2011.12.24(土)クリスマスイヴ。
私は23日が仕事、ダンナは3連休中2日間仕事なので、ひとりで高尾へ行ってきました。
ですが・・・しょっぱなから失敗の連続。
失敗寝坊して予定のコースは時間的に無理と判断。
失敗新たなコースを考えているうちに家を出るのが遅くなる。
失敗とりあえず行って見よう!と高尾駅に着いたものの、時短で考えていたコースのバスは行ったばかりの次は一時間後・・・
う~ん、こういう日は嫌なパターンになる可能性が高いんだよね・・・
と思ったけど、地図を見て考えながらとりあえず出発!
いつもの小下沢方面へ歩き出します。ほーんと寒い朝でした。
もう9時30分を過ぎていたのに車道が凍っていました。
でもあと3ヶ月もすれば、この梅たちも花を咲かせるんだ・・・
そう思うとなんと月日の経つのが早いこと!
同じバス停で降りたほかの二組が先を歩いていたはずなのに、姿が見えない。
写真を撮ってる間にそんなに差がついちゃったかな?
と考えながら、取り付きはまだかな?そろそろかな?とずんずん歩いていたら、
なんと小下沢の跡地についてしまった。
・・・・しまった、取り付き見逃した 2組はそっちへ行ったんだ!
実はこの日、まだ歩いたことのない北高尾山陵を歩くはずだったのに寝坊。
一部分でも歩こうと考えてきた取り付きをも見逃し、戻る元気もなく、仕方なくザリクボへ。
(登り始めるまでも色々合って1時間ほど遊んじゃったんですけど、それはまたいつか)
11時を過ぎてようやく登り始めます。
だーれも歩いていない静かな登山道、寂しいので歌いながら登ります。
あーあ、あっちに見える尾根を歩いているはずだったのになぁ。
一汗かいた登りを終え、伐採された平坦な登山道を進んでいくと?おや?
なんと 初めて見るシモバシラの華。
華としては小さいものですが、なにしろ初めて見れたので嬉しくて
これだけでも来た甲斐があった、と自分を納得させることが出来ました
そんな気分も上向きで12:30、景信山頂へ到着すると・・・
こちら側は晴れているのに・・・
富士山はカケラも見えない・・・不安がよぎります。
さあ、お腹が空いた、ランチにしようと登っていくと、
青木さんのお父さんがサンタになってた
会いたかったげんちゃんには会えたのですが、心配していた通り大分弱っている様子で・・・
まいご犬だったので年齢は解らないのですが、かなりなお年のようでやっと歩いていました。
次に来た時は・・・会えるんだろうか
なんとなく出来るだけ一緒にいたくて、げんちゃんの傍でランチする事にします。
やっぱり山菜天ぷらはいつ頂いてもサクサクで美味しい!
一人なのでビールはやめて担いできたオールフリー。
ここで時間稼ぎ。陽なたはまだいいのですが、風が吹いてくると寒くて寒くて・・・
結局たいした時間稼ぎも出来ず、城山方面へ。
14:00、城山へ着いたら、黒い雲が上空に。
富士山も全く姿を現してくれません・・・なんとなく・・・ダメっぽい。
反対側は良い天気。大きな手彫りの天狗様が新しく出来ていました。
ここでもさほど時間稼ぎできず、高尾山方面へ。どろんどろんの登山道で靴が重たくなりました。
天気のせいなのか?クリスマスだからか?いつものような賑わいはありませんでした。
一丁平に着いたけど・・・どんより厚い雲は取れない。
今日の最終目的は「ダイヤモンド富士」なのに、肝心な富士山が見えてなくてテンション下がります
15:00、目的地到着。
すでにカメラマンがスタンバイしていましたが、思ったほどの人ではありませんでした。
が、もう既にベロンベロンに出来上がってる人たちがいて、いるだけであたりが酒臭い
こちらは一人だし、なんとなく居心地が・・・。
歩くのをやめると寒くて、おまけに雪までちらついてきました。
完全に冷える前にホカロンだそう、と思ったら「あれ?あれ?」
失敗ザックに入れてきたはずのホカロンが見当たらない。バーナーも持ってきてない・・・
どうしようかなぁ・・・あと1時間以上もここで待てるのかな?
携帯で富士山のライブカメラを何度も見ながら歩いてきたけど、山頂にかかった雲は数時間前から全然取れない。
もう今日はダメなんじゃないかな・・・とだんだん帰りたいモードになってきてしまいました。
じっとしているのも辛いので、高尾山山頂へ移動。
やはりもみじ台より多くの人たちがいましたが、富士山は相変わらず見えない。
日没後、混雑の中ケーブルカーに乗れずヘッデン歩きで帰ると、帰りも遅くなるし寒いしなぁ・・・
第一、もし見れたとしてもホントに嬉しいの?ひとりで。
「もう今日はやーめた」
とせっかく見に行ったのに15:40、下山することに決定(実はこの時、ダイヤの時間は16:10頃だと勘違いしてた)
あと少し待てば見れるかもしれないところを帰るなんて××は私ぐらいだろうな
このあと万が一晴れて、見れたら相当悔しいに違いないけど
早くお家に帰りたくて、すいていた天狗焼きをお土産に買って、ケーブルカーで下山しました。
帰り途中、京王線の山田駅付近16:50頃、日没後の富士山のシルエットがクッキリハッキリ見えていて
あーまたやっちゃったかな?と焦りました。
結末のわからないまま帰って来ましたが、結末を思いがけず知る機会が!!こういうことだったようです。
まさかHgさんがいらしてたなんて!知ってたら一緒に待てたのに~~~ 残念
失敗色々原因はあるけれど、クリスマス寒波の中、一人で行ったら寒さと孤独に耐えられなかった。
それに山歩きしてから、とあまりに早く出発しすぎて、肝心な時間に疲れちゃったのが原因と思われます。
やっぱり昼から出かけてそれだけを目指すぐらいでいいんだなー欲張るからだよーと反省。
ダイヤモンド富士って、簡単そうだけど本当にその瞬間に立ち会えるのは難しいなーと思いました。
(12/23もダメだったそうです)
さて年末はダンナの実家に帰省するので、2011年の山歩きもこれにて終了。
2011年締めの山歩きは締まらないマヌケな終わり方でしたが、私らしいですね
いつも読んでくださっている皆様、今年も一年お付き合い頂き、本当にありがとうございました。
今年も残すところあと1週間ですね、来年は穏やかな一年であって欲しいと願います。
皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ~