち止まると寒くてゆっくりできず、スタタタ~と先へ進むとおや?何かあるよ?



この時点では水道橋という事だけしか解らず、案内板もなかったのでそのまま進み、



少し風当たりが弱そうな陽のあたる場所でおやつタイム
みんなの持ちよりお菓子が遠足っぽくて楽しいね
この辺りからすれ違う人が増えました、やはり私たちは逆歩きみたい



(photo by aちゃん)
アップダウンしながら進むと先程よりももっと立派なめがね橋が現れた



「ピーヤ」
これは源流山中湖から上野原の「松留発電所」まで水を運ぶための水路橋で「ピーヤ」と呼ばれているそうです。
橋の下の中央で手をたたくと独特な音がする「鳴き龍」
大正9年に完成したというこの水道橋の方がミツマタより価値がある、と意見が一致・笑





この尾根、あちらこちらで黄色い花が青空に映えてカワイイのだけど、
ダンコウバイかアブラチャンか?同じ木の中でも花の付き方が様々で結局どちらなのか判定できず。



ようやく富士山が拝めると思ったらほんのチョッピり頭だけ
よく読むと「パノラマ展望台」と書いてあり、誰も富士山が見えるとは言ってない・笑



そっか、ここは見えないのか~
と思いつつ次の急坂を登ると「烽火台跡」ここからようやくそれなりに富士山が見えた
こんなに天気の良い日に富士の麓を歩いているのに、見えないなんて悲しいもんねぇ
杓子山の眺めがよかった



そこからはもう下山かな、と思いながら進むと「富士山展望台」の道標
行ってみると、おっ、富士山~♪
〆に富士山を拝めて良かったね、満足して下山。



都留市駅のすぐ横にある”より道の湯”で冷えた体を温めました。


3月、4月は出会いと別れ、節目の月
新しい季節の始まりに乾杯しました。




(photo by Yさん)
楽しい時間をありがとう、またね!






【行程】都留文科大学駅8:30⇒ミツマタ8:56~9:08⇒都留アルプス山9:45⇒天神山⇒ピーヤ11:00⇒長安時山⇒白木山⇒蟻山⇒富士山展望台12:02⇒専念寺12:05⇒より道の湯
   



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高尾山歩・2nd

2024-03-19 | ヤマのこと

2024.3.17(日)先週に引き続き高尾へ 単独


今日の目的はスミレ界のプリンセス、ヒナスミレに会う事
午前中で帰りたいので最短で山頂を目指します



陽のあたる場所に集中して咲いてたキクザキイチゲ



ネットの間から白いアオイスミレちゃん



いつもの場所を歩いてみたけど・・・
早過ぎたのか?また崩れてしまったのか?3株しか見つけられなくて・・・
この色の濃いヒナちゃんはここでしか見ないので(私は)頑張って欲しい!





でも会えて良かった
いつ見ても愛らしくて、会えると嬉しくなる大好きなヒナちゃん



咲き始めたナガバさん?



タチツボちゃんもあまり見かけなかったなぁ

山頂方面へ進むと、



あ、ダンコウバイ



シュンランはまだ蕾



今日は気温が高かったせいか、丹沢はもや~っと、富士山は全く姿を見せず



日影沢に降りたいので、数年ぶりにいろはの森コースを降りたけど
小さな池もなくなっていて、ずいぶん変わったなぁ
コチャルメルさんを見たかったけど、探せなかった



沢に向かって開いているので、道路側からは後姿ばかりのアオイちゃん
こっち向いてる子だけなんとか這いつくばって撮れました



いつもの場所のアズマイチゲ

やっぱりスミレの咲き具合も遅れている感じ?(というか従来通り?)
華やかな高尾になるのはもう少し先みたいですね。


~おまけ~


我が家の石垣に毎年咲いてくれるコスミレちゃん(^^♪







【行程】高尾山口7:50⇒琵琶滝⇒富士道⇒高尾山頂⇒いろはの森⇒日影沢⇒小仏BS10:40
   



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花は足踏み 丹沢不動尻

2024-03-17 | ヤマのこと

2024.3.14(木)丹沢・大山経由で不動尻へ


(ハートに見える?見えない?)  
そろそろ見頃かな?とミツマタ目的で大山へ

平日なのに秦野駅”ヤビツ峠”行きのバスには列が出来ていた
1月に来た時はガラガラだったので油断したけど、増発便をだしてくれたので座って行けた
天気の良い日はいつもこのくらい混むのかもね



ヤビツ峠に着くのは9時過ぎ
平日はこの時間帯に一本しかバスが無いので、表尾根は日帰りでは無理な我が家
皆さんどちらへ?と思ったらやはりほとんどの人が大山方面へ歩き出す



最初の階段上りきったところからの相模湾
イタツミ尾根は参道ルートとは違って歩きやすいし、眺めが良いから好き



雪なんてないつもりできたら、あれ?結構な雪が残っている
いつ降った雪??



いつもの振り返り富士山ビューポイント
天気は良いけど暖かいからかな?富士山は雲がかかってイマイチはっきり見えない



参道ルートと合流したところは雪が無かったけど、
いつものように北側へ行くとまだゴッソリ雪



大山到着
さて今日の気温は・・・1℃ 暖かい~



いつものポイントからは



塔ノ岳~不動の峰



丹沢三峰の向こうは秩父の山々かな



山頂ベンチはめずらしく風もなくお日さまサンサンで暖かい♪
でも今日は蓑毛から歩いていないのでお腹が空かない、日向ぼっこをしてから先へ進む
見晴台へのルートも眺めがよくて大好きだけど、予想通り雪や霜が溶けてドロドロ



分岐から急な階段を降りて行くと、やっぱり雪がどっさり



部分的にくるぶしが埋まるくらい残ってて、どこか残雪期の高い山に来たみたい



階段と雪とドロドロのミックスに気をつけながら降りて、いつものノビノビ広場へ
鉄塔がちょっと残念なんだけど、ここ良い感じで好きなんですよね



振り返り見上げる大山山頂



ここからしばらくは丹沢らしいブナの尾根歩き



三ヵ所の崩落個所を過ぎれば”唐沢峠”



ここのベンチでランチにしましょう

道標、よく見ると・・・↑ネクタイ
名前だけは聞いたことがある、ルート不明瞭でネクタイがいっぱいぶら下がっているという尾根ってここから行くんだ~



でも軟弱な私は三峰も行かずここから不動尻へ下山です
以前、三峰方面の途中まで歩いたことがあるんだけど、それがどこなのか?どこから不動尻へ降りたのか?
ぜんぜん思い出せなくて。
こういう時、ログがとってあればなぁ・・・と思う



杉林の暗いルートをぐいぐい降りると眼下に・・・あれれ?
なんだか嫌な予感・・・



うーん、予感大当たり
ぜんぜん咲いてない・・・しかもこんなハートまで出来ちゃって(*_*;



わずかに咲いている花を見つけるけど、ひまわりみたいねぇ・・・



2~3割しか咲いていないような感じ
昨年同時期は満開だったから、今年は暖冬と言われながらもこのところ寒かったからかしら。

あ~ぁ、ガックリ。
では前回行かなかった滝でも見に行きましょうか。



んん?セラドナイト?



水面に目を凝らしてみると・・ホントだ♪青い輝きが~





宝石みたいでキレイね



いちばん奥に滝
なかなかな水量の不動の滝でした



ミツマタの良い香りを期待してたけど仕方ない、
また長い林道歩きで帰りましょう



林道の脇に”ムカゴネコノメソウ”



ハルユキノシタ
日本の固有種だそうです

花の見ごろにピッタリ行くのは簡単そぅでなかなか難しいものですね。






【行程】往路>秦野駅8:25ーヤビツ峠9:08 復路>広沢寺温泉入口BS15:16ー本厚木駅15:58 (大山フリーB切符使用)

【歩行】ヤビツ峠9:14⇒大山10:25~10:50⇒矢草の頭(それどこ?)11:35⇒唐沢峠11:47~12:14⇒
    不動尻12:55~14:00⇒広沢寺温泉入口BS14:48
   
☆累積標高差=登り:657m 下り1328m 距離11.1km


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高尾山歩・1st

2024-03-16 | ヤマのこと

2024.3.10(日) 2024年 1回目の高尾


さて今年は何回足を運ぶでしょう?我が家から一番近い花の山、高尾山



2月が終わるともう野の花が忙しくなる季節
まずはユリワサビ


6号路のハナネコノメ



同じく6号路のヨゴレネコノメ



久しぶりの休日の高尾、列をなして登って行ったらくっきり富士山



丹沢も真っ白~



富士山と南アルプス



江の島も見える~

案外ヒンヤリ寒い山頂、一休みして下山開始


今年初 ヤマルリソウ



蛇滝のハナネコノメ



黄色い蕊のハナネコノメ



おちょぼ口ハナネコノメ



ニリンソウも咲き始め



開ききれないアズマイチゲ



小仏川沿いでは梅まつりが開かれていたようで



梅は今年早く咲いてしまったのでもう終盤でしたが、
大勢の人で賑わっていました。

昼食を高尾駅前の食堂で頂いて帰宅

あ~忙しい春がやってきましたね(^^♪






【行程】高尾山口8:00⇒6号路⇒高尾山頂⇒蛇滝⇒高尾駅12:15
   



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北東北ショートトリップ・鶴の湯編

2024-03-15 | タビのこと

2024.3.7(木)~3.8(金)北東北へ


2/15~3/14の平日期間限定キュンパスを使って行こうと思っていた蔵王などの雪山歩き
指定した日は天気が悪く2回ともキャンセル
やっぱり2週間先の日程を決めて予約するチケットは、天気に左右される山向きではないですねぇ。

と、中止になることも見越して天気関係なく行ける代替案を予約しておいたので、
使えなかったチケットはそちらへシフト
楽しみにしていたチケット代替プランは初めての雪の”鶴の湯”(ただし別館)

さて、そろそろ新幹線の指定をとりましょうか、とNETをひらいて愕然・・・
平日の東北新幹線は混まないだろうと思って1週間前まで予約入れなかった私が甘かった!
始発から11時台まですべて満席ってなにそれ?
新幹線に乗れなきゃ、やっと宿の予約ができたこの旅自体成立しないじゃないですか!
ど、どうする私?落ち着け・・・(;´Д`)

で、パソコンの前であれこれジタバタした結果、新幹線を乗り継いで行くしかない・・・
やまびこなら取れるかも、と東京→仙台の空席を見つけまずおさえ
ラッキーなことに仙台→田沢湖の空席も抑えられた(もちろん席は離れる)
帰りの新幹線も17時以降は終電まで満席、仕方なく16時台の空席の新幹線をおさえた。
滞在時間が短くなったので簡単な街歩きに変更となったけど、取れなかったら帰ってこれないからヨシとする。
でも残席が10席もない中、ギリギリセーフで取った私、頑張った・笑 (内心ダンナ様に怒られるとヒヤヒヤ)



毎度話が長くてすみません。
という訳で、一旦仙台駅で下車し、1時間半ほどの休憩時間を挟み田沢湖駅へ
駅前の乳頭温泉行路線バスに列が出来てる・・・田沢湖駅は過去4回利用しているけどこんなに人がいるのを見たのは初めて。
バスが2台出るほどの盛況さ、学生さんはもうお休みだから?キュンパス効果?平日なのに。
まあでも、コロナ禍の時のあまりの静けさが心配だったから賑わってくれた方が良いですよね。



宿の送迎はアルパコマクサまでなのでここで下車
冬のアルパコマクサ、初めて来た(中に入れます)この時点では雪が舞っていた



一旦宿に荷物を置いて、また宿のバスで鶴の湯本館へ乗せて行っていただき、10分弱で到着
あぁ、これですよ、やっと来れました、憧れの雪の鶴の湯





本陣、二号館、三号館の間を事務所まで進み、手続きをして温泉へ
(別館宿泊者は事務所に申告して入浴料無料です)



ここは湯めぐりや宿泊者以外の日帰り入浴も受け付けているので、大混雑(主に脱衣所が狭いので)
平日でこんなに混んでるの、休日はどうなっているのでしょう
温泉内は撮影禁止なので写真はここまで、中の様子は公開されている写真の通りです
雪見の露天風呂は熱くもなくぬるくもなく、気持ち良すぎて出たくなくなるほどでした

泊まりたいけどホントに予約が取れない。
希望する日なんて思ってたらもう一生とれないでしょ、と言う位とれないんだもの・・・ね。



なので、本館手前にある別館”山の宿”が取れてラッキー♪





こちら”別館山の宿”は地元の雑木のみを使った平屋の曲がり屋風建築
木の温かみが全てに感じられるとても雰囲気の良いお宿でした



広い館内から窓の外の風景、山の中に居る感がひしひしと
これでも例年の半分以下の積雪量だそうです



こちらは日帰り入浴を受け付けていないし、テレビもないので宿自体がとても静か(Wi-Fiあり)
4つある温泉は全て貸し切りタイプなので、温泉を楽しむことに専念できる



内湯も良かった、大きな窓の向こうは雪景色
全て本館と同じ源泉かけ流し、湯の花たっぷりの白湯は肌に柔らかく、温度もちょうど良い
しみじみと良いお湯で、何度でも入りたくなりました(入りました)



食事は囲炉裏を囲みながら。
山菜、岩魚の山椒塩焼き、八幡平ポーク他&野菜、岩魚の飯鮨、里芋まんじゅう、山の芋鍋など
この鶴の湯名物”山の芋鍋”が普段食べている山芋とは全く違い、もちもちした食感でとても美味しかった(神代芋というらしい)



朝ご飯には比内地鶏の生卵も
あきたこまちも美味しくて、めずらしく1.5杯おかわりして食べました

楽しい時間はあっという間に過ぎてチェックアウト、翌日も宿の送迎でアルパコマクサへ



下車したら目の前の秋田駒ケ岳がみえているではないですか。
夏に来るときはいつも雨とかガスとかで見えないのに、登らない時は見えるって・笑



他の旅行者たちがみな接続のバスの時間までアルパコマクサの館内に入っていくのに
寒い外で山ばかり見上げている私たちが珍しかったのか?送迎バス運転手のおじちゃんが

「あそこから鳥海山が見えるから」

と声をかけてくれた。



おぉ 田沢湖の向こうに真っ白な鳥海山(゚∀゚)
見ちゃったらまた今年も行きたくなっちゃうじゃない・・・



田沢湖駅で下車したら、駅からも見えている秋田駒ケ岳・笑
天気4戦3敗の秋田駒、またリベンジしに来ますかね。



盛岡駅に向かう新幹線の中から、大きな岩手山
なぜかな、同じ山同じ場所なのに、何度来ても飽きずにまた来たくなる東北
まだ家に着いていないのにもう、夏はどこから廻ろうかと考えていた。






【行程】3/7 東京6:20⇒仙台8:44/10:16⇒田沢湖11:28 乳頭温泉行バス12:25⇒アルパコマクサBS12:59 宿の送迎バスにて
    3/8 アルパコマクサBS10:09⇒田沢湖10:43/11:08⇒盛岡11:47

   
※アルパコマクサの”自然ふれあい温泉館”は入浴できるようになっていました。

☆盛岡編はこちら


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北東北ショートトリップ・盛岡編

2024-03-11 | タビのこと

2024.3.8(金)


(紺屋町番屋)
一泊二日の山ナシ温泉旅、二日目は盛岡駅周辺へ (一日目
まずは駅からバスに乗り”上の橋”下車、紺屋町かいわいを歩きます



紺屋町は江戸時代から明治、大正時代の面影を残す町



おっきなタワシが軒先に





(店の奥に蔵)
ござ九・森九商店さんを覗いたら、前から欲しかった棕櫚の箒が売っていたので思わず買っちゃった
1mほどの長さの箒を持ったまま新幹線に乗ったけど、怪しまれませんでした・笑 



釜定さん
鉄瓶は持っているので買わなかったけど、ペーパーウエイトとか素敵なもの色々あった

てくてく歩いて”岩手銀行赤レンガ館”へ



盛岡はダンナ様の実家に帰省する時に通るので、かれこれ30年以上も前から見ている赤レンガの風景
以前はまだ銀行として営業していたので、今まで中に入る機会は無かった



岩手銀行 中ノ橋支店は2012年に銀行としての役目を終え、2016年から一般公開しているとのことで
今回初めて中に入りました





入館料300円 国指定の重要文化財です
バーチャルシアターでは赤レンガ館の歴史がわかります




辰野式と呼ばれた設計は東京駅と同じ
当時のまま復元されたものや、当時そのままのもの
ふと見上げた窓ガラスは手作りガラスかな?ゆがんでうるんでいる、こういう古いもの大好き



これは本当に重要な文化財ですね。
こんなのもう二度と建てられないもの、大切にしたい。





”もりおか啄木・賢治青春館”や、お馴染み”石割桜”など見ながら駅へ
天気は良かったけど風が強くとても寒く、歩いているのにどんどん冷えてくる感じ
ゆっくり散策するには、もう少し暖かくなってからの方が良いかな
短い時間だったけど楽しかった



第二の故郷、岩手県
毎年3月11日は東北に思いを寄せる日
大好きな岩手山がまたおいで、と見送ってくれました。






【散策】盛岡駅12:00⇒バスで上の橋~紺屋町~赤レンガ館~アーケード街~バスセンターほか~徒歩にて盛岡駅15:30
   


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HANAKO眺めに大力山

2024-03-01 | ヤマのこと

2024.2.29(木)新潟県魚沼市の里山、大力山(だいりきさん)へ


5年ほど前に良い山ですよ、と教えて頂いてから毎年行こう、と思いながら行けなかった山
今年の2月にも計画したものの、私が行ける日2回とも悪天候で中止
他に蔵王の予定も暖かすぎてモンスターが落ちてしまい中止、なんだか色々モヤモヤしたまま来年に持ち越しか・・・
と思っていたところ、思いがけず12時まで晴&風速1mの天気予報が舞い降りた!

今行かないと次はいつなんだ??一人でも行く、と思ったけど、やっぱりちょっと不安になり(笑)
超直前に声をかけさせてもらった彼女と二人、新幹線に乗りました(付き合わせてゴメンナサイ)



浦佐駅から路線バスに乗り換え”干溝(ひみぞ)”BS下車、15分ほど歩いて登山口へ



ぬかるんだ道をぐいぐい登っていくと”秋葉神社”
お堂の背後に見えている山の方へ進みます



雪があったりなかったり
この辺りから登りかな?というところでアイゼン装着
でも地元の方はピン長ですし、(この日の山頂までの区間は)チェーンスパイクで十分な感じでした



杉林とお寺・振り返ると町の風景が何度か訪れている”坂戸山”に似ているな、と思いつつ登る



晴れ予報大当たりで陽射しが強く、無風で暑い!
厳冬期装備を背負ってきたのが余計だったし、着ているものも完全にオーバースペック
大汗かくし、喉は乾くし・・・途中で長袖Tシャツ一枚になって登る
でも青空に向かって登っていくのは本当に気持ちよい、先週は雨続きで山に行けなかった悔しさをここで解消



ちょっと雲が増えてきたけど、どうかな?大丈夫だよね?間に合うよね?
と息を切らせ登ると・・・



間に合った、ヤッタネ♪
八海山、中ノ岳、越後駒ケ岳、これが見たくて来たんだもの
(八海山=は 中ノ岳=な 越後(魚沼)駒ケ岳=こ で”はなこ”と呼ばれているらしい)




東屋の先が山頂らしいのでそちらへ進みますが




この尾根歩きがとーーーっても気持ち良い
まるで自分が越後三山の一部を歩いているような気分になれる・笑



八海山のギザギザ、中ノ岳だけがホイップみたいに真っ白、テカる越後駒ケ岳



左の尾根が黒禿の頭へ続く道らしい



山頂からは黒姫山、米山



金城山方面
写真撮るの忘れましたが右方向に毛猛山?が真っ白に光っていたり、普段見ることのない山々を山座同定



良い眺めだね~

山頂から先は急降下で分岐、周回コースもあるのですが”わかん”を持ってこなかったのと
雪解け始めの頃は歩くの大変な場所があるらしいので、あっさりやめてピストンします
ここまでで十分楽しめたし。



東屋に戻ってランチタイム 通常の冬は屋根まで雪に覆われているとか



彼女と二人で歩いた時、過去2回とも天気予報がはずれて残念な山行だったので
実は今回も途中で天気が変わるのでは・・・と思っていたけど、今日は初めて予報通り晴れた



東京から高い交通費かけてきて、見れなかったら本物の残念コンビになるところだったけど
今日は大成功ってことで良いよね、うん、満足。



さすがにちょっと冷えてきたので降りましょう





途中の階段はアイゼンが引っ掛かりやすいので慎重に降りて、無事下山完了。



山肌では春の準備がちらほら、あと一ヶ月ほどで咲くのかな?
なんとなく、この雪解けの感じはもう3月末くらいに感じたのですが・・・



帰りのバスは16時台までないし(当日運転手さんに他の路線もあることを聞いたけど)
たいして歩いていないので予定通り”小出駅”まで歩きます、徒歩約1時間の行程
途中、民家の脇で小さな春発見



今日は天気予報通りどんどん曇ってきて青空はどこへやら。
駅に行く途中の魚野川にかかる橋から振り返る山々
普段こんな風景の中を歩くことは無いから、山を下りても楽しめるのが魚沼の山の好きなところ



小出駅からは各駅停車に乗り、越後湯沢駅まで



越後湯沢駅の”ぽんしゅ館”が大好きで、ここに寄れるように計画したのもあり。
湯沢エキナカは平日なのにインバウンドとスノボ客で大混雑、ゆとりある行程にしていて良かった。


ずっと行ってみたかった大力山
標高504mの山とは思えない絶景を味わえる山、人気の理由がわかりました。
気持ちもスッキリ、ありがとう。





【行程】東京7:48ー浦佐9:16 南越後観光バス9:25ー干溝9:53
    小出駅15:13ー越後湯沢15:55 (ぽんしゅ館にて入浴&利き酒&お買い物) 越後湯沢18:32ー東京19:52

【歩行】干溝BS⇒大力山登山口10:13⇒秋葉神社10:25⇒大力山11:23~12:28(昼食含む)⇒ピストンにて大力山登山口13:22⇒徒歩にて小出駅14:45
   

☆累積標高差=380m 駅まで入れた歩数18,611歩
☆小出中学校入口というバス停から14時台のバスで小出駅に行けるようです。詳細はこちらから


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