カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

半月山と八丁出島

2022-10-30 | ヤマのこと

2022.10.27(木)日光中禅寺湖にある半月山へ


(中禅寺温泉から見上げる男体山)

紅葉の時期、電車バス派の我が家から日帰りで行くには平日しか無理な場所、といえば日光と姥ヶ平
一度見てみたいと思っていた、紅葉の日光に行けるチャンスが巡ってきました



今日の天気予報は快晴
JR日光駅から平日でも満席のバスに乗り、9:20、中禅寺温泉BS下車
4時起きで自宅駅を始発で来てもこの時間、所要時間4時間半、日光は遠い(八甲田山に着くのとほぼ同じとか)

朝ご飯を食べる時間も場所もなかったので、自然博物館寄りのベンチで簡単に済ませて9:40出発



最初はゆるめにジグザグと登っていきます



このルート、全体的にまだ日が当たらない
今年一番の冷え込みと言われていただけあって霜がおりていました



その後はそれなりに汗かいて登り、開けたと思ったらそこが”茶ノ木平”
振り返ると男体山



ここは風もなくポカポカで公園のように広々と気持ちが良い
一回目の休憩をして先へ進みます



茶ノ木平からはゆるく下る
途中、木々の間から今日の目的”八丁出島”がチラ見え
お~♪きれいに色付いているではないですか、後で行くから待っててね~



尾根の紅葉は色づいているというよりは、今年はどこもそうみたいですが枯れてしまってる感じ



下った先には



展望台がありました
そこからの男体山 やっぱり大きいなぁ・・・もうあそこを登る気力が湧かない

いったん車道にでるとバス停がありました
日に3本しかないバスですが、これに乗ってくるのと歩いてくるのと大して変わらなかったかも?



まあ、山歩きが目的ですから。
それにこんな気持ちの良い青空の日に歩かないなんてもったいないもんね~ この時はそう思っていた



日の当たる尾根は気持ち良いですが、谷から上がってくる風が冷たくて左半身だけずっと寒い



おや、ここから群馬県?



そこそこの登り返しのち、”狸山”(むじなやま1622m)到着
電波塔だけのなんだかなピーク

そこからまたググっと下ると大きな駐車場に出ました(第一駐車場)
観光客いっぱいの中、ちょっと浮いてる私たち登山者




駐車場脇の道標から再度登山道へ
ところがこの登山道、道が不明瞭でどうも正規ルートではなさそうな薄暗い道を急登し、



尾根に乗ったらそのまま山頂かと思いきや、足元注意のトラバース、また下り、また登って
通過点のような”半月山1753m”到着 今日一番何かとつらかった区間でした



半月山への尾根でなんとなく雲が増えてきたような・・・気のせいかな?今日は一日晴れ予報だし、、
と思いながら歩いてきましたが、展望台が見えた時の空の色が・・・え?嫌な予感



ちーーーん・・・
さっきまであんなに真っ青だった空が雲に覆われ、どんよりに変わってた
青い空、青い湖のもとでの八丁出島が拝めると思ったのにぃー
今日の快晴予報はどーなった! やっぱり日光とは相性がよろしくないらしい・・・

こんなことなら先に湖畔を歩いて展望台まで来て、半月山の尾根歩きは後にすればよかった・・・
とも思いましたが、登山開始までの車道歩きが長いのが苦手なんですよね 登る気力が失せる人



展望台からはいろんなお山が見えるようです
日光白根山はわかりました、皇海山とかも見えてるようですが、群馬栃木の位置関係が全然理解できてないので解らず



あそこが戦場ヶ原ですか



あら?どんより空なのに白くなった富士山が見えてる



紅葉のニュースなどでよく見る光景、実際見てみるとこんな感じなんですね
この展望台までは第二駐車場からすぐらしいので、わざわざ山歩いてくることもなく見れるのがなんとも。



休日は大混雑で、最前列に行くための順番待ちが必要みたいです

お日様の出待ちをしても無駄な感じの空模様なので下山します



谷側の山肌、赤と黄色の紅葉ぽちぽちがキレイ



社山への稜線は気持ちがよさそうですが、9時半スタートでは日帰りで行ってこれる気がしない。。



展望台から半月峠までは転げ落ちそうな急坂
登るのも息が切れますが、下るのも気を使います



峠から湖畔まではゆるいのですが、落ち葉の下に隠された岩で何度もつまづきました



湖畔からの八丁出島
八丁出島には、赤系・黄色系・緑色など30種類以上もの樹種が混在しているらしく、
その色の重なり合いが独特の美しさを生み出しているようです



わたしは青空至上主義ではないけれど、やっぱりここは青空が欲しかった・笑
透明度の高いはずの湖もどんより濁り色(涙)



こちら側の湖畔を歩くのも初めて
日光の山を歩くといつも思うのですが、この道標に統一して使われているフォントがとてもクラシカルで好き♪
何というフォントなのでしょうね?



美しいイタリア大使館別荘記念公園を通過し、




英国大使館別荘記念公園へ




ここはゆっくりお茶でもしながら湖を、なのでしょうけど

陽が陰ってしまったせいなのか、湖を伝ってくる風が冷たくてものすごく寒い!まるで冬!
耐えきれずダウンジャケットを羽織り、手袋までして、
ゆっくりしている人たちを横目で見ながら、わしわしと湖畔をバス停に向かって歩く我ら



歌ヶ浜の駐車場も人と車でいっぱい
渋滞している車の脇を歩き、この先どれだけ時間がかかるのかが不安で急いでバス停に戻る

バス待ちの列は出来ていたけど、臨時のバスが出て、通常より15分くらい余分にかかっただけで割とスムーズに日光駅へ
恐れていた”いろは坂渋滞”に巻き込まれることなくて良かったけど、
このタイムスケジュール、やっぱり今日も日光は忙しかった( ;∀;)






【行程】(交通)往路:新宿⇒大手町5:35/5:46⇒南栗橋7:01/7:03⇒東武日光8:17 JR日光BS8:31⇒中禅寺温泉BS9:20 
       (路線バスデジタルフリーパス利用)
        復路:中禅寺温泉BS15:10⇒東武日光16:10/16:21(リバティけごん)⇒北千住18:02⇒大手町⇒新宿
    (歩行)中禅寺温泉BS9:40⇒茶ノ木平10:35⇒車道11:05⇒狸山11:25⇒車道11:40⇒半月山12:20⇒
        半月山展望台12:30~12:45⇒半月峠13:00⇒狸窪13:40(昼食)⇒英国大使館別荘記念公園14:25⇒
        歌ヶ浜14:40⇒中禅寺温泉BS15:00
        ●累積標高差:上り818m 下り819m 距離11.5km

    


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センブリ咲きました

2022-10-24 | ヤマのこと



2022.10.20(木)そろそろかなぁ~と、ひとり陣馬山へ



前回と同じ、陣馬高原登山口から登ります



つい先日、大汗かいてかき氷食べに行ったのに、季節の移ろいは早いですね
(でも今日も大汗かきました)さすがに紅葉はまだまだ先、周りは緑一色です

今日はひとりなのでずんずん進み、山頂へ
さて、咲いているかな?どうかな・・・



咲いてた~



ちっちゃくてカワイイ~~



陽の当たる場所では大株さんが



太陽に向かって手を広げているみたい



まだ咲き始めたばかりのようで、ツンツンのつぼみも一杯ありました



そんな中に混じって不思議な形の植物が・・・なんの種だろ?



それにしても今日は本当にド快晴!



こんな天気だからもちろん筑波山も見えます



向こうに見えるは大岳山 そろそろ奥多摩の季節になりますね こんな日に最後のアルプス行きたかったなぁ・・・



気温は高くて暑いのに、空気はカラッと、青い空は冬のようです



今年も元気に咲いてくれてありがとうね~



平日に陣馬山にくるのは初めてだったのか?忘れていただけなのか?
茶屋は全部閉まっていた・・・なめこ汁とおにぎりしようと一つだけ持ってきたけど、
他には水400ml1本しか持ってなくて、あんなに汗かいたのに あぶなっ(;'∀') 

なので早々に下山



久しぶりの一ノ尾根



登ってくる地元小学生の団体とすれ違い 100人以上はいたかな?元気で可愛かった



昼間はバスがないので藤野駅まで歩きます
天気が良すぎて暑かったので”ふじのね”で柚子シャーベットをほおばり、いつものポン酢購入して帰宅。
青空が気持ち良い花山歩でした。






【行程】高尾北口BS7:40⇒陣馬高原下BS8:40
    ⇒陣馬山頂10:00~10:45⇒一ノ尾根⇒陣馬山登山口BS12:10⇒藤野駅12:40

    


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旅のきろく~秋田・盛岡

2022-10-23 | タビのこと

八甲田山~森吉山 の山以外の旅の記録を少しだけ。


八甲田山を後にし、向かったのは盛岡駅(画像は新青森駅)

10/15(土)新青森駅17:22⇒盛岡駅18:10(新幹線 定価¥6,250)

酸ヶ湯温泉が満室だったため盛岡駅周辺に泊まることにしたけど、ちょうど全国旅行割と重なったせいか?
いつもは選べるのに選択肢がなく、たった一ヶ所空いていた狭いビジホに滑り込み予約。
周辺で夕飯を食べるところを探すのも、土曜日だしうろうろするのもアレなので事前予約しておいた店に。



行ってみると繁華街から離れたビルの裏手にある個人のおうちの2階でした。
魚屋さん経営で、メニューはお任せのみですが、8品でなんとたったの¥2300!
魚屋さんなので当たり前ですがどれもこれも鮮度良く、煮付けも素材の味を生かした薄味で美味しい
”どんこ”なんて義母が作ってくれたの以来だし、牡蠣と高野豆腐という組み合わせも初めて、鰺フライはふわっふわ。
これで一人前、凄いボリュームでしたが残すわけにもいかず食べ過ぎました・・・大変美味しかったです♪

◎富八商店(小さい店なので予約しないと厳しいかも)


10/16(日)盛岡5:20⇒角館6:28(田沢湖線 定価¥1,170)角館6:33⇒阿仁合7:48(ワンデーパス¥1,500)

盛岡駅をまだ暗い中出発、のどかな景色の中電車は走り、阿仁合駅へ。駅舎は新しいようでとてもきれいでした。
朝早かったため、土産物コーナーや喫茶店はまだ空いていませんでしたが
ベンチもあり待ち時間もゆったり過ごせました。
角館~阿仁合駅間は無人駅が多かったので、ここが一番大きいような気がします。



阿仁合15:28⇒阿仁マタギ駅15:53 (ワンデーパス内)

森吉山下山後はどこか温泉の宿に泊まりたくて、乗換駅の角館で探したけど温泉宿は空いていない。
盛岡つなぎ温泉は行ってるし、乳頭温泉まで行くとチェックイン時間が遅すぎる、
さて? そこでヒットしたのが”打当温泉” 
そうか、阿仁と言えばマタギ、そして阿仁マタギ駅に一つだけの宿「マタギの湯」へ

森吉山からダイレクトに阿仁マタギ駅への登山道もあったみたいなのですが、情報があまりに少ない
前述したように、人の少ない登山道はクマとスズメバチが怖いので歩きたくない私。
ましてや病院もないような山奥では・・・と言ったらダンナ様にネガティブすぎると言われましたが、
あのスズメバチに刺された後の激しすぎる痛み、一度体験してみて~・笑




泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、温度が高いので加水しているようですがとても良いお湯でした。
隣接のマタギ資料館では、スマホで音声ガイドが聞けるのが良かった。
マタギのこと、今までイメージでしか知らなかったけどよく理解できました。

マタギの湯


10/17(月)阿仁マタギ駅9:41⇒角館10:33(¥960)角館10:54⇒盛岡11:47(新幹線 定価¥2,860)

最終日はぽつぽつ雨


阿仁マタギ駅では”かかしコンテスト”が開催されていたようです。
この駅も無人駅、角館で乗り換えて盛岡へ向かいます。

最終日も天気ならどこか登ろうかと思ったのですが、あいにくの雨。
雨ならば・・・行きたいところはひとつ、岩手と言えばいち早く世界進出を果たし
海外でも高い評価を得ている日本酒の蔵元”あさ開”酒造
見学もできるというので予約して行きました。

盛岡駅から松尾前BSまでの直通バスは1時間に一本程度しかないので、とりあえず”盛岡バスセンター”まで行きます。


私がまだ20代の頃、ダンナ様の実家に行くときに寄ったバスセンターはタイムスリップしたようなレトロさで、
当時は「え!」って思ったけど、年を重ねるごとにあの昭和レトロの貴重さが好きになり、
立て直すのはもったいないなぁ・・・と思っていました。
10月4日に新しくなったばかりのようで、オシャレすぎる空間に変わっていました。



福田パンで簡単な昼食をとり、徒歩で「鉈屋町(なたやちょう)」へ
この辺りは盛岡城下を通る奥州街道に沿って発展した町らしいです(詳しくはこちら
平成の名水百選に選定された大慈清水の井戸が町の真ん中にあり、
今も生活用水として使われています、さすが水がきれい!



このエリアに「もりおか町家物語」という施設が出来ていたのですが、
岩手県北バス(いわてけんぽくバス)といえば、の現役のボンネットバスが駐車場に停まっていたのでそちらにつられ、
中にいた運転手さんとダンナが岩手県人同士の話で盛り上がって時間がなくなり、中には入れず・笑

「あさ開酒造」はここから徒歩3分のところ



「手造り工程」と、新鋭設備による「近代工程」の違いが見学できます(要予約)

4階建ての「昭和旭蔵」建物がすごく大きくて見上げてしまったのですが、
見学してその理由が分かりました。



この先端だけ見えているのは発酵タンクの口
なんとこの4階から1階までの高さのタンクなのだそうです!
ひとつのタンクの大きさは・・・聞いたけどメモってないので忘れましたが何本できるんだっけ?
こんな大きなタンクをどうやってここに運んだのか?タンクを作ってから建物を建てたのか?
ここで組み立てたのか?がすごく気になりました・笑



見学後は3種類の試飲ができます。
フランスで賞を取ったという純米大吟醸も(300円で)頂けます。
ここでしか飲めないという、直接瓶詰してくれる搾りたてを購入しザックに入れて帰りました♪


復路:盛岡駅16:50⇒新幹線はやぶさ⇒東京19:04(定価¥15,010 ) 往路:東京⇒新青森(定価¥17,670)


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ということで3日間有効のフリーパスを使った山旅の交通費
JRのみ・一人当たり、定価だと¥43,720 かかるところ東日本パスで¥22,150 でした(^^♪
JR東日本さん、またこんな素敵なフリーパスお願いしまーす。







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秋色東北山歩き・森吉山

2022-10-21 | ヤマのこと

2022.10.16(日)八甲田山の翌日は秋田県の森吉山へ


八幡平からも秋田駒ケ岳からも見えて、いつか行ってみたいと思っていた森吉山
スノーモンスターでも有名な森吉山は、日本三大樹氷の一つに数えられるお山(蔵王・八甲田山)
雪の時期に、と思ってもなかなか天気と自分の都合が合わなくていたので今回初めて。

酸ヶ湯温泉の宿が取れなかったことが幸いし、森吉山プランが出来上がったので
そういう巡りあわせだったのね~と 6:33、初めての”秋田内陸縦貫鉄道”に乗る
あたり一面霧で真っ白な中を走る列車、朝霧のあとは晴れる!の法則を信じて・・・



角館駅から乗ったのはオレンジ色のカワイイ1両編成
車内は秋田犬のキュートな写真が飾られ「秋田にいるんだ!」というワクワク感を味わえます



森吉山周遊乗合タクシー発着場所でもある「阿仁合駅」で下車
この路線、悲しいことに今年の8月の台風による被害で、鷹巣駅~阿仁合駅間が走れず代行バス運転
列車の雰囲気や取巻く環境などがダンナ様の実家の三陸鉄道と似ていて、応援したくなる私です。



予約してあった8:20発の乗合タクシーで阿仁ゴンドラ駅へ
阿仁合駅から周囲に何もない道を山の中へ入っていき、いきなりスキー場が現れたからちょっと驚き・笑
8:45から動き出すゴンドラにすでに列が出来ていますが、昨日のロープウェーとは違い、
グループごとにどんどん出るので八甲田山のような待ち時間はほとんどありません



ゴンドラだと他に人がいないので360度自由に景色を楽しめて良いですね




20分ほどの乗車で山頂駅へ、そこから木道を登り始めます
老若男女狭い木道をぞろぞろ行くので、写真を撮りたくても立ち止まることはできません




しばらく進むとやっとばらけて横にそれる場所があり、そこから振り返ると



ちょーかいさーん(*'▽')



進む方向にはもう森吉山の山頂、標識らしきものが見えています
たおやかで優しい尾根が繋がってますね~
あのアオモリトドマツたちがモンスターになるってことなのね



緩やかな登山道脇にはなんだか懐かしいようなカエル石が



45分ほどでりっぱな阿仁避難小屋に着く きれいなトイレがありました



爽やかな空気の中、気持ちよく進むと



途中からゴロゴロ石、黒ずんだ岩の道になってきた
よく調べもしなかったけど、ここも火山なんですね



最後ひと登りで、



森吉山(もりよしざん)標高1,454m 到着



鳥海山・早池峰山・岩手山・白神山地・岩木山・日本海などが望める眺望抜群のお山だったんですね



山頂付近は大きな岩が点在
スッキリ晴れたおかげで、大好きなお山たちがしっかり見えて嬉しい
右から秋田駒ケ岳、乳頭山、早池峰山は雲で見えない、大きいのが岩手山、
裏岩手縦走路のちょこん、は畚岳らしい、そして八幡平
望遠レンズを持っていればもっとハッキリみえたでしょうけど・・・



八幡平方面へ続く尾根が赤いよ~
八幡平の手前が焼山だとなると、煙っぽい湯気っぽいのもが上がっているのは・・・玉川温泉?

?ばかりですが、近くで山座同定されていた地元の方のお話を総合するとこんな感じ・笑



それでもふるさとの山を眺められたのが嬉しくて、広い山頂周辺をあっち行ったりこっち行ったり



いろんなコースがあるようで、ヒバクラ方面へはぐぐっと下った先に、



木道と湿原が見えるところが山人平
奥のピークがヒバクラ岳と手前がヒバクラ湿原、かな。



こっちは八甲田山方面
ぐるり見渡してみると、裾野のほうの紅葉はかなりすごそう
公共機関はないので、違うルートを歩くのは私には難しそうですが気になりますね~



風はないけど長居してたらさすがに冷えた
雲が出てきてしまったので帰りましょうか



来た道をまたゴンドラ方面へ降りていきます
まだまだたくさん登ってきます、地元の方に人気のお山ですね




行きにスルーした石森から見ると



森吉神社、森吉避難小屋、一ノ腰方面



ゴンドラ方面は



うーーん、凄い!
これが全部樹氷になるのも凄そうだ・・・

さて、このままゴンドラで下っても良いのですが、
今日は時間もあるし何より紅葉の森を見ないのもったいない!

と、ゴンドラ脇の阿仁コースという登山道を降りていくことにしました。



なんか変だなぁ~これ登山道なの?と聞いているのにぐんぐん降りていくダンナ様・笑



スキー場の斜面を降りてると思うのですが?
斜度がきつくてまた靴擦れしてしまいました

途中で左に入る隙間を発見、そこに登山道がありました・笑
取りつき間違えなければちゃんと登山道あったじゃない~(*´з`)まいっか 人のことあまり言えないし



昨日の八甲田山に続き、今日もブナイエローの森へ



こんな登山道、素敵すぎて早く通り過ぎるのもったいな~い



けど、熊いるんですよね。
昼間だから・・・とは思うけど、ほとんど歩く人のいないルートは熊とスズメバチが怖くて緊張する私です。



登山口は駐車場になっていたけど、私たちはそこから林道歩きでゴンドラ駅まで戻らないと。
ブナ帯と呼ばれているんですね(キャンプ場は今は使われていないらしい)



登りのゴンドラから見えていた道を歩いて、



ゴンドラ山麓駅まで戻ってきたら、秋田犬の北斗君が!
秋田で秋田犬、初体験♪ みんなに撫でられても大人しい良い子でした。



初めての森吉山
夏の高山植物の時期も良いらしいので、樹氷にこだわらずまた来てみようかな。
何より阿仁合駅の方々や、タクシーのお兄さん、売店のお母さん、皆さん本当に親切であったかい。
眼にも心にも優しい、秋田の山旅でした。




※阿仁合駅で秋田内陸縦貫鉄道で来た、という証明書を頂くとゴンドラ往復の場合200円割引になります。
※キャンペーン中で”秋田内陸ワンデーパス・リピーターチケット”という今回利用した区間(¥1500)をそっくりそのままもう1セット頂きました。利用期限は2023.3.31までとの事なのですが・笑

▽3日目は雨予報の為観光して帰宅





【行程】盛岡5:20⇒田沢湖線⇒角館6:28/6:33⇒秋田内陸縦貫鉄道⇒阿仁合駅7:48
    乗合タクシー8:20(片道¥1100)⇒阿仁ゴンドラ8:45
   (歩行)ロープウエイ上9:15⇒森吉山山頂10:30~11:10⇒避難小屋(昼食)⇒ゴンドラ山頂12:20
    ⇒阿仁コース登山口13:10⇒ゴンドラ山麓駅14:00
    乗合タクシー14:40⇒阿仁合13:05/15:28⇒阿仁マタギ駅15:53






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秋色東北山歩き・八甲田山

2022-10-18 | ヤマのこと

2022.10.15(土)~10.17(月) やっぱり東北の紅葉が見たい!と北へ


きっかけは電車派の我が家にとって見逃せない、今年のJR東日本の企画
2022年10月14日~2022年10月27日の期間限定「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」
3日間、フリーエリア内の JR東日本全線乗り降り自由、新幹線も乗れて大人ひとり¥22,150
という超お得なきっぷを使わない手はない!(どれだけお得だったかは後ほど)
と時刻表あちこち広げ、天気予報をみながらなんとか完遂できそうなプランを作ったのが10日前



八甲田山は11年前、ダンナ様の実家へ帰る途中で寄った山
その時はもう紅葉は終わっていたので、今回は見れるチャンスかも?とひらめきましたが、
1日に2往復しかない十和田湖行き路線バス、しかも朝一のバスは新幹線では到底間に合わない。
でも新幹線使わないとフリーパスの意味がない、と、八甲田ロープウェイ到着12:07というバスを利用

萱野高原でトイレ休憩があるのは前回と変わらなかった
このひろーい高原は気持ち良さそう
ここから見上げる八甲田山、八つのうちどれがどれかな?雲行きがちょっと怪しげ・・・



11年前に来た時はこの茶屋でお茶を頂いたり、観光地っぽい賑わいがあったのに
今回は閉まっていて寂しい感じでした、たまたまかしら?



八甲田ロープウェイ駅にバスが着いた段階で8分程度の遅れ
とにかく今日は(も)時間がギリギリなので脇目もふれずにチケット売り場へ

すると・・・整理券方式でなんと私たちが乗れるのは30分後の12:45の便!マズイ!

今日の予定は酸ヶ湯温泉BSを15:38分に出る最終バスに乗って新青森まで戻るというプラン
なぜなら、酸ヶ湯温泉が満室で取れなかったから。
という事は、八甲田山に居られる時間はロープウエイ使ってもたったの3時間
山頂は前回行っているので、メインの毛無岱湿原(けなしたいしつげん)だけ見ようと計画した

それがロープウエイ待ちで更に30分短縮されたという事は・・・2時間38分でバス停まで降りなければならない
標準CTは2時間30分 え? 



焦る気持ちを抑え、ようやく順番が回ってきたロープウエイに乗る
曇っているのでイマイチですが、観光ポスターの通り素晴らしい紅葉を見ることが出来るのね
確かにここは並んでも見る価値はありますね



15分後。はい、ロープウェイ駅降りたらガスで真っ白な世界
最近、ずっと青空ばかりでおかしい?と思われた皆様、ようやくガス女の本領発揮です(゚∀゚)
日程がずらせない山でいつも晴れるようにならないと、ガス女は卒業できないってことですね



スタートは13:00 残り2時間38分
間に合わなければタクシー1万円以上の出費(タクシーがいればの話)
とにかくできる限りの速足で目的地目指して歩き始めましたが、人もそれなりに歩いているし
分岐までの8割が泥道ぐちゃぐちゃ、汚れなんて気にしている暇はない、けど転ばないように・・・



ようやく泥道から解放され、ひとつめの上毛無岱
ガスもまあ、このくらいまで見えるようになったし、



時折青空も見えるんだけど、もうちょっと、ね。



そしていよいよ今日の目的地へ



と思ったら階段上から見下ろす絶景ポイントで渋滞発生!その中には立ち止まる団体ツアー客も。
5分の余裕もない(この時点では)私たちは、団体客が通り過ぎるのを待つ時間は無い
残念ですが、ここは先に行かせてもらったので、人の写っていない下毛無岱は撮れませんでした。
まあ、自分の目で見たから良いんですけど・・・



ここで日が差してくれたら最高だったんだけどねぇ




急ぎ足で降りて




今降りてきた階段を振り返る



深田久弥が「まことに神の工(たくみ)を尽した名園のおもむきがある」と表現したこの湿原
湿原ももちろん良いのですが、ここが町から遠い青森の静かな山の中にある、
というのが東北好きの私のココロに響くのです



あまり手の入り過ぎていない感じもまた、魅力のひとつかと。



目的の場所を過ぎて時計を見ると、なんだ、ずいぶん早く歩きすぎたみたい
まあ、またいつ登山道渋滞に巻き込まれるかもわからないので進みましょうか。



すると、先ほどまで雲が優勢だったのに



なんとなく明るくなって



陽が差しこんで森がキラキラと輝き始めた




うわぁ・・・




見下ろす酸ヶ湯温泉をぐるっと囲む秋色の木々たち

この最後の下りでこんなに美しい紅葉に出会うとは思っていなかった



どこまで続いているの?



見上げればグリーンからイエロー



オレンジ色や



褐色



ブナの紅葉グラデーションが、酸ヶ湯温泉まで続いていました



毛無岱湿原が目的だったけど、予想していなかった東北ならではのブナの紅葉の中を歩けて気分上々♪
北アルプスで会えなかった真っ赤なナナカマドの葉にも会えた



バス停には14:55に到着、予定より40分も早く着いてしまい、もう少しゆっくり出来たなぁ、
と後になれば思うけど、バスに乗り遅れたらホントに詰んでしまいそうだったから良しとしましょう。




青森行きのバスに乗って帰る途中の紅葉トンネルも素晴らしかった。
短時間でも満足度はかなりなものでした、やればできる(^^♪



翌日へ





【行程】東京7:08⇒(新幹線)⇒新青森10:17 JRバス11:05⇒八甲田ロープウエイBS12:07
    (歩行)ロープウエイ上13:00⇒酸ヶ湯温泉14:55 
    酸ヶ湯温泉BS15:38⇒新青森16:44/17:22⇒(新幹線)⇒盛岡18:10





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涸沢の紅葉2022

2022-10-07 | ヤマのこと

2022.10.4 涸沢の紅葉を見に上高地へ


昨年紅葉が終わってから涸沢に行った時、やっぱり久しぶりに紅葉最盛期に見たいなぁ、
と思い、今年は行くぞ!と夏前に10月6日で宿泊予約をしていたのですが、
10月5日以降雪の予報に変わり、雪が積もったら紅葉はもう見れない~と急遽予定前倒し変更。

さわやか信州号がまだ空いていたので、バスタ新宿から夜行バスで上高地5:20到着
バスは3台出ていた模様


いつものように真っ暗な中朝食を食べて、6:00出発
河童橋からの穂高は雲の中



今日もタイムリミットがあるのでスピードアップで歩く
明神に着いた時も明神岳は雲の中



ノンストップで徳澤到着
そこそこな数のテントがありました



わしわし歩いて8:20、横尾到着
青空が見えてきた!いい感じ!頑張るぞ~



と、横尾大橋を渡ってからがさあ大変
なんと下山してくる人たちとのすれ違いで渋滞発生
私たち登りは数名しかいないのに、ぞろぞろ、ぞろぞろ~と下りの列

9:35 本谷橋で登りに備えてバッテリー補給
ここでも大勢の人が休んでいました、皆さん一番天気の良い時に涸沢にいれた人達、いいな~



さてようやくここからが登り
でも相変わらず下山の人ですれ違いに時間を取られ



青ガレあたりでようやく人の列が途切れ、マイペースで歩けるようになったと思ったら雲行きが・・・



時折、ゴーっと冷たくて強い風が吹きつけ、木々がざわざわと大きく揺れる



まずいなー嫌な感じ
今日の天気予報は曇り時々晴れ、今夜から雨、気温は明日以降急降下
悪くなるのが早まったのかも?急げっ



と思ったところで早く歩けるはずもなし。
だいたいこの小屋まであとちょっと、の標識からが毎度一番苦しいの、なぜ?( ;∀;)



たった10分程度の登りを休み休みで11:10、涸沢ヒュッテ到着

ぬぬ?もしかして今日私早く歩けたのでは?去年は涸沢小屋に着いたのが12:40
1歳年取ったけど1時間くらい短縮できてる!そういえば今日の登りはそんなに辛くなかったな・・・
先週の黒部歩きが利いてるなコレ(゚∀゚) ふふふ~ん♪♪♪
もしかして毎週アルプス歩いてたら楽に歩けるようになるのかもね・笑

ヒュッテの売店ではビールとおでんを求める列が出来ていたので、
私たちはベンチは使わずにテント場方面で持参したランチ。

ランチをしていたらどことなく見覚えのある女性
なんと偶然、先週雲ノ平で一緒になったガイドさんでした・笑
この日はクラブツ・・・のツアーの方たちが3組は入っていた模様、ツアーが出来るようになって良かったですね。




涸沢カール上部は雲がかかってて残念だけど、まあ、これだけ見れたらいっか、
とランチしながら一応青空の出待ちしてたら・・・おやおや?




青空キター
稜線も見えてきたー



北穂高岳への道を目で追って、あー、去年鎖場でひとり敗退したのはあのあたりかな?
とか眺めていたら



陽が差してきて奥穂高岳方面の稜線がはっきり見えてきた~




前穂~吊尾根~奥穂 
あの頃、高度恐怖症なのによくあんなとこ歩けたな私、と感心してしみじみ見上げる



今年の紅葉はよくないと言われてて、確かに年によってずいぶん違うなぁと思う。
一番最初に計らずに来た日の雨の中の紅葉が一番きれいだったかも~
まあそれはそれ、今日は今日で楽しく歩けたのだから良しとしましょう。

12:20、常念方面は晴れているんですけど、時間もないので下山開始

ネットや雑誌で見る紅葉の名所の写真は、ほとんど色やコントラストに手を加えられていますが、
わたしのこの画像は撮って出しなので、実際みるとこんな感じ、と参考にして頂けると(^^♪
(私のCanonでは、です。利用ブラウザによって見え方も違いますが) 



葉っぱたちは結構カサカサにちぢれて枯れていた
夏の暑さに頑張って耐えたのにね、今年もお疲れさまでした。



ナナカマドの赤い葉を見ることはできなかったけど、
真っ赤な実が秋を感じさせてくれました。



帰り道、花は菊くらいしかなかったけど、これは??



14:30、横尾大橋まで戻ってきました。
足がだいぶ疲れてきたけど、ここからラストスパート!



15:30、予約をしていた宿に到着
16時までに入らないといけないので焦っていました、足の裏に水ぶくれが出来ました(;'∀')



今回も相部屋で予約
なぜかしら去年と全く同じ部屋、BOXまで一緒
以前ならこの時期は平日でも混んでて取れなかったのに、案外空いてた徳澤園・・・



とにかく美味しい徳澤園のご飯
この信州牛のステーキがまた食べたくて・・・美味しくて毎月食べたいくらいはまって・笑
涸沢は後付けで、ここに来るのが一番の目的なんでしょう?といわれるくらい
このステーキに付いてるレタスがまた、美味しいったらーー
シャキシャキパリパリ具合がなんか違う・・・自家農園で栽培しているから?
たかがレタス、じゃない美味しさでした。



快適なプライベートスペースでよく眠り、朝ご飯もお代わりして大満足
ソフトクリームを食べそこなったのだけが残念ですが・・・また来まーす




予報通り朝には雨がやんで、予報ほど冷えなかった朝



行きに見つけた森の中のラッコに挨拶して(に見えるのは私だけ??・ラッコ画像は後付け)
てくてくゆっくり河童橋まで戻りました




ここでちょっと一息
五千尺ホテルのカフェでコーヒータイム
この辺りも空いていましたね、インバウンドがいないからなのか?
空いてて良いのだけど心配だな・・・



朝のコーヒーを頂いて外に出ると、昨日は見えなかった吊尾根が見えた
曇っていても見えたりするから、山の天気は解らないものですね

今日は初めての大正池を見学してから帰ります。
以前は大正池からバスに乗るのが(混雑で)難しかったのですが、ネット予約すれば確実に乗れると知り、
今回利用してみました。



コバルトブルーの梓川



焼岳を眺めながら



遊歩道を歩いて大正池到着
いつもバスで素通りしていた大正池も見れて、満足して帰りました。






【行程】バスタ新宿22:25⇒さわやか信州号グリーンカー⇒上高地BT5:20
    上高地BT6:00⇒徳澤7:30⇒横尾8:20⇒本谷橋9:35⇒涸沢ヒュッテ11:10~12:20⇒横尾14:30⇒徳澤園15:30
    徳澤園7:55⇒河童橋9:40~10:20⇒大正池11:25/大正池BS11:32⇒新島々⇒松本駅13:14
    あずさ13:45⇒新宿16:24

   ☆上高地BT~涸沢~徳澤園 歩行距離35.4km 累積標高差 登り1198m 下り1205m 歩数43,853歩




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黒部源流の山旅・鏡平編

2022-10-03 | ヤマのこと

1日目 太郎兵衛編
2日目 雲ノ平編
3日目 三俣蓮華岳編 双六岳編

9/27 最終日、山荘を後に今日は下山するだけ


朝食は5時から。食べ終わって玄関先へ出ると空が赤く染まってる!
慌てて鏡池へ行き、池に映る槍ヶ岳が撮れた



予報では今日の夕方から雨
4日間、結局合羽は重しになっただけで一度も降られなかった
もうこのエリアは今回で最後かも・・・と毎回思うけど、
歩いてきた尾根を振り返るとやっぱりまたここへ来たいという思いが湧き上がる

あちらこちら新築工事中の鏡平山荘
今回は新築のお部屋に泊まり、洗面所もトイレも超ピカピカになってて快適でした
もともときれいなで親切な山荘だけど今回も大満足、ありがとう~



小池新道を降りる途中、朝の光があたって輝く乗鞍岳 西穂高岳のシルエット



この夏、シシウドヶ原あたりの熊がしばらく話題になっていましたがもう居ないのかな?
そこは足早に通り過ぎ、秩父沢でひとやすみ



下りは早い、お疲れ様でしたー



この林道歩きが長くてちょっと嫌だけど、ここを歩くと終わったんだなぁ、ってちょっと寂しくなる



わさび平小屋で休憩して



林道の白い玉や



野菊を見ながら新穂高ロープウエイ駅に到着 中崎山荘のお風呂でさっぱりして4日間を終えました。


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(祖母岳にてエラそうに山名を教える私・笑 動画からの切取画像) 
雲ノ平でたまたま一緒になった女子二人と、松本駅までほぼ同じ行程で歩いて
初めて来たので、と、少しずつお話ししながらこれたの、楽しかったな~
以前なら山荘やバスの中で山の話が出来たのに、今はお喋りに制約があるから寂しいけど。

山で出会った人とのふれあいも、山旅の楽しみの一つ
またいつかどこかのお山で、と手を振り、思い出たくさん持ち帰りました。





【行程】鏡平山荘6:00⇒わさび平小屋8:45⇒新穂高ロープウエイ10:00 
新穂高BS11:55⇒平湯BS12:28/12:55⇒松本BS14:23 松本駅14:50⇒あずさ⇒新宿17:23


【黒部源流の山旅・全行程】
〔9/23・金祝〕バスタ新宿~(夜行バス)
〔9/24・土〕富山駅~(地鉄直行バス)~折立~太郎平小屋泊
〔9/25・日〕太郎平小屋~薬師沢~雲ノ平山荘泊
〔9/26・月〕雲ノ平山荘~黒部源流~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平山荘泊
〔9/27・火〕鏡平山荘~新穂高バスターミナル~平湯~新宿

よく見たら今回全部「平」と名の付く場所の縦走でした( *´艸`)


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黒部源流の山旅・双六岳編

2022-10-02 | ヤマのこと

1日目:太郎兵衛平編
2日目:雲ノ平編
3日目:前半 三俣蓮華岳編



丸山からはこの尾根最後の登り、双六岳へ
ゆるいのですが、なんだかんだ歩いてきているのでちょっと疲れが出る頃



ふと、足元に咲き残りのイワツメグサ
7月に白馬で会ったのに、まだ咲いてるなんて、励ましありがとう~



30分ほど登ればワクワクの詰まった双六岳到着
ここの山頂も気持ちが良くて、黒部五郎カール見ながら何時間でもいられそう



ここで大休止。今日は雲ノ平山荘のお弁当(10年前とは内容がだいぶ違いますね)ひとつ。
私は山行中は(夕飯以外)ご飯はほとんど喉を通らないので、もったいないからダンナの分だけ
以前はもう少し食べれたんですけどねぇ・・お稲荷さん一個もらってコーラとお菓子でお腹を満たす

でも良いんです、この景色にもう一度会えたから。


双六岳から360度






晴れた日にしか会えない、槍への滑走路 この景色が本当に大好き!
またここに立てたことで、今回の山旅は私にとって大成功認定(^^♪



振り返る双六岳
ここに来たら、これをやらずには帰れません。



ホシガラス便、槍へ向かってTakeoff!!
実は人が多くて(恥ずかしいので)タイミング待ちで、双六岳周辺に1時間近くいました・笑 



あー楽しかった♪
さて、ここからは真面目に歩かないと着かないよ~



稜線のウラシマツツジが真っ赤っか
季節の移ろいは早い、そろそろ北アルプスは冬に向かっていくんですね



ぐんぐん降りて双六小屋を通過



ここで見納めの黒部源流の山々
やっぱり名残惜しい



双六小屋からは下山じゃなくて登り多めなので心して歩きます
この日は西日がかなり暑くて日焼けがすごいことに・・・下りながらも汗かいて花見平を過ぎ



弓折岳分岐
鏡平山荘が見えるともう頭の中はコロッケでいっぱい、お腹すいた~



すっかりゆっくりし過ぎて、山荘到着は15:30
楽しみな夕飯の時間まで100円引きとなった生ビールで乾杯



夕飯は17時から
楽しみにしていた揚げたてホクホクコロッケは健在でした!
行動中、ほとんどちゃんとしたものを食べれないので、鏡平山荘の充実したご飯は本当にありがたい
このご飯で一気にフル充電完了!


それにしても10年前とメニューが変わっていないというのも驚きではありますが、
これが食べたくてここに泊まりたい私にとっては期待通りで幸せでした


4日目へ






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黒部源流の山旅・三俣蓮華岳編

2022-10-01 | ヤマのこと

1日目:太郎兵衛平編
2日目:雲ノ平編

3日目 今朝もスッキリ晴れの良い天気
今日はちょっと長い距離なので6:00出発です


爽やかな朝の空気の中、雲ノ平のキャンプ場を通り過ぎて振り返る山荘
(一晩中賑やか過ぎて殆ど眠れなかったんですけどね)



木道をてくてく歩き、前回スルーしたスイス庭園へ寄ってみましょう



わーこんな風に見えるんだ~




水晶岳の陰になってまだ日の当たらない谷を覗き、よく目を凝らしてみれば・・・あ!
そこだけ草原のような場所は高天原温泉ではないですか。
赤い屋根もみえる・・・んーーー見るとまた行きたくなるけど・・・



今回は大きな山のピークは踏まず、ゆったり尾根歩きで鏡平までの行程
まずは祖父岳方面へ進み



ピークは前回踏んだので、今回は歩いたことのない巻道を行きましょう
正面の笠ヶ岳が美しい



雲が多くなったけど、今日は天気の崩れはないと信じて進む
初日からずっと、角度を変えての姿を見せてくれる黒部五郎岳



日本庭園と書かれているのはこの辺りかしら?
チングルマの穂がいっぱいあったので、夏は気持ちの良いお花畑なのでしょう



この巻道はゆるくて良いね・笑
朝の目覚めていない身体には優しい雲上散歩



廻り込むように進むと、前方に三俣山荘が見えた
まずはあそこまで・・・ですがその前にいったん沢まで降りて登り返さないと



鷲羽岳が正面に見えたあたりから、急坂にさしかかります



眼下に見えるのは黒部源流
地図の通り、なかなか転げ落ちそうな急坂で膝にくる~~~



足場が安定したところで、降りてきた道を振り返る
ここを登ってくる人とすれ違ったけど、皆さん本当に苦しそう
もしかしたらこの巻道より祖父岳登った方が(降りるのも)歩きやすいんじゃないかしら、と思ったり。



転ばないように川まで降りてきて、ロープを手掛かりに渡渉
なるほど注意書きにあった場所、増水していたらここは渡れない~




黒部源流の標識まで来てほっと一息つく
気が付けばさっきの雲はどこかへ消え、またお日様さんさん降り注ぐ天気になっていた



10年前に見た、今まで経験した中で一番素晴らしかった紅葉の黒部源流
今回はちょっと時期が早かったので残念でした、またいつかチャンスがあるといいな。



源流からは登り返して三俣山荘へ
ここでダンナ様が「鷲羽岳ピストンする時間はあるの?」と。
「ありません」

確かにダンナ様には物足りなかっただろうなぁ、と思ったところでここで2時間は待てない。
私が高いところ嫌いじゃなければワリモ岳から来れたのに、申し訳ないと思いつつ・・・却下。



今日はジリジリの太陽が肌に痛いくらいな天気、半袖で来ればよかった・・
この暑さでは途中でバテそう、と山荘でコーラを買って(¥600)担いで登る




登り途中で振り返る鷲羽岳は本当にかっこいい!
私は眺めるだけで十分だけど、これはピーク好きな人は登りたくなるの解る



こちら今回の山旅、初めてのピークなんですが、こんなに登るんだったっけ(;'∀')



時間にしたら40分ほどだけど、キツク感じて山頂へ



富山県・長野県・岐阜県の境、三俣蓮華岳、うん、やっぱり山頂からの眺めは最高
鷲羽岳の裾野を流れる黒部の源流



さっき歩いた祖父岳の巻道、雲ノ平から薬師岳、五色ヶ原も確認でき、



黒部五郎岳はもうすっかりカールが見えるようになり、
北ノ俣岳から初日の太郎平小屋までみえた



平日でも賑やかだった山頂
360度の素晴らしい眺めを堪能し、



次の山へと向かいます。
一旦下って丸山へ、手前に笠ヶ岳、遠くに白山

気持ちの良い尾根歩きは続きます。


3日目後半へ





【行程】雲ノ平山荘6:00⇒黒部源流標8:25⇒三俣山荘9:12~9:35⇒三俣蓮華岳10:20~11:20




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